548 / 622
15章 作られる未来
547話 セルフィの目標
しおりを挟む
私は、いや、私たちは計画を成し遂げた。レックス君は英雄になった。少なくとも、レプラコーン王国においては。
もちろん、ただ純粋に喜べば良いというものじゃないんだけど。結局、レックス君はギリギリまで苦戦することになったわけだから。ミュスカさんの演出とはいえ、苦しかっただろう。
ただ、結果的には良かったのかもしれない。レックス君は、誰かに頼ることを覚えたみたいだから。ミュスカさんは、特に嬉しそうに話していたかな。私としても、悪くないと思う。
どの道、レックス君に謝ることはできないからね。私たちの計画を、レックス君が知ることはないんだから。墓まで隠し通せないと、誰も彼もが不幸になるんだし。一番傷つくのは、レックス君だし。
つまり、ひとまずは成功と言って良い。反省点があることは否定しないけれど、それも含めて悪くない。私は、ひとり頷いたんだ。
「うん、これでレックス君の名声は高まった。みんなに、感謝しないといけないね」
もし本当のことが知られたら、レックス君には恨まれるのかもしれないけれど。でも、全員が意地でも隠すだろうね。誰かが落ちてしまえば、みんな引きずり出されるんだから。
そうならないように、相互に警戒を挟むことにもなるのかもしれない。結局のところ、潰し合う意味は誰にもないとはいえ。レックス君が何を一番嫌うか。みんな、彼の大切な人が傷つくことだって分かっているんだから。
だからこそ、お互いを排除するという選択は誰も取れない。良くも悪くも、レックス君がいるから成り立つ関係だということ。
とはいえ、みんなの気持ちは同じではある。レックス君の幸せを望むことには、変わらない。どこまで自分を優先するかという違いはあれど。
ミーア殿下は、レックス君と結ばれたいみたいだった。ミュスカさんも、強いつながりを求めているようだった。私はどうだろうか。よく分からない。
ただ、今は満足しているんだ。レックス君が周囲に褒められて、嬉しそうにしていた顔だけで。少しだけ、腹も立ったけれど。手のひらを返した人も多かっただろうし。
「レックス君には、最初から必要だったものなんだから」
ずっと、周りの人を助けてきたのにね。レックス君の家族たちも、ミーア殿下やリーナ殿下も、同じクラスだった人たちも。
それなのに、レックス君はずっと遠ざけられていた。どこまでもくだらない理由で。私にとっては、絶対に許せることじゃなかったんだ。
誰も、レックス君を見ようともしない。ただ肩書だけで、恐れ、見下し、バカにする。愚かなんて言葉じゃ、とても言い表せないような人たち。
「本当に、偏見の目ばかりで見られて……。可哀想なレックス君」
つい、胸を抑えたよ。私が支えてあげなかったら、もっと苦しんでいたはずだから。
もう分かったことなんだけど、他者に理解を求めるなんて、ほとんどの場合は無駄になるんだ。無理矢理にでも受け入れさせることが、最善なんだよ。
もちろん、善人と言える人も居る。レックス君が代表格だけど。人をまっすぐに信じて、手を伸ばせる人。けれど、そんな人は1割どころか1分もいないんじゃないかな。
だから、レックス君は無理解に苛まれ続けた。人々から、拒絶されてばかりだった。
「でも、もう大丈夫だからね。レックス君への悪意が排斥されるように、手を打つから」
一度英雄として名を残せば、そこは楽になるから。私は、よく知っている。人は、自分とは違う意見の人を排除したくなるものだって。
だからこそ、レックス君を持ち上げる人が多くなってしまえば、そこからは手が打ちやすいんだ。
ミーア殿下は、本当によくやってくれたよ。王都の人々を助けたという事実も、ちょうど良い取っ掛かりになるはずだから。
「噂話も同調圧力もサクラも、なんでも使うよ」
私個人では限界があるから、他の人たちと協力しながら。特にミーア殿下は、レックス君の名声を高めたいみたいだから。良い味方になってくれるはずだよ。
追加して、ミュスカさんやルースさんとも手を取り合えると良いかもね。いずれはもっと和を広げたいけれど、急ぎすぎても良くないから。
まずは、王都から。アストラ学園をうまく使って、一歩一歩進めていこう。
「レックス君にちゃんと感謝するのが、どれだけ大事か」
そもそも、アストラ学園の生徒たちはレックス君に助けられているのにね。邪神の眷属が初めて目覚めたのは、学園でなんだから。
感謝もせずに、ただ悪意をぶつける人たち。どれだけ見苦しかったか。これからは、周囲に悪意をぶつけられる恐怖を教えてあげるから。私のことを慕う人も、確かにいる。しっかりと、使っていかないとね。
「これで、レックス君の笑顔が増えるといいな。私が見られると、もっと嬉しいけれど」
一番大事なのは、レックス君が笑顔でいられること。私がそれを見たいというのは、単なる欲望だからね。それに、あんまり私の気持ちを表に出しすぎると、レックス君は演じちゃうかもしれないから。
だから、必ずしも見たいとは思わない。レックス君が幸せなのが、本当に大切なことだから。
そのためにも、しっかりと策を練る。私の闇を、隠し通す。どっちも、完璧に達成しないといけないね。他ならない、レックス君のために。
「やっぱり、何もせずに見ているだけではダメだったんだ」
こうして動いて、初めてレックス君は認められた。なら、もっと広がるようにしないと。
今までの私は、遠くから見ているだけだった。相談に乗るとか、そんな小さなことで満足していては足りなかった。本気でレックス君を想うのなら、行動に移すべきだったんだよ。
でも、もう分かったから。間違えたりしないよ。
「これからは、もっといろんな手を打っていかないとね」
ひとまずは、さっき決めた方針でいいと思う。とはいえ、次の策も考えておかないとね。失敗した時の別の手段も。
うまく行けばいいなと祈っているだけでは、何も変わらない。それを知ったんだから、立ち止まってなんていられないよ。
「そう。私にできることを全力で。誰かの手を借りてでもね」
私だけで達成することに、意味はない。以前、レックス君に言ったこと。そして、私自身も示すべきこと。
今回だって、ミュスカさんとミーア殿下の手を借りたから成功した。これからだって、他の人の手を借りないと難しいだろう。
だからこそ、誰と手を組むべきなのか、しっかりと考えないとね。基本的には、レックス君の仲間になるだろうけれど。そうじゃない他人を信用するのは、まだ難しいから。
「レックス君の敵は、ちゃんと排除する。味方だって、しっかりと増やす」
そうなってしまえば、後は一色で染め上がっていくだけ。盤面を整えたチェスみたいに、詰めまで一直線になるように。
レックス君の敵が少なくなればなるほど、敵で居続けることは難しくなる。同調する人も、少なくなっていくだろう。
私は、そうなるように盤面を操作しないといけないんだよ。
「次に利用できそうな組織とか、あったりしないかな」
今すぐには、思いつかない。けれど、考えるのは大事なこと。どんな相手が都合が良いか、調べて策を練る。そうして初めて、私の願いは叶うんだから。
まずは知り合いと協力して、情報を集めてみよう。どこが取っ掛かりになるのか、よく考えないとね。
「レックス君の味方になるならよし。敵になるのなら、名声の糧になってもらおう」
悪として、レックス君に撃たれる。そうなるように、情報を操作する。私の目指すべき道は、よく見えているよ。
後は、確かに進んでいくだけ。それだけなんだ。
「私も、もっと手を広げないとね。いろんなところに手を回せるように」
そのためにも、善人を演じるのが大事だね。誰かの願いを叶えるのも、良いのかもしれない。
なら、以前の私も役に立つということだよ。一人ひとりの相談に乗って、慕われて、レックス君への好意を吹き込む。
私がかつて苦しんだ時間も、無駄じゃなかったんだ。都合よく利用されるだけじゃない私を、導き出せたんだ。
「強くなるのは、難しい。それでも、できることはあるんだ」
私は、レックス君に教わったんだよ。自分を肯定できる道を。だから、レックス君だって自分を褒められるようにしてあげるよ。
もう、誰かに傷つけさせなんてしない。そんなこと、許さない。
「そうだね。まずは情報を集めて、噂を流していこう。そこから、一歩ずつ」
今でも私を慕っている人を、集めていこうかな。色んな人を紹介してもらって、落としていこう。
盤面を一手一手塗り替えていく。その先に、私たちの幸せはあるんだから。
「レックス君が笑顔でいられる時間を、絶対に増やしてみせるからね」
