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ラブシロップ効果②
しおりを挟む私を押さえている、星野くんの手のひらが汗ばんできた。私の反応を見て、私の声を聞いて、興奮しているのかもしれない。
「星野くん、今度は私が……」勇気を出して申し出た。
Hがコミュニケーションなら、一方通行ではいけない。
手のひらの落としたラブシロップを指先でかき混ぜながら、少し考える。
星野くんが言ったとはいえ、いきなり下腹部というのは、はしたないのでは……?
迷った末に、ラブシロップをからめた指先が向かったのは、彼の乳首。私とおあいこ、ということで。
チロチロと舌先でなめると、呻き声が上がった。さらに、ビクンと身体を震わせた。乳首って男も感じるんだ、と初めて知った。
それにしても、苦しそうな表情がとてもセクシーだった。胸の奥がキュンとして、下腹部がますます熱くなってしまう。
「……星野くん」
私はゆっくりと、彼のあそこに右手を伸ばす。
だけど、やっぱりためらって、手を引っ込めてしまう。
「美潮さん……」
星野くんが、期待に染まった視線を送ってくる。
勇気を出して、彼のあそこに手を添える。指を一本一本まきつけていく。胸がドキドキして、ほとんど手に力が入らない。だけど、その力具合がいいらしい。
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