11 / 98
第一章 光の雪
第11話 採取、温泉!?そして、フィリアの森の伝説
しおりを挟む
昨夜、アマトが発した”光の雪”によって、フィリアの森は目覚ましい変化を遂げていた。
昨日まで枯れ木とくすんだ草が広がっていたこの森に、今では色とりどりの果実や木の実がたわわに実っている。
「見て、ミィナ姉ちゃん! こんなに採れたぞ!」
スライム族の幼い男の子、ネトが両手いっぱいに果実を抱えて駆け寄ってくる。
その顔には喜びが満ちあふれていた。
「お兄ちゃん、こっそり食べてるでしょ。もう!」
しっかり者の妹ネネが、すぐさま兄の盗み食いを見抜き、手にした籠を構えながら責めるように詰め寄った。
「う、うるせいやい。ひ、ひとつくらいいいだろう……」
そう言いつつネトの頬には、いくつもの果物の食べかすがついており、否定の余地はなかった。
「ネトちゃん、食べ過ぎておなかを壊さないでね」
ミィナが優しく微笑みながら声をかけた。小さな弟妹を見るようなそのまなざしには、深い慈しみが宿っている。
昨日まで、魔素不足でやせ衰えていた二人の兄妹は、
いまはすっかり元気になり、遊び半分で食物の採取をしていた。
光の雪が、彼らの小さな体に活力を取り戻させたのだ。
「……しかし、よく実ってるな」
ルノアが、手を腰に当てながら枝の高みを見上げた。
彼女はミィナの親友であり、ミィナより少し背が高く、長い緑の髪を後ろで束ねた、ボーイッシュな雰囲気なまとう少女である。
「アマト様の”光の雪”のおかげだわ」
ミィナが木の実を手に取り、しみじみとつぶやく。
その声には、どこか祈りのような響きがあった。
「にしても、そろそろ持ち運ぶの限界じゃねぇか」
とルノアが、やれやれといった感じで話す。
「そうね、ではそろそろ帰りましょう」
とミィナが、子供たちが聞こえるように言った。
「え~、もう帰っちゃうの~?」
ネトが名残惜しそうに食材の山を見つめながら、口をとがらせた。
「採った分で十分でしょ。これ以上は持てないでしょ」
ネネがピシャリと言うと、ネトはシュンと肩を落とした。だが、その直後。
「オレ、ちょっと向こう、見てくる!」
そう言って、ネトが突然スライム化し、ピョンピョンと飛び跳ねながら森の奥へと駆けて行った。
「お兄ちゃんっ!!」
ネネが慌てて呼び止めようとするも間に合わない。
「仕方ないわね」
とミィナが微笑みながら言う。
「スライムになれるのがうれしくてしょうがねぇんだろ、あいつ」
ルノアが苦笑しながら言った。
「じゃぁ、果実と木の実はここへ置いて、私たちもいってみましょうか」
「オレもそっちのが面白そうだ。行こうぜ」
とルノアが言うと、
「いいの?!」
ネネはうれしそうにスライム化し、兄の後を追って森の奥へと跳ねていった。
しばらく森の中を進むと――
「わわっ……な、なにこれ……!?」
先に駆けていったネトが、草陰から身を乗り出すようにして叫んだ。
ミィナたちが追いついたとき、そこには思いがけない光景が広がっていた。
木々の間からひらけた小さな空間に、ぽっかりと湯気の立ちのぼる池が存在していた。
水面は静かで、やわらかな蒸気がふんわりと立ち上っている。
「お湯の池?」
ネネがつぶやく。
「……温泉、戻ってきたのね」
ミィナが感慨深げに声を漏らす。
「まじか。採取で汗もかいたし、ちょうどいいじゃねぇか」
ルノアがニッと笑う。
「そうね。みんなで、入りましょうか」
ミィナが微笑んだその瞬間、
なんだか面白うそうと思った子供たちの目がキラキラと輝いた。
―――
ぱしゃっ……と、小さな水音が湯面に弾ける。
ネトがスライムのまま湯に飛び込んで、ぷるぷると泳ぎ回る。
「お兄ちゃん! 温泉で泳いじゃダメだめでしょっ!」
ネネが叫ぶが、彼はまるで聞いていない。体を半透明の球体に変え、温泉の中を自由に跳ねていた。
ミィナは岩肌に腰を下ろし、静かに湯へと身を沈める。
湯けむりが柔らかく立ちのぼり、彼女の白い肌をやさしく包んでいた。
首筋から胸元へかけて、うっすらと汗が混じった湯のしずくが伝い、その曲線をなぞるように落ちていく。
