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ラブシロップ効果①
しおりを挟む小瓶の中身は、黄金色のトロリとした液体。手のひらに少し垂らして、指先でかき混ぜると、メープルシロップの甘い香りが部屋に漂った。
私は指先についたそれを、星野くんに見せながら、
「これは口にしても平気なの。ベトつかないし、シロップみたいに甘い。だから、Hの時のローションに最適って、マイ先輩が……」
星野くんの視線を感じながら、右手を胸のふくらみにもっていく。指先についたラブシロップを左の乳首にこすりつける。次に、右の乳首にも。
「星野くん、お願い……」
恥ずかしくて、顔を上げられない。
彼の手が私の腕にかかる。顔が胸に近づいてきて、唇の間から尖った舌先が伸びる。
「ああっ」
右の乳首をなめられた。舌先で転がされ、軽く吸われた。ただ、それだけで、全身が痺れてしまう。快感で下腹部が熱くなり、何度も身をよじってしまう。
「とても美味しいよ。美潮さんのおっぱい」
そう言って、今度は左の乳首を愛撫した。右よりも大きな快感が私の全身を貫く。より心臓に近いせいだろうか。
星野くんはラブシロップが気に入ったらしい。その味も、その効果も。
自分の指先につけると、私の乳首をこねるように塗ってくれた。ただ、それだけで気持ちよくて、私は甘い悲鳴を我慢できない。
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