【完結】出会って2日で婚約しました ~ 続・受付に女神がいたよ ~ 

hazuki.mikado

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 唐突に真顔になってスマホを徐ろおもむろに取り出し、何かを高速で打ち込み始める美奈。


「急にどうしたのよ美奈?」

「ママを呼んだの・・・」

「「なんで?」」


 と、二人が首を傾げたと同時に茂みの中が発光した。




 ××




 今日の金髪翠眼美女はネイビーブルーのワンピース・スーツで御登場である。

 石川アイーシャ、職業女神様。

 麗奈と美奈の母である。


「何よ美奈? 早く来てって。

 今からスーパーに買い物に行こうとしてたのに。

 あら、祐一君と麗奈じゃない。

 今日も仲良しね~」


 二人で仲良くシェイクを抱えて呆然としているのを見ながら、おほほほほと高笑いである。

 通常運転である。


「ママ。

 あのね」


 女神の耳元でゴニョゴニョと何かを報告する美奈と、それを聞いてガバッ! とこちらを向く女神アイーシャ

 ダダッと麗奈に近寄りその左手の婚約指輪(仮)をマジマジと見る・・・


 なんか怖い。


「祐一君、コレって」

「? 

 婚約の記念で贈ったモノですけど?

 忙しくてまだ正式な婚約指輪は作りに行けてないんです。

 すみません」

「ねえ、コレってローン?」

「いや、一括払いです。

 ああブラックカードで支払いしましたけど?」


 キョトンとした顔の祐一。


「ねえ、お姉ちゃん!

 婚約指輪はコレでいいよね!

 ねっ!」


 美奈が麗奈にスゴイ顔で迫る。


「え?

 うん!

 祐一さんが初めてプレゼントしてくれた物だし。

 実は私もこれがいいって思ってたの。

 祐一さんと私のイニシャルを刻印してもらいに行きたいです。

 いいですか?」

「え、それでいいの?」


 麗奈が嬉しそうに。

 そして美奈とアイーシャが引き攣った顔でウンウンと頷いた。


「じゃあ宝飾店に刻印しに行くついでに、婚約指輪の代わりに揃いのデザインのネックレスを買いに行こうか?

 多分あっても普通のダイヤだと思うけど」


 優しく麗奈に向かって微笑む祐一に、アイーシャと美奈が白目になった・・・


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