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色戦争、その前
第27話 8月18日-2 五木と青龍
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夏とは言えども夜風は少し肌に冷たく感じる。五行五木は二階建ての自宅、その屋上に一人座っていた。
「ここなら問題ないか。……青龍」
一人呼びかけた。時刻は二十三時を回っている。
「かようなところにわらわを呼び出すとは」
背後から少女の声がした。そんな尊大な物言いの少女は青緑――現代的に言うのならエメラルドブルーの煌びやかな漢服を着ていた。
服と同じ色の瞳。風名の瞳の色が翠玉ならばこちらはトルコ石というべきか。龍の眼というほどいかつくはないが凛とした目元、かつて大陸の古代の姫だったというのにふさわしい威厳を備えている。
少女の今の名は青龍。五木の力の源となる青龍の化身が彼女だ。
「なんだよ、お前だけか」
「なんじゃ、御挨拶じゃな。他のは面倒がって出てこぬ。さてはお主、姫五人を並べて何かする気じゃったな」
体の前に手を持っていきわざとらしく防御姿勢をとる青龍。
似たような姿勢を昨日風名がやっていたのを思い出し顔が熱くなる。
「なにを赤くなっておる。図星を突いたのか?」
「馬鹿いえ、僕はお前一筋だ」
「莫迦はどっちよ。うぬには風の小娘がいるじゃろうて」
「……」
「ガチで照れんな!」
尊大な物言いのキャラが崩壊した。この辺りは年相応というところだろう。あくまで見た目の、ではあるが。
「すまぬ。この話は忘れよ。で、何故わらわを?」
「……青龍、お前が謝るなんてなぁ」
「わらわの美貌に見とれていると思ったらそんなことを考えておったか」
青龍が謝ることは決定的な間違いをしたとき以外ない。例えば間違えて雅金のハからはじまるアイスクリームを食べた時とか。ちなみにその時は急いで五木が代わりを買ってきて大事無かった。
「今回の事件、どう思う?」
「性急じゃな」
「いつ来るかわからないからな」
答えを急いだ。青龍ほど長い年月を過ごしていれば召喚士――またはそれに類する存在と出会ったこともあるだろう。ただの推測に過ぎないが。
「わらわ、いや他の者も祖国で似たような存在と戦ったことはある。これでも神獣じゃからな。暗闇が多かったころは当たり前に跋扈しておった」
懐かしさを帯びた瞳で青龍は言った。
「召喚士を解放する方法は、あるのか?」
「死ぬだけ、他に知らん」
冷たく言い放った。
「召喚士も不老不死、じゃないだろ。どうやってここまで受け継がれてきたんだ?」
「お主は気が付かなくてよいことにが付くな。召喚士の継承は召喚士。悪魔、譲渡されるもの、その三方すべての同意がなければ成立しない」
「悪魔の同意までいるのか」
「例外はある。血縁の年長者から年少者へは、召喚士のみの承諾で済む。例えば親から子へとかじゃな」
いわば次の世代へ引き継ぐ呪い。
「それって受け継がせないまま、その、亡くなったらどうなるんだ」
「さあ? そもそもわらわは悪魔ではないゆえ、見たものと伝聞、推測で話をするしかないが、あの召喚士が『悪魔共々死ぬ』と言っていたように死ぬんじゃろ」
青龍はそう言った。青龍の推測は正しいように聞こえた。召喚士がそう言ったということは、受け継ぐ存在がいないということでもあるのだろう。
考えてもどうしようもない。召喚士と悪魔、その契約を斬る方法はないのだろうか。
「そ、それよりお主……」
「なんだよ」
召喚士の話が一段落したところで、しおらしい調子で青龍は言った。
「その、わらわたちは常々お主の中から見ているゆえ、変なことはするなよ」
「変なことって――っ」
そこまで言って昨日の夜のことを五木は思い出した。不可抗力で密着した風名の感触のせいであまりよく眠れなかったのだ。
「わらわも年頃の娘ゆえ、不躾には言えぬが、ほどほどにの。あと、後生じゃから、わらわたちが眠っているか確認してから頼む」
「う、うるせえ! 人の×××× に干渉すんな! つーかお前、年頃なのは見た目だけじゃねえか!」
五木はつい声を荒らげてしまった。こんな風に話ができるのは青龍相手だからこそだ。
「失礼よの」
「お前の方が失礼だ。……まあ、いいさ善処する」
それだけ言って五木は会話を打ち切ろうと思っていた。青龍が退去する気配はない。
「? 何か他に用か?」
「いや、それはわらわが聞きたい」
青龍が何を言っているのか五木にはわからなかった。彼女に言うべきことが今あったとは思えない。
「僕としては特にないけど……」
「それならば……まあよいが」
青龍にしては歯切れが悪い。いつもは歯に衣着せぬ物言いをするのだが、今日は遠慮がちである。久しぶりの対話だということもあるのだろうか。いや、ずっと五木の中にいる彼女にはそうなる理由もないはずだ。
「ついでじゃ、わらわの思ったことを言ってやろう」
「珍しいな、いつもは確信のないことは言わない主義だ、とか言ってはぐらかす癖に」
「……聞きたいのか、聞きたくないのか、どっちかの」
踵を返そうとする青龍だった。どこに行くというのだろう。結局帰るところは五木の中と決まっている。
「待て待て、聞かせてくださいお願いします」
「心がこもっておらぬ気がするが、まあよい。さっき、騎士団が言っていた四ツ橋の秘技は、おそらく上手くいかない」
「……理由を教えてくれるか」
青龍は少し思案したそぶりを見せる。
「根本的に妖怪と悪魔は違う」
「それはわかるが、でも――」
「じゃから根本的にを付けたのじゃ。かつて神や天使だった知識を与え、対価を求める存在である悪魔。そこいて時折災厄を撒き散らす不思議な存在、妖怪。この二つは全く異なる」
だから、対象とする存在が変われば四ツ橋の秘技とやらも通用しない。それが青龍の考えらしかった。
「ってことは白騎士はその場しのぎでああ言っただけ、か」
確かに先ほどの説明を終え、騎士団が帰った後、風名と剣の反応はというとあまりいいものではなかった。そう簡単にはいかないと疑いを持っている。
「剣は、」
剣が青騎士を示し、その方法の説明を促していたことに気が付く。
「あやつはただ話を円滑に進めるためにそう言ったのじゃろう。不可解部の今の目的は召喚士の攻撃から街を守ることじゃろ」
その目的へ向かうための交通整理か、たしかに剣ならやりかねない。騙されるほど愚かではないからだ。
「白騎士は僕たちを騙しているのか?」
「左様。と言いたいところじゃがまだわからぬ。かの方法は誰も試したことがないゆえな。しかし、油断するな。あんな紳士然としておっても、五勢力の一つの一部隊の長ぞ」
白騎士という人物が油断ならないというのは五木自身がよくわかっている。殺す気なら、初対面の時に後ろから射抜けば済んだ。今はこうして味方に引き込んできているが、あの時に実力の差を見せつけたのだろう。
「いんや、そうはならなかったはずじゃ。ほんとに危なかったら玄武のやつあたりが出張ってくるじゃろうて」
「……気づいていたのなら教えてくれてもいいだろ」
勝手にモノローグを参照したことは咎めない。
「簡単に手を貸してはお主のためになるまいて。この先、幾度も幾度もあのような目に遭うことは薄々察しておるじゃろ」
あまりそんなことは考えたくもなかった。不可解部に所属して以来、何やら面倒ごとに巻き込まれることが多くなった気もする。面倒ごとと一言で片づけてしまうには大きな事件だが。確かに剣が言っていたように、このペースだと卒業までに十件は似たような事件と向き合わなければならなくなる。
「そのための訓練、ってことか、お優しいことで」
「本当に危ない時はわらわたちが何とかする。ダメじゃったら許してにゃん」
「にゃんじゃねえよ、白虎ならともかくお前は龍じゃねえか」
「許して龍?」
「特徴的な語尾でキャラを作ろうとするな。……お前たちでどうにもならないなら、諦めるしかないだろ」
神獣とは呼ばれていても意外に青龍はふざける。他の四人、いや四柱も似たようなもので手を焼いているが。なんか周りに手を焼かせるようなキャラが多くないか。癒しおねーさん系はいませんか。
「莫迦言え、わらわたちは十分おねーさんじゃろ」
「勝手に人の心の声に返事をするな。お前ら実年齢の割には子供っぽすぎるんだよ」
見た目の年齢に性格が引っ張られているのだろう。口調と経験を除けば多少の差はあれど十代の少女の挙動だ。
「しかたあるまいて、わらわたちはこの年の頃に祭り上げられたからの」
そう言われてしまうと、それ以上の抗議はできない。
「そんな顔をするでない。ほれ、おねーさんからひと言、早く寝たまえよ」
「そんなこと言われなくても――」
青龍のいた方向を見る。すでにその姿は消えていた。言いたいことは言ったということだろう。体が冷え切らないうちに部屋へ戻ることにした。
「ここなら問題ないか。……青龍」
一人呼びかけた。時刻は二十三時を回っている。
「かようなところにわらわを呼び出すとは」
背後から少女の声がした。そんな尊大な物言いの少女は青緑――現代的に言うのならエメラルドブルーの煌びやかな漢服を着ていた。
服と同じ色の瞳。風名の瞳の色が翠玉ならばこちらはトルコ石というべきか。龍の眼というほどいかつくはないが凛とした目元、かつて大陸の古代の姫だったというのにふさわしい威厳を備えている。
少女の今の名は青龍。五木の力の源となる青龍の化身が彼女だ。
「なんだよ、お前だけか」
「なんじゃ、御挨拶じゃな。他のは面倒がって出てこぬ。さてはお主、姫五人を並べて何かする気じゃったな」
体の前に手を持っていきわざとらしく防御姿勢をとる青龍。
似たような姿勢を昨日風名がやっていたのを思い出し顔が熱くなる。
「なにを赤くなっておる。図星を突いたのか?」
「馬鹿いえ、僕はお前一筋だ」
「莫迦はどっちよ。うぬには風の小娘がいるじゃろうて」
「……」
「ガチで照れんな!」
尊大な物言いのキャラが崩壊した。この辺りは年相応というところだろう。あくまで見た目の、ではあるが。
「すまぬ。この話は忘れよ。で、何故わらわを?」
「……青龍、お前が謝るなんてなぁ」
「わらわの美貌に見とれていると思ったらそんなことを考えておったか」
青龍が謝ることは決定的な間違いをしたとき以外ない。例えば間違えて雅金のハからはじまるアイスクリームを食べた時とか。ちなみにその時は急いで五木が代わりを買ってきて大事無かった。
「今回の事件、どう思う?」
「性急じゃな」
「いつ来るかわからないからな」
答えを急いだ。青龍ほど長い年月を過ごしていれば召喚士――またはそれに類する存在と出会ったこともあるだろう。ただの推測に過ぎないが。
「わらわ、いや他の者も祖国で似たような存在と戦ったことはある。これでも神獣じゃからな。暗闇が多かったころは当たり前に跋扈しておった」
懐かしさを帯びた瞳で青龍は言った。
「召喚士を解放する方法は、あるのか?」
「死ぬだけ、他に知らん」
冷たく言い放った。
「召喚士も不老不死、じゃないだろ。どうやってここまで受け継がれてきたんだ?」
「お主は気が付かなくてよいことにが付くな。召喚士の継承は召喚士。悪魔、譲渡されるもの、その三方すべての同意がなければ成立しない」
「悪魔の同意までいるのか」
「例外はある。血縁の年長者から年少者へは、召喚士のみの承諾で済む。例えば親から子へとかじゃな」
いわば次の世代へ引き継ぐ呪い。
「それって受け継がせないまま、その、亡くなったらどうなるんだ」
「さあ? そもそもわらわは悪魔ではないゆえ、見たものと伝聞、推測で話をするしかないが、あの召喚士が『悪魔共々死ぬ』と言っていたように死ぬんじゃろ」
青龍はそう言った。青龍の推測は正しいように聞こえた。召喚士がそう言ったということは、受け継ぐ存在がいないということでもあるのだろう。
考えてもどうしようもない。召喚士と悪魔、その契約を斬る方法はないのだろうか。
「そ、それよりお主……」
「なんだよ」
召喚士の話が一段落したところで、しおらしい調子で青龍は言った。
「その、わらわたちは常々お主の中から見ているゆえ、変なことはするなよ」
「変なことって――っ」
そこまで言って昨日の夜のことを五木は思い出した。不可抗力で密着した風名の感触のせいであまりよく眠れなかったのだ。
「わらわも年頃の娘ゆえ、不躾には言えぬが、ほどほどにの。あと、後生じゃから、わらわたちが眠っているか確認してから頼む」
「う、うるせえ! 人の×××× に干渉すんな! つーかお前、年頃なのは見た目だけじゃねえか!」
五木はつい声を荒らげてしまった。こんな風に話ができるのは青龍相手だからこそだ。
「失礼よの」
「お前の方が失礼だ。……まあ、いいさ善処する」
それだけ言って五木は会話を打ち切ろうと思っていた。青龍が退去する気配はない。
「? 何か他に用か?」
「いや、それはわらわが聞きたい」
青龍が何を言っているのか五木にはわからなかった。彼女に言うべきことが今あったとは思えない。
「僕としては特にないけど……」
「それならば……まあよいが」
青龍にしては歯切れが悪い。いつもは歯に衣着せぬ物言いをするのだが、今日は遠慮がちである。久しぶりの対話だということもあるのだろうか。いや、ずっと五木の中にいる彼女にはそうなる理由もないはずだ。
「ついでじゃ、わらわの思ったことを言ってやろう」
「珍しいな、いつもは確信のないことは言わない主義だ、とか言ってはぐらかす癖に」
「……聞きたいのか、聞きたくないのか、どっちかの」
踵を返そうとする青龍だった。どこに行くというのだろう。結局帰るところは五木の中と決まっている。
「待て待て、聞かせてくださいお願いします」
「心がこもっておらぬ気がするが、まあよい。さっき、騎士団が言っていた四ツ橋の秘技は、おそらく上手くいかない」
「……理由を教えてくれるか」
青龍は少し思案したそぶりを見せる。
「根本的に妖怪と悪魔は違う」
「それはわかるが、でも――」
「じゃから根本的にを付けたのじゃ。かつて神や天使だった知識を与え、対価を求める存在である悪魔。そこいて時折災厄を撒き散らす不思議な存在、妖怪。この二つは全く異なる」
だから、対象とする存在が変われば四ツ橋の秘技とやらも通用しない。それが青龍の考えらしかった。
「ってことは白騎士はその場しのぎでああ言っただけ、か」
確かに先ほどの説明を終え、騎士団が帰った後、風名と剣の反応はというとあまりいいものではなかった。そう簡単にはいかないと疑いを持っている。
「剣は、」
剣が青騎士を示し、その方法の説明を促していたことに気が付く。
「あやつはただ話を円滑に進めるためにそう言ったのじゃろう。不可解部の今の目的は召喚士の攻撃から街を守ることじゃろ」
その目的へ向かうための交通整理か、たしかに剣ならやりかねない。騙されるほど愚かではないからだ。
「白騎士は僕たちを騙しているのか?」
「左様。と言いたいところじゃがまだわからぬ。かの方法は誰も試したことがないゆえな。しかし、油断するな。あんな紳士然としておっても、五勢力の一つの一部隊の長ぞ」
白騎士という人物が油断ならないというのは五木自身がよくわかっている。殺す気なら、初対面の時に後ろから射抜けば済んだ。今はこうして味方に引き込んできているが、あの時に実力の差を見せつけたのだろう。
「いんや、そうはならなかったはずじゃ。ほんとに危なかったら玄武のやつあたりが出張ってくるじゃろうて」
「……気づいていたのなら教えてくれてもいいだろ」
勝手にモノローグを参照したことは咎めない。
「簡単に手を貸してはお主のためになるまいて。この先、幾度も幾度もあのような目に遭うことは薄々察しておるじゃろ」
あまりそんなことは考えたくもなかった。不可解部に所属して以来、何やら面倒ごとに巻き込まれることが多くなった気もする。面倒ごとと一言で片づけてしまうには大きな事件だが。確かに剣が言っていたように、このペースだと卒業までに十件は似たような事件と向き合わなければならなくなる。
「そのための訓練、ってことか、お優しいことで」
「本当に危ない時はわらわたちが何とかする。ダメじゃったら許してにゃん」
「にゃんじゃねえよ、白虎ならともかくお前は龍じゃねえか」
「許して龍?」
「特徴的な語尾でキャラを作ろうとするな。……お前たちでどうにもならないなら、諦めるしかないだろ」
神獣とは呼ばれていても意外に青龍はふざける。他の四人、いや四柱も似たようなもので手を焼いているが。なんか周りに手を焼かせるようなキャラが多くないか。癒しおねーさん系はいませんか。
「莫迦言え、わらわたちは十分おねーさんじゃろ」
「勝手に人の心の声に返事をするな。お前ら実年齢の割には子供っぽすぎるんだよ」
見た目の年齢に性格が引っ張られているのだろう。口調と経験を除けば多少の差はあれど十代の少女の挙動だ。
「しかたあるまいて、わらわたちはこの年の頃に祭り上げられたからの」
そう言われてしまうと、それ以上の抗議はできない。
「そんな顔をするでない。ほれ、おねーさんからひと言、早く寝たまえよ」
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