私の選択

空(のあ)

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私の間違った選択①

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 私はもうひとつ飲食店でバイトをしていた。
そこで私はある人と出会ってしまった。
その人は、その店の社員だった。名前は大(ひろ)さん。
 私はまだその店で働き始めたばかりだったけど、その人は転勤のためあと2週間しかいないっていう話だった。
大さんは明るくて、仕事もできてムードメーカーみたいな感じ。みんな大さんを慕ってた。
私も兄みたいな感じで慕ってた。大さんは私より6歳上だった。
 大さんが転勤する3日前が、私の誕生日だった。
大さんは私に「お祝いしてやるよ!うまいもん食べに行こう」と誘ってきた。
誕生日当日は家族と過ごすからその前日に大さんと食事に行くことになった。
これがひとつ目の間違い。
当日、私はひどい風邪をひき、行くのをやめようかと思った。けど、もうご飯を一緒に食べに行く機会なんてないとおもい、風邪薬を飲みながら大さんと居酒屋へ。大さんは私にビールを注文する。(風邪薬とお酒は相性×)ビールを飲んでしまった私。
間違った選択ふたつ目。
大さんといろいろ話したはずだったんだけど、薬とお酒のせいで記憶は朦朧と…。
気づくと2件目に行っていた。もう、時間は22時。
母が迎えに来てくれていた。しかし、大さんは
「どうしても一緒に誕生日を迎えたい」と。
私は母に、タクシーで帰るといい、母は不満をいいながら帰った。
私の選択ミスその3。
24時を迎えると大さんはケーキを出してくれた。
私はびっくりしながら喜んでケーキを食べた。
そろそろお開きというときに大さんは言った。
「ホテル俺の部屋ともう一部屋空いてるから泊まっていけば?」
普通に考えたらおかしい話し。
なぜ二部屋?と、その時の私は考えられず。ホテルへ。
ホテルにつくと案の定一部屋しかなく、ベットもシングル一つ、敷き布団を敷くスペースもないほど狭かった。
私の緊張は高まる一方、大さんは
「風呂入ってきな」と落ち着いて話している。
言われた通り風呂に入る私。
私が上がると今度は大さんが入る。その間に私は眠さがMAXになりベッドでうとうと。
大さんが上がり同じベッドに入ってくる。
私は咳もしてたし気をつかって壁の方を見て寝ていた。すると大さんは無理やり私に寝返りをうたせて、対面式に。
ぎゅっと抱き締めてきた。そして、キスされた。
私は先輩のことが好きって友達に言っていたし、応援もしてもらってた。もう少しで先輩と付き合えるかもってとこまで来てたのに…。
私のファーストキスの相手は大さんになってしまった。大さんは兄のように慕っていた人。裏切られたような気持ちと自分のバカさ加減に涙があふれた。
何の経験もない私はキスした=付き合うってことだと考えてしまい、なぜか私から大さんに告白する形になる…。
遠距離になるけど会えない距離じゃないから付き合うことに。
私の選択ミス、というかただ私がバカなだけだったな…
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