極上の蜜~みかどの寵蜜~

奇埼伊利

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第3章 身体の奥まで(2)

第3章:身体の奥まで(2)】


「次は、慣らしていく。蜜の身体を、私の形に添わすために」

視界が涙で滲む中、ベッドサイドからさまざまなシリコン製の器具が静かに取り出される。
一番太く大きなものを、みかどの指が摘み上げた。僕の唇のすぐ近くで、その表面を指先でゆっくり撫でまわした。
冷たいシリコンが吐息に触れ、僕の顔は恐怖に染まった。

「ひぃっ! こんなの、入るはずがない!…唇に当たるだけで……にゅるっとする!」

僕の瞳は恐怖に見開かれ、顔は青ざめた。喉は激しく鳴り、また涙が溢れた。
陰茎は縮こまり、睾丸は内側に引き込まれるように固まってしまう。

「その怯えた瞳が最高だ、蜜。壊れそうな兎のような目…」

みかどの唇が冷たく残酷に微笑み、大きな器具を僕の唇に何度も擦りつけて恐怖を引き出していく。
やがて、それをそっと置き、指が次の器具へと滑っていった。

「では…蜜が選んでみたらどうだ? どれで最初に慣らすか」

みかどがカート全体を指し示す。怯えながらも、僕の視線は最も細く華奢な一本──全長十五センチほどのスティックに留まった。震える指でそれを指さした。

「こ、これ……」

「良い選択だ。蜜らしい!」

みかどは満足げに頷き、僕の選んだ細い器具を手に取った。先端の滑らかな曲線が、優しく唇に近づいてくる。

「蜜、舐めてみたくないか?」

その甘い声が耳元に届いた。

「い、いやです!…そんなもの」

必死に首を振ったけれど、拘束された身体は動けず、逃げ場のないまま震えるだけだった。

「でも、舐めないと痛いのは蜜だ。あの大きなやつが入るんだからね?」

みかどの声は蜜のように甘いのに、絶対の決意を帯びている。優しげな響きのまま、確実に拒否の意思を封じ込めた。

『怖い……あの大きなやつは絶対に無理……でも、許してもらえない……』

涙声で嗚咽が漏れる僕に、みかどは微笑みかける。

「口を開けて。たっぷり唾液を絡めて……慣らしてごらん」

震える唇が開き、僕の選んだ細い器具がゆっくりと滑り込んだ。
舌は怯えながらも這い、ぬるぬると絡みつき、喉の奥まで咥え込んで必死に唾液を塗り込んでいく。

じゅる……と湿った音が、静かな部屋に滲んだ。

「んぐっ…んむぅ……!」

涙を浮かべながら一生懸命に奉仕する僕の姿に、みかどの唇が自然と緩んだ。

「必死だね、蜜。可愛いよ……その舌の動きが最高だ」

甘く囁くみかどに、器具は抜かれた。唾液とローションで妖しく艶めいている。

再びローションが塗られ、次の段階へと進んだ──。

ガラス製の透明な肛門器(クスコ)で無理やり広げられた僕の内壁の奥は、まだ完全には開かず、滑りを帯びた襞が繊細に窄まっていた。透き通るピンク色の柔らかな襞がはっきりと見え、拒絶するように微かに収縮を繰り返していた。
大画面モニターに映し出されたその映像に、僕は自分の奥深くを凝視させられ、心が凍りついた。
ーーーまるで標本でも観察するような冷たい目で、僕を見下ろしていた。

クスコは閉じることを許さないように固定された。

「ひぎぃっ! 広げないで…裂けそうで痛いよ…!」

無理やり引き伸ばされる感覚に身体が反り返り、拘束椅子のベルトが軋む音が響いた。

「まずは……蜜の選んだ一本で、どこまで受け入れられるか確かめよう」

みかどの甘く鋭い声が耳に届く。僕の唾液で濡れた細い器具が、ゆっくりと僕の中へ入り込み、内側を押し広げていった。

そして──。

先端が最深部の敏感な場所に触れた瞬間、

「んひぃぃっ!!」

電気が走るような快感が背筋を駆け上がり、身体が弓なりに反り返った。前立腺に当たる刺激が新たな熱を呼び起こし、僕の身体は震えながら制御できない反応を示してしまう。

『なにこれっ……!? 嫌なのに、熱くて……おかしくなりそう!』

みかどの笑い声が、低く部屋に響いた。

「凄い感度だな、蜜の前立腺……私の調教にこれ以上ない完璧さだ!」

狂喜の瞳で僕を見つめながら、器具をゆっくり動かし、執拗にその一点を擦り上げてくる。
内側を撫でられるたびに、脳の奥を細い電流が這い回るみたいだった。
嗚咽は徐々に甘い喘ぎへと変わり、心が混乱に飲み込まれていく。

器具が抜かれる気配はなく、そのまま固定された。
透明なクスコの中で、僕の内壁がじっと締めつける様子がモニターに映し出された。

「さて、初めてはどれくらい咥えられるかな?」

みかどの甘美な声が続く。細い器具を次々と摘み上げ、僕の身体に丁寧に慣らしていった。

「えっ…どれくらい…?」

混乱と恐怖に揺れる僕の瞳。身体が緊張で激しく震え、開脚椅子のベルトがきしむ。

一本目──ゆっくりと。二本目──じわりと。三本目──ぎちりと。さらに本数が増えていく。

器具が少しずつ僕の直腸を満たしていき、奥の襞が限界まで押し広げられていく。モニターの拡大映像は、僕に自分の身体を無理やり見つめさせ、羞恥を容赦なく掻き立てた。

「数えろ、蜜。そうだ、自分で選んだだろう」

震える唇から、か細い声が漏れる。

「一本……二本……三本……ひぃっ、四本……!」

細いはずのスティックなのに、重なっていくたびに直腸の内側がぱんぱんに張り詰めていく。

その瞬間、みかどの視線が僕の硬くなった乳首に注がれた。
合図に応えるように、傍らに控えていたアンディの指が乳首をゆっくり摘まみ上げ、爪先で軽く転がしていく。鋭い痛みを伴った刺激が胸に走った。

「んあっ…! や、やめてぇ……そこ…!」

身体がびくびくと跳ねる。挿入された器具がクスコの中で内壁をゆっくり押し広げていく感触は、なおも続いた。

「ここも……弄ろうか。可愛い乳首……蜜の弱点のひとつになる」

摘まむ刺激に直腸がぎゅっと締まり、僕は震えながら数を数え続ける。

「七本……八本……お、お腹いっぱい……もう無理です……!」

耐えきれない膨満感。クスコの中は器具でいっぱいになり、内壁がぱんぱんに張り詰めているのをはっきり感じた。

「じゃあ……これを外す。しっかり咥えこみなさい、蜜」

ガラス製のクスコが一気に引き抜かれ、突然の痛みに僕は絶叫した。

「うぁぁっっ!!」

器具で満たされた内壁が強く締めつけられ、抜け落ちないよう内側が必死に絡みつく。圧迫と膨満の感覚が、残っていた理性を打ち砕いた。

『お尻が裂けそうで……動けない…!』

恐怖で陰茎は縮こまり、先走りが止まらず流れ落ちる。純粋な恐怖と膨満感の狭間で、僕の瞳は虚ろに揺れ動いた。

身体は拘束で固定されたままで、震えが止まらない。下腹部が波打ち、制御できない反応が続いた。
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