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彩の雫 関連
表紙絵 極彩、群青 「ネコヲカウ」
しおりを挟む(2020年5月)
原画
強者の立場にいるほうが傷付けられ願望や奴隷志望になるやつが大好きなんですよ。監禁・所有させてくれたらそれ以外のものは全て捨てられる的な。だからわたくしの創作は監禁してる側が奴隷になっていることが多い。相手を支配することより、相手に支配されていることのほうが圧倒的に愛されたい・好かれたい側にとっては「勝ち」なんですよ。爆裂的アドバンテージなわけです。この身はキャンバスとばかりに引掻き傷や噛み痕や虐待痕をつけられるといいですよ、自分が閉じ込めて縛り付けて帰さない相手に。
絵の話をすると胸の大きさにこだわりました。二次元的Cカップなので現実でいうとDカップ相当なのですが、最初に仕上がったものが巨乳で、彼女はこんな胸大きくないゾ!と胸フェチよろしく1時間くらい胸の大きさにこだわっていました。その時にわたくしの中に、以前SNSで炎上していたフェミニスト()たちが憤激していた二次元キャラクターに対する「巨乳は奇形」というフレーズが浮かびまして、巨乳を修正することに多少の後ろめたさがありながらも、彼女はもう少し胸が小さいんだよ!というこだわりで乗り越えました。
巨乳は奇形というフレーズもまぁよく思い浮かんだものですわ。ちなみにわたくしの母親が巨乳に部類するので世間に出て、自分の性別の認識や自分の体格の自覚もまだ薄い頃(いうてもつい最近)、世間の女は栄養失調・世間の女は貧乳すぎると思っていました。
そして「胸の大きさを気にする女性」というのにも少し違和感があったりしました。それは何か記号的な女って感じがするな…というか。存在しないとすら思ったのですが実際いるみたいですし、実際胸を大きくするにはどうしたらいいか訊かれたこともあります。わたくしの胸は平均ですけれども、わたくしの妙な雑学みたいなのをアテにして。それから下着にパット複数枚入れているとかいう人もいました。わたくしはそういう部位の癌の家系なのであまり肉体を圧迫するようなことしたくないのですけれども。胸の大きさを気にする女は実在したんですね…でもやっぱり、二次元キャラクターのあの胸の大きさを気にする描写に対して妙な違和感があったり。まぁ各々ですね、「女は胸の大きさを気にしない」それこそ女性の多様性を無視しているといえますね。女子に留まらず男性に対しても。男性だって胸の大きさを気にしているかも知れませんからね、言うても。
2020.5.9
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