ミィナの胸元がわずかに湯面から浮かぶ。
湯気に揺らぎ、まるで夢の中のようにぼんやりとしか見えないその姿、
その仕草一つひとつに、柔らかい女の艶が滲んでいた。
「ふぅ……身体の芯から溶けていくみたい……」
ミィナが瞳を細めて、うっとりと空を仰ぐ。
湯気越しに見えるその横顔からは、色香がこぼれていた。
「こりゃ、すげぇな……」
ルノアも隣で湯に肩まで浸かり、髪を後ろでひとまとめにして首筋を露わにする。
ボーイッシュな顔立ちに反して、濡れた肌のラインは女らしく、無防備な鎖骨が目を引いた。
「温泉って、もっとぬるいもんかと思ってた。けど……気持ちよすぎて溶けちまいそうだぜ」
肩を湯に沈めながら、ルノアが気持ちよさそうに息を吐く。
「ぷはっ! ネネっ! この温泉、飲めるぞー!」
「飲まないのっ! 口つけないのっ! バカお兄ちゃん!」
「ぴゅるるるるっ!」と音を立ててスライムのネトが弾けた。
女たちの艶と、子供たちの騒がしさ。
フィリアの森に、生命の温もりが確かに戻ってきていた。
―――
温泉のぬくもりに満たされた身体を冷ますように、湯の縁に腰掛けたミィナ、ルノア、それと、ネネ。
傍らでは、ネトが、のぼせてまくってふにゃふにゃな感じで大の字に寝そべっている。
「……にしても、ここまで戻るなんてな」
ルノアがぽつりとつぶやく。
「ええ。ほんとうに、奇跡みたい……」
ミィナが空を見上げて答える。
「そういえばさ、ミィナお姉ちゃん」
ネネが足をぱちゃぱちゃさせながら声を上げる。
「“フィリアの森の伝説”って、どんなお話なの?」
その問いに、ミィナのまなざしが遠くを見つめるように細くなった。
「そうね……少しだけ、お話してあげるわ」
―――その昔、千年も昔のこと。
“フィリア”という名の魔女がいて、
彼女の魔素力が恐れられ、
神々の世界を離れ、
人間界にも馴染まず、
ただ静かに暮らせる場所を求めて旅を続けていた―――
「この地にたどり着いた彼女は、地中深くに一つの大きな魔石を埋めることにしたの。
それは、自分の魔素を封じ、争いを避け、森に静けさを与えるためだったとも……
あるいは、神にも魔にもなれぬ自身の祈りを、永遠に沈めるためだったとも言われているわ。
その魔石の加護によって、フィリアの森は長い間、実りと癒しに満ちた土地となったの。
……これが、“フィリアの森”の伝説よ」
ミィナの声が、湯気にまぎれて静かに溶けていく。
「……けど、森の魔素は少しずつ削られ、木々は枯れ、温泉も干上がっちまった。
それもこれも全部、大量な異世界人が来たせいだ!」
ルノアがやや吐き捨てるように言った。
「兄貴だって異世界人に……」
ルノアの目から、憎しみと悲しみの色がうかがえる。
「でも、アマト様は違うわ」
ミィナの声が、少しだけ強くなる。
「アマト様は、この森に魔素を戻してくれた。私たちに、生きる力をくれたの」
「アマト様大好きー!」とネネが両手をあげて叫び、
「アマト様最高!」と、ネトがのぼせて寝転がったままガッツポーズ。
「……まぁ、たしかに、前より森も元気になったがな」
ルノアが目を伏せ、ぽつりとつぶやいた。
ミィナはその横顔を見つめ、小さく微笑む。
だが、どこか寂しげな目をしていた。
「そろそろ、上がりましょうか」
ミィナがぽつりと告げた。
昨日まで枯れ木とくすんだ草が広がっていたこの森に、今では色とりどりの果実や木の実がたわわに実っている。
「見て、ミィナ姉ちゃん! こんなに採れたぞ!」
スライム族の幼い男の子、ネトが両手いっぱいに果実を抱えて駆け寄ってくる。
その顔には喜びが満ちあふれていた。
「お兄ちゃん、こっそり食べてるでしょ。もう!」
しっかり者の妹ネネが、すぐさま兄の盗み食いを見抜き、手にした籠を構えながら責めるように詰め寄った。
「う、うるせいやい。ひ、ひとつくらいいいだろう……」
そう言いつつネトの頬には、いくつもの果物の食べかすがついており、否定の余地はなかった。
「ネトちゃん、食べ過ぎておなかを壊さないでね」
ミィナが優しく微笑みながら声をかけた。小さな弟妹を見るようなそのまなざしには、深い慈しみが宿っている。
昨日まで、魔素不足でやせ衰えていた二人の兄妹は、
いまはすっかり元気になり、遊び半分で食物の採取をしていた。
光の雪が、彼らの小さな体に活力を取り戻させたのだ。
「……しかし、よく実ってるな」
ルノアが、手を腰に当てながら枝の高みを見上げた。
彼女はミィナの親友であり、ミィナより少し背が高く、長い緑の髪を後ろで束ねた、ボーイッシュな雰囲気なまとう少女である。
「アマト様の”光の雪”のおかげだわ」
ミィナが木の実を手に取り、しみじみとつぶやく。
その声には、どこか祈りのような響きがあった。
「にしても、そろそろ持ち運ぶの限界じゃねぇか」
とルノアが、やれやれといった感じで話す。
「そうね、ではそろそろ帰りましょう」
とミィナが、子供たちが聞こえるように言った。
「え~、もう帰っちゃうの~?」
ネトが名残惜しそうに食材の山を見つめながら、口をとがらせた。
「採った分で十分でしょ。これ以上は持てないでしょ」
ネネがピシャリと言うと、ネトはシュンと肩を落とした。だが、その直後。
「オレ、ちょっと向こう、見てくる!」
そう言って、ネトが突然スライム化し、ピョンピョンと飛び跳ねながら森の奥へと駆けて行った。
「お兄ちゃんっ!!」
ネネが慌てて呼び止めようとするも間に合わない。
「仕方ないわね」
とミィナが微笑みながら言う。
「スライムになれるのがうれしくてしょうがねぇんだろ、あいつ」
ルノアが苦笑しながら言った。
「じゃぁ、果実と木の実はここへ置いて、私たちもいってみましょうか」
「オレもそっちのが面白そうだ。行こうぜ」
とルノアが言うと、
「いいの?!」
ネネはうれしそうにスライム化し、兄の後を追って森の奥へと跳ねていった。
しばらく森の中を進むと――
「わわっ……な、なにこれ……!?」
先に駆けていったネトが、草陰から身を乗り出すようにして叫んだ。
ミィナたちが追いついたとき、そこには思いがけない光景が広がっていた。
木々の間からひらけた小さな空間に、ぽっかりと湯気の立ちのぼる池が存在していた。
水面は静かで、やわらかな蒸気がふんわりと立ち上っている。
「お湯の池?」
ネネがつぶやく。
「……温泉、戻ってきたのね」
ミィナが感慨深げに声を漏らす。
「まじか。採取で汗もかいたし、ちょうどいいじゃねぇか」
ルノアがニッと笑う。
「そうね。みんなで、入りましょうか」
ミィナが微笑んだその瞬間、
なんだか面白うそうと思った子供たちの目がキラキラと輝いた。
―――
ぱしゃっ……と、小さな水音が湯面に弾ける。
ネトがスライムのまま湯に飛び込んで、ぷるぷると泳ぎ回る。
「お兄ちゃん! 温泉で泳いじゃダメだめでしょっ!」
ネネが叫ぶが、彼はまるで聞いていない。体を半透明の球体に変え、温泉の中を自由に跳ねていた。
ミィナは岩肌に腰を下ろし、静かに湯へと身を沈める。
湯けむりが柔らかく立ちのぼり、彼女の白い肌をやさしく包んでいた。
首筋から胸元へかけて、うっすらと汗が混じった湯のしずくが伝い、その曲線をなぞるように落ちていく。
ミィナの胸元がわずかに湯面から浮かぶ。
湯気に揺らぎ、まるで夢の中のようにぼんやりとしか見えないその姿、
その仕草一つひとつに、柔らかい女の艶が滲んでいた。
「ふぅ……身体の芯から溶けていくみたい……」
ミィナが瞳を細めて、うっとりと空を仰ぐ。
湯気越しに見えるその横顔からは、色香がこぼれていた。
「こりゃ、すげぇな……」
ルノアも隣で湯に肩まで浸かり、髪を後ろでひとまとめにして首筋を露わにする。
ボーイッシュな顔立ちに反して、濡れた肌のラインは女らしく、無防備な鎖骨が目を引いた。
「温泉って、もっとぬるいもんかと思ってた。けど……気持ちよすぎて溶けちまいそうだぜ」
肩を湯に沈めながら、ルノアが気持ちよさそうに息を吐く。
「ぷはっ! ネネっ! この温泉、飲めるぞー!」
「飲まないのっ! 口つけないのっ! バカお兄ちゃん!」
「ぴゅるるるるっ!」と音を立ててスライムのネトが弾けた。
女たちの艶と、子供たちの騒がしさ。
