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色戦争、その前
第24話 8月17日-3 急接近
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木々を傷つけぬように着地する。胴以外の鎧を解除し、脚に麒麟の装備を顕す。
朱雀の胴、麒麟の脚。もっとも移動に適し、かつ、比較的消耗も少ないのがこの形態だ。
周囲を警戒する。戦闘の気配は感じられない。早く見つけなければと気が逸る。静けさの中に微かな流れを感じた。
優しい微風、そんな表現がしっくりくるような……。
そこまで考えて五木はそれが風名の魔力の流れであることを確信した。飛行中の回想が役に立ったことを喜んでいる暇はない。
魔力の出処を辿り、歩みを進める。方向は自然とわかった。
視界に入ったのは、不可視の風の刃でマルコシアスの分身体を両断した風名の姿だった。どうやら彼女は自力で獣を撃退したらしかった。その光景に安堵する。
風名は五木に気が付いた様子はない。ほんの十数メートルしか離れていない。避けられていることを思い出し、五木は声を掛けるのを躊躇った。気が付いて、以前の笑顔で声を掛けてほしかった。その場に五木はただ立ち尽くした。
風名も立ち尽くしていた。まだ何かを警戒しているのかもしれない。急襲に遭ったのだから、それは正解だろう。それにしては放心しているような様子だった。
こちらからは右、風名からは左手の方向の木や草が動いた。
マルコシアスの分身体はまだいたらしい。
風名の反応は遅かった。既に獣の飛翔を許していた。
叫ぶのも、なぜと思うのも惜しい。第一それでは間に合わない。
脚を麒麟にしておいて正解だった。そう思ったのはすべてが終わってから。今この瞬間何も考えることなく、五木は地面を強く蹴った。
一度羽ばたき、翼を畳む。タッチの差で五木の方が早く風名のもとへ辿り着く。
後ろから左手で彼女の左肩甲骨あたりを押し、抱き寄せる。
同時に翼を展開。その展開で仕留めそこなった時のために空中へ舞い上がる。
強くしがみつかれたのを五木は感じた。
鎧を着ていて良かったような、残念なような。結果的にはよかったと五木は思った。
彼女の髪の匂いだけで、十分理性を試されている。ここに女子特有の体の柔らかさが加われば落下してしまう恐れがある。
ひとまず抱きかかえているのが丸太であると思い込むことにした。
分身体は翼の一撃で霧散したようだった。念のため他にもいないか見渡す。
地上へ降りる。風名はまだ離れようとしない。
「風名、そろそろ離してくれ」
「ご、ごめん!」
突き飛ばすようにして風名は離れた。
鎧のおかげでこの程度の衝撃なら全く問題はないが、その離れようはなんだか嫌われているような感じがして傷ついた。
「ありがと。それにしても早かったね」
現金なものだが、風名にお礼を言われ五木はなんだかうれしくなった。
「いや、たまたま、すぐにメッセージが入ったのを見たし、飛んできたんだ」
つい照れ隠しでたまたまを強調してしまう。
「上空に着いたらここだけ変な結界みたいのに覆われていてすぐわかった。それに降りて適当に歩いていたら丁度見つけたし……」
矢継ぎ早に出てきた言葉は言い訳じみていると自分でも感じた。
君の魔力を感じた、などとは言えなかった。
「よかったよ、ギリギリ間に合って……そうだ、怪我は?」
やっと言いたいことが言えた。
「大丈夫」
「本当に?」
「ほんとだってば」
確認がしつこかっただろうか。不快には思われていないようで、風名は笑っていた。
結界は既に解けていた。危険はないだろうと五木は五獣の力を解除した。
「はー、無事でよかった」
五木は心から思ったことを口にした。風名は黙っていた。
「……久しぶりだな」
たった数日会っていなかっただけで、そんな言葉が五木の口から零れた。
「えっと、まあ、色々あって?」
疑問形で風名は答えた。やはり何か彼女を傷つけることをしたのだろうか。五木は再び考えた。
「……らしくない」
「え?」
風名と目が合った。その目は何か意を決したように鋭く五木の眼を貫いていた。
「私があまり近くにいたらお邪魔かなって」
風名が何を言っているのか五木には皆目見当がつかなかった。ただばつが悪そうな顔をしているから、言いにくいことを言ったのだろう。
「え?」
「ほら、あの最後に会った日」
まだ、風名が何を言いたいのか五木にはわからなかった。あの日、不可解部に顔を出してそれから雅金と――。
「女の子と、買い物してた」
観念したように風名は言ったが、なぜこんなことを言われているのか五木には全く分からなかった。上の妹雅金と買い物をしていただけだった。
「あーあれ妹」
なんとはなしにそう言った。
「は? え?」
風名の顔が赤くなったのを五木は見なかった。その前に風名が後ろを向いたからだ。
「あっ、あれ雅金ちゃんか」
振り返り言った。その顔からは既に赤みが消え、きわめて普通に風名は言った。
「そっか、風名と会ったときあいつ眠ってるようなもんだったな」
風名と雅金、会話を交わしたことはないから誰かわからなかったことを責めることはできない。
ゴールデンウィークの事件。意識を失っていた雅金を見た程度の接触だ。
あの事件で五木が最も苦しめられたのは白虎だった。
その理由の大半を占めていたのは当てはめられた人間が雅金だったからというのが大きいだろう。
頭脳明晰。冷静な観察眼。スポーツは得意でないというだけで普通の水準。それに五獣の中でもトップクラスのフィジカルを誇る白虎という組み合わせは、一人では勝てなかった。五木はそう述懐した。
瑛土はスポーツマン、悪く言えば脳筋。速水も年相応の知能だ。そして火威は幼く、狡さがない。
雅金はきょうだいの中でも、なんでもそつなくこなすオールラウンダーだ。敵に回すと最も怖い。
「それにしてもあんな顔で笑うんだ」
「え?」
「五木の話だと、クールであんまり表情がないって」
「ん? ああ、確かにそんな話をしたか」
その話はした覚えが五木にはなかった。勿論会話をすべて覚えているわけではない。あの事件の最中に少しきょうだいについて話したのかもしれない。五木はそう納得した。
風名はしまった、と言いたげな表情を一瞬見せたが、五木が視線を戻すころにはいつもの表情に戻っていた。
「今日はもう――」
「ひえぁ!」
五木が言い終えるよりも早く風名は変な声を上げた。
その原因は先ほど最後の一頭が飛び出した草むらが音を立てたからだ。
五木が言葉を止めたのは声だけが原因ではなかった。驚いた風名が五木に抱き着いた方が大きかっただろう。
何とも言えない感触が五木の前半身を襲った。五木はシャツ、風名はシャツにニットベストと薄めの装束である。嫌でも風名の感触が、五木の前半身に惜しみなく押し付けられている。特に五木の胸辺りには柔らかさと下着の少し硬い感触が伝わっていた。心音が伝わりそうなくらいの密着。
血液が頭と下に巡るのを五木は感じた。
一方の風名はついさっき同じ草むらから不意打ちを受けそうになったことも手伝って、再びの恐怖にそれどころではない様子だった。その抱きしめる力は飛んで救出したとき以上だ。微かに、震えている。
その様子に五木は邪念を振り払った。抱き合っている状態ではその顔は見えない。風名の後頭部をそっと撫でる。
音の方向を見ると牡鹿が草むらから出てきたところだった。
「かっ、風名、鹿だよ鹿」
「え」
一瞬硬直した後、風名は慌てて離れた。風魔法の補助を受けているような素早さだった。
「ご、ごめん」
風名は顔を赤くして目を逸らし俯いた。その反応は反則級に可愛らしい。いや、救出直後からの態度が普段からは考えられないくらいにしおらしく、五木の中では可愛いが止まらず、ドキドキしっぱなしだった。
恋人には常にこんな顔をするのだろう。そう思って五木の胸の辺りは少し痛んだ。出会ってから四か月ちょっと、いつの間にか彼女に惹かれていたが、五木は特に行動を起こすことなくここまで過ごしていた。
