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第17話 邪魔者を撃ち出そう
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周りの船の邪魔が入り女勇者との戦闘に集中できん、仕方がないのでエルウッドに対処させるとしよう。・・・・変に調子づかなけれいいのだが
「…エルウッド、周りの雑魚を頼む、その女は私の獲物だ」
「え、射程距離も破壊力もバルトの方が上だろ? 一気に吹き飛ばしてやったらどうだ・・・。あ!やっぱ砲弾跳ね返されたのを根の持って…」
現時点で図に乗り過ぎだ、このダメ勇者め。私は船に置いてあった樽をひっくり返して中のリンゴを捨て・・・
「おい何しやがッ」
・・・リンゴの一つを手に取りエルウッドの口に押し込んで塞ぎ、樽の中に詰めて魔力で補強しつつ底の方に魔力を充填、大砲の様にエルウッドを他の船に撃ち込んでやった
「塵になってこい!」
「ドン!」
発射されたエルウッドは相手の船のマストに直撃し、斜めに折れたマストを滑り降りて甲板に落ちた
「痛てぇ…、丈夫過ぎだろうこの船…」
頭を押さえてうずくまるエルウッドを海賊たちが囲んだ
「てめえ!よくもマストをへし折りやがったな!」
エルウッドは海賊に言われて折れ曲がったマストを見た後
「ん、ああごめん。よっと」
「シュン」
そのマスト根元から斬り海に捨てた
「ザブウゥウン!」
「あー!マストがぁ!!」
騒ぐ海賊たちにエルウッドは何でもないように言い放つ
「これで軽くなったし、手こぎでも陸に帰られるだろ? そ、ん、な、事よりもだ」
エルウッドは大砲の一つを掴み上げ
「よくも人を散々撃ってくれたな! 貴様らにも大砲の味をとことん分からせてやる!!」
そう言ってエルウッドは大砲を振り回し始めた
「うわあ!」
「なにしやがる」
「あぶねえからそれ離せ!」
笑いながら鈍器の様に大砲を振りまわし海賊を蹴散らすエルウッド
「ふははは! 離せと言われて離す馬鹿が居るか――――」
大砲を頭上に振り上げた瞬間、大砲は暴発しエルウッドの頭部に対魔族用の強力な砲撃が直撃し床に穴を開け
「ドオオオオン」
他の弾薬にも誘爆し船ごと大爆発を起こした
「・・・・うう」
エルウッドは海面をプカプカと浮いていると、他の船がエルウッドを捕捉し
「船が爆発したぞ!」
「ヤツの仕業か!」
「撃てぇ!!」
エルウッドに攻撃を加えたが砲撃の音でヤツは飛び起き
「さっきの爆発はお前らの仕業かぁぁぁあ!!」
自分が暴発させたのに気づいていない様で、攻撃して来た船に逆恨みし海面を走りながら突進して行った。よし、これで邪魔者は居なくなったな。さて・・・
「待たせたな貴様、さあやろうか」
女勇者に声をかけたが、彼女は今まで遊んでいた玩具を取り上げられたからか目が点になってしまっている
「さっきの男はホント何だったの?」
「ただの鬱陶しい寄生虫だ。有益なのか害悪なのか不明確なのが始末が悪い」
「ハッ、戦時中の時の様に一方的に命を狙われる方がマシだったとか?」
本当にそうだから困る
「前の男の話を何時までも話すのは無粋だぞ、女」
私は彼女の流儀に合わせて銃を向けた。まあ彼女の最新式の銃ではなくフリントロックの銃なのだが。彼女も一丁の銃を手に取って告げた
「もう面倒ね、一発で終わりにしましょうか」
「決闘か、いいだろう」
早く撃つだけなら銃の発火装置の性能の違いでこちらが圧倒的に不利、加えて銃の重量もこちらの方が重く出遅れるのは間違いない、彼女もそれを見越して挑んで来たのだろうが身体能力はこちらが圧倒的に優位。意外と面白くなるかもしれん
「オリハルコンとミスリルの合金に魔術処理を施した特別製の銃弾。一発しかないけどアンタでもこれはキツイでしょうね」
彼女は短銃を手に取り弾の説明をして、銃にその弾を押し込んだ
「私はクラシックな銃を選ぶが、弾はガーネットの芯を持つ魔弾だ。それなりに効くぞ」
私は二つの銃身を持つ二連式の銃を選んだ、重く早撃ちにむいてはいないが良いハンデだろう
「じゃあ、背中合わせに立って、5歩あるいたら振り向いて撃つ。これでいい?」
「ああ、異存はない」
私は女勇者と背中を合わせ立ち、一歩一歩と進む
「1…」
「2…」
数字を数える度、歩くスピードがやや速くなる
「3」
「4」
そして最後の一歩
「「5!」」
振り向きざまに放たれる2つの銃弾、手加減していては私の銃は間に合わない、だから彼女を撃つ前に彼女の弾丸を撃つ!
「タン!」
「タン!」
だが思わぬ誤算が、女勇者の銃弾の初速が予想以上に速い。恐らく二倍の火薬を詰めて発砲したのだろう。無茶をする
「カッッン!」
だが私には無駄だ、多少早くともしっかり見据えて射ち落すまで
「タン!」
そして第二射で彼女の腹を打ち抜いた
「うっ! かっぁ!」
床に崩れる女勇者、同時に船も軋みだす。半壊してもこの船が崩れなかったのは彼女が能力で補強していたからなのだろう、しかしそれが今なくなったのだ
「ガシャラララン!ガラア!ガン!」
海賊船が彼女と共に、荒れた海に角砂糖が解けるように崩れていく。そこで私はやっと気づいた
「お、ハハ! 中々やるではないか」
私が撃った彼女の銃弾は撃たれてもなお力を残し、気道が変わる程度に止まった。そしてその銃弾が私の左腕をもいでいたのだ
「まあ、こんな傷も直ぐに治ってしまうのだがな。さらばだ勇者達よ」
「…エルウッド、周りの雑魚を頼む、その女は私の獲物だ」
「え、射程距離も破壊力もバルトの方が上だろ? 一気に吹き飛ばしてやったらどうだ・・・。あ!やっぱ砲弾跳ね返されたのを根の持って…」
現時点で図に乗り過ぎだ、このダメ勇者め。私は船に置いてあった樽をひっくり返して中のリンゴを捨て・・・
「おい何しやがッ」
・・・リンゴの一つを手に取りエルウッドの口に押し込んで塞ぎ、樽の中に詰めて魔力で補強しつつ底の方に魔力を充填、大砲の様にエルウッドを他の船に撃ち込んでやった
「塵になってこい!」
「ドン!」
発射されたエルウッドは相手の船のマストに直撃し、斜めに折れたマストを滑り降りて甲板に落ちた
「痛てぇ…、丈夫過ぎだろうこの船…」
頭を押さえてうずくまるエルウッドを海賊たちが囲んだ
「てめえ!よくもマストをへし折りやがったな!」
エルウッドは海賊に言われて折れ曲がったマストを見た後
「ん、ああごめん。よっと」
「シュン」
そのマスト根元から斬り海に捨てた
「ザブウゥウン!」
「あー!マストがぁ!!」
騒ぐ海賊たちにエルウッドは何でもないように言い放つ
「これで軽くなったし、手こぎでも陸に帰られるだろ? そ、ん、な、事よりもだ」
エルウッドは大砲の一つを掴み上げ
「よくも人を散々撃ってくれたな! 貴様らにも大砲の味をとことん分からせてやる!!」
そう言ってエルウッドは大砲を振り回し始めた
「うわあ!」
「なにしやがる」
「あぶねえからそれ離せ!」
笑いながら鈍器の様に大砲を振りまわし海賊を蹴散らすエルウッド
「ふははは! 離せと言われて離す馬鹿が居るか――――」
大砲を頭上に振り上げた瞬間、大砲は暴発しエルウッドの頭部に対魔族用の強力な砲撃が直撃し床に穴を開け
「ドオオオオン」
他の弾薬にも誘爆し船ごと大爆発を起こした
「・・・・うう」
エルウッドは海面をプカプカと浮いていると、他の船がエルウッドを捕捉し
「船が爆発したぞ!」
「ヤツの仕業か!」
「撃てぇ!!」
エルウッドに攻撃を加えたが砲撃の音でヤツは飛び起き
「さっきの爆発はお前らの仕業かぁぁぁあ!!」
自分が暴発させたのに気づいていない様で、攻撃して来た船に逆恨みし海面を走りながら突進して行った。よし、これで邪魔者は居なくなったな。さて・・・
「待たせたな貴様、さあやろうか」
女勇者に声をかけたが、彼女は今まで遊んでいた玩具を取り上げられたからか目が点になってしまっている
「さっきの男はホント何だったの?」
「ただの鬱陶しい寄生虫だ。有益なのか害悪なのか不明確なのが始末が悪い」
「ハッ、戦時中の時の様に一方的に命を狙われる方がマシだったとか?」
本当にそうだから困る
「前の男の話を何時までも話すのは無粋だぞ、女」
私は彼女の流儀に合わせて銃を向けた。まあ彼女の最新式の銃ではなくフリントロックの銃なのだが。彼女も一丁の銃を手に取って告げた
「もう面倒ね、一発で終わりにしましょうか」
「決闘か、いいだろう」
早く撃つだけなら銃の発火装置の性能の違いでこちらが圧倒的に不利、加えて銃の重量もこちらの方が重く出遅れるのは間違いない、彼女もそれを見越して挑んで来たのだろうが身体能力はこちらが圧倒的に優位。意外と面白くなるかもしれん
「オリハルコンとミスリルの合金に魔術処理を施した特別製の銃弾。一発しかないけどアンタでもこれはキツイでしょうね」
彼女は短銃を手に取り弾の説明をして、銃にその弾を押し込んだ
「私はクラシックな銃を選ぶが、弾はガーネットの芯を持つ魔弾だ。それなりに効くぞ」
私は二つの銃身を持つ二連式の銃を選んだ、重く早撃ちにむいてはいないが良いハンデだろう
「じゃあ、背中合わせに立って、5歩あるいたら振り向いて撃つ。これでいい?」
「ああ、異存はない」
私は女勇者と背中を合わせ立ち、一歩一歩と進む
「1…」
「2…」
数字を数える度、歩くスピードがやや速くなる
「3」
「4」
そして最後の一歩
「「5!」」
振り向きざまに放たれる2つの銃弾、手加減していては私の銃は間に合わない、だから彼女を撃つ前に彼女の弾丸を撃つ!
「タン!」
「タン!」
だが思わぬ誤算が、女勇者の銃弾の初速が予想以上に速い。恐らく二倍の火薬を詰めて発砲したのだろう。無茶をする
「カッッン!」
だが私には無駄だ、多少早くともしっかり見据えて射ち落すまで
「タン!」
そして第二射で彼女の腹を打ち抜いた
「うっ! かっぁ!」
床に崩れる女勇者、同時に船も軋みだす。半壊してもこの船が崩れなかったのは彼女が能力で補強していたからなのだろう、しかしそれが今なくなったのだ
「ガシャラララン!ガラア!ガン!」
海賊船が彼女と共に、荒れた海に角砂糖が解けるように崩れていく。そこで私はやっと気づいた
「お、ハハ! 中々やるではないか」
私が撃った彼女の銃弾は撃たれてもなお力を残し、気道が変わる程度に止まった。そしてその銃弾が私の左腕をもいでいたのだ
「まあ、こんな傷も直ぐに治ってしまうのだがな。さらばだ勇者達よ」
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