月の都の花嫁

「迎えに来たよ、俺の花嫁」

そう言って、私の前に微笑みながらそう告げる男の人は......
画面の中の人だった。

チャラチャラチャラチャララララ~
壮大な音楽をバックに、ボイスが流れた後、
キスしているスチルとムービーが流れて
HAPPYEND

そう、私は所謂「腐女子。」

ゲームや映画の話はあくまで、フィクションだからこそ楽しめるって思ってる。
私がしているゲームにはヒロインとライバル役がいる。
主人公の立ち絵があるけど、殆ど後ろ姿だったり横だったりして顔が見えない。
けど、最初に自分好みの女の子を作ったりするからそれがきちんと反映される事からも人気。

もう1つの人気の理由が、主人公の名前を呼んでくれる事。
乙女ゲームだけじゃないけど、大抵主人公の名前って呼ばれなくても問題ないように出来てる
喋らなかったりね。
主人公のデフォルトの名前があるんだけど、
ファンの中で「自分の名前呼ばれた時が最高」って話で盛り上がってた。そこが人気のポイント。

それでもグラフィックの綺麗さと声優さんも話題としては負けてないほど盛り上がる。
もちろん、ライバル役も選べたりするし
こちらはイベントのスチルが豪華だったり
主人公よりも少し贔屓されているような溺愛感が高め。
少しエロちっくな展開があったりするし....。

ゲームの展開としては、王道のパターンの
主人公とパートナーが二人で協力して
色々と解決しながらストーリーを進めていくんだけど、主人公が月の都の花嫁って事で試練を受ける為に必要な
パートナーの選択肢がある。
選んだパートナーによっては険悪な仲から始まったりして、それだけじゃない
ある程度のライバル役と交流がある事と主人公の美容度などのパロメーターが上がってないと、ルートが変わりより溺愛多めのspecialに行く。
もちろん、ENDが終わった後の「続きから」スタートでパートナーを選ぶ時に誰かを攻略したか一目で分かるし
パートナーのアイコンが増えて「大団円」エンディングを迎える事も出来る。
けど、隠しルートに行くには隠しキャラに逢っておく事が必要。

隠しキャラも隠しルートもそう難しくはないんだけど、隠しキャラの好感度の上がり方が難しいと話題にもあった。

それに、主人公よりもライバル役のほうが盛り上がってるのよね.....。

主人公のHAPPYENDとspecialHAPPYENDのルートがあるんだけど
ライバル役のほうが、どっちもよりエロちっくでこれじゃ主人公のほうが可哀想に感じちゃうのよね。
絶対贔屓.....!

そう思ってたのに、気づいたらまさかの主人公になってるなんて.....

ざまぁ展開はありません。
王道ラブストーリー始めました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 217,890 位 / 217,890件 恋愛 63,933 位 / 63,933件

あなたにおすすめの小説

家出を決行した結果

恋愛
フィービーの婚約者ミゲルには大切な幼馴染がいる。病弱な幼馴染をいつも優先するミゲルや母が亡くなって以降溝が出来てしまった父と兄との関係にフィービーは疲れていた。 デートの約束をしてもいつも直前になって幼馴染を理由にキャンセルされ、幼馴染にしか感情を見せないミゲルを、フィービーを見ようとしない父や兄を捨てる決心をしたフィービーは侍女や執事の手を借りて家出を決行した。 自分を誰も知らない遠い場所へ行ったフィービーは、新しい人生の幕開けに期待に胸を躍らせた。 ※なろうさんにも公開しています。

三年目の離婚から始まる二度目の人生

あい
恋愛
三年子ができなければ、無条件で離婚できる――王国の制度。 三年目の夜、オーレリアは自らその条文を使い、公爵ルートヴィッヒに離婚を告げた。 理由はただ一つ。 “飾り”として生きるのをやめ、自分の手で商いをしたいから。 女性が公の場で立てる服を作るため、彼女は屋敷を去り、仕立て屋〈オーレリア・テイラーズ〉を開く。 店は順調に軌道に乗り、ついに王女の式典衣装を任されることに。 だが、その夜――激しい雨の中、彼女は馬車事故に遭い命を落とす。 (あと少し早く始めていたら、もっと夢を叶えられたのに……) そう思った瞬間、目を覚ますと――三年前、ルートヴィッヒと結婚する前の世界に戻っていた。 これは、“三年目の離婚”から始まる、二度目の人生。 今度こそ、自分の人生を選び取るために。 ーーー 不定期更新になります。 全45話前後で完結予定です、よろしくお願いします🙇

今更、話すことなどございません

わらびもち
恋愛
父が亡くなり、母の再婚相手の屋敷で暮らすことになったエセル。 そこではエセルは”家族”ではなく”異物”だった。 無関心な義父、新たな夫に夢中で娘など眼中にない母、嫌がらせばかりしてくる義兄。 ここに自分の居場所は無い。とある出来事をきっかけにエセルは家族を完全に見限り、誰にも別れを告げぬまま屋敷を後にする──。

お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ

Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。 理由は決まって『従妹ライラ様との用事』 誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。 「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、どうぞお好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」 二人の想いは、重なり合えるのだろうか …… ※他のサイトにも公開しています。

私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。

小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。 「マリアが熱を出したらしい」 駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。 「また裏切られた……」 いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。 「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」 離婚する気持ちが固まっていく。

七年目の裏切り 〜赴任先の夫から届く愛の手紙は、愛人の代筆でした〜

恋せよ恋
恋愛
「君は僕の最愛だ。もう二度と、君を危険に晒したくない」 命懸けの出産後、涙を流して私を抱きしめた夫ジュリアン。 その言葉通り、彼は「私を大切にするため」に夜の営みを断った。 私は、女としての寂しさを「愛されている誇り」に変え、 隣国へ赴任した夫を信じて二人の子供と家を守り続けていた。 毎週届く、情熱的な愛の手紙。タイプライターで綴られた その愛の言葉を、私は宝物のように抱きしめていた。 ……しかし、その手紙は「裏切り」だった。 夫が異国の地で、愛人と肌を重ねながら綴らせていた「偽りの愛」。 身分を隠して夫の赴任先の隣国へと向かった私が見たのは……。 果たして、貞淑な妻・メラニアが選んだ結論は……。 子供たちのため結婚生活の継続か、それとも……。 🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。 🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。 🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。 🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。 🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!

側妃契約は満了しました。

夢草 蝶
恋愛
 婚約者である王太子から、別の女性を正妃にするから、側妃となって自分達の仕事をしろ。  そのような申し出を受け入れてから、五年の時が経ちました。

王子よ、貴方が責任取りなさい

天冨 七緒
恋愛
「聖女の補佐をしてくれないか?」  王子自ら辺境まで訪れ、頭を下げる。  それほど国は、切羽詰まった状況なのだろう。  だけど、私の答えは……  皆さんに知ってほしい。  今代の聖女がどんな人物なのか。  それを知った上で、私の決断は間違いだったのか判断してほしい。