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王都に戻って間もなく、アシャとルネは副ギルド長の勧めに従い男女二人組パーティを補助する支援役に就く。
リーダー兼盾役を務める壮年の男と同行者の射手の女はどちらも冒険者歴の長い熟練者で、すぐに打ち解けられる社交的な性格をしていた。
夫婦でも交際中でもない腐れ縁同士と称する通り、二人の間には何ら遠慮がなく、性別差を感じさせない。
互いに相棒と呼び合う気安い関係性が、アシャは少し羨ましく思った。
新たなパーティで最初にこなしたのは、森の奥で勢力を拡大しつつある大型魔物の討伐依頼だった。
標的は額に突き刺さりそうなほど湾曲した牙を持つ巨猪の群れで、放置すればいずれ人里に降り甚大な被害をもたらすと予期されていた。
本来は複数のパーティで包囲し、各個で数を減らしていくべきなのだが、近隣の村から寄せられる依頼料はそう多くない。
アシャたちは少数精鋭として事に当たった。むろん一筋縄ではいかなかったが、上手く連携が取れて、大した怪我もなく退けられた。
その他も幾つかの討伐をこなしていき、あのパーティ瓦解から早くも三ヶ月が経った。
リーダーはしばし相棒と地下迷宮に潜る計画を立てると言い、アシャとルネに休暇を取らせた。
迷宮探索はかなりの日数を必要とする。優秀な後衛がいなければ踏破など叶わない。英気を養い、万全の状態で共に挑んで欲しい。
真っ直ぐな信頼を寄せられたアシャは迷わず頷き、ルネも同行を決めた。
思いがけず舞い込んできた休みをどのように消化するか、二人は宿で示し合わせる。
達成報酬が少なかろうと、魔物の皮や肉などの素材を状態良く持ち帰って加工屋に売り払えば割りの良い臨時収入となった。
奇しくも季節は春。防寒具を必要としない、過ごしやすい気候は人を身軽にする。
今こそ、ルネが以前勧めてきたエルフの店に行ってみよう。
アシャの提案にルネは喜色を浮かべた。海沿いの港町から船で島へ渡る必要があると話し、馬の手配を担ってくれた。
「明日は一足先に厩舎へ行きますが、一人で起きられそうですか?」
ルネの心配は根拠あってのものだ。
早寝早起きを習慣付けているルネとは対照的に、アシャはかなり朝に弱い。放っておけば、いつまでも寝入ってしまう。
相部屋生活のうち、ルネの起床時についでに起こしてもらうことが数回あった。
「大丈夫だよ。あたしが何歳になったと思ってるんだ」
どこか心配そうな友にアシャは軽口を返す。その裏で、ルネの優しさに甘えるのは良くないと怠惰でいた自分を猛省した。
決して寝過ごしてはいけないと気を引き締めて床に就き、頭の中でひたすら羊の数を数えた。
翌日。
旅の荷を詰めたリュックを背負い、アシャは弾き出されるように宿を出た。
「ち、遅刻……遅刻したっ!」
眠るに眠れず朝方に寝落ちしてしまい、焦った独り言を口にせずにはいられなかった。
休憩所での滞在や乗船時間から逆算すると、出発するべき時刻をゆうに超過している。
変な方向に曲がった寝癖を直す暇もなく大通りを駆け抜けた。服は雨風をしのげるフード付きのマントに、ブラウスとズボンを合わせた平凡な軽装である。
昨夜、着る服を決めておいたのが功を奏し、寝衣で飛び出す醜態を晒さずに済んだ。
朝食も食べ損ねたが、水筒の水で誤魔化すしかない。馬を休ませている間に軽食くらいはつまめるだろうか。
走りながら思考を巡らせるあまり、注意力が散漫になっていた。
曲がり角に差し掛かった時すら、誰かが対向を歩いているかもしれないという発想に思い至らなかった。
「わあっ!」
歩いてきた人物と派手にぶつかってしまい、アシャは尻もちをつく。
リュックの留め具のお陰で、荷物を四散させることはなかった。
「……驚いたな」
涼やかだが感情の乏しい低音を発した二十代と見られる男は、明るい青緑色の眼を丸くする。
アシャが地面から見上げているのを差し引いても、人並外れた身の丈だ。
後ろで結った金髪は毛先が青く、その隙間から下向きに尖った耳が覗いている。
彫像のように華やかな面立ちに見合わず質素なレースアップシャツを着ていて、どこかちぐはぐに映った。
「大事はないか」
男は膝を曲げてアシャに手を差し伸べる。
「ご、ごめんなさい。いくら急いでたとはいえ不注意でした」
アシャは負い目を感じつつ、助力を借りて身を起こした。
たとえ立った状態でも、男と視線を合わすにはしっかりと顔を上げる必要があった。
高身長というとルネを連想するが、彼女より更に長身である。
