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異世界召喚編
第十一話 〘分身との決着〙
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私は目の前で起きた出来事を頭の中で整理するのに時間がかかっていた。
「何をぼーっとしているの?目の前にお友達が出てきてそんなに嬉しい?」
分身がクスリと笑う。
「なんで?なんでここに柚枝が居るの!?」
「わしの力で呼んだんじゃ。」
岩の上から私たちを見下ろすように做夜が言う。
「…何のために?」
「お主がいつまで経っても本気を出さんからじゃ。柚枝とやらも可哀想に。友が腑抜けておるばっかりに、こんな所まで呼び出されて…。何をされるかも知らずに…。」
做夜が捨て台詞のように吐いた言葉が、私の耳に引っかかる。
「柚枝に何する気?」
「何も。あなたさえ本気を出せば、この子には何もしない。」
そう言って分身は刀を私の方に向けた。
「楓?私、話が全く見えないんだけど?これ、どういう状況?」
柚枝はいきなり知らない所に呼び出され、戸惑いながら周りを見渡している。
「お友達の為に、少しお手伝いをお願いするだけですよ。」
「楓が…二人?でも、本物はそこに寝てる方ですよね?こっちの人は…なにか雰囲気が違う。」
柚枝は冷静に私と分身を見分け、そっと分身の方を向いた。
「楓…すごくボロボロですよね?何したんですか?」
柚枝の言葉に殺気がこもる。今まで見てきた柚枝の中で、一番強い殺気と言っても過言ではない。しかし、分身は柚枝の殺気など気にしていないかのような面持ちで私達を見ていた。
「修行よ?しゅ・ぎょ・う。その子がちっとも本気を出さないから、少し怪我しちゃってるけど大丈夫…。嫌でもすぐに本気出させるから。」
「どうやって?」
分身の陽気な声に、柚枝は眉をひそめて聞き返す。
「ふふっ。どうやって?…決まってるじゃない。何のためにあなたを呼び出したと思ってるの?」
柚枝の問いに、分身は笑いながら答える。私は分身が何を言っているのかさっぱり分からなかったが、柚枝の表情が変わったことで、彼女がこの状況の何かを察したことは分かった。
「思い通りになったらいいね。」
「大丈夫。なるから。」
言うが早いか、分身は素早く柚枝に詰め寄り、手に持った黒い刀を柚枝めがけて振り下ろす。
「…っく!」
その刀を柚枝は間一髪のところでかわし、大きく後ろへと飛びのいて分身との間合いを作った。そして、アヴェンタドールでの戦いと同じように、柚枝は手を前に差し出し静かに念じ始めた…が。
「なん…で?」
すぐに召喚できるはずの刀が一向に出てこない。
「どうなってるの?」
「あははっ!いくらやっても無駄よ?ここは、そこに転がってる腑抜けと做夜の力で作った世界。あなたの力はここでは使えないわ。」
戸惑う柚枝を嘲笑うかのように分身は言い放った。
「じゃあ…、ごめんね?」
分身の体がぶれる。途端に、柚枝は肩から大量の血を吹き出した。
「うわぁぁ!」
傷口を押さえてうずくまる柚枝。しかし、分身は更にその背後から、柚枝の背中を切りつける。
「うぐっ…。」
一瞬で柚枝の服が、血で赤く染まる。
「さすが、特別部隊の幹部様。これだけ切られても意識はしっかりとしているのね。」
「私を…、なめないで…。」
「柚枝っ!」
慌てて駆け寄ろうと体を起こした私に、再び鋭い衝撃が襲いかかり、私の体は後方の岩に叩きつけられた。
「腑抜けは黙ってて。元はといえば、あなたのせいよ?あなたがさっさと力に目覚めていればお友達はこんな事にはならなかった。」
「だからって…。」
「やめてほしければ、早く力を目覚めさせなさい。今度、腑抜けたままそこから動こうとしたら、本当にこの子…殺すよ?」
分身の声に始めて殺気がこもる。それだけで私の体は強張り、指一本も動かせなくなってしまった。
「そうそう…、そこで見ていればいいの。私が、あなたの大切な友達にいい事してあげるから。」
体を押さえうずくまる柚枝の傷口を踏みつけ、分身は嘲笑う。
「ぎゃぁぁぁ!」
あまりの激痛に柚枝の口から聞いたことの無い悲鳴が飛び出す。
「そうそう!いい声で鳴くじゃない?もっと私を楽しませてよ。」
そう言って、何度も何度も柚枝の傷口を踏みつける分身。最初は激痛に悶えてた柚枝も、大量の出血ととめどない激痛にだんだんと意識がもうろうとしてきたのか、数分後にはあまり反応しなくなってしまった。
「ねぇ?これで終わり?つまんないなぁ…。」
分身は力なく横たわる柚枝を見下ろし呟いた。
「はぁ…。ここまでね。」
刀を逆手に持ち替えた分身は、そのまま切っ先を柚枝の背中へと向けた。
「やめ……。」
私は分身がしようとしている事に気づき、声を上げようとした。しかし、私が声を出したと同時に、黒い刃は柚枝の心臓を貫いた。
「あっ……かはっ!」
口から大量の血を吐き出し、力なく地面に伏せる柚枝の顔には既に生気は無く、ただぼんやりと目を開けたまま一点を見つめているだけだった。
「ゆ…え?…柚枝っ!」
私は走り出し、柚枝の元へと向かう。横たわる柚枝を抱き起こすと、私の服に柚枝の血が大量に染み込んできた。
「ねぇ柚枝!しっかりして!…柚枝。」
体を揺すっても頬を叩いても、柚枝の表情は変わらない。うなだれた首、開いたまま瞬きをしない瞳。そして、柚枝を囲むように広がった大量の血溜まり。
「無駄だって。心臓貫いて死なないなんて、人間じゃないわ。」
必死に柚枝を呼ぶ私を見て、分身は小馬鹿にするように笑った。
「返して…。」
「なんて?」
「返してよ!私の…大切な友達なの…。」
言葉と一緒にこみ上げてくる涙が、頬を伝って地面に落ちる。その瞬間、私の中から大量のマナが湧き上がってくるのを感じた。
「もう死んじゃったものは仕方がないの。」
分身は私に歩み寄り、私の顔をのぞき込む。指で私の涙を拭き、顎をクイッと持ち上げた。
「…返してよ。」
「執拗いわね。もう戻ってこないって言って…。」
「うるさいっ!」
私は大声で怒鳴りつけ、分身の腹部を殴った。私の放った拳は分身の腹部にめり込み、そのまま体をはるか後方へと吹き飛ばす。
「これって…。」
私の周りを渦巻くマナは徐々にその勢いを強めていく。
「やっと目覚めた?まったく…待ちくたびれたわ。」
立ち上がった分身は地面に落ちた刀を拾い上げると、私に向かって構えた。私もすかさず刀を拾い、分身に向かって構える。
「さぁ。目覚めた力がどれ程のものか見せてもらおうかな。」
「何言ってるの?あなた、私の分身なんでしょ?だったら私達の力は同じだと思うわ。…でも、あなたは絶対に許さない。覚悟して!」
私はそう言い終わると、分身目がけて斬りかかった。刀と刀がぶつかる甲高い金属音が、何度も響きわたる。
「中々やるじゃない?でも、ここまでよ!」
「…くっ!」
しばらく斬り合った末、突然切り込む角度を変えた分身の刀が私の刀を捉える。
パキンッ!
刀がぶつかった瞬間、私の刀は真っ二つに折れてしまった。
「っ…!」
「あら?もう終わりなのかな!」
再度振られた分身の刀を、折れた刀で何とかやり過ごす。
「あっははっ。そんな刀じゃもう戦えないね。」
分身は私の鼻先に刀を突きつけ、にこやかな顔でそう言った。
「誰が…。」
「ん?」
「誰が諦めるもんか…。」
私は手に持っている刀を捨て、目の前に突きつけられた分身の刀に手を伸ばす。真っ黒な刀身を素手で握り、手前へと引き寄せる。
「このっ…!」
分身も抵抗しようとするが、それよりも早く私の蹴りが分身を襲った。
「ぐふっ!」
分身の力が一瞬緩んだ隙に、私は刀を奪い取り、体制を崩した分身に全力のマナを込めた蹴りを食らわせる。
「あがっ…!」
吹き飛んだ分身の体は、岩にぶつかりそのまま地面に崩れ落ちた。
「ゲホッ!ゲホッ!」
むせ返る分身に私は刀を突きつけ、見下すように分身に言い放った。
「私って案外人間じゃないのかもしれない…。あなたも私も、同一人物なのよね?あなたは全く同じ状況で、躊躇い無く柚枝に刀を刺した。最初はどうかしてると思ったけど、同じ状況になってみて分かったわ。だって…今の私にも、あなたを殺すのに何の躊躇いも無いんだから…。」
言葉と同時に溢れてくる涙を見て、分身が笑った。
「あなたと私は違うわ。恐らくあなたは、私に恨みが無ければ私を殺そうとはしないはず。でも、私は殺した。根本的にあなたと私では何かが違うわ。」
分身はそう言い終わると、そっと微笑み目をつむった。
「さぁ、やりなよ。それであなたの勝ちだから。」
「マナを引き出すのを手伝ってくれてありがとう。でも、柚枝を殺した恨みはこんなものじゃ消えないから…。」
涙で滲む目を拭い、私は分身の胸に刀を突き刺した。
「何をぼーっとしているの?目の前にお友達が出てきてそんなに嬉しい?」
分身がクスリと笑う。
「なんで?なんでここに柚枝が居るの!?」
「わしの力で呼んだんじゃ。」
岩の上から私たちを見下ろすように做夜が言う。
「…何のために?」
「お主がいつまで経っても本気を出さんからじゃ。柚枝とやらも可哀想に。友が腑抜けておるばっかりに、こんな所まで呼び出されて…。何をされるかも知らずに…。」
做夜が捨て台詞のように吐いた言葉が、私の耳に引っかかる。
「柚枝に何する気?」
「何も。あなたさえ本気を出せば、この子には何もしない。」
そう言って分身は刀を私の方に向けた。
「楓?私、話が全く見えないんだけど?これ、どういう状況?」
柚枝はいきなり知らない所に呼び出され、戸惑いながら周りを見渡している。
「お友達の為に、少しお手伝いをお願いするだけですよ。」
「楓が…二人?でも、本物はそこに寝てる方ですよね?こっちの人は…なにか雰囲気が違う。」
柚枝は冷静に私と分身を見分け、そっと分身の方を向いた。
「楓…すごくボロボロですよね?何したんですか?」
柚枝の言葉に殺気がこもる。今まで見てきた柚枝の中で、一番強い殺気と言っても過言ではない。しかし、分身は柚枝の殺気など気にしていないかのような面持ちで私達を見ていた。
「修行よ?しゅ・ぎょ・う。その子がちっとも本気を出さないから、少し怪我しちゃってるけど大丈夫…。嫌でもすぐに本気出させるから。」
「どうやって?」
分身の陽気な声に、柚枝は眉をひそめて聞き返す。
「ふふっ。どうやって?…決まってるじゃない。何のためにあなたを呼び出したと思ってるの?」
柚枝の問いに、分身は笑いながら答える。私は分身が何を言っているのかさっぱり分からなかったが、柚枝の表情が変わったことで、彼女がこの状況の何かを察したことは分かった。
「思い通りになったらいいね。」
「大丈夫。なるから。」
言うが早いか、分身は素早く柚枝に詰め寄り、手に持った黒い刀を柚枝めがけて振り下ろす。
「…っく!」
その刀を柚枝は間一髪のところでかわし、大きく後ろへと飛びのいて分身との間合いを作った。そして、アヴェンタドールでの戦いと同じように、柚枝は手を前に差し出し静かに念じ始めた…が。
「なん…で?」
すぐに召喚できるはずの刀が一向に出てこない。
「どうなってるの?」
「あははっ!いくらやっても無駄よ?ここは、そこに転がってる腑抜けと做夜の力で作った世界。あなたの力はここでは使えないわ。」
戸惑う柚枝を嘲笑うかのように分身は言い放った。
「じゃあ…、ごめんね?」
分身の体がぶれる。途端に、柚枝は肩から大量の血を吹き出した。
「うわぁぁ!」
傷口を押さえてうずくまる柚枝。しかし、分身は更にその背後から、柚枝の背中を切りつける。
「うぐっ…。」
一瞬で柚枝の服が、血で赤く染まる。
「さすが、特別部隊の幹部様。これだけ切られても意識はしっかりとしているのね。」
「私を…、なめないで…。」
「柚枝っ!」
慌てて駆け寄ろうと体を起こした私に、再び鋭い衝撃が襲いかかり、私の体は後方の岩に叩きつけられた。
「腑抜けは黙ってて。元はといえば、あなたのせいよ?あなたがさっさと力に目覚めていればお友達はこんな事にはならなかった。」
「だからって…。」
「やめてほしければ、早く力を目覚めさせなさい。今度、腑抜けたままそこから動こうとしたら、本当にこの子…殺すよ?」
分身の声に始めて殺気がこもる。それだけで私の体は強張り、指一本も動かせなくなってしまった。
「そうそう…、そこで見ていればいいの。私が、あなたの大切な友達にいい事してあげるから。」
体を押さえうずくまる柚枝の傷口を踏みつけ、分身は嘲笑う。
「ぎゃぁぁぁ!」
あまりの激痛に柚枝の口から聞いたことの無い悲鳴が飛び出す。
「そうそう!いい声で鳴くじゃない?もっと私を楽しませてよ。」
そう言って、何度も何度も柚枝の傷口を踏みつける分身。最初は激痛に悶えてた柚枝も、大量の出血ととめどない激痛にだんだんと意識がもうろうとしてきたのか、数分後にはあまり反応しなくなってしまった。
「ねぇ?これで終わり?つまんないなぁ…。」
分身は力なく横たわる柚枝を見下ろし呟いた。
「はぁ…。ここまでね。」
刀を逆手に持ち替えた分身は、そのまま切っ先を柚枝の背中へと向けた。
「やめ……。」
私は分身がしようとしている事に気づき、声を上げようとした。しかし、私が声を出したと同時に、黒い刃は柚枝の心臓を貫いた。
「あっ……かはっ!」
口から大量の血を吐き出し、力なく地面に伏せる柚枝の顔には既に生気は無く、ただぼんやりと目を開けたまま一点を見つめているだけだった。
「ゆ…え?…柚枝っ!」
私は走り出し、柚枝の元へと向かう。横たわる柚枝を抱き起こすと、私の服に柚枝の血が大量に染み込んできた。
「ねぇ柚枝!しっかりして!…柚枝。」
体を揺すっても頬を叩いても、柚枝の表情は変わらない。うなだれた首、開いたまま瞬きをしない瞳。そして、柚枝を囲むように広がった大量の血溜まり。
「無駄だって。心臓貫いて死なないなんて、人間じゃないわ。」
必死に柚枝を呼ぶ私を見て、分身は小馬鹿にするように笑った。
「返して…。」
「なんて?」
「返してよ!私の…大切な友達なの…。」
言葉と一緒にこみ上げてくる涙が、頬を伝って地面に落ちる。その瞬間、私の中から大量のマナが湧き上がってくるのを感じた。
「もう死んじゃったものは仕方がないの。」
分身は私に歩み寄り、私の顔をのぞき込む。指で私の涙を拭き、顎をクイッと持ち上げた。
「…返してよ。」
「執拗いわね。もう戻ってこないって言って…。」
「うるさいっ!」
私は大声で怒鳴りつけ、分身の腹部を殴った。私の放った拳は分身の腹部にめり込み、そのまま体をはるか後方へと吹き飛ばす。
「これって…。」
私の周りを渦巻くマナは徐々にその勢いを強めていく。
「やっと目覚めた?まったく…待ちくたびれたわ。」
立ち上がった分身は地面に落ちた刀を拾い上げると、私に向かって構えた。私もすかさず刀を拾い、分身に向かって構える。
「さぁ。目覚めた力がどれ程のものか見せてもらおうかな。」
「何言ってるの?あなた、私の分身なんでしょ?だったら私達の力は同じだと思うわ。…でも、あなたは絶対に許さない。覚悟して!」
私はそう言い終わると、分身目がけて斬りかかった。刀と刀がぶつかる甲高い金属音が、何度も響きわたる。
「中々やるじゃない?でも、ここまでよ!」
「…くっ!」
しばらく斬り合った末、突然切り込む角度を変えた分身の刀が私の刀を捉える。
パキンッ!
刀がぶつかった瞬間、私の刀は真っ二つに折れてしまった。
「っ…!」
「あら?もう終わりなのかな!」
再度振られた分身の刀を、折れた刀で何とかやり過ごす。
「あっははっ。そんな刀じゃもう戦えないね。」
分身は私の鼻先に刀を突きつけ、にこやかな顔でそう言った。
「誰が…。」
「ん?」
「誰が諦めるもんか…。」
私は手に持っている刀を捨て、目の前に突きつけられた分身の刀に手を伸ばす。真っ黒な刀身を素手で握り、手前へと引き寄せる。
「このっ…!」
分身も抵抗しようとするが、それよりも早く私の蹴りが分身を襲った。
「ぐふっ!」
分身の力が一瞬緩んだ隙に、私は刀を奪い取り、体制を崩した分身に全力のマナを込めた蹴りを食らわせる。
「あがっ…!」
吹き飛んだ分身の体は、岩にぶつかりそのまま地面に崩れ落ちた。
「ゲホッ!ゲホッ!」
むせ返る分身に私は刀を突きつけ、見下すように分身に言い放った。
「私って案外人間じゃないのかもしれない…。あなたも私も、同一人物なのよね?あなたは全く同じ状況で、躊躇い無く柚枝に刀を刺した。最初はどうかしてると思ったけど、同じ状況になってみて分かったわ。だって…今の私にも、あなたを殺すのに何の躊躇いも無いんだから…。」
言葉と同時に溢れてくる涙を見て、分身が笑った。
「あなたと私は違うわ。恐らくあなたは、私に恨みが無ければ私を殺そうとはしないはず。でも、私は殺した。根本的にあなたと私では何かが違うわ。」
分身はそう言い終わると、そっと微笑み目をつむった。
「さぁ、やりなよ。それであなたの勝ちだから。」
「マナを引き出すのを手伝ってくれてありがとう。でも、柚枝を殺した恨みはこんなものじゃ消えないから…。」
涙で滲む目を拭い、私は分身の胸に刀を突き刺した。
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