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王宮の謁見の間。
王宮の使者とリーデルさんの後ろを付いて歩いてると、
ほわぁ~!やっぱりスゴイのねぇ
王宮って。
金と白の縁取りの壺と言った調度品や
下が染みひとつないピカピカな床。
その上を歩く、カーペットが足元の金の縁取りで黒生地が映えてる。
外国のように靴のままでいいみたい。
汚さないのかなぁー、カーペットの上を靴で歩く違和感に慣れない。
なんて思ったけど、ベッドスロー(ホテルのベッドの上にある布の事。土足や雨の日でもシーツを汚さないようにする為のモノ)をカーペットの前に置いて踏んでいくなんてこんな感じで使うのは
なんか間違ってる気がする!
あああ、このカーペットを退けてやりたい。
土足の所は、ただの床のほうが掃除しやすいのに。
「ようこそ、クレセント国へ
花嫁候補の二人よ」
からの皇帝陛下の言葉が始まって、
少し前に遡る。
耳に意識だけは傾けて。
私達は船から降りようとした時、
クレセント国への領海のへ停泊した途端王宮の使者から早速
「皇帝陛下から直々に承りました、『花婿候補二人に逢いたい』との言付けにより謁見が可能となりましたのでお二人には先に皇帝陛下にお逢いになり
その後、入国手続きをとの事です」
「はぁ....」と思わず気の抜けた返事が出てしまったが
「仕方ありませんわね、船長から簡易の入国許可証だけは発行してもらいます。じゃないと私達はこの船からすら降りられませんわ」
こういう時の為に、リーデルさんは船長から簡易の入国許可証を発行して貰っていた。
こういう時=皇帝陛下のワガママ、あ、イヤ
勅命が下れば、それに従わなければいけない。
私達は素早く生徒手帳を出し身分証を見せ、簡易の入国許可証を貰う。
全く、皇帝陛下って子供なの?
肩の力が抜けそうになるなぁ。
そんなやり取りがあった今。
皇帝陛下の話が長いのはイヤなのよね。
「...........それで、二人には3つの課題、試練を受けて貰う。」
ハッと思わず顔を上げ、確認する。
あ、違うわ....。
私がボーッと違う事考え事してただけで
もう「頭を上げてよい」と許可があったんだっけ。
ダメじゃない、ちゃんと聞かないと
っても話が長いのは苦痛なのよね。
「ひとつ。我が国の竜が産む卵はちと特殊でな
今年は特別の竜が、タマゴを産む。
そのタマゴを取り上げる事。
二つ目。四つの月の祭壇を周り、二十三夜さまと一緒に祈祷を捧げる事。
3つ目。そのタマゴから無事に孵化させる事。
以上だ。
この試練を乗り越えてみせて欲しい。
花嫁候補達の頑張りに期待をする」
ふっと微笑む皇帝陛下。
これで、皇帝陛下の謁見は終わり
私達は女子寮の前で入国手続きをしていた。
リーデルさんの気を使う声も余り見に入らない
気もそぞろながら、部屋に入って
ふぅ....とため息をつく。
そうだった。
花嫁になる試練の内容は、年代と共に変わる。
王宮の使者とリーデルさんの後ろを付いて歩いてると、
ほわぁ~!やっぱりスゴイのねぇ
王宮って。
金と白の縁取りの壺と言った調度品や
下が染みひとつないピカピカな床。
その上を歩く、カーペットが足元の金の縁取りで黒生地が映えてる。
外国のように靴のままでいいみたい。
汚さないのかなぁー、カーペットの上を靴で歩く違和感に慣れない。
なんて思ったけど、ベッドスロー(ホテルのベッドの上にある布の事。土足や雨の日でもシーツを汚さないようにする為のモノ)をカーペットの前に置いて踏んでいくなんてこんな感じで使うのは
なんか間違ってる気がする!
あああ、このカーペットを退けてやりたい。
土足の所は、ただの床のほうが掃除しやすいのに。
「ようこそ、クレセント国へ
花嫁候補の二人よ」
からの皇帝陛下の言葉が始まって、
少し前に遡る。
耳に意識だけは傾けて。
私達は船から降りようとした時、
クレセント国への領海のへ停泊した途端王宮の使者から早速
「皇帝陛下から直々に承りました、『花婿候補二人に逢いたい』との言付けにより謁見が可能となりましたのでお二人には先に皇帝陛下にお逢いになり
その後、入国手続きをとの事です」
「はぁ....」と思わず気の抜けた返事が出てしまったが
「仕方ありませんわね、船長から簡易の入国許可証だけは発行してもらいます。じゃないと私達はこの船からすら降りられませんわ」
こういう時の為に、リーデルさんは船長から簡易の入国許可証を発行して貰っていた。
こういう時=皇帝陛下のワガママ、あ、イヤ
勅命が下れば、それに従わなければいけない。
私達は素早く生徒手帳を出し身分証を見せ、簡易の入国許可証を貰う。
全く、皇帝陛下って子供なの?
肩の力が抜けそうになるなぁ。
そんなやり取りがあった今。
皇帝陛下の話が長いのはイヤなのよね。
「...........それで、二人には3つの課題、試練を受けて貰う。」
ハッと思わず顔を上げ、確認する。
あ、違うわ....。
私がボーッと違う事考え事してただけで
もう「頭を上げてよい」と許可があったんだっけ。
ダメじゃない、ちゃんと聞かないと
っても話が長いのは苦痛なのよね。
「ひとつ。我が国の竜が産む卵はちと特殊でな
今年は特別の竜が、タマゴを産む。
そのタマゴを取り上げる事。
二つ目。四つの月の祭壇を周り、二十三夜さまと一緒に祈祷を捧げる事。
3つ目。そのタマゴから無事に孵化させる事。
以上だ。
この試練を乗り越えてみせて欲しい。
花嫁候補達の頑張りに期待をする」
ふっと微笑む皇帝陛下。
これで、皇帝陛下の謁見は終わり
私達は女子寮の前で入国手続きをしていた。
リーデルさんの気を使う声も余り見に入らない
気もそぞろながら、部屋に入って
ふぅ....とため息をつく。
そうだった。
花嫁になる試練の内容は、年代と共に変わる。
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