風名が好きだ。それはゴールデンウィークの少し前から変わらない。
朱雀の胴、麒麟の脚。もっとも移動に適し、かつ、比較的消耗も少ないのがこの形態だ。
周囲を警戒する。戦闘の気配は感じられない。早く見つけなければと気が逸る。静けさの中に微かな流れを感じた。
優しい微風、そんな表現がしっくりくるような……。
そこまで考えて五木はそれが風名の魔力の流れであることを確信した。飛行中の回想が役に立ったことを喜んでいる暇はない。
魔力の出処を辿り、歩みを進める。方向は自然とわかった。
視界に入ったのは、不可視の風の刃でマルコシアスの分身体を両断した風名の姿だった。どうやら彼女は自力で獣を撃退したらしかった。その光景に安堵する。
風名は五木に気が付いた様子はない。ほんの十数メートルしか離れていない。避けられていることを思い出し、五木は声を掛けるのを躊躇った。気が付いて、以前の笑顔で声を掛けてほしかった。その場に五木はただ立ち尽くした。
風名も立ち尽くしていた。まだ何かを警戒しているのかもしれない。急襲に遭ったのだから、それは正解だろう。それにしては放心しているような様子だった。
こちらからは右、風名からは左手の方向の木や草が動いた。
マルコシアスの分身体はまだいたらしい。
風名の反応は遅かった。既に獣の飛翔を許していた。
叫ぶのも、なぜと思うのも惜しい。第一それでは間に合わない。
脚を麒麟にしておいて正解だった。そう思ったのはすべてが終わってから。今この瞬間何も考えることなく、五木は地面を強く蹴った。
一度羽ばたき、翼を畳む。タッチの差で五木の方が早く風名のもとへ辿り着く。
後ろから左手で彼女の左肩甲骨あたりを押し、抱き寄せる。
同時に翼を展開。その展開で仕留めそこなった時のために空中へ舞い上がる。
強くしがみつかれたのを五木は感じた。
鎧を着ていて良かったような、残念なような。結果的にはよかったと五木は思った。
彼女の髪の匂いだけで、十分理性を試されている。ここに女子特有の体の柔らかさが加われば落下してしまう恐れがある。
ひとまず抱きかかえているのが丸太であると思い込むことにした。
分身体は翼の一撃で霧散したようだった。念のため他にもいないか見渡す。
地上へ降りる。風名はまだ離れようとしない。
「風名、そろそろ離してくれ」
「ご、ごめん!」
突き飛ばすようにして風名は離れた。
鎧のおかげでこの程度の衝撃なら全く問題はないが、その離れようはなんだか嫌われているような感じがして傷ついた。
「ありがと。それにしても早かったね」
現金なものだが、風名にお礼を言われ五木はなんだかうれしくなった。
「いや、たまたま、すぐにメッセージが入ったのを見たし、飛んできたんだ」
つい照れ隠しでたまたまを強調してしまう。
「上空に着いたらここだけ変な結界みたいのに覆われていてすぐわかった。それに降りて適当に歩いていたら丁度見つけたし……」
矢継ぎ早に出てきた言葉は言い訳じみていると自分でも感じた。
君の魔力を感じた、などとは言えなかった。
「よかったよ、ギリギリ間に合って……そうだ、怪我は?」
やっと言いたいことが言えた。
「大丈夫」
「本当に?」
「ほんとだってば」
確認がしつこかっただろうか。不快には思われていないようで、風名は笑っていた。
結界は既に解けていた。危険はないだろうと五木は五獣の力を解除した。
「はー、無事でよかった」
五木は心から思ったことを口にした。風名は黙っていた。
「……久しぶりだな」
たった数日会っていなかっただけで、そんな言葉が五木の口から零れた。
「えっと、まあ、色々あって?」
疑問形で風名は答えた。やはり何か彼女を傷つけることをしたのだろうか。五木は再び考えた。
「……らしくない」
「え?」
風名と目が合った。その目は何か意を決したように鋭く五木の眼を貫いていた。
「私があまり近くにいたらお邪魔かなって」
