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異世界召喚編
第六話 〘入隊〙
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目を開けると、真っ白な天井が目に入った。
「起きたみたいね。」
私が寝ているベッドのそばで、椅子に座った彩夜さんが言った。
「ここは?」
「ここは、警務隊本部の医務室だよ。」
私は体を起こして辺りを見渡す。
「柚枝さん!?」
隣ののベッドには、柚枝さんが眠っていたのだ。
「どうして柚枝さんが...。」
「柚枝ちゃんは、あなたを助けるために、力を使いすぎちゃって今休んでるところよ。」
彩夜さんにそう言われて、私は廊下での事を思い出す。
「そうだ。私、あの時...。」
私が口を開いたと同時に医務室のドアが開き、男が二人入ってきた。
一人はがっしりとした体型の屈強な男。そしてもう一人は...。
「あ、あなたは!」
そう、もう一人の男は、廊下で私を半殺しにした男だったのだ。男は申し訳なさそうに私に歩み寄って来る。
「警務隊の緑川翔馬です。昨日は、本当に申し訳ありませんでした。本部内を見たことの無い人が歩いてたのでつい早とちりをしてしまって...。俺...とんでもない事を...。」
翔馬という男はそう言って、深々と頭を下げた。
「私も周知されていると聞いて、遠慮なくズカズカと入って行ったので...でも、もう少し私の話に耳を傾けて欲しかったです。」
「本当に申し訳ありません。」
私の言葉に、翔馬は再び頭を下げた。
「いいんですよ。頭、上げてください。」
私が笑ってそう言うと、翔馬はそっと頭を上げた。
「すまない。少しいいか?」
凹んでいる翔馬を尻目に、もう一人の男が私に話しかけてくる。
「俺は、警務隊国外遠征局局長の郷里正隆だ。実は、君に話があってな。だが...まずは、この度の部下の無礼を心からお詫びしたい。本当に申し訳ない。」
そう言うと、郷里さんも深々と頭を下げた。
「いえいえ!もういいんです!確かにあの時は死にそうな思いをしましたけど、柚枝さんがしっかりと治してくれたので。」
「...すまない。そう言って貰えると助かる。」
郷里は再び軽く頭を下げると、今度は空いている椅子に腰掛けた。
「実は、こんな事をしておいて何だが...。もし、行くあてがないのなら、この町で警務隊に入るつもりはないか?」
郷里さんは、静かに話を切り出した。
「内宮から話は聞いている。町で暴れた男と、飯屋で悪さしていた男、一日で二人も捕まえたそうじゃないか。」
郷里さんは、ニッコリ笑ってそう言った。
「いや...。きっかけは私でも、捕まえたのは私じゃ...。」
私は答える。そう、町で暴れた男を足止めしたのも、アヴェンタドールでイカサマを見破ったのも私だ。しかし、男を捕まえたのは彩夜さんと柚枝さんだ。私一人の力じゃ、確実に返り討ちにあっていただろう。
「それは、まだ君に実力が無いだけだ。実力さえあれば一人でも捕まえられたはず。俺達が言っているのは、実力以前の悪事を見破る観察力と、敵に立ち向かっていく行動力と度胸が君にはあるって話だ。」
郷里さんの顔に真剣さが増していく。人にそんなに褒められたのは初めてかもしれない。
「もちろん強制ではないから、嫌なら断ってもらっても構わない。けど、もしも嫌じゃないなら入隊してくれるとありがたいんだが...。」
私の目を真っ直ぐに見つめる郷里さん。たしかに、私としてもこの世界に来て、いつまでも行く宛がないままというのは困る。それに、こういった部隊に入ったりするのも、異世界っぽくて楽しそうだと思った。
「分かりました。では、お世話になってもいいですか?」
私の返事に、郷里さんをはじめその場にいた他の二人の顔色もぱっと明るくなる。
「おぉ!入ってくれるか!」
「は、はい。」
急にズイっ!と身を乗り出してきた郷里さんに、一瞬戸惑う。
