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秋星視点の小話
秋星視点小話1〜5
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1 みつけた
六月の頭。
週末ということもあり居酒屋はそこそこ混み合っていた。
大学の友人と飲みに行こう、という話になり久しぶりに居酒屋に来た。
最近こういった場所には縁が遠かった。
僕は大学進学と共にSubと別れ、その後出会いはあったものの相性が良くなく、Domとして満たされない欲求を抱えていた。
どこかにいないだろうか。
躾けて支配したくなるようなSubは。
他愛のない話をしつつ酒を飲んでいると、隣の席にいる青年に目が止まった。
多分、合コンをしてるらしい大学生と思しき集団。
その中にひとり、背が高く目つきの悪い青年がいた。
合コンなのに楽しそうな様子がなく、どちらかというとつまらなそうだ。
――あれはSubだ。
DomとSubは数が少なく、互いに惹かれ合う。
――ああ、見つけた。
あれは僕の獲物だ。
「……でさ秋星は夏休みなんか予定ある?」
ふいに友人からそう問われ、僕は少し考えるフリをして言った。
「ちょっと今年はしたいことあるから、夏休みどこか行くのは無理かも」
夏休みに旅行に行かないか、という話をしていたのだが今僕はそれどころじゃない。
彼を捕まえなければ。
「何だよしたいことって」
「ちょっとね。だから旅行は無理そうかな」
そう笑って言い、僕は酒を飲み干す。
見ていると、彼が席を立つ。
追いかけなければ。
「僕、先に帰るよ」
友人の不満気な声を無視して、僕は自分の分のお金を預け、彼を追いかける。
トイレじゃないだろうと思ったけど案の定彼は外に出た。
そして駅前にある喫煙所に入っていく。
――見つけた。
僕は大きく息を吸い、喫煙所へと向かった。
2 自覚のない相手
神代漣、と名乗った彼はどうやらSubの自覚がないらしい。
そのことに僕は戸惑った。
高校から毎年検査が義務付けられているし、大学でも健康診断でチェックされているはずだ。
僕も高校のときの検査でDomだと判明した。
彼がSubなのは間違いないだろう。
Domの僕がそう感じているのだから間違いない。
けれど、本人の自覚がない状態でパートナーになれるんだろうか?
そもそも自覚もないのにそんな申し出をして受け入れる?
そんな訳ないだろう。
ならどうしたらいい?
「渇いてて……でもどうしたらいいかわかんなくって……」
そう告げた彼は本当に苦しそうだった。
たぶん、Subとして目覚めかけてるものの、その欲求が満たされないから辛いのだろう。
SubもDomもその欲求が満たされないと心を病み、うつ病などを発症する場合があるらしいし、身体に変調をきたす場合もあるという。
さてどうしよう。
いきなりSubだと言ったところで混乱するだけだろうし。
「ねえ、僕ならその渇き、満たせると思うけど?」
明らかに彼は僕の言葉に、声に反応している。
それならば彼の中にあるSubとしての欲求を満たせるだろう。
漣君はうっとりとした顔で僕を見つめてくるから、僕は彼を支配したくて仕方なかった。
でも、急に求めたらきっと傷つけるだろうし、怯えさせてしまうかもしれない。
だから少しずつ慣らさないと。
でも……逃がさないように捕まえておかなければ。
3 3話あたりの秋星サイド
「お座り」
そう告げると、漣君は言われた通り床に座り込んだ。
あぁ、コマンドが通じる。
うっとりとした顔で僕の命令を待つ彼に、僕は次のコマンドを告げる。
「次は『服を脱いで』」
ノーマルであれば、同性とはいえよく知りもしない相手の前で服を脱ぐなんてしないだろう。
これは賭けだ。
どこまで彼にコマンドが通じるかと言う。
漣君は一瞬戸惑いの顔を見せたけれど、すぐに手を動かし服を脱いでいく。
