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第五章:幼き恋情

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「んじゃ、簡単な遊びを交えて始めよっか。白亜さんは、痴漢に貞操帯付けられてついて来た哀れな子。オレは、白亜さんを自分のオナホにしたいって考えてるストーカー痴漢男。つー設定だ」

 反省会と称した告白大会の翌日のこと。和也の部屋に白亜は居た。気持ちは、お互い変わらないと確かめて。和也の提案による「遊び」が始まろうとしていた。
 和也の間借りしている部屋も、内装や広さは白亜の部屋とほぼ同じ。置いてあるベッドやローテーブル、ラグマットやテレビを一人暮らしの時と同じように置き、使っていた。普段と違うものは、ローテーブルの上に置かれた淫具と、シーツの下にはベッドを覆うようにペットシートが何枚か敷いてある所だろう。

「白亜さん、さ。そんな無防備に男の部屋についてきちゃ危ねーよ」
 スッとイメージプレイの役に入り込む和也に、白亜の胸は高鳴った。
 これからどんな風に、テーブルの上の淫具を使われるのだろう?我は、和也にどんな風に扱われるのだろう?少し考えただけで、白亜の下腹は甘く疼いてくる。
 和也は部屋の入り口の引き戸を閉めて、白亜の身体を後ろから抱きしめた。前に回した手で、白亜の着物の襟をはだけさせ、指先で焦らすように、ふっくらとした乳輪に触れていく。
「和也……」
「例えば、こんな風に……ふっくらしてエッチなメス乳首を弄られたり」
 チュウウウウ。和也の唇が白亜の首筋を強く吸い上げ、赤い痕を残した。
「んんぅ……っ♡」
「外で痴漢されるより、白亜さんはもっとエロい事されるんだ。オレに、これから」
 フッと白亜の耳に吐息がかかった。白亜の肩がビクリと跳ね、その手で着物の身頃をぎゅっと握り締めた。
「はーっ♡あ……っ♡白亜の、下……苦しいんです……外して、下さい♡」
「オレがその気になったら、外してやる」
 ツンツン、クニクニクニッ。
 白亜の乳輪を撫で回していた和也の指先が、ぷくりと勃起した淡い朱色の乳首の先端を軽くつつき、側面を摘んでこねくり回す。
「……はっ♡ああぁっ♡や……っ、そこっ♡んんぅ♡弱いんで……すぅっ♡」
「これから酷い事たくさんされるかも知れねーのに、弱点自白すんのか。無防備過ぎ」
 ストーカー痴漢男と、哀れな被害者、というこの時間の為だけに作られた設定。心地よい予定調和に、和也も白亜も埋没していく。
 クニクニクニッ、ギュウウウッ!
「ああぁあぁっ♡♡♡んああっ♡そこばかり……っ、んふぅ♡」
 乳首を執拗にこねくり回され、不意に強く抓られる。その繰り返しに、白亜は膝を震わせ、僅かに身を捩らせた。後ろから和也にがっしりと抱きしめられ、ロクに身動きが取れないまま、白亜は乳首を責められていた。
「ふぁ……っ、ああああぁっ♡苦し……ですっ♡下、苦しいです……んああぁっ♡」
「白亜さん、下ってどこ?オレに見せてみ?」
 ゆるりと白亜を抱きしめていた腕を離し、和也はベッドの上に座り、腕を組んで片手で頬杖をついて、白亜を見上げた。
「ふーーーっ♡んんっ♡」
「ちゃんとオレの目の前に来て、苦しい所見せて、どこが苦しいのかはっきり言え」
 スルリ、スルリと衣擦れが静かな音を立て、白亜は着物の裾をたくし上げた。和也の前まで歩き、貞操帯で覆われている男性器を露わにした。
「わー、勃起したくても出来ねーのか。カワイソー。で、どこが苦しいんだ?」
「……白亜の、魔羅、です」
 ギュッ、ギュッ、ギュウウウウッ!
「んひいいいぃっ♡♡♡はっ♡あぁ♡」
 和也の両手が、白亜の乳首を思い切り引っ張り、抓り上げた。白亜はビクビクと身を震わせ、上半身を仰け反らせて甘ったるい悲鳴を上げた。
「やらしーメス乳首してる白亜さんに、魔羅なんて付いてねーだろ?付いてんのは、クリち×ぽだ」
「はっ♡はーーー♡あぅっ♡白亜の、クリち×ぽが……苦しい、です」
 勃起しかける度に、白亜は貞操帯に男性器を食い込ませ、苦しさから逃れたいのか腰をヘコヘコと動かしていた。
「さーて、どーしよっかな。オレは大好きな白亜さんの事、早く楽にしてやりてえんだけどよ……」
 ローテーブルの上から、和也はエナメルの首輪を手に取り、白亜の首に付けた。付ける際に、耳元に唇を寄せる。
「白亜さんが、オレのオナホになるってんなら、クリち×ぽ解放してやる。まずオナホに着物はいらねーだろ。脱いで畳んで横に置け。それから土下座して、宣言してみろ」

 ああ、神の威光も、何もかも。今の我には存在しない。一時だけ、解放される。無力な自慰行為の道具として、そこにあるモノとして、我は使われるのだ。
 白亜は、夢見ていた瞬間の訪れに、目を細め、口許にはうっすらと笑みを浮かべた。首輪以外の身に纏うもの全てを脱いでいく。
「白亜は……和也専用のオナホになります。口ま×こも、卑しいメス乳首も、役立たずのクリち×ぽも、すぐに達してしまう弱い尻穴も……白亜の全てを、オナニーの道具として、オナホとして……どうか、お好きなようにお使い下さい」
 脱いで畳んだ着物の類いを横に置き、首輪だけを身につけた状態で、白亜は和也の足元で畳に額が付く程頭を下げ、土下座をする。
「白亜さん、無様で最高に可愛い。望み通り、オナホとして使ってやる……この先、ずっと」
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