絶対に、約束するよ。私の人生をかけて、果たしてみせるからね。
もちろん、ただ純粋に喜べば良いというものじゃないんだけど。結局、レックス君はギリギリまで苦戦することになったわけだから。ミュスカさんの演出とはいえ、苦しかっただろう。
ただ、結果的には良かったのかもしれない。レックス君は、誰かに頼ることを覚えたみたいだから。ミュスカさんは、特に嬉しそうに話していたかな。私としても、悪くないと思う。
どの道、レックス君に謝ることはできないからね。私たちの計画を、レックス君が知ることはないんだから。墓まで隠し通せないと、誰も彼もが不幸になるんだし。一番傷つくのは、レックス君だし。
つまり、ひとまずは成功と言って良い。反省点があることは否定しないけれど、それも含めて悪くない。私は、ひとり頷いたんだ。
「うん、これでレックス君の名声は高まった。みんなに、感謝しないといけないね」
もし本当のことが知られたら、レックス君には恨まれるのかもしれないけれど。でも、全員が意地でも隠すだろうね。誰かが落ちてしまえば、みんな引きずり出されるんだから。
そうならないように、相互に警戒を挟むことにもなるのかもしれない。結局のところ、潰し合う意味は誰にもないとはいえ。レックス君が何を一番嫌うか。みんな、彼の大切な人が傷つくことだって分かっているんだから。
だからこそ、お互いを排除するという選択は誰も取れない。良くも悪くも、レックス君がいるから成り立つ関係だということ。
とはいえ、みんなの気持ちは同じではある。レックス君の幸せを望むことには、変わらない。どこまで自分を優先するかという違いはあれど。
ミーア殿下は、レックス君と結ばれたいみたいだった。ミュスカさんも、強いつながりを求めているようだった。私はどうだろうか。よく分からない。
ただ、今は満足しているんだ。レックス君が周囲に褒められて、嬉しそうにしていた顔だけで。少しだけ、腹も立ったけれど。手のひらを返した人も多かっただろうし。
「レックス君には、最初から必要だったものなんだから」
ずっと、周りの人を助けてきたのにね。レックス君の家族たちも、ミーア殿下やリーナ殿下も、同じクラスだった人たちも。
それなのに、レックス君はずっと遠ざけられていた。どこまでもくだらない理由で。私にとっては、絶対に許せることじゃなかったんだ。
誰も、レックス君を見ようともしない。ただ肩書だけで、恐れ、見下し、バカにする。愚かなんて言葉じゃ、とても言い表せないような人たち。
「本当に、偏見の目ばかりで見られて……。可哀想なレックス君」
つい、胸を抑えたよ。私が支えてあげなかったら、もっと苦しんでいたはずだから。
もう分かったことなんだけど、他者に理解を求めるなんて、ほとんどの場合は無駄になるんだ。無理矢理にでも受け入れさせることが、最善なんだよ。
もちろん、善人と言える人も居る。レックス君が代表格だけど。人をまっすぐに信じて、手を伸ばせる人。けれど、そんな人は1割どころか1分もいないんじゃないかな。
だから、レックス君は無理解に苛まれ続けた。人々から、拒絶されてばかりだった。
「でも、もう大丈夫だからね。レックス君への悪意が排斥されるように、手を打つから」
一度英雄として名を残せば、そこは楽になるから。私は、よく知っている。人は、自分とは違う意見の人を排除したくなるものだって。
だからこそ、レックス君を持ち上げる人が多くなってしまえば、そこからは手が打ちやすいんだ。
ミーア殿下は、本当によくやってくれたよ。王都の人々を助けたという事実も、ちょうど良い取っ掛かりになるはずだから。
「噂話も同調圧力もサクラも、なんでも使うよ」
私個人では限界があるから、他の人たちと協力しながら。特にミーア殿下は、レックス君の名声を高めたいみたいだから。良い味方になってくれるはずだよ。
追加して、ミュスカさんやルースさんとも手を取り合えると良いかもね。いずれはもっと和を広げたいけれど、急ぎすぎても良くないから。
まずは、王都から。アストラ学園をうまく使って、一歩一歩進めていこう。
「レックス君にちゃんと感謝するのが、どれだけ大事か」
そもそも、アストラ学園の生徒たちはレックス君に助けられているのにね。邪神の眷属が初めて目覚めたのは、学園でなんだから。