あぁ、彼は間違いなくSubだ。
そう思うと僕の心は悦びで満たされる。
見つけた。僕のSubを。
僕は息を飲み、漣君が全裸になっていく様子を見つめた。
彼は服を脱ぐと床に座り込み俯いてしまう。
恥ずかしさがあるんだろうな。
当たり前か。
「漣君、『僕を見て』」
そう声をかけると彼はうっとりとした顔をして僕を見上げてくる。
もうこんな顔をしてくるのだから、だいぶSubとして目覚めているんだろう。
だけど本人の自覚はない。
彼の頭を撫でて、言う通りに出来たことを褒めると、漣君は嬉しそうな顔をして僕を見つめてくる。
もっとこの顔を見たい。
もっと支配したい。
僕の中でDomとしても欲望が膨らんでくる。
でも少しずつことをすすめなければ。
壊さないように。
壊れないように。
僕の大事な、『半身』なのだから。
4 どんな調教をしていこうか
SubとDomはその割合がとても少ない。
だから出会うにはアプリやサイトを頼るしかない。
身近でSubと出会えたのは幸運と言えるけれど、まさか自覚のないSubだなんて。
目の前で僕の言葉通りにオナニーをして見せた漣君の顔が、脳裏から離れない。
彼は間違いなくSubだ。コマンドが通じたしそう僕が思うのだから間違いないだろう。
けれど漣君はSubである、と言うのを受け入れきれないらしい。
それはそうか。
ノーマルだと思って生きてきただろうし、そもそもSubについても知識がないだろう。
Subとしても自分と、ノーマルでいたい自分の間に揺れ動いている姿も僕を煽り立てる。
まだはっきりとした「色」のない彼を、自分の手で染めたい。
家に泊めて、一日彼を調教したいけれどなかなか時間が合わない。
まあ僕も彼もバイトがあるから仕方ないけれど。
六月十八日日曜日。
漣君と会うのは今日で三回目だ。
今日は何をしようか。
もう少し先に進めようか。まだ早い?
見極めてやらないと。
漣君のバイト先の量販店の従業員出入り口のそばで、彼が出てくるのを待つ。
時刻は三時十分。
出てきた漣君の様子がおかしいとすぐに気が付く。
彼は僕の顔を見るなり気まずそうな顔になる。
漣君は嘘をついたりできないだろうな。
「あ……えーとお待たせしました」
声が少し上ずっている。
何があったのだろうか。
僕は彼の腕を掴み、微笑みかける。
「ねえ漣君、うちに帰ったら詳しい話、聞きたいな」
言いながら僕は、今日彼にどんな調教をしようかと考えた。
5 夏休みの予定について
夏休みの予定。
できれば漣君をうちに住まわせてじっくり調教したいと思っているんだけど。
大学構内にあるチェーンのカフェで向かい合って座り、僕は漣君を見つめる。
彼が話した夏休みの予定はなかなかいろいろと詰まっていて、一番僕の心を揺り動かしたのは、バイト先の人と出掛ける、と言う話だった。
バイト先の人の家に泊まった話を聞いて、がらにもなく嫉妬して、まだそんなつもりもなかったのに、思わず最後までしてしまった。
自分の中に嫉妬心があったのかと正直驚いたけれど、また僕の中にふつふつとした黒い感情が渦巻き始めている。
なぜだろう。
彼の友達には何の感情も抱かないのに、バイト先の人の話は僕の心をかき乱す。
計画はそのまま実行すべきか。
漣君はSubとしての自覚がまだないから迷っていたけれど、そんな悠長なこと、言っていられないかもしれない。
「夏休みの間、うちにこない?」
僕が告げると、漣君は戸惑いと喜びの顔をする。
そう、この顔が僕の本能を刺激するんだ。
ただ喜び、尻尾を振るわけではなく、必ず彼は戸惑いや恐怖を見せてくる。
それが悦びの顔だけになった時僕の心は満たされる。
歪んでいると自分でも思うけれど、自分色に染められる悦びを、僕は知ってしまったらしい。
彼は少しずつSubとして、僕と言うDomの色に染められている。
まだ時間はかかるだろうけれど、染まりきったらどんな姿を見せてくれるだろうか?
それが楽しみで仕方ない。
夏休みに一気に進めていきたい。
彼への調教を。
六月の頭。
週末ということもあり居酒屋はそこそこ混み合っていた。
大学の友人と飲みに行こう、という話になり久しぶりに居酒屋に来た。
最近こういった場所には縁が遠かった。
僕は大学進学と共にSubと別れ、その後出会いはあったものの相性が良くなく、Domとして満たされない欲求を抱えていた。
どこかにいないだろうか。
躾けて支配したくなるようなSubは。
他愛のない話をしつつ酒を飲んでいると、隣の席にいる青年に目が止まった。
多分、合コンをしてるらしい大学生と思しき集団。
その中にひとり、背が高く目つきの悪い青年がいた。
合コンなのに楽しそうな様子がなく、どちらかというとつまらなそうだ。
――あれはSubだ。
DomとSubは数が少なく、互いに惹かれ合う。
――ああ、見つけた。
あれは僕の獲物だ。
「……でさ秋星は夏休みなんか予定ある?」
ふいに友人からそう問われ、僕は少し考えるフリをして言った。
「ちょっと今年はしたいことあるから、夏休みどこか行くのは無理かも」
夏休みに旅行に行かないか、という話をしていたのだが今僕はそれどころじゃない。
彼を捕まえなければ。
「何だよしたいことって」
「ちょっとね。だから旅行は無理そうかな」
そう笑って言い、僕は酒を飲み干す。
見ていると、彼が席を立つ。
追いかけなければ。
「僕、先に帰るよ」
友人の不満気な声を無視して、僕は自分の分のお金を預け、彼を追いかける。
トイレじゃないだろうと思ったけど案の定彼は外に出た。
そして駅前にある喫煙所に入っていく。
――見つけた。
僕は大きく息を吸い、喫煙所へと向かった。
2 自覚のない相手
神代漣、と名乗った彼はどうやらSubの自覚がないらしい。
そのことに僕は戸惑った。
高校から毎年検査が義務付けられているし、大学でも健康診断でチェックされているはずだ。
僕も高校のときの検査でDomだと判明した。
彼がSubなのは間違いないだろう。
Domの僕がそう感じているのだから間違いない。
けれど、本人の自覚がない状態でパートナーになれるんだろうか?
そもそも自覚もないのにそんな申し出をして受け入れる?
そんな訳ないだろう。
ならどうしたらいい?
「渇いてて……でもどうしたらいいかわかんなくって……」
そう告げた彼は本当に苦しそうだった。
たぶん、Subとして目覚めかけてるものの、その欲求が満たされないから辛いのだろう。
SubもDomもその欲求が満たされないと心を病み、うつ病などを発症する場合があるらしいし、身体に変調をきたす場合もあるという。
さてどうしよう。
いきなりSubだと言ったところで混乱するだけだろうし。
「ねえ、僕ならその渇き、満たせると思うけど?」
明らかに彼は僕の言葉に、声に反応している。
それならば彼の中にあるSubとしての欲求を満たせるだろう。
漣君はうっとりとした顔で僕を見つめてくるから、僕は彼を支配したくて仕方なかった。
でも、急に求めたらきっと傷つけるだろうし、怯えさせてしまうかもしれない。
だから少しずつ慣らさないと。
でも……逃がさないように捕まえておかなければ。
3 3話あたりの秋星サイド
「お座り」
そう告げると、漣君は言われた通り床に座り込んだ。
あぁ、コマンドが通じる。
うっとりとした顔で僕の命令を待つ彼に、僕は次のコマンドを告げる。
「次は『服を脱いで』」
ノーマルであれば、同性とはいえよく知りもしない相手の前で服を脱ぐなんてしないだろう。
これは賭けだ。
どこまで彼にコマンドが通じるかと言う。
漣君は一瞬戸惑いの顔を見せたけれど、すぐに手を動かし服を脱いでいく。
あぁ、彼は間違いなくSubだ。
そう思うと僕の心は悦びで満たされる。
見つけた。僕のSubを。
僕は息を飲み、漣君が全裸になっていく様子を見つめた。
彼は服を脱ぐと床に座り込み俯いてしまう。
恥ずかしさがあるんだろうな。
当たり前か。
「漣君、『僕を見て』」
そう声をかけると彼はうっとりとした顔をして僕を見上げてくる。
もうこんな顔をしてくるのだから、だいぶSubとして目覚めているんだろう。
だけど本人の自覚はない。
彼の頭を撫でて、言う通りに出来たことを褒めると、漣君は嬉しそうな顔をして僕を見つめてくる。
もっとこの顔を見たい。
もっと支配したい。
僕の中でDomとしても欲望が膨らんでくる。
でも少しずつことをすすめなければ。
壊さないように。
壊れないように。
僕の大事な、『半身』なのだから。
4 どんな調教をしていこうか
SubとDomはその割合がとても少ない。
だから出会うにはアプリやサイトを頼るしかない。
身近でSubと出会えたのは幸運と言えるけれど、まさか自覚のないSubだなんて。
目の前で僕の言葉通りにオナニーをして見せた漣君の顔が、脳裏から離れない。
彼は間違いなくSubだ。コマンドが通じたしそう僕が思うのだから間違いないだろう。
けれど漣君はSubである、と言うのを受け入れきれないらしい。
それはそうか。
ノーマルだと思って生きてきただろうし、そもそもSubについても知識がないだろう。
Subとしても自分と、ノーマルでいたい自分の間に揺れ動いている姿も僕を煽り立てる。
まだはっきりとした「色」のない彼を、自分の手で染めたい。
家に泊めて、一日彼を調教したいけれどなかなか時間が合わない。
まあ僕も彼もバイトがあるから仕方ないけれど。
六月十八日日曜日。
漣君と会うのは今日で三回目だ。
今日は何をしようか。
もう少し先に進めようか。まだ早い?
見極めてやらないと。
漣君のバイト先の量販店の従業員出入り口のそばで、彼が出てくるのを待つ。
時刻は三時十分。
出てきた漣君の様子がおかしいとすぐに気が付く。
彼は僕の顔を見るなり気まずそうな顔になる。
漣君は嘘をついたりできないだろうな。
「あ……えーとお待たせしました」
声が少し上ずっている。
何があったのだろうか。
僕は彼の腕を掴み、微笑みかける。
「ねえ漣君、うちに帰ったら詳しい話、聞きたいな」
言いながら僕は、今日彼にどんな調教をしようかと考えた。
5 夏休みの予定について
夏休みの予定。
できれば漣君をうちに住まわせてじっくり調教したいと思っているんだけど。
大学構内にあるチェーンのカフェで向かい合って座り、僕は漣君を見つめる。
彼が話した夏休みの予定はなかなかいろいろと詰まっていて、一番僕の心を揺り動かしたのは、バイト先の人と出掛ける、と言う話だった。
バイト先の人の家に泊まった話を聞いて、がらにもなく嫉妬して、まだそんなつもりもなかったのに、思わず最後までしてしまった。
自分の中に嫉妬心があったのかと正直驚いたけれど、また僕の中にふつふつとした黒い感情が渦巻き始めている。
なぜだろう。
彼の友達には何の感情も抱かないのに、バイト先の人の話は僕の心をかき乱す。
計画はそのまま実行すべきか。
漣君はSubとしての自覚がまだないから迷っていたけれど、そんな悠長なこと、言っていられないかもしれない。
「夏休みの間、うちにこない?」
僕が告げると、漣君は戸惑いと喜びの顔をする。
そう、この顔が僕の本能を刺激するんだ。
ただ喜び、尻尾を振るわけではなく、必ず彼は戸惑いや恐怖を見せてくる。
それが悦びの顔だけになった時僕の心は満たされる。
歪んでいると自分でも思うけれど、自分色に染められる悦びを、僕は知ってしまったらしい。
彼は少しずつSubとして、僕と言うDomの色に染められている。
まだ時間はかかるだろうけれど、染まりきったらどんな姿を見せてくれるだろうか?
それが楽しみで仕方ない。
夏休みに一気に進めていきたい。
彼への調教を。
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