270 / 622
8章 導かれる未来
269話 次に向けて
しおりを挟む
とりあえず、アードラ商会が襲われた件については、一区切りついた感じだな。完全に終わった訳ではないだろうが、俺にできることはほとんどない。
優先順位を考えたら、次の問題に取り掛かってもいいだろう。スマルト領の運営に関しても、それなりにうまく行っている様子だからな。他の問題も解決しなければ、結果的に今うまく行っているところにも波及しかねない。
そう考えると、大きい問題から対処したいところだ。インディゴ領やスマルト領に被害が出そうなものを、優先的に。といっても、どちらも関係してきそうだな。人さらいからの人身売買と麻薬の流行だものな。むしろ、平和なところを狙う理由が大きいものだ。
つまり、まだ休んでいられないということだな。悲しいことだ。そう考えていると、いつものメンバーで集まることになった。まあ、今後の動きについてだろうな。
ということで、まずは俺から話をすることにした。
「さて、ひとつ目の問題は解決したと言っていいだろう。次はどうする?」
「残っているのは、人身売買と麻薬の流行ですね」
どう考えても大ごとなのだが、この世界では珍しくもない気もする。前世でだって、治安の悪い国では当たり前にあったことだからな。中世くらいなら、もっと多かっただろう。そう考えると、無い方がおかしいのか。
ただ、すべてを解決できないとしても、ラナが苦しまなくていい程度には抑えたい。正確に言えば、被害を受けない程度かもな。
いずれにせよ、俺が動くのは決まりきっている。頼まれたことでもあるからな。
「うーん、どっちも面倒そうだよね。いや、解決した方が良いんだろうけどさ」
「レックス様のお望みのままに。私は、それに従うだけです」
「ご褒美が貰える機会。ちょうど良い」
気が抜けそうな会話だが、あまり重苦しく考えてもな。重大な事件だからこそ、落ち着いて挑みたい。暗い顔をしていれば、むしろ解決は遠ざかるだろう。これは経験則ではあるが、正しい感覚のはずだ。
結局のところ、いつも通りに実力を発揮するのが一番いい。そういう意味では、いい空気だと言える。深刻な顔をすればどうにかなるのなら、そうするところだが。現実は違うからな。
「俺としては、ラナが困っているのなら助けたいところだな。いや、民が苦しむのも気にはなるが」
「ありがとうございます、レックス様。それで、どちらの方が気になりますか?」
人身売買も、麻薬も、かなりの大問題だ。とはいえ、どちらを優先すべきかだよな。誘拐のやり方次第では、死人が出ていてもおかしくない。無理矢理さらう形なら、親を殺してという可能性だってある。
ただ、麻薬で人が死なないかと言えば、そうでもない。盗賊は絶対に死人が出ていたから優先していたが、今回のふたつは悩ましいな。
単純に考えれば、被害者の顔が浮かぶのは人身売買の方だ。さて、どうするべきか。
「どうだろうな。麻薬も、かなり厄介なんだよな。みんなだって気を付けてくれよ。あれは、危険なものだ」
「分かったよ! でも、わざわざ粉なんて吸いにいかないよ?」
そんな単純な話なら、もっと楽だっただろうがな。まあ、知らないのは仕方のないことだ。関わりがなければ、知ろうとすら思わないだろう。
なら、こちらが伝えるのが大事だよな。どういう危険性があって、どんな問題があるのか。
「いや、食べ物に混ぜたり、飲み物に混ぜたり、薬と偽ったり、いろいろあるんだ」
「ふむ。でしたら、他者の出したものは口にしないのが無難でしょうか」
シュテルの言葉に頷いておく。信頼できない人から出されたものは、安易に口にできない。現代日本でも、実際にあるらしい手口だからな。飲み物なんかに混ぜておいて、麻薬中毒にするやり口というのは。
まあ、警戒に値することと理解してくれれば、それでいい。わざわざ麻薬に溺れるだなんて思っていないからな。罠として成立するものなんだと認識してもらえれば十分だ。
「レックス様の魔法なら、どうにかなりそう」
「サラ、良い案だ。とりあえず、最低限の対策を施しておく。アクセサリーを出してくれ」
頭を撫でつつ、みんなのアクセサリーに魔法を込めていく。とりあえずは、毒対策の魔法と同様のものだな。身体の正常な機能を妨害する物質を弾く。そんな感じだ。
とはいえ、完璧ではないだろう。ただ、依存症になる事態は避けられるはずだ。現状は、それで十分だ。フィリスと会う機会があれば、もうちょっと進歩させたいが。
やはり、俺は一人前とは言い難いな。どうしても、誰かに頼ってしまう。必ずしも悪いことだとは思わないが。人に協力してもらえるということ自体が、俺の大きな財産だからな。
「レックス様、それでは、麻薬を優先するということですか?」
「いや、どうだろうな。人身売買については、どうなっている?」
「簡単に説明すると、女子供をさらって、娼館や盗賊に売られる形ですね」
ラナは淡々と語るが、俺は冷静さを保つのに苦労していた。平和な世界に生きていた人間としては、ありえないことだからな。
無理やり人をさらって、望まぬ仕事に従事させる。奴隷よりもたちが悪い。
「それは……。率直に言って、許しがたいな……」
「レックス様がお望みならば、根絶やしにいたします」
シュテルの言葉も、今はありがたい。少し、頭が冷えたからな。俺の怒りに、周囲を付き合わせられない。危険に巻き込んだりできない。そうだよな。
俺は、みんなの命を預かっているんだ。だからこそ、安易な判断も行動もできない。それを再確認できた。
「いや、無理はするな。こういうものは、組織立って行動するものだ。相手次第では、危険になる」
「なら、僕も頑張るよ! そっちの方が良いでしょ?」
「レックス様が一緒なら、安心。だから、心配いらない」
うん、みんな俺を信頼してくれているんだな。そんな感じの目で見てくれている。なら、冷静に判断しよう。
どっちの方を優先すべきか。それは、どちらを先にした方が犠牲を抑えられるかだ。そういう観点なら、即効性が高いのは、人身売買を潰すことだよな。これで良いはずだ。
「それで、どちらからにしますか? あたしは、どちらでも構いませんよ」
「なら、人身売買の方にするか。麻薬に関しては、魔法で症状を抑える手もあるからな」
「分かりました。では、そのように。こちらで、情報をまとめておきますね」
「それにしても、娼館か……。ひょっとしたら、僕達だって可能性はあったよね」
「レックス様がいらっしゃらなければ、あり得たでしょうね。感謝いたします、レックス様」
「同感。だから、いっぱい恩返しする」
みんな、どこか遠くを見ている。実際、飢えていた時期があったらしい。身売りしていた可能性は、あったのかもな。やはり、俺達の出会いは奇跡に支えられている。いま一緒に居られることに、感謝しないとな。
「そのために無理をしないでくれよ。お前達が幸せであることが一番なんだからな」
「もちろんだよ! これからも、レックス様と一緒に居たいからね」
「かしこまりました。すべては、レックス様のために」
「なら、ご褒美をもっと。それで十分」
「しかし、昔のお前達みたいな人が被害者となれば、気合いが入るな。よし、やるか」
人さらいと、人を売り買いする人間。そのどちらにも対処しないと、根本的な解決にはならないだろう。難しいはずだし、手間もかかるに違いない。それでも、絶対に成し遂げてみせる。
優先順位を考えたら、次の問題に取り掛かってもいいだろう。スマルト領の運営に関しても、それなりにうまく行っている様子だからな。他の問題も解決しなければ、結果的に今うまく行っているところにも波及しかねない。
そう考えると、大きい問題から対処したいところだ。インディゴ領やスマルト領に被害が出そうなものを、優先的に。といっても、どちらも関係してきそうだな。人さらいからの人身売買と麻薬の流行だものな。むしろ、平和なところを狙う理由が大きいものだ。
つまり、まだ休んでいられないということだな。悲しいことだ。そう考えていると、いつものメンバーで集まることになった。まあ、今後の動きについてだろうな。
ということで、まずは俺から話をすることにした。
「さて、ひとつ目の問題は解決したと言っていいだろう。次はどうする?」
「残っているのは、人身売買と麻薬の流行ですね」
どう考えても大ごとなのだが、この世界では珍しくもない気もする。前世でだって、治安の悪い国では当たり前にあったことだからな。中世くらいなら、もっと多かっただろう。そう考えると、無い方がおかしいのか。
ただ、すべてを解決できないとしても、ラナが苦しまなくていい程度には抑えたい。正確に言えば、被害を受けない程度かもな。
いずれにせよ、俺が動くのは決まりきっている。頼まれたことでもあるからな。
「うーん、どっちも面倒そうだよね。いや、解決した方が良いんだろうけどさ」
「レックス様のお望みのままに。私は、それに従うだけです」
「ご褒美が貰える機会。ちょうど良い」
気が抜けそうな会話だが、あまり重苦しく考えてもな。重大な事件だからこそ、落ち着いて挑みたい。暗い顔をしていれば、むしろ解決は遠ざかるだろう。これは経験則ではあるが、正しい感覚のはずだ。
結局のところ、いつも通りに実力を発揮するのが一番いい。そういう意味では、いい空気だと言える。深刻な顔をすればどうにかなるのなら、そうするところだが。現実は違うからな。
「俺としては、ラナが困っているのなら助けたいところだな。いや、民が苦しむのも気にはなるが」
「ありがとうございます、レックス様。それで、どちらの方が気になりますか?」
人身売買も、麻薬も、かなりの大問題だ。とはいえ、どちらを優先すべきかだよな。誘拐のやり方次第では、死人が出ていてもおかしくない。無理矢理さらう形なら、親を殺してという可能性だってある。
ただ、麻薬で人が死なないかと言えば、そうでもない。盗賊は絶対に死人が出ていたから優先していたが、今回のふたつは悩ましいな。
単純に考えれば、被害者の顔が浮かぶのは人身売買の方だ。さて、どうするべきか。
「どうだろうな。麻薬も、かなり厄介なんだよな。みんなだって気を付けてくれよ。あれは、危険なものだ」
「分かったよ! でも、わざわざ粉なんて吸いにいかないよ?」
そんな単純な話なら、もっと楽だっただろうがな。まあ、知らないのは仕方のないことだ。関わりがなければ、知ろうとすら思わないだろう。
なら、こちらが伝えるのが大事だよな。どういう危険性があって、どんな問題があるのか。
「いや、食べ物に混ぜたり、飲み物に混ぜたり、薬と偽ったり、いろいろあるんだ」
「ふむ。でしたら、他者の出したものは口にしないのが無難でしょうか」
シュテルの言葉に頷いておく。信頼できない人から出されたものは、安易に口にできない。現代日本でも、実際にあるらしい手口だからな。飲み物なんかに混ぜておいて、麻薬中毒にするやり口というのは。
まあ、警戒に値することと理解してくれれば、それでいい。わざわざ麻薬に溺れるだなんて思っていないからな。罠として成立するものなんだと認識してもらえれば十分だ。
「レックス様の魔法なら、どうにかなりそう」
「サラ、良い案だ。とりあえず、最低限の対策を施しておく。アクセサリーを出してくれ」
頭を撫でつつ、みんなのアクセサリーに魔法を込めていく。とりあえずは、毒対策の魔法と同様のものだな。身体の正常な機能を妨害する物質を弾く。そんな感じだ。
とはいえ、完璧ではないだろう。ただ、依存症になる事態は避けられるはずだ。現状は、それで十分だ。フィリスと会う機会があれば、もうちょっと進歩させたいが。
やはり、俺は一人前とは言い難いな。どうしても、誰かに頼ってしまう。必ずしも悪いことだとは思わないが。人に協力してもらえるということ自体が、俺の大きな財産だからな。
「レックス様、それでは、麻薬を優先するということですか?」
「いや、どうだろうな。人身売買については、どうなっている?」
「簡単に説明すると、女子供をさらって、娼館や盗賊に売られる形ですね」
ラナは淡々と語るが、俺は冷静さを保つのに苦労していた。平和な世界に生きていた人間としては、ありえないことだからな。
無理やり人をさらって、望まぬ仕事に従事させる。奴隷よりもたちが悪い。
「それは……。率直に言って、許しがたいな……」
「レックス様がお望みならば、根絶やしにいたします」
シュテルの言葉も、今はありがたい。少し、頭が冷えたからな。俺の怒りに、周囲を付き合わせられない。危険に巻き込んだりできない。そうだよな。
俺は、みんなの命を預かっているんだ。だからこそ、安易な判断も行動もできない。それを再確認できた。
「いや、無理はするな。こういうものは、組織立って行動するものだ。相手次第では、危険になる」
「なら、僕も頑張るよ! そっちの方が良いでしょ?」
「レックス様が一緒なら、安心。だから、心配いらない」
うん、みんな俺を信頼してくれているんだな。そんな感じの目で見てくれている。なら、冷静に判断しよう。
どっちの方を優先すべきか。それは、どちらを先にした方が犠牲を抑えられるかだ。そういう観点なら、即効性が高いのは、人身売買を潰すことだよな。これで良いはずだ。
「それで、どちらからにしますか? あたしは、どちらでも構いませんよ」
「なら、人身売買の方にするか。麻薬に関しては、魔法で症状を抑える手もあるからな」
「分かりました。では、そのように。こちらで、情報をまとめておきますね」
「それにしても、娼館か……。ひょっとしたら、僕達だって可能性はあったよね」
「レックス様がいらっしゃらなければ、あり得たでしょうね。感謝いたします、レックス様」
「同感。だから、いっぱい恩返しする」
みんな、どこか遠くを見ている。実際、飢えていた時期があったらしい。身売りしていた可能性は、あったのかもな。やはり、俺達の出会いは奇跡に支えられている。いま一緒に居られることに、感謝しないとな。
「そのために無理をしないでくれよ。お前達が幸せであることが一番なんだからな」
「もちろんだよ! これからも、レックス様と一緒に居たいからね」
「かしこまりました。すべては、レックス様のために」
「なら、ご褒美をもっと。それで十分」
「しかし、昔のお前達みたいな人が被害者となれば、気合いが入るな。よし、やるか」
人さらいと、人を売り買いする人間。そのどちらにも対処しないと、根本的な解決にはならないだろう。難しいはずだし、手間もかかるに違いない。それでも、絶対に成し遂げてみせる。
10
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる