1 / 5
1不思議な雑貨店
しおりを挟む
朝の大学構内は、どこかうろんげな空気が流れている。
今年大学に入学し、一か月以上が過ぎた五月の半ば。
私は欠伸をしながら講義室へと入っていった。
広い講義室にはすでに多くの学生たちが椅子に腰かけて雑談をしていた。
私はそんな学生たちを横目にしつつ講義室の中央の端に腰かけて、スマホを手にした。
見ているのは求人情報。
この間、アルバイトをやめた。
よくあるファミレスのチェーン店で初めてのバイトをしたものの、忙しいし仕事は覚えられないし、私には合わないとさくっとやめて一週間以上が過ぎていた。
ひとり暮らしを維持するにはバイトをしないとまずいんだけど、何をしたらいいのかわからなくなっていた。
求人サイトを見てはため息しか出ない。
どうしよう……バイト……
「おはよー美羽!」
頭上から明るい声がかかり、私は顔を上げる。
明るい茶色に染められた短い髪。一重の美人な女性……谷口ほのかだ。
彼女は大学に入って初めてできた友達だった。
「おはよー」
朝から元気だな、と思いつつ、私は彼女に手を振る。
「ねえねえ、知ってる? アーケードの商店街にある『アルテミス雑貨店』の話!」
テンション高めに言いながら、彼女は私の隣に腰かけた。
アルテミス雑貨店は私も知っている。
商店街の入り口にありかっこいい店員がいると有名だ。
特にそこの店長は滅多に姿を現さないらしく、見られたら幸せになれる、という噂まである。
「色々聞くけど何の話?」
「この間、たまたま行ったら店長さんが店頭に立ってたの! もう、今年の運、使い果たしたって感じ」
それは言いすぎじゃないかな、って思うけどほのかは嬉しそうだ。
私はスマホをテーブルの上に置き、
「そうなんだ」
と、適当に相槌を打つ。
正直その雑貨店には近づいたことがなく、興味もあまりないんだけど私のそんな様子は気にならないみたいでほのかは言葉を続けた。
「それでね、今バイト募集してるんだって」
バイト募集……?
そうなると話は別だ。
私は目を見開いてほのかの方を見た。
「ほら、美羽バイト、やめたんでしょ? だからどうかなって思って」
「……でも、あそこバイトに応募する人多くないのかな?」
店員の顔がいいで有名な店だし、店長のうわさもあるから、バイトの募集なんてした日には応募者殺到じゃないかな。
するとほのかは頬杖ついて苦笑いする。
「店員さんに聞いたら、店長さんがなかなか合格出さなくって決まんないんだって。ちょっと困ってたから美羽、どうかなって思って」
「ちょっと待ってよ。なんで私にどうかって話になるの?」
私は至って普通の大学生だ。
応募者殺到しているにもかかわらず決まらないって私が合格するわけないじゃないか。
私の疑問にほのかはにやにや笑って言った。
「なんか、天然な人がいいのかなーって店員さんが言ってたから、美羽にぴったりだと思ったの」
それはつまり私が天然ボケだと言う事ですか?
そんな事実はない、と否定したいものの、チャイムが鳴り響いて教授が入ってくるのが見えて、私は何も言い返せなかった。
その雑貨店は、少しさびれたアーケードの商店街の入り口にある。
駅から大学に行く途中にある為、私はいつもその店の前を通り掛かるんだけど、寄ったことはなかった。
店員の噂は知っていたけれど興味はなかったから窓越しに覗き込むこともしたことがない。
早くバイトを決めたい私は、大学の帰り道、初めてその雑貨屋の前で足を止めた。
大きなショーウィンドウに、猫の雑貨や梟の雑貨が飾られている。
猫の雑貨には見覚えがある。
確かケットシーと言う猫の妖精をモチーフにしたキャラクターで人気があるものだ。
そのショーウィンドウには確かにアルバイト募集の張り紙があった。
時給は悪くない。
この辺りならむしろ高いレベルだ。
水曜定休。週三日以上、土日どちらか勤務できる方、とある。
条件的には悪くないけどそれでも決まらないってよほど何かあるんだろうな……
ほのかにすすめられたけど、どうしようかな……
でも迷ってもいられないんだよな。とりあえず今日は様子見をしよう。
そう思い、私は意を決して店の中に入った。
扉を開けると、カラン……と鐘が鳴る。
室内には店には不似合いな激し目な音楽が流れていた。
……誰の趣味だこれ。
「いらっしゃいませ」
優しげな青年の声が響き、私は店の奥へと目を向けた。
明るい茶色のさらさらの髪、眼鏡をかけた綺麗な顔の青年が、こちらを見て微笑んでいる。
これは誰が見てもかっこいい、っていうだろな。
まるでアイドルみたいな見た目だ。
「甲斐さーん! これください!」
という、女性客の甘えた声が聞こえてくる。
うん、わかる。そう言う声で言いたくなるよね。だって、店員さん、かっこいいもん。
私は店内を見回しながら歩いた。
店内は結構広くて、色んな商品が所狭しと並んでいる。
ケットシーの雑貨の他、ちょっと怪しい雰囲気の道具が売られてる。
水晶玉に護符っぽいものや、ポップに黒魔術がどうのって書かれている商品まである。
……変な店だな。
淡いオレンジ色の照明が余計に怪しさを醸し出しているかも。
店内には数人の女性客の姿があった。
皆商品が目当て、というよりも店員さんが目当てっぽくてレジが長い。
「甲斐さん、まだバイト決まらないんですか?」
なんていう声が聞こえてくる。
「あはは……そうなんですよねえ。店長がなかなか合格出さなくて」
「あー、笠置さん、最近見かけないですけど元気ですか?」
店長の名前、笠置さん、ていうのか。
見たら幸せになると言う噂の店長は、本当に姿を現さないんだ。
「とりあえず元気ですよ。ちょっと最近来客が多くて」
来客が多い雑貨店。
なんか童話みたいだな。
そう思いつつ、私は店内を周った。
女性客は多い、けれどそこまで忙しそうじゃない。
閉店は十九時だし、それから帰っても大して遅くならないし、水曜日は絶対に休み。
店員さんはかっこよくて優しそうで悪くなさそう。
……受けてみる?
いつでも面接受けられるようにと履歴書はバッグに入ってる。
私は店内の様子を伺いつつ、店員さんに話しかけるタイミングを計った。
今年大学に入学し、一か月以上が過ぎた五月の半ば。
私は欠伸をしながら講義室へと入っていった。
広い講義室にはすでに多くの学生たちが椅子に腰かけて雑談をしていた。
私はそんな学生たちを横目にしつつ講義室の中央の端に腰かけて、スマホを手にした。
見ているのは求人情報。
この間、アルバイトをやめた。
よくあるファミレスのチェーン店で初めてのバイトをしたものの、忙しいし仕事は覚えられないし、私には合わないとさくっとやめて一週間以上が過ぎていた。
ひとり暮らしを維持するにはバイトをしないとまずいんだけど、何をしたらいいのかわからなくなっていた。
求人サイトを見てはため息しか出ない。
どうしよう……バイト……
「おはよー美羽!」
頭上から明るい声がかかり、私は顔を上げる。
明るい茶色に染められた短い髪。一重の美人な女性……谷口ほのかだ。
彼女は大学に入って初めてできた友達だった。
「おはよー」
朝から元気だな、と思いつつ、私は彼女に手を振る。
「ねえねえ、知ってる? アーケードの商店街にある『アルテミス雑貨店』の話!」
テンション高めに言いながら、彼女は私の隣に腰かけた。
アルテミス雑貨店は私も知っている。
商店街の入り口にありかっこいい店員がいると有名だ。
特にそこの店長は滅多に姿を現さないらしく、見られたら幸せになれる、という噂まである。
「色々聞くけど何の話?」
「この間、たまたま行ったら店長さんが店頭に立ってたの! もう、今年の運、使い果たしたって感じ」
それは言いすぎじゃないかな、って思うけどほのかは嬉しそうだ。
私はスマホをテーブルの上に置き、
「そうなんだ」
と、適当に相槌を打つ。
正直その雑貨店には近づいたことがなく、興味もあまりないんだけど私のそんな様子は気にならないみたいでほのかは言葉を続けた。
「それでね、今バイト募集してるんだって」
バイト募集……?
そうなると話は別だ。
私は目を見開いてほのかの方を見た。
「ほら、美羽バイト、やめたんでしょ? だからどうかなって思って」
「……でも、あそこバイトに応募する人多くないのかな?」
店員の顔がいいで有名な店だし、店長のうわさもあるから、バイトの募集なんてした日には応募者殺到じゃないかな。
するとほのかは頬杖ついて苦笑いする。
「店員さんに聞いたら、店長さんがなかなか合格出さなくって決まんないんだって。ちょっと困ってたから美羽、どうかなって思って」
「ちょっと待ってよ。なんで私にどうかって話になるの?」
私は至って普通の大学生だ。
応募者殺到しているにもかかわらず決まらないって私が合格するわけないじゃないか。
私の疑問にほのかはにやにや笑って言った。
「なんか、天然な人がいいのかなーって店員さんが言ってたから、美羽にぴったりだと思ったの」
それはつまり私が天然ボケだと言う事ですか?
そんな事実はない、と否定したいものの、チャイムが鳴り響いて教授が入ってくるのが見えて、私は何も言い返せなかった。
その雑貨店は、少しさびれたアーケードの商店街の入り口にある。
駅から大学に行く途中にある為、私はいつもその店の前を通り掛かるんだけど、寄ったことはなかった。
店員の噂は知っていたけれど興味はなかったから窓越しに覗き込むこともしたことがない。
早くバイトを決めたい私は、大学の帰り道、初めてその雑貨屋の前で足を止めた。
大きなショーウィンドウに、猫の雑貨や梟の雑貨が飾られている。
猫の雑貨には見覚えがある。
確かケットシーと言う猫の妖精をモチーフにしたキャラクターで人気があるものだ。
そのショーウィンドウには確かにアルバイト募集の張り紙があった。
時給は悪くない。
この辺りならむしろ高いレベルだ。
水曜定休。週三日以上、土日どちらか勤務できる方、とある。
条件的には悪くないけどそれでも決まらないってよほど何かあるんだろうな……
ほのかにすすめられたけど、どうしようかな……
でも迷ってもいられないんだよな。とりあえず今日は様子見をしよう。
そう思い、私は意を決して店の中に入った。
扉を開けると、カラン……と鐘が鳴る。
室内には店には不似合いな激し目な音楽が流れていた。
……誰の趣味だこれ。
「いらっしゃいませ」
優しげな青年の声が響き、私は店の奥へと目を向けた。
明るい茶色のさらさらの髪、眼鏡をかけた綺麗な顔の青年が、こちらを見て微笑んでいる。
これは誰が見てもかっこいい、っていうだろな。
まるでアイドルみたいな見た目だ。
「甲斐さーん! これください!」
という、女性客の甘えた声が聞こえてくる。
うん、わかる。そう言う声で言いたくなるよね。だって、店員さん、かっこいいもん。
私は店内を見回しながら歩いた。
店内は結構広くて、色んな商品が所狭しと並んでいる。
ケットシーの雑貨の他、ちょっと怪しい雰囲気の道具が売られてる。
水晶玉に護符っぽいものや、ポップに黒魔術がどうのって書かれている商品まである。
……変な店だな。
淡いオレンジ色の照明が余計に怪しさを醸し出しているかも。
店内には数人の女性客の姿があった。
皆商品が目当て、というよりも店員さんが目当てっぽくてレジが長い。
「甲斐さん、まだバイト決まらないんですか?」
なんていう声が聞こえてくる。
「あはは……そうなんですよねえ。店長がなかなか合格出さなくて」
「あー、笠置さん、最近見かけないですけど元気ですか?」
店長の名前、笠置さん、ていうのか。
見たら幸せになると言う噂の店長は、本当に姿を現さないんだ。
「とりあえず元気ですよ。ちょっと最近来客が多くて」
来客が多い雑貨店。
なんか童話みたいだな。
そう思いつつ、私は店内を周った。
女性客は多い、けれどそこまで忙しそうじゃない。
閉店は十九時だし、それから帰っても大して遅くならないし、水曜日は絶対に休み。
店員さんはかっこよくて優しそうで悪くなさそう。
……受けてみる?
いつでも面接受けられるようにと履歴書はバッグに入ってる。
私は店内の様子を伺いつつ、店員さんに話しかけるタイミングを計った。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
後宮の偽花妃 国を追われた巫女見習いは宦官になる
gari@七柚カリン
キャラ文芸
旧題:国を追われた巫女見習いは、隣国の後宮で二重に花開く
☆4月上旬に書籍発売です。たくさんの応援をありがとうございました!☆ 植物を慈しむ巫女見習いの凛月には、二つの秘密がある。それは、『植物の心がわかること』『見目が変化すること』。
そんな凛月は、次期巫女を侮辱した罪を着せられ国外追放されてしまう。
心機一転、紹介状を手に向かったのは隣国の都。そこで偶然知り合ったのは、高官の峰風だった。
峰風の取次ぎで紹介先の人物との対面を果たすが、提案されたのは後宮内での二つの仕事。ある時は引きこもり後宮妃(欣怡)として巫女の務めを果たし、またある時は、少年宦官(子墨)として庭園管理の仕事をする、忙しくも楽しい二重生活が始まった。
仕事中に秘密の能力を活かし活躍したことで、子墨は女嫌いの峰風の助手に抜擢される。女であること・巫女であることを隠しつつ助手の仕事に邁進するが、これがきっかけとなり、宮廷内の様々な騒動に巻き込まれていく。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる