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5章
(14)大移動
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翌朝、エトロたちは大聖堂を軽く掃除した後、水上の移動に備えてビーツ公園前に集まっていた。
ブゥン、と低く振動するような音を立てて、半透明のドーム結界が大聖堂とビーツ公園を覆う。下から上へと閉じていった結界を見上げながら、狩人たちはおお、と感嘆の声を漏らした。
「オラガイアの技術はいつ見ても凄いな……」
「ああ。技術が失われてしまったのは残念だが、使えるうちにありがたく利用させてもらおう」
後は心臓部にいる鍵者が、オラガイアを動かして陸地に向かうだけである。
「……しかし、本当にオラガイアが動くんだろうか……」
半信半疑の狩人たちは、不安そうに顔を見合わせた。
一方、エトロは大聖堂の頂上にいた。体育座りになった太ももの間に槍を抱きしめた格好で、北区画の方向をぼんやりと眺めていた。
オラガイアの頭部に位置する北区画は、細長い首から眉間にかけて真っ直ぐと道が引かれている。道の左右には背の高い建物が並んでいたのだが、ほとんどが半壊して見る影もない。
荒廃した街並みのずっと奥、水平線の先には霞む陸地が見える。あそこには海沿いの崖に隠れるように拓かれたミヴァリアの里があるはずだ。
ミヴァリアの里は、ベアルドルフが治めるスキュリアの里から派生した、謂わば姉妹里である。なぜ里を大きくするのではなく姉妹里で別れたのか理由は諸説あるが、最も有力なのは人口過多である。
この辺りはドラゴン狩り最前線が近く、必然的に人間が住める土地も限られてくる。バルド村のようにドラゴンに嫌われるような土壌であったり、エラムラの里のように攻めにくい立地であったりしなければ、人間の集落はあっという間にドラゴンに叩き潰されてしまうのだ。
また、たとえ集落に適した土地が見つかったところで、大抵が自然の要塞で囲われているため広い土地を望めるものではない。そういった経緯の元、スキュリアの里は泣く泣くミヴァリアの里へ半数を転居させたのだそうだ。
里を分断しなければならないほどの人口となれば、ミヴァリアはエラムラよりも発展した里に違いない。
だが、スキュリアとエラムラは犬猿の仲。例えベアルドルフが抜き差しならない事情でエラムラを裏切っていたのだとしても、いつ寝首を掻かれてもおかしくないとエトロは警戒していた。
「そう怖い顔をするでない。武器が泣くぞ」
大聖堂の三階のテラスから、エトロを揶揄うざらついた声があった。傾斜のある屋根から見下ろしてみれば、テラスの柵に寄りかかるフードの大男がいた。トルメタリア工房の店主ヴァーナルである。
「ヴァーナル。怪我はもういいのか?」
「あの若造のおかげで痛みもない。筋肉痛まで消えるのは癪だがな」
ヴァーナルは汚れてしまったローブを揺らしながら、吹雪のような音を立てて笑った。
トルメンダルクの度重なる攻撃のせいで、トルメタリア工房は大損害を受けてしまった。ヴァーナルが避難していた地下工房も甚大な被害を受けたらしい。グレンたち巡回組が見つけた時、ヴァーナルはほとんど瓦礫に埋もれていたようだ。
グレンたちの手によって救出されたヴァーナルは、リョーホがオーディに預けていた『雷光』の短剣で無事治療されたらしい。その後は大聖堂の地下迷路を走り抜けて自分の工房に戻り、制作途中だったリョーホとシャルの武器制作を再開したそうだ。オラガイアが滅びても途絶えない職人魂にはエトロも脱帽である。
ちなみに、これからオラガイアが大移動するにあたって、ヴァーナルには工房立ち入り禁止が言い渡されている。移動中はかなり地面が揺れる上、崩壊寸前の工房が今度こそ吹き飛んでしまいかねないからだ。
仕事を奪われたヴァーナルは手持ち無沙汰なのだろう。あまりにも暇すぎるせいで、こうしてエトロのところまで顔を出しに来たようだ。
「ヴァーナル。そこは足場が壊れかけて危険だ」
「承知の上だ。それよりお前さん、何か悩みがあるように見えるぞ」
温かみのあるしゃがれ声につられて、エトロはつい弱音を吐きそうになる。寸でのところで堪えるも、ヴァーナルはそれすら見通していたように笑った。
「ベアルドルフの扱いに困っておるようだな」
「……よく分かったな」
「武器を持つ手に力がこもっておる。迷いのある手つきだ」
内心を言い当てられてしまっては、黙っていられるはずもない。エトロは精緻な細工が施された槍を撫でながら、ぽつりぽつりと悩みを吐露した。
「昨日、皆の前でベアルドルフを許すと言ったものの……私はまだあの男を信用しきれていないのだ。全く、リョーホのために復讐を捨てると決めたのに聞いて呆れる」
ベアルドルフはただの殺戮者ではない。エトロのように守りたいものがあったから汚名を被った。その生き様は、周りの犠牲に目を瞑ってでも復讐をやり遂げようとしたエトロとどこか似ているような気がする。そう思っているのに、ベアルドルフがリョーホやシャルと一緒にいるのを見るだけでムカムカするのだ。
槍を握りしめながら、エトロは眉間に深い谷を刻んだ。ヴァーナルはその様子をテラスから眺めた後、ため息をついてからぐっと足を撓めた。ローブの下で巨体が曲がり、かと思いきや驚くべき跳躍力を見せて屋根に飛び移った。
なかなか派手な動きだったが、ヴァーナルの顔を隠すフードの暗闇は健在だった。エトロがポカンと口を開けたまま固まっている間に、ヴァーナルは巨体を丸めて隣に腰掛けてきた。
「復讐を諦めたからといって、ベアルドルフを丸ごと受け入れる必要はないだろうに。生真面目なだけじゃあ損するぞ。時には肩の力を抜いて、時間に任せて流しちまえばいい」
「む……それができたらこんなに悩んだりしない」
「なら、一発鼻っ面にでもかましてやれ。何も解決しねぇがスッキリする」
ぐっと長い爪を織り込むようにしてヴァーナルは拳を握る。人を殴り慣れていない辿々しい仕草に触発され、エトロも試しに右手で握り拳を作ってみた。
「よし……どうせならあの男を顎を砕いてやろうか」
「ほどほどになぁ、お前さん」
ヴァーナルがほけほけと笑った、次の瞬間。
ブオオオオオン……。
オラガイアの頭部から角笛が鳴り響き、北区画に埋もれていたオラガイアの頭部が動き出す。
「合図だ! 動くぞ、全員掴まれー!」
ビーツ公園の方から注意喚起がなされて一拍後、海中から大地を引き裂くような轟音が響き、激しい縦揺れを起こしながらオラガイアが動き出した。
一瞬だけオラガイアが大きく上に持ち上がり、まもなく南区画から水面を吹き飛ばすほどの突風が生まれる。じわじわと海から潮騒が溢れ、数秒もすれば大聖堂を優に超える水柱で周囲が覆われた。
「うわっ!?」
目の前で大量の海水が雨となって弾け飛ぶ。ドーム結界を突き破ってきそうな圧倒的水量は、まもなく加速したオラガイアの風圧で軒並み吹き飛んでいった。
「うおおおおおおお!?」
「すげぇ、滅茶苦茶はえーぞ!」
「きゃははは! もっともっとー!」
どこかしらでシャルがはしゃいでいる声がする。
ふとエトロが後ろを振り返ると、オラガイアの大移動で裂かれた海が、轟音を上げてジッパーのように閉じていくところだった。
弾ける飛沫がキラキラと光を散らし、爽やかな風が大海原と一緒に疾走する。分厚いドーム結界越しでも感じられるマイナスイオンにあてられ、気付けばエトロは朗らかにはしゃいでいた。
「あはは! 気持ちいいな!」
気分爽快な海上の大移動は、たったのニ十分で終わってしまった。
あっという間の楽しいひとときに満足しながら、エトロはヴァーナルと共に大聖堂から降り、北区画の最端部へ向かった。
そこには既に複数の狩人と、見上げるほど高い断崖絶壁があった。オラガイアの頭部は陸地から五十メートルほど離れた場所で止まっており、そこから先は鋭利な岩礁が密集していた。
崖の上にはミヴァリアの里を示す橙色の旗がある。旗の麓には武装した守護狩人たちが行列を作り、慌ただしく何かを喚いている。
ミヴァリアの人々からすれば、いきなり海で爆音が轟いて、かと思えば巨大な孤島が竜王マリヴァロんの如く水飛沫を上げて迫ってきたのだ。今のミヴァリアの狩人はまさしく大混乱である。
しばらく様子を見守っていると、崖の上からへっぴり腰の狩人が声を裏返しながら叫んできた。
「お、お前たちは何者だぁ!? どこから来た!? そ、それ以上近づいたら敵対したと見なすぞぉ!?」
「まぁ、そうなるわな」
腕を組んでぼやくヴァーナルに、エトロは苦笑しながら深く頷いた。
ブゥン、と低く振動するような音を立てて、半透明のドーム結界が大聖堂とビーツ公園を覆う。下から上へと閉じていった結界を見上げながら、狩人たちはおお、と感嘆の声を漏らした。
「オラガイアの技術はいつ見ても凄いな……」
「ああ。技術が失われてしまったのは残念だが、使えるうちにありがたく利用させてもらおう」
後は心臓部にいる鍵者が、オラガイアを動かして陸地に向かうだけである。
「……しかし、本当にオラガイアが動くんだろうか……」
半信半疑の狩人たちは、不安そうに顔を見合わせた。
一方、エトロは大聖堂の頂上にいた。体育座りになった太ももの間に槍を抱きしめた格好で、北区画の方向をぼんやりと眺めていた。
オラガイアの頭部に位置する北区画は、細長い首から眉間にかけて真っ直ぐと道が引かれている。道の左右には背の高い建物が並んでいたのだが、ほとんどが半壊して見る影もない。
荒廃した街並みのずっと奥、水平線の先には霞む陸地が見える。あそこには海沿いの崖に隠れるように拓かれたミヴァリアの里があるはずだ。
ミヴァリアの里は、ベアルドルフが治めるスキュリアの里から派生した、謂わば姉妹里である。なぜ里を大きくするのではなく姉妹里で別れたのか理由は諸説あるが、最も有力なのは人口過多である。
この辺りはドラゴン狩り最前線が近く、必然的に人間が住める土地も限られてくる。バルド村のようにドラゴンに嫌われるような土壌であったり、エラムラの里のように攻めにくい立地であったりしなければ、人間の集落はあっという間にドラゴンに叩き潰されてしまうのだ。
また、たとえ集落に適した土地が見つかったところで、大抵が自然の要塞で囲われているため広い土地を望めるものではない。そういった経緯の元、スキュリアの里は泣く泣くミヴァリアの里へ半数を転居させたのだそうだ。
里を分断しなければならないほどの人口となれば、ミヴァリアはエラムラよりも発展した里に違いない。
だが、スキュリアとエラムラは犬猿の仲。例えベアルドルフが抜き差しならない事情でエラムラを裏切っていたのだとしても、いつ寝首を掻かれてもおかしくないとエトロは警戒していた。
「そう怖い顔をするでない。武器が泣くぞ」
大聖堂の三階のテラスから、エトロを揶揄うざらついた声があった。傾斜のある屋根から見下ろしてみれば、テラスの柵に寄りかかるフードの大男がいた。トルメタリア工房の店主ヴァーナルである。
「ヴァーナル。怪我はもういいのか?」
「あの若造のおかげで痛みもない。筋肉痛まで消えるのは癪だがな」
ヴァーナルは汚れてしまったローブを揺らしながら、吹雪のような音を立てて笑った。
トルメンダルクの度重なる攻撃のせいで、トルメタリア工房は大損害を受けてしまった。ヴァーナルが避難していた地下工房も甚大な被害を受けたらしい。グレンたち巡回組が見つけた時、ヴァーナルはほとんど瓦礫に埋もれていたようだ。
グレンたちの手によって救出されたヴァーナルは、リョーホがオーディに預けていた『雷光』の短剣で無事治療されたらしい。その後は大聖堂の地下迷路を走り抜けて自分の工房に戻り、制作途中だったリョーホとシャルの武器制作を再開したそうだ。オラガイアが滅びても途絶えない職人魂にはエトロも脱帽である。
ちなみに、これからオラガイアが大移動するにあたって、ヴァーナルには工房立ち入り禁止が言い渡されている。移動中はかなり地面が揺れる上、崩壊寸前の工房が今度こそ吹き飛んでしまいかねないからだ。
仕事を奪われたヴァーナルは手持ち無沙汰なのだろう。あまりにも暇すぎるせいで、こうしてエトロのところまで顔を出しに来たようだ。
「ヴァーナル。そこは足場が壊れかけて危険だ」
「承知の上だ。それよりお前さん、何か悩みがあるように見えるぞ」
温かみのあるしゃがれ声につられて、エトロはつい弱音を吐きそうになる。寸でのところで堪えるも、ヴァーナルはそれすら見通していたように笑った。
「ベアルドルフの扱いに困っておるようだな」
「……よく分かったな」
「武器を持つ手に力がこもっておる。迷いのある手つきだ」
内心を言い当てられてしまっては、黙っていられるはずもない。エトロは精緻な細工が施された槍を撫でながら、ぽつりぽつりと悩みを吐露した。
「昨日、皆の前でベアルドルフを許すと言ったものの……私はまだあの男を信用しきれていないのだ。全く、リョーホのために復讐を捨てると決めたのに聞いて呆れる」
ベアルドルフはただの殺戮者ではない。エトロのように守りたいものがあったから汚名を被った。その生き様は、周りの犠牲に目を瞑ってでも復讐をやり遂げようとしたエトロとどこか似ているような気がする。そう思っているのに、ベアルドルフがリョーホやシャルと一緒にいるのを見るだけでムカムカするのだ。
槍を握りしめながら、エトロは眉間に深い谷を刻んだ。ヴァーナルはその様子をテラスから眺めた後、ため息をついてからぐっと足を撓めた。ローブの下で巨体が曲がり、かと思いきや驚くべき跳躍力を見せて屋根に飛び移った。
なかなか派手な動きだったが、ヴァーナルの顔を隠すフードの暗闇は健在だった。エトロがポカンと口を開けたまま固まっている間に、ヴァーナルは巨体を丸めて隣に腰掛けてきた。
「復讐を諦めたからといって、ベアルドルフを丸ごと受け入れる必要はないだろうに。生真面目なだけじゃあ損するぞ。時には肩の力を抜いて、時間に任せて流しちまえばいい」
「む……それができたらこんなに悩んだりしない」
「なら、一発鼻っ面にでもかましてやれ。何も解決しねぇがスッキリする」
ぐっと長い爪を織り込むようにしてヴァーナルは拳を握る。人を殴り慣れていない辿々しい仕草に触発され、エトロも試しに右手で握り拳を作ってみた。
「よし……どうせならあの男を顎を砕いてやろうか」
「ほどほどになぁ、お前さん」
ヴァーナルがほけほけと笑った、次の瞬間。
ブオオオオオン……。
オラガイアの頭部から角笛が鳴り響き、北区画に埋もれていたオラガイアの頭部が動き出す。
「合図だ! 動くぞ、全員掴まれー!」
ビーツ公園の方から注意喚起がなされて一拍後、海中から大地を引き裂くような轟音が響き、激しい縦揺れを起こしながらオラガイアが動き出した。
一瞬だけオラガイアが大きく上に持ち上がり、まもなく南区画から水面を吹き飛ばすほどの突風が生まれる。じわじわと海から潮騒が溢れ、数秒もすれば大聖堂を優に超える水柱で周囲が覆われた。
「うわっ!?」
目の前で大量の海水が雨となって弾け飛ぶ。ドーム結界を突き破ってきそうな圧倒的水量は、まもなく加速したオラガイアの風圧で軒並み吹き飛んでいった。
「うおおおおおおお!?」
「すげぇ、滅茶苦茶はえーぞ!」
「きゃははは! もっともっとー!」
どこかしらでシャルがはしゃいでいる声がする。
ふとエトロが後ろを振り返ると、オラガイアの大移動で裂かれた海が、轟音を上げてジッパーのように閉じていくところだった。
弾ける飛沫がキラキラと光を散らし、爽やかな風が大海原と一緒に疾走する。分厚いドーム結界越しでも感じられるマイナスイオンにあてられ、気付けばエトロは朗らかにはしゃいでいた。
「あはは! 気持ちいいな!」
気分爽快な海上の大移動は、たったのニ十分で終わってしまった。
あっという間の楽しいひとときに満足しながら、エトロはヴァーナルと共に大聖堂から降り、北区画の最端部へ向かった。
そこには既に複数の狩人と、見上げるほど高い断崖絶壁があった。オラガイアの頭部は陸地から五十メートルほど離れた場所で止まっており、そこから先は鋭利な岩礁が密集していた。
崖の上にはミヴァリアの里を示す橙色の旗がある。旗の麓には武装した守護狩人たちが行列を作り、慌ただしく何かを喚いている。
ミヴァリアの人々からすれば、いきなり海で爆音が轟いて、かと思えば巨大な孤島が竜王マリヴァロんの如く水飛沫を上げて迫ってきたのだ。今のミヴァリアの狩人はまさしく大混乱である。
しばらく様子を見守っていると、崖の上からへっぴり腰の狩人が声を裏返しながら叫んできた。
「お、お前たちは何者だぁ!? どこから来た!? そ、それ以上近づいたら敵対したと見なすぞぉ!?」
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【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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