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第一章 光の雪
第9話 スライム族の村、明かされる真実
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──まぶたの向こうに、光が差していた。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ。
風に揺れる木々の音が、静かに部屋を包んでいる。
(……よく寝たな)
アマトは、敷き藁の寝床からゆっくりと身を起こす。
昨夜、“恩恵”と呼ばれた謎のスキルを発動したあとの、妙に深い眠り――
身体に残る疲れは意外と軽いが、どこかふわふわとした感覚が残っていた。
(慣れないことをやるもんじゃねぇな……)
欠伸をひとつして、部屋の隅に置かれた椅子に腰かけようと手を伸ばす。
その瞬間、
──ガタン。
椅子の脚が床に突っかかる音が、部屋に響いた。
「アマト様、お目覚めになったのですね?」
扉の向こうから、明るく柔らかな声がした。
間違いようのない、ミィナの声――のはずだ。
「失礼しても、よろしいでしょうか?」
「あぁ……」
戸が静かに開く。
そして、そこに立っていた“それ”を見た瞬間――
アマトの脳内は、一瞬、真っ白になった。
(……だれ?)
そこにいたのは、
昨夜までのミィナの面影が吹き飛ぶほどに、圧倒的な美貌をたたえた女性だった。
艶のある長い髪、整った顔立ち、すらりとした体躯、そして――
胸元を包むのは、たった一枚の皮衣。
豊かな膨らみが明らかに浮かび上がり、
布の隙間からこぼれそうな曲線が、
逆に視線を逸らさせるほどだった。
(……こ、これは……)
目のやり場に困りながらも、アマトはなんとか声を絞り出す。
「お、おはよう……」
女性――いや、ミィナは、にこやかに微笑んだ。
「おはようございます、アマト様。朝食ができております。こちらへどうぞ」
彼女は自然な仕草でアマトの手を取り、部屋へと導く。
その仕草すら、どこか洗練されていて、昨夜までとはまるで別人だった。
(……え? 本当にミィナなのか?)
頭が混乱したまま椅子に座らされると、テーブルには昨夜の祭りからは想像もできない、
新鮮な野菜や卵のような食材を使った朝食が、きれいに並べられていた。
(……こんなもの、どこにあったんだよ)
ぽかんとしているアマトの前に、さらに一人の男が現れた。
「おはようございます、アマト“様”。今日は良い天気ですね」
老齢ながら姿勢はしっかりとしたその男――
昨日、背を屈め、どこか生気を削がれたような佇まいだった村長のゼルミス……のはず、だ。
しかし、今目の前にいるその男は、まるで別人のように矍鑠(かくしゃく)とした老人であった。
(……おはようございます?!……“様”!?)
昨夜までは、普通の年長者の口調だったはずが、まるで敬意を込めるようなその呼び方。
さらにミィナもゼルミスも、自然な笑みを浮かべながら、
「さあ、お食事をどうぞ」
と、まるで何も変わったことがないように言ってくる。
(いや、いやいやいやいや……どう考えてもおかしいだろ)
アマトは思わず声に出した。
「どういうことだ?!」
その声に、ゼルミスが目を細め穏やかに微笑んだ。
「……無理もございませんな。では、昨夜のことをお話いたしましょう」
ゼルミスは椅子に腰かけると、静かに語り始めた。
「あのあと、“光の雪”が村中に降り注ぎました。
最初は、皆、興奮と共に幻想的な現象だと、ただ眺めていたのですが……
だんだんと、体が軽くなり、痛みが引き、病が癒え、動けなかった者が歩き始め……
それだけでなく、若返った者、力を得た者、姿形までも変わった者まで現れたのです」
ミィナがそっと言葉を継ぐ。
「私も……気づいたら、身体が、こんなふうに……」
そう言ってミィナは、申し訳なさそうに胸元を軽く押さえる。
その姿を見て、アマトは再び目を下に逸らさずにはいられなかった。
それをごまかすように、
「……食材もか?」
ミィナは、笑顔のまま、コクリと頷いた。
「……つまり、あの光が、お前たちに何か“作用”したってことか」
ゼルミスが深く頷く。
「まるで、伝説に語られる“エリクサー”のようだと、村の者たちは申しております。
そして――それを降らせたのは、他ならぬアマト様、あなたです」
アマトは苦笑を浮かべる。
「……俺にそんな大層な力があるとは思えないがな。」
(おい、お前、ゼルヴァス。なんか知ってるのか?)
頭の奥に問いかけてみるも――返ってくるのは、沈黙。
(……寝てるのか?……確かに、元の世界の異世界マンガでは、そんなことが起こりえるものが多かったしな……)
そう考え直そうと自分に言い聞かせるように、肩をすくめながらも、アマトは少し落ち着いて、目の前の食事に手を伸ばす。
――
食事の途中、外から子供たちの元気な声が響いてきた。
そして、村人の笑い声、喜びの掛け合いも――昨夜までの空気がまるで嘘のようだった。
「アマト様。よろしければ、村人たちの様子をご覧になりますか?」
ミィナが笑顔で言って、キッチン奥の扉をそっと開ける。
差し込む朝日と共に現れた光景に――アマトは、再び凍りついた。
「……なん、だ……これ」
そこにいたのは、人ではなかった。
ぴょん、ぴょんと跳ねる、無数の半透明なスライムたち。
色も形も様々に――だが確かに、村人の声が、そこからしている。
ミィナが慌ててドアを閉じ、アマトに向き直り、さも何事もなかったように――
「あのー、朝食のおかわり、いかがですか?」
と明らかにごまかした。
「……いや、おかしいだろ!!」
アマトの叫びに、ミィナはぺたんと座り込み、両手をついて頭を下げた。
「申し訳ございませんっ! アマト様を騙すつもりは、まったくなかったのですっ!」
ゼルミスまでもが、椅子を飛び退き、土下座を始める始末。
アマトは思わず頭を抱えた。
「……わかった、わかったから……。まず、話を聞かせてくれ」
ミィナは、伏せた顔のまま、小さく頷いた。
「……この村は、魔族界の端にあるスライム族の集落です。
この世界では、魔族たちも普段は人の姿で生活しており、戦闘時などに魔物の姿に変身します。
ただ、変身は魔素の消費が大きいため、大戦後は控えていたのです」
アマトはじっと耳を傾ける。
「私は……アマト様が異世界から来られた方だと、すぐに気づいておりました。
だからこそ、最初はスライムであることを隠さなければと思ったのです。
けれど、いろいろなお話をするうちに……
この方なら、もしかすると魔族を無条件に敵とみなすような方ではないのかもしれない
……そう思い始めました。
そんな方にこそ、真実を打ち明けるべきなのに、
それがかえって怖くなってしまって……言い出せなくなってしまったのです。」
「……で、今、うかつにもドア開けて、全部バレて焦ったわけか」
ミィナは顔を赤くしながら、こくこくと頷く。
(ミィナ、まさかお前も残念系なのか?)
と思いつつ、
「……なら、いい」
アマトの言葉に、ミィナが目を見開く。
「えっ……?」
「俺も異世界から来た人間だ。元の世界に比べれば、
そもそも今の状態も理解しがたい状態だからいまさら感はある・・・。
第一、ミィナのこれまでの態度はうそだったのか?」
「そ、そんなこと……絶対に、ありません! 私は、アマト様を心から――!」
涙をにじませながらも、ミィナは言い切る。
アマトは、少しばかり照れくさそうに息を吐くと、微笑んで答えた。
「なら、それでいい。俺も、お前のことを信じる」
ミィナは、こらえていた涙をこぼしながら、満面の笑顔を浮かべる。
「……ありがとうございますっ!」
その様子を、壁越しに耳をそばだてていた村人たちがドアを開け、
「アマト様、昨日は失礼しましたぁああ!!」
「アマト様、万歳ィィ!!」
と次々に頭を下げてきた。
アマトは額を押さえて、苦笑するしかなかった。
(……やれやれ)
だが、そんな騒がしさの中――
アマトの頭の奥に潜むもう一人の存在、ゼルヴァスだけは、
なぜか、依然として沈黙を守っていた。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ。
風に揺れる木々の音が、静かに部屋を包んでいる。
(……よく寝たな)
アマトは、敷き藁の寝床からゆっくりと身を起こす。
昨夜、“恩恵”と呼ばれた謎のスキルを発動したあとの、妙に深い眠り――
身体に残る疲れは意外と軽いが、どこかふわふわとした感覚が残っていた。
(慣れないことをやるもんじゃねぇな……)
欠伸をひとつして、部屋の隅に置かれた椅子に腰かけようと手を伸ばす。
その瞬間、
──ガタン。
椅子の脚が床に突っかかる音が、部屋に響いた。
「アマト様、お目覚めになったのですね?」
扉の向こうから、明るく柔らかな声がした。
間違いようのない、ミィナの声――のはずだ。
「失礼しても、よろしいでしょうか?」
「あぁ……」
戸が静かに開く。
そして、そこに立っていた“それ”を見た瞬間――
アマトの脳内は、一瞬、真っ白になった。
(……だれ?)
そこにいたのは、
昨夜までのミィナの面影が吹き飛ぶほどに、圧倒的な美貌をたたえた女性だった。
艶のある長い髪、整った顔立ち、すらりとした体躯、そして――
胸元を包むのは、たった一枚の皮衣。
豊かな膨らみが明らかに浮かび上がり、
布の隙間からこぼれそうな曲線が、
逆に視線を逸らさせるほどだった。
(……こ、これは……)
目のやり場に困りながらも、アマトはなんとか声を絞り出す。
「お、おはよう……」
女性――いや、ミィナは、にこやかに微笑んだ。
「おはようございます、アマト様。朝食ができております。こちらへどうぞ」
彼女は自然な仕草でアマトの手を取り、部屋へと導く。
その仕草すら、どこか洗練されていて、昨夜までとはまるで別人だった。
(……え? 本当にミィナなのか?)
頭が混乱したまま椅子に座らされると、テーブルには昨夜の祭りからは想像もできない、
新鮮な野菜や卵のような食材を使った朝食が、きれいに並べられていた。
(……こんなもの、どこにあったんだよ)
ぽかんとしているアマトの前に、さらに一人の男が現れた。
「おはようございます、アマト“様”。今日は良い天気ですね」
老齢ながら姿勢はしっかりとしたその男――
昨日、背を屈め、どこか生気を削がれたような佇まいだった村長のゼルミス……のはず、だ。
しかし、今目の前にいるその男は、まるで別人のように矍鑠(かくしゃく)とした老人であった。
(……おはようございます?!……“様”!?)
昨夜までは、普通の年長者の口調だったはずが、まるで敬意を込めるようなその呼び方。
さらにミィナもゼルミスも、自然な笑みを浮かべながら、
「さあ、お食事をどうぞ」
と、まるで何も変わったことがないように言ってくる。
(いや、いやいやいやいや……どう考えてもおかしいだろ)
アマトは思わず声に出した。
「どういうことだ?!」
その声に、ゼルミスが目を細め穏やかに微笑んだ。
「……無理もございませんな。では、昨夜のことをお話いたしましょう」
ゼルミスは椅子に腰かけると、静かに語り始めた。
「あのあと、“光の雪”が村中に降り注ぎました。
最初は、皆、興奮と共に幻想的な現象だと、ただ眺めていたのですが……
だんだんと、体が軽くなり、痛みが引き、病が癒え、動けなかった者が歩き始め……
それだけでなく、若返った者、力を得た者、姿形までも変わった者まで現れたのです」
ミィナがそっと言葉を継ぐ。
「私も……気づいたら、身体が、こんなふうに……」
そう言ってミィナは、申し訳なさそうに胸元を軽く押さえる。
その姿を見て、アマトは再び目を下に逸らさずにはいられなかった。
それをごまかすように、
「……食材もか?」
ミィナは、笑顔のまま、コクリと頷いた。
「……つまり、あの光が、お前たちに何か“作用”したってことか」
ゼルミスが深く頷く。
「まるで、伝説に語られる“エリクサー”のようだと、村の者たちは申しております。
そして――それを降らせたのは、他ならぬアマト様、あなたです」
アマトは苦笑を浮かべる。
「……俺にそんな大層な力があるとは思えないがな。」
(おい、お前、ゼルヴァス。なんか知ってるのか?)
頭の奥に問いかけてみるも――返ってくるのは、沈黙。
(……寝てるのか?……確かに、元の世界の異世界マンガでは、そんなことが起こりえるものが多かったしな……)
そう考え直そうと自分に言い聞かせるように、肩をすくめながらも、アマトは少し落ち着いて、目の前の食事に手を伸ばす。
――
食事の途中、外から子供たちの元気な声が響いてきた。
そして、村人の笑い声、喜びの掛け合いも――昨夜までの空気がまるで嘘のようだった。
「アマト様。よろしければ、村人たちの様子をご覧になりますか?」
ミィナが笑顔で言って、キッチン奥の扉をそっと開ける。
差し込む朝日と共に現れた光景に――アマトは、再び凍りついた。
「……なん、だ……これ」
そこにいたのは、人ではなかった。
ぴょん、ぴょんと跳ねる、無数の半透明なスライムたち。
色も形も様々に――だが確かに、村人の声が、そこからしている。
ミィナが慌ててドアを閉じ、アマトに向き直り、さも何事もなかったように――
「あのー、朝食のおかわり、いかがですか?」
と明らかにごまかした。
「……いや、おかしいだろ!!」
アマトの叫びに、ミィナはぺたんと座り込み、両手をついて頭を下げた。
「申し訳ございませんっ! アマト様を騙すつもりは、まったくなかったのですっ!」
ゼルミスまでもが、椅子を飛び退き、土下座を始める始末。
アマトは思わず頭を抱えた。
「……わかった、わかったから……。まず、話を聞かせてくれ」
ミィナは、伏せた顔のまま、小さく頷いた。
「……この村は、魔族界の端にあるスライム族の集落です。
この世界では、魔族たちも普段は人の姿で生活しており、戦闘時などに魔物の姿に変身します。
ただ、変身は魔素の消費が大きいため、大戦後は控えていたのです」
アマトはじっと耳を傾ける。
「私は……アマト様が異世界から来られた方だと、すぐに気づいておりました。
だからこそ、最初はスライムであることを隠さなければと思ったのです。
けれど、いろいろなお話をするうちに……
この方なら、もしかすると魔族を無条件に敵とみなすような方ではないのかもしれない
……そう思い始めました。
そんな方にこそ、真実を打ち明けるべきなのに、
それがかえって怖くなってしまって……言い出せなくなってしまったのです。」
「……で、今、うかつにもドア開けて、全部バレて焦ったわけか」
ミィナは顔を赤くしながら、こくこくと頷く。
(ミィナ、まさかお前も残念系なのか?)
と思いつつ、
「……なら、いい」
アマトの言葉に、ミィナが目を見開く。
「えっ……?」
「俺も異世界から来た人間だ。元の世界に比べれば、
そもそも今の状態も理解しがたい状態だからいまさら感はある・・・。
第一、ミィナのこれまでの態度はうそだったのか?」
「そ、そんなこと……絶対に、ありません! 私は、アマト様を心から――!」
涙をにじませながらも、ミィナは言い切る。
アマトは、少しばかり照れくさそうに息を吐くと、微笑んで答えた。
「なら、それでいい。俺も、お前のことを信じる」
ミィナは、こらえていた涙をこぼしながら、満面の笑顔を浮かべる。
「……ありがとうございますっ!」
その様子を、壁越しに耳をそばだてていた村人たちがドアを開け、
「アマト様、昨日は失礼しましたぁああ!!」
「アマト様、万歳ィィ!!」
と次々に頭を下げてきた。
アマトは額を押さえて、苦笑するしかなかった。
(……やれやれ)
だが、そんな騒がしさの中――
アマトの頭の奥に潜むもう一人の存在、ゼルヴァスだけは、
なぜか、依然として沈黙を守っていた。
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