チートさんは平和主義者

月夜

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魔法学園編突入じゃぁぁあ!

20話 真夜中の女子トーク

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-夜-

「我、汝の主なり。我が眷属の契約を結びし汝を呼び立てる。いでよ、リーア」
「我が主の眷属リーア、参上」

おお!成功!
うぇーい!うぇーい!

「主、何のようだ?」
「お話しよう!」
「よいぞ」
「んじゃはい、ここ。横になって話そ!」

私はベッドに横になり、リーアのぶんを開ける。
そして横になるようにとベッドをポフポフと叩く。

「失礼する」

そう言ってリーアは、私の隣に横になる。
近くで見ると私も惚れそうなめっちゃ美女だ……
惚れないけどさ。
下手したらこの人女神になれるんじゃね?

「話とはなんだ?」
「色々と!」
「そうか」

何から話そっかなー……
あ!勇者とかについて聞こっと!

「ねえねえ、リーアは勇者と戦ったんだよね?」
「あぁ、我が主であった方が勇者と戦った。だが敗北であった。そして主は死んだ……」

あ、なんか聞いちゃダメ的なこと聞いちゃった…
話題変えなきゃ!

「……勇者ってやっぱ召喚?」
「勇者はだいたい、召喚で異世界からやって来た者。最後に来たのが50年前。そして私と主が戦ったのも50年前だ」
「ほえー」

てことは魔王とかいるってこと?
んん?てことは私、魔王と戦える?
おお?おお?!魔王城に住めるかな?!
1度でいいから魔王城に住んでみたいなー。

「そういえば結局その勇者って死んじゃったの?」
「あぁ、邪神にあけっなく殺されたらしい」

邪神?なんじゃそりゃ?
ナニソレオイシイノカナ??
邪神だから悪い神の事なのかな?
んー……その辺にどーなんだろ……


「邪神?ナニソレオイシイノカナ??」
「美味いわけなかろう。邪神は、堕落した神のことを邪神と言うんだ」
「なるほど!わからん!」
「……はぁ……要するに我々にとって脅威な敵だ」
「なるほど!察し!」
「分かればよい」

なるほどー……つまぁーり!
我々人類や魔族達にとっても強大かつ脅威な敵ってことだね。
ん?んん?
てことは……邪族とかもいる系?
ほわ!そしたらとってもめんどい!
やだー殺されちゃうのー?
やだわー、ないわー。無理だわー。
リーアさん……どうしましょ……
死ぬとしたらお父さんとお母さん、ゼレお兄ちゃんとロアスお兄ちゃんとリーアお姉ちゃんに……
ん?んん?!んん!?……あ!あぁぁぁぁぁあ!!

「リーア!」
「なんだ?」

私は伝説の土下座をする。
やってしまった……お姉ちゃんの名前気づかないでパクってた……

「この度は大変!申し訳ありませんでしたぁぁぁぁあ!」
「なっ……何をいきなり謝ってくる?!何があったのだ?」
「実はわたくし!私のお姉ちゃんことリーアお姉ちゃんの名前を気付かずにパクってしまい、リーアとお姉ちゃんの名前同じにしておりましたぁ!」
「………………ハァー   もう良い、気にするな。我はこの名を気に入っている。このひろき世界に同じ名前の者などおる」
「リーア様……」

あなたが神か?!女神だろ?いや、慈愛の女神だろ?
ね?ね?ねね?!ね?ね?ね?
リーア……あんた最高だよ。

「他に話したいことはないのか?ないなら我は眠りにつくぞ?」
「あ!あのね、気になってたことがあったんだけど……」

そう言って私はステータス画面をリーアに見せる。

「常世…胡土前…双鬼…………主……大物を守護にしたな。そして……主神・ハーディー…………」
「そんなにすごい人なの?」
「らしい。我も詳しくは知らん。さ、今宵は眠りにつこう」

そう言って、リーアはベッドで眠りについた。
いや、寝るの早いな!
まぁ、結構遅い時間だしね……寝よっと。
私は明かりを消して、深い眠りについた。





コツコツ

神界の王宮に1人の女が歩いていく。
紫の髪、赤と青のオッドアイ。
黒の薄い布で身に纏う。
美しく月明かりに照らされれば妖美な美女。

「失礼します」

ガチャ

女はドアを開ける。
そこには、ゴミというゴミやいろんな物が散らかっていた。

「ハァー   全く、あれほど片付けてくださいと私は言ったはずですよ」

そう言いながら、女は片付け始める。

「あー、それ使うんで捨てないでくださーい。てかー、勝手に捨て始めんのやめてくださーい。ちょっとー、聞いてますー?イヴちゃーん?もしもーし?」

そう言いながら、大きなベッドの布団からひょっこりと美女が顔を出す。

「聞いてます。ですが私、汚いのはホント無理なので捨てます。全く……主神という貴方がこんなどうしようもない神だと他の神々に知られたら終わりですよ?」

そう言いながらも黙々と片付けるイヴ。

「別にー、終わったっていいですよー?私ー、こんなクソなんかにー縛られたくないんでー。ていうかー、勝手にここを汚い扱いしないで下さーい。考えてみてくださいよー、この世界が美しすぎるんだと!」
「ハーディー様…貴方、前はこの世界のこと、クソ、う〇こ、ゴキブリ以下、家畜だらけとか言ってましたよね?矛盾しすぎじゃありません?」
「神だから許される行為です!」
「ハァー   とにかくこれから会議です。ご準備をしてください」
「はーい」

ベッドから降り、指を鳴らす。
すると、主神の偉大さを表すようなドレスを身につけ、身体中を宝飾に包まれる。
主神・創造と破壊を司どる最強の神  ハーディー。
彼女はこの世界にとって全てを作り上げた存在。
そして神々にとって、全ての母……

「そう言えばー、あの子様子はどうですかー?あのー、ルー…?ルー……ミル「ルミルーナですか?」そうその子!」
「ルミルーナは、普通です。なんか、奴隷を3人と、ダークライオンウルフの子供を買ったみたいです」
「そうですかー」

そう言いながら2人は部屋を出て、会議室に向かう。
廊下にいる侍女や執事達はハーディーとイヴに頭を下げる。
2人は慣れているかのように気にせず、会議の話をする。

「それでー、今回はー、何の話題ですかー?」
「新たな魔物を追加する会議です」
「いやー、さっすが私が見定めた秘書かつ執事ですねー」
「褒め言葉として受け取っておきます」



「そろそろ着きます。主神モードに入ってくださいね」
「当たり前だ」

そう言って、会議室に入っていく2人。
この時イヴは、ハーディーが先程のような演じを毎日やって欲しいと願った。
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