感謝もせずに、ただ悪意をぶつける人たち。どれだけ見苦しかったか。これからは、周囲に悪意をぶつけられる恐怖を教えてあげるから。私のことを慕う人も、確かにいる。しっかりと、使っていかないとね。
「これで、レックス君の笑顔が増えるといいな。私が見られると、もっと嬉しいけれど」
一番大事なのは、レックス君が笑顔でいられること。私がそれを見たいというのは、単なる欲望だからね。それに、あんまり私の気持ちを表に出しすぎると、レックス君は演じちゃうかもしれないから。
だから、必ずしも見たいとは思わない。レックス君が幸せなのが、本当に大切なことだから。
そのためにも、しっかりと策を練る。私の闇を、隠し通す。どっちも、完璧に達成しないといけないね。他ならない、レックス君のために。
「やっぱり、何もせずに見ているだけではダメだったんだ」
こうして動いて、初めてレックス君は認められた。なら、もっと広がるようにしないと。
今までの私は、遠くから見ているだけだった。相談に乗るとか、そんな小さなことで満足していては足りなかった。本気でレックス君を想うのなら、行動に移すべきだったんだよ。
でも、もう分かったから。間違えたりしないよ。
「これからは、もっといろんな手を打っていかないとね」
ひとまずは、さっき決めた方針でいいと思う。とはいえ、次の策も考えておかないとね。失敗した時の別の手段も。
うまく行けばいいなと祈っているだけでは、何も変わらない。それを知ったんだから、立ち止まってなんていられないよ。
「そう。私にできることを全力で。誰かの手を借りてでもね」
私だけで達成することに、意味はない。以前、レックス君に言ったこと。そして、私自身も示すべきこと。
今回だって、ミュスカさんとミーア殿下の手を借りたから成功した。これからだって、他の人の手を借りないと難しいだろう。
だからこそ、誰と手を組むべきなのか、しっかりと考えないとね。基本的には、レックス君の仲間になるだろうけれど。そうじゃない他人を信用するのは、まだ難しいから。
「レックス君の敵は、ちゃんと排除する。味方だって、しっかりと増やす」
そうなってしまえば、後は一色で染め上がっていくだけ。盤面を整えたチェスみたいに、詰めまで一直線になるように。
レックス君の敵が少なくなればなるほど、敵で居続けることは難しくなる。同調する人も、少なくなっていくだろう。
私は、そうなるように盤面を操作しないといけないんだよ。
「次に利用できそうな組織とか、あったりしないかな」
今すぐには、思いつかない。けれど、考えるのは大事なこと。どんな相手が都合が良いか、調べて策を練る。そうして初めて、私の願いは叶うんだから。
まずは知り合いと協力して、情報を集めてみよう。どこが取っ掛かりになるのか、よく考えないとね。
「レックス君の味方になるならよし。敵になるのなら、名声の糧になってもらおう」
悪として、レックス君に撃たれる。そうなるように、情報を操作する。私の目指すべき道は、よく見えているよ。
後は、確かに進んでいくだけ。それだけなんだ。
「私も、もっと手を広げないとね。いろんなところに手を回せるように」
そのためにも、善人を演じるのが大事だね。誰かの願いを叶えるのも、良いのかもしれない。
なら、以前の私も役に立つということだよ。一人ひとりの相談に乗って、慕われて、レックス君への好意を吹き込む。
私がかつて苦しんだ時間も、無駄じゃなかったんだ。都合よく利用されるだけじゃない私を、導き出せたんだ。
「強くなるのは、難しい。それでも、できることはあるんだ」
私は、レックス君に教わったんだよ。自分を肯定できる道を。だから、レックス君だって自分を褒められるようにしてあげるよ。
もう、誰かに傷つけさせなんてしない。そんなこと、許さない。
「そうだね。まずは情報を集めて、噂を流していこう。そこから、一歩ずつ」
今でも私を慕っている人を、集めていこうかな。色んな人を紹介してもらって、落としていこう。
盤面を一手一手塗り替えていく。その先に、私たちの幸せはあるんだから。
「レックス君が笑顔でいられる時間を、絶対に増やしてみせるからね」
絶対に、約束するよ。私の人生をかけて、果たしてみせるからね。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる