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<急襲、救出>
スズメの見たモノ、二羽目と三羽目
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さっきと同様、二羽目の額に額を合わせ、魔力を同調させる。
眼下に広がる荒野が見える。
その何もない荒野の真ん中に、何やら柵に囲まれた所がある。
少し、高度が下がる。
いや……アレは柵では無い。
レンガ作りの塀だ……と言う事は。
「コイツは南西の廃砦へ向かわせた奴だな」
砦と言っても随分、簡素な物だ。
何も無い荒野の一角をただ塀で囲ってあるだけの物に見える。
その塀も、所々崩れておる。
アレは、大砲の砲撃を受けた跡か。
そして、その塀に囲まれた中には、レンガ造りの建物が一つと、上空からも朽ち果てておるのが分る木造の建物が三つ。
やはり、人影が無い。
ワシならば、塀の崩れた個所に見張りを立たせるところだが誰も居らん。
「どうやら、廃砦もハズレの様だ……と成れば……」
「南東の牧場跡って事か、旦那」
「うむ、だが一応確認しておこう。丁度、最後の一羽も戻って来た」
最後の一羽が、上空で一度旋回した後、「チュン!」と舞い降りる。
さっそく、駆け寄り額を合わす。
やはり、眼下に広がる荒野。
暫く、赤い大地を見下ろし飛行する。
徐々に、その大地の色が緑色に代わって来る。
此処からは牧草地らしい。
点々と朽ち果てた柵が見える。
更に進むと、幾つか木造の建物が建っておる。
アレは恐らく厩舎か。
だが、これも屋根が一部崩れ、大きな穴が開いておる。
他にも、幾つか小屋が有るが、似た様な物だな。
だが、その厩舎の隣に建つ屋敷は、健在の様だ。
それと、牧草地の柵と違い、屋敷や厩舎のある敷地を囲う板塀も朽ちてはおらん。
そして、肝心の人影は……フッ、居た。
敷地の入り口に柵状の門扉が有り、その前に見張りが二人立って居る。
他にも、敷地内を巡回しておるのが数人。
屋敷の中にも、人の気配がある。
どうやら……。
「ジム、決まりだ。南東へ向かうぞ」
「分ったぜ、旦那」
目的地より大分手前で馬を降りる。
馬なんぞに乗ってのこのこと近付けば、目立ってしまうからな。
少し距離が有るが、此処からは歩いて向かう。
そして遠目に、敷地を囲う板塀が見えて来た。
ジムと近くの岩陰に身を潜める。
「それで旦那、どう攻める?」
「そうだな……先ずは、あの門番をして居る見張りを始末して、門を開けて忍び込む。それから……」
「おいおい旦那、そんなことすりゃ目立つんじゃ無えのか?」
「ん、なら、あの板塀を飛び越えるか?だが、あの板塀は結構な高さがある。いかにお前さんが身軽とは言え、あの高さを飛び越えるのは、ちと難しかろう。まあ、いつぞや見たく、お前さんを抱えて飛び越える事も出来るが……どうする?」
「ああ……門からって事で頼むぜ、旦那」
眼下に広がる荒野が見える。
その何もない荒野の真ん中に、何やら柵に囲まれた所がある。
少し、高度が下がる。
いや……アレは柵では無い。
レンガ作りの塀だ……と言う事は。
「コイツは南西の廃砦へ向かわせた奴だな」
砦と言っても随分、簡素な物だ。
何も無い荒野の一角をただ塀で囲ってあるだけの物に見える。
その塀も、所々崩れておる。
アレは、大砲の砲撃を受けた跡か。
そして、その塀に囲まれた中には、レンガ造りの建物が一つと、上空からも朽ち果てておるのが分る木造の建物が三つ。
やはり、人影が無い。
ワシならば、塀の崩れた個所に見張りを立たせるところだが誰も居らん。
「どうやら、廃砦もハズレの様だ……と成れば……」
「南東の牧場跡って事か、旦那」
「うむ、だが一応確認しておこう。丁度、最後の一羽も戻って来た」
最後の一羽が、上空で一度旋回した後、「チュン!」と舞い降りる。
さっそく、駆け寄り額を合わす。
やはり、眼下に広がる荒野。
暫く、赤い大地を見下ろし飛行する。
徐々に、その大地の色が緑色に代わって来る。
此処からは牧草地らしい。
点々と朽ち果てた柵が見える。
更に進むと、幾つか木造の建物が建っておる。
アレは恐らく厩舎か。
だが、これも屋根が一部崩れ、大きな穴が開いておる。
他にも、幾つか小屋が有るが、似た様な物だな。
だが、その厩舎の隣に建つ屋敷は、健在の様だ。
それと、牧草地の柵と違い、屋敷や厩舎のある敷地を囲う板塀も朽ちてはおらん。
そして、肝心の人影は……フッ、居た。
敷地の入り口に柵状の門扉が有り、その前に見張りが二人立って居る。
他にも、敷地内を巡回しておるのが数人。
屋敷の中にも、人の気配がある。
どうやら……。
「ジム、決まりだ。南東へ向かうぞ」
「分ったぜ、旦那」
目的地より大分手前で馬を降りる。
馬なんぞに乗ってのこのこと近付けば、目立ってしまうからな。
少し距離が有るが、此処からは歩いて向かう。
そして遠目に、敷地を囲う板塀が見えて来た。
ジムと近くの岩陰に身を潜める。
「それで旦那、どう攻める?」
「そうだな……先ずは、あの門番をして居る見張りを始末して、門を開けて忍び込む。それから……」
「おいおい旦那、そんなことすりゃ目立つんじゃ無えのか?」
「ん、なら、あの板塀を飛び越えるか?だが、あの板塀は結構な高さがある。いかにお前さんが身軽とは言え、あの高さを飛び越えるのは、ちと難しかろう。まあ、いつぞや見たく、お前さんを抱えて飛び越える事も出来るが……どうする?」
「ああ……門からって事で頼むぜ、旦那」
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