7 / 31
3
しおりを挟む
教室に戻ると、主人公の友達もといクラスメイト二人が話かけてきた。
「奏~!何処に行ってたのよ!」
こっちは要。
「もしかして迷ってたとか~?ふふっ」
こちらは、紬。
先に話かけてきたのが、一条学園の生徒でもあり
校長の娘でもある一条要(いちじょう かなめ)
黒髪で、サラツヤロングストレートに猫目が特徴の綺麗系。
安〇先生、イヤ校長先生とは似ても似つかない。
そして次が
保志乃紬(ほしの つむぎ)
こちらも、同じ一条学園の生徒で茶髪のロングで、お団子頭のほわほわ癒し系。
二人とも可愛いんだ。
二人とも席に座ると、並びは私の前に要で、真ん中は私で後ろは紬。
紬が椅子を持って移動してきている。
「それで、本当に何処行ってたの?トイレなんて言うんじゃないでしょうね~笑」
要の言葉に「アタリ~」と心の中で思いながらも
「それが、呼び出されてたのよ....校長室に」
「アンタ、何したのよ」と飽きれながらもほっとする要の様子に
「それってもしかして....」
何かに気づいた様子の紬。
「えっ嘘でしょ....」と、紬の様子にピン!ときた要は目を丸くする。
こくん。とゆっくり私は頷いた。
「えっ「しーーー!」..ご、ごめ....」
私は咄嗟に要の唇を手で押さえた。
紬もなぜか一緒に唇を押さえている。
二人を見て周りを見るが
幸いな事に他のクラスメイトたちは自分達の話に夢中だった。
こちらの様子に気づかないから、要の唇に押さえてた手を外すと二人は身を乗り出す。
「ちょっとどう言う事!?」
「スゴイスゴイ!奏ちゃん」
「どういう事も.....なにも(ゲームの中に招待されましたなんて言うわけにもいかないし)
私にもさっぱり....(苦しい言い訳ね)」
困っているように笑うしかなかった。
実際困っているし.....。
「まぁ.....花嫁に選ばれたんなら頑張ってきなさいよ
骨は拾ってあげる」とそう言ったのは要。
「そう、だね....寂しいけど光栄な事だもんね」と紬も
応援している。
私を.....。
「ただし!今日奢んなさいよ!」
「あーじゃぁねぇ、駅前通りのクレープ屋さんなんてどう?」
「それって駅前通りに新しく出来た、あの?」
「そうそう~!タピオカ入りの~」
「いいわね!って事で奏!今日ぜっっったいよ!」
゙約束゙
3人で指切りは、ずっと小さい時からしてきた事。
二人が、主人公との、3人で。
「奏~!何処に行ってたのよ!」
こっちは要。
「もしかして迷ってたとか~?ふふっ」
こちらは、紬。
先に話かけてきたのが、一条学園の生徒でもあり
校長の娘でもある一条要(いちじょう かなめ)
黒髪で、サラツヤロングストレートに猫目が特徴の綺麗系。
安〇先生、イヤ校長先生とは似ても似つかない。
そして次が
保志乃紬(ほしの つむぎ)
こちらも、同じ一条学園の生徒で茶髪のロングで、お団子頭のほわほわ癒し系。
二人とも可愛いんだ。
二人とも席に座ると、並びは私の前に要で、真ん中は私で後ろは紬。
紬が椅子を持って移動してきている。
「それで、本当に何処行ってたの?トイレなんて言うんじゃないでしょうね~笑」
要の言葉に「アタリ~」と心の中で思いながらも
「それが、呼び出されてたのよ....校長室に」
「アンタ、何したのよ」と飽きれながらもほっとする要の様子に
「それってもしかして....」
何かに気づいた様子の紬。
「えっ嘘でしょ....」と、紬の様子にピン!ときた要は目を丸くする。
こくん。とゆっくり私は頷いた。
「えっ「しーーー!」..ご、ごめ....」
私は咄嗟に要の唇を手で押さえた。
紬もなぜか一緒に唇を押さえている。
二人を見て周りを見るが
幸いな事に他のクラスメイトたちは自分達の話に夢中だった。
こちらの様子に気づかないから、要の唇に押さえてた手を外すと二人は身を乗り出す。
「ちょっとどう言う事!?」
「スゴイスゴイ!奏ちゃん」
「どういう事も.....なにも(ゲームの中に招待されましたなんて言うわけにもいかないし)
私にもさっぱり....(苦しい言い訳ね)」
困っているように笑うしかなかった。
実際困っているし.....。
「まぁ.....花嫁に選ばれたんなら頑張ってきなさいよ
骨は拾ってあげる」とそう言ったのは要。
「そう、だね....寂しいけど光栄な事だもんね」と紬も
応援している。
私を.....。
「ただし!今日奢んなさいよ!」
「あーじゃぁねぇ、駅前通りのクレープ屋さんなんてどう?」
「それって駅前通りに新しく出来た、あの?」
「そうそう~!タピオカ入りの~」
「いいわね!って事で奏!今日ぜっっったいよ!」
゙約束゙
3人で指切りは、ずっと小さい時からしてきた事。
二人が、主人公との、3人で。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる