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21 奥まで
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アルファの匂いがわからなくても、千早が纏う匂いはわかる。
千早のベッドの上で俺は彼の枕に顔を埋め、うつ伏せになり尻だけを高く上げていた。
枕から千早の匂いがする。
この匂いって、たぶんシャンプーとかの匂いだよな。だからきっと、千早たちが言う匂いとは違うんだろう。
千早の匂いを感じながら俺は、千早のモノを後ろから受け入れていた。
この間よりも深く入られ、俺は大きく息を繰り返した。
「琳太郎、大丈夫か?」
俺をいたわるように、千早は少しずつ奥へと入ってきている。
大丈夫かと言われればそこまで大丈夫ではないが、最初よりもだいぶ拡がった俺の後孔は、より深いところまで千早を受け入れられるようになっていた。
俺が黙って頷くと、千早はさらに深く入りこんでくる。
奥にある閉じた場所をこじ開けるかのように亀頭が入り込み、そして、俺は大きく喘いだ。
「あーーーー!!」
なんだよ、これ……
今までとは全然違う。
ガクガクと腰が震え、空いたままの口から唾液が漏れ出てくる。
「ほら、入った」
嬉しそうに言い、千早は徐々に腰を揺らし始めた。
「あ、あ、そこ、や、ばい、やば……」
奥を責められるたびに快楽が全身を駆け巡り、口なんて閉じられなくなってしまう。
やばい、と繰り返し叫び、俺はぎゅうっと手を握り喘ぎ続けた。
「ほら、ここ責められるのいいだろ? 開発した甲斐があったな」
「う、あ、あ……ちは、や、変に、なる……」
奥を刺激されるたびに視界が滲み、声が揺れる。
いったいどこに挿れられているんだ?
これはやばい、やばすぎる。
「れちゃう、れちゃう、よぉ」
ろれつまで回らなくなってきてしまい、俺はびくびくと身体を震わせ、精液を吐きだした。
それでも千早の動きは止まらず、満足げに呟く。
「奥、すごいな……ぜんぶ持っていかれそうだ」
「ひ、あ……あぁ……」
涙に視界が歪み、ペニスからはだらだらと精液が垂れ続けている。
「い、あ、あ、あ」
「中に、出すぞ琳」
出す。
の、意味を理解する間もなく、中で千早のペニスが大きく膨らむのを感じた。
腹の奥が熱い。
ずるり、と中から引き抜かれると、穴からだらり、と何かが漏れ出るのがわかる。
そこでやっと理解する。
今まで千早は、いつもゴムをしていたはずだ。
なのに今日はしていなかった、ということだろう。
楔を失った俺は、そのままその場に倒れこんでしまう。
中を綺麗にしないと、と思うけれど、身体が重く、動かない。
「琳太郎」
俺の名前を呼びながら千早は背中から覆いかぶさると、俺のうなじに口づけそして、そこをがぶり、と噛んだ。
そしてそこをぺろぺろと舐めた後、耳元で囁く。
「絶対に、離さない」
その言葉の裏にある怖いほどの執着に、俺の心は大きく揺れた。
翌朝。
目が覚めると隣には千早がいた。
彼は目を閉じ、寝息を立てている。
あれ、俺の方が早く目覚めるなんて意外だ。
今、何時だ?
そう思い、ベッドボードの棚に手を伸ばしてスマホを掴む。
電源ボタンを押して時間を確認すると、六時十分だった。やばい、俺、普段よりも早く起きた。
ついでにメッセージが来ていることに気が付き、誰からだろうと思いロックを解除する。
画面に表示された名前を見て、驚き俺は、隣に眠る千早の方を見た。
よかった。まだ寝てる。
この状況で瀬名さんからメッセージがくるとか、心臓に悪すぎる。
着信時刻を確認すると、昨日の二十二時をすぎに来ていたようだ。
そういえば俺、ここに来てから全然スマホ、見なかったな……
風呂連れ込まれて、綺麗にされて……そのままベッドで……
昨日のことを思い出し、俺は顔が真っ赤になるのを感じた。
昨日のアレはやばかったな……まさか今日もヤるのかな。
そう思うと、腹の奥がじん、と疼きだす。
やばい。朝から何考えてんだ俺。
俺はスマホを開いたついでにメッセージを確認しようとアプリを開いた。
『お疲れー! 今日は残念だよー。また今度、時間合せてご飯行こうね♡』
などと書かれている。
なんでハートマークなんて使ってくるんだ、あの人。
まあ、そういうキャラ、といえばキャラか。
瀬名さん、なんか軽いもんな。
アプリを開いた以上、何も返さないわけにもいかず、俺は隣の千早の様子を気にしながら当たり障りのないことを入力して送り返した。
『お疲れ様です、遅くなってすみません。また行けるときに行きましょうね』
それだけ返し、俺はスマホを閉じる。
とりあえず、瀬名さんの事は千早にばれないようにしないと。
じゃないと俺、本気でここに閉じ込められる気がする。
おかしい、俺は一般人(ベータ)なはずなのに、なんでアルファのふたりに振り回されてるんだ?
いいや違う。正確には、宮田も含めて三人か。
俺、普通なはずなのになんでこんなことになるんだ?
今の状況は、俺の思い描いていた大学生活とはかけ離れすぎている。
これ以上、何も起きなきゃいいけど。
俺はスマホを元の場所に戻し、あくびをして顔まで毛布をかぶった。
千早のベッドの上で俺は彼の枕に顔を埋め、うつ伏せになり尻だけを高く上げていた。
枕から千早の匂いがする。
この匂いって、たぶんシャンプーとかの匂いだよな。だからきっと、千早たちが言う匂いとは違うんだろう。
千早の匂いを感じながら俺は、千早のモノを後ろから受け入れていた。
この間よりも深く入られ、俺は大きく息を繰り返した。
「琳太郎、大丈夫か?」
俺をいたわるように、千早は少しずつ奥へと入ってきている。
大丈夫かと言われればそこまで大丈夫ではないが、最初よりもだいぶ拡がった俺の後孔は、より深いところまで千早を受け入れられるようになっていた。
俺が黙って頷くと、千早はさらに深く入りこんでくる。
奥にある閉じた場所をこじ開けるかのように亀頭が入り込み、そして、俺は大きく喘いだ。
「あーーーー!!」
なんだよ、これ……
今までとは全然違う。
ガクガクと腰が震え、空いたままの口から唾液が漏れ出てくる。
「ほら、入った」
嬉しそうに言い、千早は徐々に腰を揺らし始めた。
「あ、あ、そこ、や、ばい、やば……」
奥を責められるたびに快楽が全身を駆け巡り、口なんて閉じられなくなってしまう。
やばい、と繰り返し叫び、俺はぎゅうっと手を握り喘ぎ続けた。
「ほら、ここ責められるのいいだろ? 開発した甲斐があったな」
「う、あ、あ……ちは、や、変に、なる……」
奥を刺激されるたびに視界が滲み、声が揺れる。
いったいどこに挿れられているんだ?
これはやばい、やばすぎる。
「れちゃう、れちゃう、よぉ」
ろれつまで回らなくなってきてしまい、俺はびくびくと身体を震わせ、精液を吐きだした。
それでも千早の動きは止まらず、満足げに呟く。
「奥、すごいな……ぜんぶ持っていかれそうだ」
「ひ、あ……あぁ……」
涙に視界が歪み、ペニスからはだらだらと精液が垂れ続けている。
「い、あ、あ、あ」
「中に、出すぞ琳」
出す。
の、意味を理解する間もなく、中で千早のペニスが大きく膨らむのを感じた。
腹の奥が熱い。
ずるり、と中から引き抜かれると、穴からだらり、と何かが漏れ出るのがわかる。
そこでやっと理解する。
今まで千早は、いつもゴムをしていたはずだ。
なのに今日はしていなかった、ということだろう。
楔を失った俺は、そのままその場に倒れこんでしまう。
中を綺麗にしないと、と思うけれど、身体が重く、動かない。
「琳太郎」
俺の名前を呼びながら千早は背中から覆いかぶさると、俺のうなじに口づけそして、そこをがぶり、と噛んだ。
そしてそこをぺろぺろと舐めた後、耳元で囁く。
「絶対に、離さない」
その言葉の裏にある怖いほどの執着に、俺の心は大きく揺れた。
翌朝。
目が覚めると隣には千早がいた。
彼は目を閉じ、寝息を立てている。
あれ、俺の方が早く目覚めるなんて意外だ。
今、何時だ?
そう思い、ベッドボードの棚に手を伸ばしてスマホを掴む。
電源ボタンを押して時間を確認すると、六時十分だった。やばい、俺、普段よりも早く起きた。
ついでにメッセージが来ていることに気が付き、誰からだろうと思いロックを解除する。
画面に表示された名前を見て、驚き俺は、隣に眠る千早の方を見た。
よかった。まだ寝てる。
この状況で瀬名さんからメッセージがくるとか、心臓に悪すぎる。
着信時刻を確認すると、昨日の二十二時をすぎに来ていたようだ。
そういえば俺、ここに来てから全然スマホ、見なかったな……
風呂連れ込まれて、綺麗にされて……そのままベッドで……
昨日のことを思い出し、俺は顔が真っ赤になるのを感じた。
昨日のアレはやばかったな……まさか今日もヤるのかな。
そう思うと、腹の奥がじん、と疼きだす。
やばい。朝から何考えてんだ俺。
俺はスマホを開いたついでにメッセージを確認しようとアプリを開いた。
『お疲れー! 今日は残念だよー。また今度、時間合せてご飯行こうね♡』
などと書かれている。
なんでハートマークなんて使ってくるんだ、あの人。
まあ、そういうキャラ、といえばキャラか。
瀬名さん、なんか軽いもんな。
アプリを開いた以上、何も返さないわけにもいかず、俺は隣の千早の様子を気にしながら当たり障りのないことを入力して送り返した。
『お疲れ様です、遅くなってすみません。また行けるときに行きましょうね』
それだけ返し、俺はスマホを閉じる。
とりあえず、瀬名さんの事は千早にばれないようにしないと。
じゃないと俺、本気でここに閉じ込められる気がする。
おかしい、俺は一般人(ベータ)なはずなのに、なんでアルファのふたりに振り回されてるんだ?
いいや違う。正確には、宮田も含めて三人か。
俺、普通なはずなのになんでこんなことになるんだ?
今の状況は、俺の思い描いていた大学生活とはかけ離れすぎている。
これ以上、何も起きなきゃいいけど。
俺はスマホを元の場所に戻し、あくびをして顔まで毛布をかぶった。
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