風名が何を言っているのか五木には皆目見当がつかなかった。ただばつが悪そうな顔をしているから、言いにくいことを言ったのだろう。
「え?」
「ほら、あの最後に会った日」
まだ、風名が何を言いたいのか五木にはわからなかった。あの日、不可解部に顔を出してそれから雅金と――。
「女の子と、買い物してた」
観念したように風名は言ったが、なぜこんなことを言われているのか五木には全く分からなかった。上の妹雅金と買い物をしていただけだった。
「あーあれ妹」
なんとはなしにそう言った。
「は? え?」
風名の顔が赤くなったのを五木は見なかった。その前に風名が後ろを向いたからだ。
「あっ、あれ雅金ちゃんか」
振り返り言った。その顔からは既に赤みが消え、きわめて普通に風名は言った。
「そっか、風名と会ったときあいつ眠ってるようなもんだったな」
風名と雅金、会話を交わしたことはないから誰かわからなかったことを責めることはできない。
ゴールデンウィークの事件。意識を失っていた雅金を見た程度の接触だ。
あの事件で五木が最も苦しめられたのは白虎だった。
その理由の大半を占めていたのは当てはめられた人間が雅金だったからというのが大きいだろう。
頭脳明晰。冷静な観察眼。スポーツは得意でないというだけで普通の水準。それに五獣の中でもトップクラスのフィジカルを誇る白虎という組み合わせは、一人では勝てなかった。五木はそう述懐した。
瑛土はスポーツマン、悪く言えば脳筋。速水も年相応の知能だ。そして火威は幼く、狡さがない。
雅金はきょうだいの中でも、なんでもそつなくこなすオールラウンダーだ。敵に回すと最も怖い。
「それにしてもあんな顔で笑うんだ」
「え?」
「五木の話だと、クールであんまり表情がないって」
「ん? ああ、確かにそんな話をしたか」
その話はした覚えが五木にはなかった。勿論会話をすべて覚えているわけではない。あの事件の最中に少しきょうだいについて話したのかもしれない。五木はそう納得した。
風名はしまった、と言いたげな表情を一瞬見せたが、五木が視線を戻すころにはいつもの表情に戻っていた。
「今日はもう――」
「ひえぁ!」
五木が言い終えるよりも早く風名は変な声を上げた。
その原因は先ほど最後の一頭が飛び出した草むらが音を立てたからだ。
五木が言葉を止めたのは声だけが原因ではなかった。驚いた風名が五木に抱き着いた方が大きかっただろう。
何とも言えない感触が五木の前半身を襲った。五木はシャツ、風名はシャツにニットベストと薄めの装束である。嫌でも風名の感触が、五木の前半身に惜しみなく押し付けられている。特に五木の胸辺りには柔らかさと下着の少し硬い感触が伝わっていた。心音が伝わりそうなくらいの密着。
血液が頭と下に巡るのを五木は感じた。
一方の風名はついさっき同じ草むらから不意打ちを受けそうになったことも手伝って、再びの恐怖にそれどころではない様子だった。その抱きしめる力は飛んで救出したとき以上だ。微かに、震えている。
その様子に五木は邪念を振り払った。抱き合っている状態ではその顔は見えない。風名の後頭部をそっと撫でる。
音の方向を見ると牡鹿が草むらから出てきたところだった。
「かっ、風名、鹿だよ鹿」
「え」
一瞬硬直した後、風名は慌てて離れた。風魔法の補助を受けているような素早さだった。
「ご、ごめん」
風名は顔を赤くして目を逸らし俯いた。その反応は反則級に可愛らしい。いや、救出直後からの態度が普段からは考えられないくらいにしおらしく、五木の中では可愛いが止まらず、ドキドキしっぱなしだった。
恋人には常にこんな顔をするのだろう。そう思って五木の胸の辺りは少し痛んだ。出会ってから四か月ちょっと、いつの間にか彼女に惹かれていたが、五木は特に行動を起こすことなくここまで過ごしていた。
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