残念なゴブリンは今日も世界に死に戻る

長谷川くおん

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33.大豆村の少女メリダその2

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 一足早く大都市パルバスを出立し、故郷の大豆村――正式名称はコルパスの村――へと帰還したメリダは、愛しい想い人が来るのを今か今かと待ちわびていた。
 彼の旅程が順調ならば、明日にも村へと到着するはず…… 
 出来ることなら一緒に旅をしたかったのだが、彼にはどうしても済ませておかなければならない予定があるということで、泣く泣く別々の行路を取ることになった。
 それでもメリダの心が晴れやかだったのは、彼が危険な行路を選択してまで旅路を急いでくれると約束してくれたからに他ならない。
 それはまるで、愛の誓いのようだった。
 出逢ってまだたった1日だというのに、彼はメリダに熱い眼差しを向けたのだ。そしてその手を取りーー

「必ず行くとお約束します」

 ――と、あの狂おしいほど美しい情熱的な微笑みをくれた。
 メリダは確信した。これは運命の愛なのだとーー
 親子以上に歳の離れた夫を持つことになった時には、軽く絶望さえ抱いたというのに、こんなに幸せで……それでいて滾るような熱い胸の高鳴りで眠れない日々を過ごすことになるなんて、真面目に生きていて良かったとメリダは深く神に感謝した。

「明日は、絶対粗相が無いように気をつけないと……それに……」

 メリダはそう呟くと、月明かりが差し込む薄暗い部屋の奥の鏡台に座り、鏡の中の自分を覗き込んだ。
 ソバカスの目立ついかにも田舎娘『芋くさい』という形容詞がピッタリな少女がそこにいる。
 メリダはパルバスで買った赤い紅を小さなポケットから取り出し、小指で唇をなぞった。
 それは初めての体験――

「ふふ…… キレイ……」

 鏡の中の少女にそう呟く。
 すると、まるでその言葉に呼応するかのように、鏡台の縁がキラキラと輝いた。
 銀を基調とし、各所に美しく細やかな薔薇の細工を施されたその鏡台は、王都でも指折りの細工師が手掛けたという逸品で、本来ならこんな片田舎の屋敷にあるようなシロモノではない。
 結婚の折、花嫁への祝いの品としてエルバルグ辺境伯から贈られたそれは、この屋敷の主人ハロルドの1番の自慢の品だった。
 そこにメリダは、今夜初めて腰を下ろした。
 名目上は花嫁に贈られたそれにメリダが触れるのは、1日に1度、それを完璧に磨き上げる時だけーー

「ここで何をしているの?」

 不意に、予期せぬ邪魔者が現れた。
 背後から投げかけられた問いかけには、多分に不快な感情が込められている。

「何かご用ですか?」

 メリダは振り返りもせず、それに答えた。

「ここで何をしているのかと聞いているの! 誰の許可でこの部屋に入ったの!」

 女はヒステリックにそう叫ぶと、ツカツカと駆け寄りメリダの右手をひねり上げるようにして、強引に立たせた。

「夫婦の寝室に妻である私がいて、何がおかしいというのですか?」
「夫婦って……メリダあなた……」

 女はメリダの顔を見て、ひどく不快そうに眉をしかめる。

「その顔…… あなた、そんなもの一体どこで手にーー」
「――離して!」

 メリダは抵抗し、掴まれた右手を振り払った。

「いきゃ!」

 思いがけぬメリダの抵抗に、女はバランスを崩して倒れ込む。

「メリダ! どういうつもりなの!」

 決して逆らうことのなかった少女の変化に、女は怯えを隠すように声を荒げた。
 女は昔からメリダに恐れを抱いていた。それ故に、常に優位に立っていなければならないとどうしても無意識に緊張してしまう。
 この屋敷には今、自分たちの他に誰もいない。何が起きてもきっと誰にも気づかれない。

「どうしていつも怒そんな風に怒ってばかりなの? お母さん……」

 いつものメリダらしからぬ幼く甘えに満ちた口調にーー

「…………」

 その女――メリダの母は、言葉に詰まり思わず眉をしかめた。

「そんなに私のことが嫌いなの?」

 メリダはゆっくりとまぶたを閉じ、軽いため息を一つ吐くと、再び目を開けた。
 その瞬間、そこにはこれまでの彼女とは違う全く別の表情のメリダが存在した。

「メ、メリダ……?」
「どういうつもり? って聞かれたのよね? そうね……どういうつもりなのかしら? 父さんが死んで直ぐにあの男達がやってきて、無理矢理あの豚のような男に嫁がされて……それから3年、私は1度としてこの部屋で寝たことがない」

  メリダはこれまでのそれとは全く違う冷たい声で淡々と話し始めた。

「見て。貴女と私のこの違い……」

 メリダは自分の服を摘んで首をすくめ、母の格好を非難する。
 薄汚れてところどころほつれている野良着姿のメリダに対して、母は長い茶褐色の髪を美しく巻き上げ、レースのふんだんに使われたの薄紫色のナイトドレスを着用している。胸元はその豊かさをを強調するように大胆に開かれ、足下は太ももの際どいあたりまで深いスリットが入っている。
 とても片田舎の元村長夫人とは思えない。大都市の高級宿お抱えの娼婦と言った方が適切と思われるような格好である。
 母はその指摘に青ざめていた顔を真っ赤に染めて、己が体を守るように抱きしめた。

「好きでこんなものを着てるわけじゃないわ。それはあなただって、分かってくれているはずでしょう?」

 さっきまでのヒステリックな物言いと違い、その声には多分に悲哀がこもっている。

「毎晩ここで私の夫にご奉仕するのは、私じゃなくて貴女の仕事。ここに寝るのは妻の私ではなく、妻の母親である貴女……クスクス……おかしな話だと思いませんか? お母さん。ううん、やっぱりいつもみたいに、奥様って呼んだ方がいいかしら?」

 心底愉快に笑うメリダに、母は足の指先から冷たい何かが迫り上がってくるのを感じた。

「メリダ……まさかパルバスで旦那様とーー」
「やめて! あんな気持ち悪い男に抱かれるなんて、冗談じゃない。誰彼構わず媚び売っていい暮らししてきた汚らしい売女の貴女と一緒にしないで!」
「な、なんてこと言うの? 私がどんな思いでこうなったか知らないわけじゃないでしょう? 私は貴女のためにーー」
「私のため? なにが?」

 その女――メリダの母は、咄嗟に吐きかけた言い訳を飲み込んだ。
 娘を守るつもりで仕方なく選択したこととはいえ、自分の愚かさは自分が1番よくわかっている。
 母は、何とも表現し難い表情でメリダを見つめた。その目の奥に、深い悲しみが宿る。
 そして、ふといつぞやにあの男が漏らした言葉が脳裏を過った。

「しかしお前も、大変な娘を産み落としたものだな……」

 それは事後のたわいもない男の戯言に過ぎない一言のはずだった。
 しかし今、見たことのない娘の表情を目の当たりにして、これまでの疑問の数々が再び再燃するのを止められない。

「娘の貞操を守るために身代わりとなった?」
「…………そうよ」

 メリダを真っ直ぐに見つめ、静かに涙を流す母を、メリダは悲哀混じりに笑った。

「本当にそんな言い訳を皆が信じていたと? 可哀想な人……」
「え?
「健気な母親に浸っていたのはあなただけ。皆、ただのスキモノのオバさんとしか思ってなかったわよ?」

 母の顔色が再び青ざめていく。先ほどよりも、さらにひどく……

「だって、本当に娘のためならどうして旦那様以外の男とも寝ていたの? 働きもせず、夜の務めのためだけに飼われているあなたが、どうして昼間に他の男達を咥え込んでいたのかしら?」
「それは……だって……そうしなければ娘を犯すと脅されてーー」
「――まぁ、なんてこと! 本当に娘想いなのね」

 心のないメリダの口調に、母は思わず反論した。

「違うの!」
「でも折角だから、いいことを教えてあげる。貴女がこの村にいる全員と関係を持ったこと、旦那様は知っていたのよ」
「え……」
「むしろ率先して斡旋してたかな。必死にひた隠しにしようとするあなたが滑稽だったのね。いつも下卑た笑いで見られていたのに気づかなかった? あー、でもあのクズのイワンとまで寝るとは思ってなかったって、それは流石に不愉快そうにしてたけどーー」

 母はゆっくりと立ち上がると、身仕舞いを正してメリダに向き合った。

「そうね。バカな母親だわ。そこはあなたに何を言われても、何も言えない。でも私は、私なりにあなたを守りたかった。バカなやり方だと分かっていても、それでも卑劣な男達から娘を守りたかったのよ」
「まるで奥様と召使い……娘にとる態度とは到底思えなかったけど?」
「そうね。ごめんなさい。でもそうするように旦那様にキツく言われてたから。あなたを娘として扱うなって……もしもそしたらあなたをーー」
「お前の娘をオーク共の慰み者にしてやるって?」
「そう……」
「どんな合いの子が生まれるか楽しみだって?」

 メリダの言葉に、母の涙が止まる。

「何で……まさか……メリダ、あなたが仕組んでたの?」
「私が? なにを?」
「化け物だわ……あなたは娘でもなんでもない。ただの化け物よ! 全部……全部そう、全部最初から何もかもあなたが仕組んだ事なんでしょう? どうして? 何故こんなことするの?」

 母は突然気が狂ったかのように頭を激しく振り、後退りしながら叫んだ。目の前の娘が得体の知れない生き物としてその目に映る。

「そんなひどいわ……全部私のせいなんて。全部、お母さんのせいじゃない」
「私の……?」
「そうよ。あなたがあいつばっかり可愛がるから! 私にはお姉ちゃんでしょ、我慢しなさい! そればっかりだーー」
「――まさか妹を殺したの! あなたなの? あなたがやったの?」
「やめてよ人聞きの悪い…… 私はただ、森の中に住むオーク達は火が嫌いだから、松明持って入ればお母さんのだーい好きな野苺が積んでこれるのにねって教えてあげただけ」
「オークは……火を見ると興奮するって……」
「あれ? ごめんなさい。逆に覚えてたみたい」
「ああぁぁぁぁ! なんてことなの! あなたがあの子を殺したなんて……何で! どうして! まだあんなに小さかっなのに!」

 メリダは軽く首を傾げると途端に真顔になり、腰を抜かしてへたりこんだ母へと足を進めた。
 慌てて逃げようと這い始める母だが、うまく前へと進めない。何故だか、全身に力が入らない。

「これでも貴女には感謝してるのよ? 今日まで私の代わりに汚らしい男達の玩具になってくれたこと。まぁ、元はといえば、貴女が自分勝手に妹なんて産んでことが原因なんだけど……でもね、そろそろ危ないなって思ってたの。この3年で私の身体も子供から大人に変わってしまったし、最近ハロルドの私を見る目つきが怪しくなってきて……あの日、私には絶対手を出さないって約束で村を提供してあげたのに、全然話が違うんだもの。3年間、本当に辛かった。なかなかうまく始末するチャンスが無くて……。大体、イワンのバカは絶妙なタイミングで邪魔してくるし、後ろ盾だっていうエルバルグ辺境伯へのごまかし方も考えなきゃならないし……でも、神様は私を見捨てなかったの! ハロルドだけじゃなく、あのエルバルグ辺境伯まで一緒に片付けてくれて……クスクス」 
「あなた……旦那様にまでなにを……」
「あー、ダメダメ。勘違いしないで。彼らに関しては、私は何もしていないから」
「メリ……メリ……」
「やっと効いてきたのね。私特製の魔物いりカクテル……」

 次の瞬間――

 ゴボッ!

「アァッ!」

 母の腹から緑色の左手が生えた。
 あまりの事に恐怖に顔を歪ませたまま、母は倒れこみ正気を失う。
 メリダは母へと近づくと、その長い髪を引っ張り、ズルズルと引きずって外へと進め始めた。
 ブチブチと何本もの髪が千切れる音が手に伝わろうとも、その身体があちこちにぶつかり血に染まり始めようとも……
 変わり果てていく母を尻目に、楽しそうに口笛を吹くメリダを、月明かりが怪しく照らした。



 村で1番大きいハロルドの屋敷の裏手には、メリダの住む小さな小屋が建っている。
 そこは人1人がやっと暮らせる程度の広さしかなく、生活用品も硬いベッドと小さなチェストくらいしか無い。年頃の娘には、寂しすぎる質素な部屋だ。
 しかしメリダは、その生活に満足していた。寂しいと感じたこともない。
 それもそのはず、メリダはいつも可愛いペット達と一緒だった。
 部屋の奥にはその横に隣接するようにして建てられた巨大な家畜舎へと続く扉が取り付けられている。
 この家畜舎へはこの扉を通る以外、出入口がない。
 メリダは全身を使って自分よりも重い母親をこの場所まで引きずってきた。すでに彼女には、先ほどまでの人間としての美しさはない。全身を真っ赤に染め上げ、顔の半分の皮膚が削られまるでボロ雑巾である。

「みんな~今日から仲間が増えるよー」
「アンガャー……アンギャー……」

 上機嫌でペット達に声を掛けたメリダは、変わり果てた母親を家畜舎の1番奥の巨大な檻の中へと放り込んだ。
 そこには緑色の様々な部位を腹に生やした人間達が雑然としており、皆一様に宙を見つめブツブツと奇妙な言葉をを呟いている。
 彼らは優秀な働き手だ。飼主の言うことには絶対に逆らわない。彼らと胸元で光るこの金貨があれば……きっとこれから先の未来も明るい。
 メリダは、この場所が好きだった。どんなに嫌なことがあっても、ここにくれば全てを忘れられた。
 メリダが軽く鞭を振るうだけで、ペット達は心地の良い鳴き声を聞かせてくれる。
 ここにもしも彼が加わったら……
 それを夢想するだけで、メリダを天にも昇る高揚感が包む。

「明日は、絶対粗相が無いように気をつけないと……それに……彼の寝床は特別な場所を用意しよう」
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