「局長!顔、近いです...。」
隣で見ていた彩夜さんが、郷里さんに冷静な指摘をいれる。
「おぉ...。すまんすまん。嬉しくてついな。」
頭を掻きながら苦笑いする郷里さんを見て、私はクスリと笑った。
「じゃあ、入隊手続きとか色々あるから、少し場所を移そう。」
そう言って、郷里さんは柚枝さんの方を見た後、椅子から立ち上がった。確かに、これ以上柚枝さんが寝ている隣で騒がしくするのもあまり良くない。皆の後に続いて私もベッドから立ち上がり、着せられている病院着の様な服の裾を直して医務室をあとにした。
連れてこられたのは、元々私が目指していた総隊長室だった。部屋に入ると、総理大臣が座っているような立派な机があり、総隊長が机に向かって何が書類を書いていた。
「失礼します。秋月さんをお連れしました。」
郷里さんの声を聞いて、総隊長は筆を走らせる手を止めた。
「おぉ、来たか。」
椅子から立ち上がった総隊長は、私の前まで来て深々と頭を下げた。
「この度の無礼、本当に申し訳なかった。本当なら部下を迎えに出すべきだったんだが...。」
総隊長は一向に頭を上げようとしない。さすがに、謝られるとは思っていたが、ここまでされてしまうと私の方が何か申し訳ないような気持ちになる。
「いえいえ。もう解決したことなので大丈夫です。」
そう言って微笑んで見せると、総隊長は安心したように頭を上げた。
「総隊長。早速ですが本題に入ります。」
総隊長にさっきまでの話を説明する郷里さん。話を聞き終わると、総隊長は机に戻り、書類を一枚用意した。
「秋月君。まずは、入隊を決めてくれてありがとう。この書類にサインをして貰いたいのだが、その前に話さないといけないことがいくつかある。」
総隊長はそう言って話をし始めた。この世には人間の他に吸血鬼というものが存在する事。警務隊は国を吸血鬼から守るための機関で、郷里さん率いる遠征局はこの国の隊員の中でもトップクラスの実力者のみで構成されており、主に国外の調査、他国の防衛の補佐などを行っているらしい。
「警務隊に入れば、負わなくてもいい傷を負う、落とさなくてもいい命を落とす...。そんな危険と常に隣り合わせだ。それでも、入ってくれるのかね?」
総隊長は心配そうに眉をひそめた。確かに戦闘部隊なのだから身の危険があるのは当然だ。しかし、今の私の心の中は、この世界で何もせず平凡に暮らすのなら、いっその事前の世界で出来なかっなような事をやってみたいという気持ちでいっぱいになっていた。もちろん、死ぬのは嫌だが、死なないように訓練するところも、きっとこの世界の醍醐味なんだと思う。
「心配しないでください。私はもう入隊を決めましたので、今から変えるようなことはないと思います。ただ、私はまだ戦うスキルを全く持ってません。それだけが心配で...。」
「大丈夫!それに関しては、俺の知り合いに腕の立つ奴がいる。」
郷里さんが、胸を張って自慢げに言った。
「斉藤君かね?」
「はい。あいつに、彼女の武器を生成してもらった後、あそこの地下室を訓練場にして、基礎演習をしようかと。」
何やら、私の知らないところで話が進んでいく。私の頭には、?が飛びまわっていた。
「あぁ、置いてけぼりにしてたね。すまない。とりあえず、君の実力アップは気にしなくてもいい。今必要なのは、この国のために実力をつけ、その実力を国のために使ってくれるかどうかだ。」
さっきまでの和んだ雰囲気とは全然違う。ピンッと張り詰めた空気に私は一瞬気圧された。
「わ、私の中ではもう決まってますので、これからよろしくお願いします。」
そう言って、私は総隊長に深く頭を下げた。すると、総隊長達は揃って再び微笑んだ。
「それでは、ここにサインと指印をお願いしてもいいかな?」
総隊長に渡された紙に名前を書き、親指にインクをつけ、名前の横に押し当てた。
「秋月。これからよろしくな!」
「はい!よろしくお願いします!」
私の顔を見て満面の笑みを浮かべる郷里さんに、軽く頭を下げる。
「それではこれより、秋月君、君を我が警務隊の隊員として、正式に認定します。」
総隊長の凛としたその言葉は、私の心の中に何度もやまびこのように響いた。
「起きたみたいね。」
私が寝ているベッドのそばで、椅子に座った彩夜さんが言った。
「ここは?」
「ここは、警務隊本部の医務室だよ。」
私は体を起こして辺りを見渡す。
「柚枝さん!?」
隣ののベッドには、柚枝さんが眠っていたのだ。
「どうして柚枝さんが...。」
「柚枝ちゃんは、あなたを助けるために、力を使いすぎちゃって今休んでるところよ。」
彩夜さんにそう言われて、私は廊下での事を思い出す。
「そうだ。私、あの時...。」
私が口を開いたと同時に医務室のドアが開き、男が二人入ってきた。
一人はがっしりとした体型の屈強な男。そしてもう一人は...。
「あ、あなたは!」
そう、もう一人の男は、廊下で私を半殺しにした男だったのだ。男は申し訳なさそうに私に歩み寄って来る。
「警務隊の緑川翔馬です。昨日は、本当に申し訳ありませんでした。本部内を見たことの無い人が歩いてたのでつい早とちりをしてしまって...。俺...とんでもない事を...。」
翔馬という男はそう言って、深々と頭を下げた。
「私も周知されていると聞いて、遠慮なくズカズカと入って行ったので...でも、もう少し私の話に耳を傾けて欲しかったです。」
「本当に申し訳ありません。」
私の言葉に、翔馬は再び頭を下げた。
「いいんですよ。頭、上げてください。」
私が笑ってそう言うと、翔馬はそっと頭を上げた。
「すまない。少しいいか?」
凹んでいる翔馬を尻目に、もう一人の男が私に話しかけてくる。
「俺は、警務隊国外遠征局局長の郷里正隆だ。実は、君に話があってな。だが...まずは、この度の部下の無礼を心からお詫びしたい。本当に申し訳ない。」
そう言うと、郷里さんも深々と頭を下げた。
「いえいえ!もういいんです!確かにあの時は死にそうな思いをしましたけど、柚枝さんがしっかりと治してくれたので。」
「...すまない。そう言って貰えると助かる。」
郷里は再び軽く頭を下げると、今度は空いている椅子に腰掛けた。
「実は、こんな事をしておいて何だが...。もし、行くあてがないのなら、この町で警務隊に入るつもりはないか?」
郷里さんは、静かに話を切り出した。
「内宮から話は聞いている。町で暴れた男と、飯屋で悪さしていた男、一日で二人も捕まえたそうじゃないか。」
郷里さんは、ニッコリ笑ってそう言った。
「いや...。きっかけは私でも、捕まえたのは私じゃ...。」
私は答える。そう、町で暴れた男を足止めしたのも、アヴェンタドールでイカサマを見破ったのも私だ。しかし、男を捕まえたのは彩夜さんと柚枝さんだ。私一人の力じゃ、確実に返り討ちにあっていただろう。
「それは、まだ君に実力が無いだけだ。実力さえあれば一人でも捕まえられたはず。俺達が言っているのは、実力以前の悪事を見破る観察力と、敵に立ち向かっていく行動力と度胸が君にはあるって話だ。」
郷里さんの顔に真剣さが増していく。人にそんなに褒められたのは初めてかもしれない。
「もちろん強制ではないから、嫌なら断ってもらっても構わない。けど、もしも嫌じゃないなら入隊してくれるとありがたいんだが...。」
私の目を真っ直ぐに見つめる郷里さん。たしかに、私としてもこの世界に来て、いつまでも行く宛がないままというのは困る。それに、こういった部隊に入ったりするのも、異世界っぽくて楽しそうだと思った。
「分かりました。では、お世話になってもいいですか?」
私の返事に、郷里さんをはじめその場にいた他の二人の顔色もぱっと明るくなる。
「おぉ!入ってくれるか!」
「は、はい。」
急にズイっ!と身を乗り出してきた郷里さんに、一瞬戸惑う。
「局長!顔、近いです...。」
隣で見ていた彩夜さんが、郷里さんに冷静な指摘をいれる。
「おぉ...。すまんすまん。嬉しくてついな。」
頭を掻きながら苦笑いする郷里さんを見て、私はクスリと笑った。
「じゃあ、入隊手続きとか色々あるから、少し場所を移そう。」
そう言って、郷里さんは柚枝さんの方を見た後、椅子から立ち上がった。確かに、これ以上柚枝さんが寝ている隣で騒がしくするのもあまり良くない。皆の後に続いて私もベッドから立ち上がり、着せられている病院着の様な服の裾を直して医務室をあとにした。
連れてこられたのは、元々私が目指していた総隊長室だった。部屋に入ると、総理大臣が座っているような立派な机があり、総隊長が机に向かって何が書類を書いていた。
「失礼します。秋月さんをお連れしました。」
郷里さんの声を聞いて、総隊長は筆を走らせる手を止めた。
「おぉ、来たか。」
椅子から立ち上がった総隊長は、私の前まで来て深々と頭を下げた。
「この度の無礼、本当に申し訳なかった。本当なら部下を迎えに出すべきだったんだが...。」
総隊長は一向に頭を上げようとしない。さすがに、謝られるとは思っていたが、ここまでされてしまうと私の方が何か申し訳ないような気持ちになる。
「いえいえ。もう解決したことなので大丈夫です。」
そう言って微笑んで見せると、総隊長は安心したように頭を上げた。
「総隊長。早速ですが本題に入ります。」
総隊長にさっきまでの話を説明する郷里さん。話を聞き終わると、総隊長は机に戻り、書類を一枚用意した。
「秋月君。まずは、入隊を決めてくれてありがとう。この書類にサインをして貰いたいのだが、その前に話さないといけないことがいくつかある。」
総隊長はそう言って話をし始めた。この世には人間の他に吸血鬼というものが存在する事。警務隊は国を吸血鬼から守るための機関で、郷里さん率いる遠征局はこの国の隊員の中でもトップクラスの実力者のみで構成されており、主に国外の調査、他国の防衛の補佐などを行っているらしい。
「警務隊に入れば、負わなくてもいい傷を負う、落とさなくてもいい命を落とす...。そんな危険と常に隣り合わせだ。それでも、入ってくれるのかね?」
総隊長は心配そうに眉をひそめた。確かに戦闘部隊なのだから身の危険があるのは当然だ。しかし、今の私の心の中は、この世界で何もせず平凡に暮らすのなら、いっその事前の世界で出来なかっなような事をやってみたいという気持ちでいっぱいになっていた。もちろん、死ぬのは嫌だが、死なないように訓練するところも、きっとこの世界の醍醐味なんだと思う。
「心配しないでください。私はもう入隊を決めましたので、今から変えるようなことはないと思います。ただ、私はまだ戦うスキルを全く持ってません。それだけが心配で...。」
「大丈夫!それに関しては、俺の知り合いに腕の立つ奴がいる。」
郷里さんが、胸を張って自慢げに言った。
「斉藤君かね?」
「はい。あいつに、彼女の武器を生成してもらった後、あそこの地下室を訓練場にして、基礎演習をしようかと。」
何やら、私の知らないところで話が進んでいく。私の頭には、?が飛びまわっていた。
「あぁ、置いてけぼりにしてたね。すまない。とりあえず、君の実力アップは気にしなくてもいい。今必要なのは、この国のために実力をつけ、その実力を国のために使ってくれるかどうかだ。」
さっきまでの和んだ雰囲気とは全然違う。ピンッと張り詰めた空気に私は一瞬気圧された。
「わ、私の中ではもう決まってますので、これからよろしくお願いします。」
そう言って、私は総隊長に深く頭を下げた。すると、総隊長達は揃って再び微笑んだ。
「それでは、ここにサインと指印をお願いしてもいいかな?」
総隊長に渡された紙に名前を書き、親指にインクをつけ、名前の横に押し当てた。
「秋月。これからよろしくな!」
「はい!よろしくお願いします!」
私の顔を見て満面の笑みを浮かべる郷里さんに、軽く頭を下げる。
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