「ミカハヤヒの裔が流離するとは……」
男は誰に聞かせる気もなさそうな小声で呟き、形の良い眉をひそめた。
視線の先にはアシャしか居ない。
「裔? 何のことですか?」
言葉の意味を説明して欲しくて尋ねるも、首を横に振られる。
「気にするな。待たせている者がいるのだろう? 疾く向かえ」
口角をわずかに上げた微笑みは真意を語ろうとしていなかった。
「は……はい。それじゃ」
エルフと思しき男の発言内容は気になるが、今行くべき場所があるのも確かだ。
アシャは一礼によって会話を切り上げて道の先へ進んだ。男が自分の後ろ姿を目で追っていたことは、気付きもしなかった。
「ごめん、遅れちゃって……!」
厩舎に到着したアシャはルネの姿を見つけるや開口一番に謝罪し、背を丸めて乱れた呼吸を整える。
彼女の側には既にリュックを背負った馬と、鞍のみの馬が並んでいた。二頭とも艶のある茶褐色をしている。
「充分間に合いますわ。さぁ、行きましょうか」
ルネは騎乗用のロングワンピースでさらりと横乗りをした。いかにも裾を踏んでしまいそうだが、今まで彼女が乗馬で失態を演じたことはない。
アシャもルネに倣い、馬の腰に荷物を載せて乗り込む。経験を重ねていても、一際高くなった視界は手に汗握る。
誤った指示と受けとられないよう、常に背筋を正す必要があれば尚更だ。
しかし街道へ出て、春風を直に受けながら駆けるのは何物にも代えがたい爽快感があった。
はぐれの魔物とも遭遇せず順調に休息所まで着き、下馬して早々にアシャの胃は空腹を訴えた。
馬房付きの宿に併設された食堂でベーコンのホットサンド二つとグリーンサラダを平らげ、ようやく人心地が付く。
「……そういえば、ルネ。ミカハヤヒって何のことか分かる?」
唐突な質問にルネは飲んでいたレモネードを置き、軽く腕を組んだ。眼を細めて考え込み、最終的に首を傾げる。
「馴染みのない言葉ですわね。北方よりも東方の響きに近いですが、意味までは分かりかねます」
「そっか……そうだよね」
アシャは相槌を打つだけに留め、生まれ故郷の話は切り出さなかった。
「濁音が入っていませんから、決して悪い言葉ではないと思いますわ。なるべく良い意味に捉えておきましょう」
因縁深いかの土地について、仲間の誰にも深く語ったことはなかったが、ルネは表情からアシャの気持ちを推し量ってくれた。
リーダー兼盾役を務める壮年の男と同行者の射手の女はどちらも冒険者歴の長い熟練者で、すぐに打ち解けられる社交的な性格をしていた。
夫婦でも交際中でもない腐れ縁同士と称する通り、二人の間には何ら遠慮がなく、性別差を感じさせない。
互いに相棒と呼び合う気安い関係性が、アシャは少し羨ましく思った。
新たなパーティで最初にこなしたのは、森の奥で勢力を拡大しつつある大型魔物の討伐依頼だった。
標的は額に突き刺さりそうなほど湾曲した牙を持つ巨猪の群れで、放置すればいずれ人里に降り甚大な被害をもたらすと予期されていた。
本来は複数のパーティで包囲し、各個で数を減らしていくべきなのだが、近隣の村から寄せられる依頼料はそう多くない。
アシャたちは少数精鋭として事に当たった。むろん一筋縄ではいかなかったが、上手く連携が取れて、大した怪我もなく退けられた。
その他も幾つかの討伐をこなしていき、あのパーティ瓦解から早くも三ヶ月が経った。
リーダーはしばし相棒と地下迷宮に潜る計画を立てると言い、アシャとルネに休暇を取らせた。
迷宮探索はかなりの日数を必要とする。優秀な後衛がいなければ踏破など叶わない。英気を養い、万全の状態で共に挑んで欲しい。
真っ直ぐな信頼を寄せられたアシャは迷わず頷き、ルネも同行を決めた。
思いがけず舞い込んできた休みをどのように消化するか、二人は宿で示し合わせる。
達成報酬が少なかろうと、魔物の皮や肉などの素材を状態良く持ち帰って加工屋に売り払えば割りの良い臨時収入となった。
奇しくも季節は春。防寒具を必要としない、過ごしやすい気候は人を身軽にする。
今こそ、ルネが以前勧めてきたエルフの店に行ってみよう。
アシャの提案にルネは喜色を浮かべた。海沿いの港町から船で島へ渡る必要があると話し、馬の手配を担ってくれた。
「明日は一足先に厩舎へ行きますが、一人で起きられそうですか?」
ルネの心配は根拠あってのものだ。
早寝早起きを習慣付けているルネとは対照的に、アシャはかなり朝に弱い。放っておけば、いつまでも寝入ってしまう。
相部屋生活のうち、ルネの起床時についでに起こしてもらうことが数回あった。
「大丈夫だよ。あたしが何歳になったと思ってるんだ」
どこか心配そうな友にアシャは軽口を返す。その裏で、ルネの優しさに甘えるのは良くないと怠惰でいた自分を猛省した。
決して寝過ごしてはいけないと気を引き締めて床に就き、頭の中でひたすら羊の数を数えた。
翌日。
旅の荷を詰めたリュックを背負い、アシャは弾き出されるように宿を出た。
「ち、遅刻……遅刻したっ!」
眠るに眠れず朝方に寝落ちしてしまい、焦った独り言を口にせずにはいられなかった。
休憩所での滞在や乗船時間から逆算すると、出発するべき時刻をゆうに超過している。
変な方向に曲がった寝癖を直す暇もなく大通りを駆け抜けた。服は雨風をしのげるフード付きのマントに、ブラウスとズボンを合わせた平凡な軽装である。
昨夜、着る服を決めておいたのが功を奏し、寝衣で飛び出す醜態を晒さずに済んだ。
朝食も食べ損ねたが、水筒の水で誤魔化すしかない。馬を休ませている間に軽食くらいはつまめるだろうか。
走りながら思考を巡らせるあまり、注意力が散漫になっていた。
曲がり角に差し掛かった時すら、誰かが対向を歩いているかもしれないという発想に思い至らなかった。
「わあっ!」
歩いてきた人物と派手にぶつかってしまい、アシャは尻もちをつく。
リュックの留め具のお陰で、荷物を四散させることはなかった。
「……驚いたな」
涼やかだが感情の乏しい低音を発した二十代と見られる男は、明るい青緑色の眼を丸くする。
アシャが地面から見上げているのを差し引いても、人並外れた身の丈だ。
後ろで結った金髪は毛先が青く、その隙間から下向きに尖った耳が覗いている。
彫像のように華やかな面立ちに見合わず質素なレースアップシャツを着ていて、どこかちぐはぐに映った。
「大事はないか」
男は膝を曲げてアシャに手を差し伸べる。
「ご、ごめんなさい。いくら急いでたとはいえ不注意でした」
アシャは負い目を感じつつ、助力を借りて身を起こした。
たとえ立った状態でも、男と視線を合わすにはしっかりと顔を上げる必要があった。
高身長というとルネを連想するが、彼女より更に長身である。
「ミカハヤヒの裔が流離するとは……」
男は誰に聞かせる気もなさそうな小声で呟き、形の良い眉をひそめた。
視線の先にはアシャしか居ない。
「裔? 何のことですか?」
言葉の意味を説明して欲しくて尋ねるも、首を横に振られる。
「気にするな。待たせている者がいるのだろう? 疾く向かえ」
口角をわずかに上げた微笑みは真意を語ろうとしていなかった。
「は……はい。それじゃ」
エルフと思しき男の発言内容は気になるが、今行くべき場所があるのも確かだ。
アシャは一礼によって会話を切り上げて道の先へ進んだ。男が自分の後ろ姿を目で追っていたことは、気付きもしなかった。
「ごめん、遅れちゃって……!」
厩舎に到着したアシャはルネの姿を見つけるや開口一番に謝罪し、背を丸めて乱れた呼吸を整える。
彼女の側には既にリュックを背負った馬と、鞍のみの馬が並んでいた。二頭とも艶のある茶褐色をしている。
「充分間に合いますわ。さぁ、行きましょうか」
ルネは騎乗用のロングワンピースでさらりと横乗りをした。いかにも裾を踏んでしまいそうだが、今まで彼女が乗馬で失態を演じたことはない。
アシャもルネに倣い、馬の腰に荷物を載せて乗り込む。経験を重ねていても、一際高くなった視界は手に汗握る。
誤った指示と受けとられないよう、常に背筋を正す必要があれば尚更だ。
しかし街道へ出て、春風を直に受けながら駆けるのは何物にも代えがたい爽快感があった。
はぐれの魔物とも遭遇せず順調に休息所まで着き、下馬して早々にアシャの胃は空腹を訴えた。
馬房付きの宿に併設された食堂でベーコンのホットサンド二つとグリーンサラダを平らげ、ようやく人心地が付く。
「……そういえば、ルネ。ミカハヤヒって何のことか分かる?」
唐突な質問にルネは飲んでいたレモネードを置き、軽く腕を組んだ。眼を細めて考え込み、最終的に首を傾げる。
「馴染みのない言葉ですわね。北方よりも東方の響きに近いですが、意味までは分かりかねます」
「そっか……そうだよね」
アシャは相槌を打つだけに留め、生まれ故郷の話は切り出さなかった。
「濁音が入っていませんから、決して悪い言葉ではないと思いますわ。なるべく良い意味に捉えておきましょう」
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