フィリアの森に、生命の温もりが確かに戻ってきていた。
―――
温泉のぬくもりに満たされた身体を冷ますように、湯の縁に腰掛けたミィナ、ルノア、それと、ネネ。
傍らでは、ネトが、のぼせてまくってふにゃふにゃな感じで大の字に寝そべっている。
「……にしても、ここまで戻るなんてな」
ルノアがぽつりとつぶやく。
「ええ。ほんとうに、奇跡みたい……」
ミィナが空を見上げて答える。
「そういえばさ、ミィナお姉ちゃん」
ネネが足をぱちゃぱちゃさせながら声を上げる。
「“フィリアの森の伝説”って、どんなお話なの?」
その問いに、ミィナのまなざしが遠くを見つめるように細くなった。
「そうね……少しだけ、お話してあげるわ」
―――その昔、千年も昔のこと。
“フィリア”という名の魔女がいて、
彼女の魔素力が恐れられ、
神々の世界を離れ、
人間界にも馴染まず、
ただ静かに暮らせる場所を求めて旅を続けていた―――
「この地にたどり着いた彼女は、地中深くに一つの大きな魔石を埋めることにしたの。
それは、自分の魔素を封じ、争いを避け、森に静けさを与えるためだったとも……
あるいは、神にも魔にもなれぬ自身の祈りを、永遠に沈めるためだったとも言われているわ。
その魔石の加護によって、フィリアの森は長い間、実りと癒しに満ちた土地となったの。
……これが、“フィリアの森”の伝説よ」
ミィナの声が、湯気にまぎれて静かに溶けていく。
「……けど、森の魔素は少しずつ削られ、木々は枯れ、温泉も干上がっちまった。
それもこれも全部、大量な異世界人が来たせいだ!」
ルノアがやや吐き捨てるように言った。
「兄貴だって異世界人に……」
ルノアの目から、憎しみと悲しみの色がうかがえる。
「でも、アマト様は違うわ」
ミィナの声が、少しだけ強くなる。
「アマト様は、この森に魔素を戻してくれた。私たちに、生きる力をくれたの」
「アマト様大好きー!」とネネが両手をあげて叫び、
「アマト様最高!」と、ネトがのぼせて寝転がったままガッツポーズ。
「……まぁ、たしかに、前より森も元気になったがな」
ルノアが目を伏せ、ぽつりとつぶやいた。
ミィナはその横顔を見つめ、小さく微笑む。
だが、どこか寂しげな目をしていた。
「そろそろ、上がりましょうか」
ミィナがぽつりと告げた。
10
あなたにおすすめの小説
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
転生魔竜~異世界ライフを謳歌してたら世界最強最悪の覇者となってた?~
アズドラ
ファンタジー
主人公タカトはテンプレ通り事故で死亡、運よく異世界転生できることになり神様にドラゴンになりたいとお願いした。 夢にまで見た異世界生活をドラゴンパワーと現代地球の知識で全力満喫! 仲間を増やして夢を叶える王道、テンプレ、モリモリファンタジー。
お助け妖精コパンと目指す 異世界サバイバルじゃなくて、スローライフ!
tamura-k
ファンタジー
お祈りメールの嵐にくじけそうになっている谷河内 新(やごうち あらた)は大学四年生。未だに内定を取れずに打ちひしがれていた。
ライトノベルの異世界物が好きでスローライフに憧れているが、新の生存確認にやってきたしっかり者の妹には、現実逃避をしていないでGWくらいは帰って来いと言われてしまう。
「スローライフに憧れているなら、まずはソロキャンプくらいは出来ないとね。それにお兄ちゃん、料理も出来ないし、大体畑仕事だってやった事がないでしょう? それに虫も嫌いじゃん」
いや、スローライフってそんなサバイバル的な感じじゃなくて……とそんな事を思っていたけれど、ハタと気付けばそこは見知らぬ森の中で、目の前にはお助け妖精と名乗るミニチュアの幼児がいた。
魔法があるという世界にほんのり浮かれてみたけれど、現実はほんとにサバイバル?
いえいえ、スローライフを希望したいんですけど。
そして、お助け妖精『コパン』とアラタの、スローライフを目指した旅が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる