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<フリーター奮闘編> ~ワーグナー城 落城寸前~
第三話:フリーター、戦に巻き込まれる
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「……オレらの戦いぶりを見てくか?」
「ああ、そうさせてもらおう」
俺は、グスタフ隊長の挑発じみた言葉にまんまと乗ってしまう……
元領主で、いまは城代のジーナ・ワーグナーに城の留守を託し、女騎士エリカ・ヤンセンと共に城を出る。
城門を出て、我が新居を振り返る。
なんというか、よくこんな場所に城を構えたものだと感心するやら呆れるやら。
城は山の斜面にへばりつくように築かれている。
背後は壁のような急斜面。
傾斜のきつい山肌を覆うのは鋭いナイフのような黒岩ばかり。ろくに緑はない。
斜面の先には山頂があるはずだが、霧のような雲がかかっていてよく見えない。
荒涼とした風景とは、こういうのを指すのかなと他人事のように考えてしまう。
俺が手に入れたワーグナー城は、趣のある西洋の古城にも思えた。
ただし、見た目と実際の奥行きが異なるようにも感じた。
俺が不思議に思っていると「城の大半は山をくりぬいて造られた」と、エリカが教えてくれる。
なるほど……俺が手に入れたのは、城という名前の洞窟だったのか。
いつの間にやら、俺はワケあり物件の底知れなさに驚きを感じなくなっていた。
状況を受け入れたわけでも、ましてや環境に慣れたわけでもない。
ただ、感覚がマヒしただけだ。
グスタフ隊長が山道を駆け下る。
女騎士エリカも、グスタフ隊長に遅れることなく駆けていく。
革鎧のグスタフ隊長はともかく、ゴツい甲冑に身を包み、いかにも重そうな大剣を腰に下げたエリカの身体能力の高さに感心する。
対して、俺の持ち物は通勤用リュックとジーナに貰った収納袋しかない。服はユニ〇ロで買ったシャツとジーパンだ。
一番軽装なはずの俺だったが、たちまちふたりに引き離されてしまう。
「グスタフ隊長、止まって! リューキ殿が遅れてる」
「なに!? まだ城を出たばかりだぞ!」
立ち止まり、俺が追いつくのを待つふたり。
グスタフ隊長は明らかにイラついている。
「新領主様の足にあわせてたら、間にあわねえ。仕方ない、担ぐぜ」
「カツグ」とは? と尋ねる間もなく、グスタフ隊長は俺を背負い、転げ落ちるように坂道を駆け下る。
「ふ、ふおおおおー!!!」
「我が領主、口を閉じた方がよろしいかと。舌を噛みます」
女騎士エリカの言葉に従い、俺は黙る。歯を喰いしばる。胃から苦いものが込み上げてきても、懸命に飲み下す。涙がにじみ、視界がぶれる。「近道するぜ!」とグスタフ隊長が叫ぶ。景色が変わる。崖のようだった道が、明らかに道ではない崖に変わる。俺は坂道を下っているのか? 崖をまっさかさまに落ちているのか? 状況がよく分からない。カモシカのような動物が崖を登っていく。そいつが足を滑らせて落ちていく。落石が起きる。ひときわ大きな岩が落ちてくる。女騎士エリカの大剣が岩を両断する。走馬灯にしては見覚えのない情景ばかり……
「……ロード、我が領主。おお、意識が戻られましたか!」
長身銀髪の若い女性が俺の顔を心配そうにのぞきこんでいる。
端麗だが、天使と呼ぶには勇ましい顔だち。
数秒間見つめあったあと、女騎士エリカに抱きかかえられている自分に気づく。
キレイな女性に触れていても、甲冑越しでは温もりは伝わってこない。
「俺、気を失っちゃったんだ……それと、エリカが俺を落石から助けてくれたんだね。ありがとう」
「いえ。リューキ殿には、いささか刺激が強かったようですね。もう大丈夫です。オークたちの隠れ里に着きました」
女騎士エリカ・ヤンセンに支えてもらいながら、自分の足で立つ。じっくり観察するまでもなく、オークたちの隠れ里が洞窟なのは分かった。
蝋燭の灯りは四、五メートルほどの高さの天井は辛うじて照らしてくれるが、奥がどこまで広がってるかまでは教えてくれない。隠れ里として使っているくらいだから、相当深いのだろう。
誰も話しかけてはこないが、こちらの様子を窺う気配を感じる。
俺は、領主らしく振る舞おうと足を踏ん張る。
まだ頭はくらくらするが、懸命に笑顔を浮かべる。
「この弱そうなのが、新しい領主さまなの?」
幼さの残る声に問われる。
見ると、グスタフ隊長の小型版とでもいえるオークの少年が俺を見上げていた。
「きみは?」
「オイラはオルフェス。ねえ、父ちゃんが担いできたおじちゃんが、新しい領主さまなのかい?」
父ちゃん?
すると少年はグスタフ隊長の息子か。
うん、よく似ているはずだ。
「そうだよ。俺が新しい領主だ」
「じゃあ、お金くれよ。父ちゃんが貰うはずだった『手当』ってやつだよ。母ちゃんの薬を買いたいんだ。領主のおじちゃん、頼むよ」
オルフェスの声を皮切りに、周囲の岩陰に隠れて様子をうかがっていたオークたちが出てきて、口々にお金を要求する。
「オルフェス! みっともねえ真似はやめろ! 他の奴らもだ!」
「でもよお、父ちゃん。早く母ちゃんに薬を飲ませたいんだよ!」
オルフェスが泣き出しそうな声で訴える。
父親のグスタフ隊長は言葉を詰まらせる。
俺は、金貨を収めた収納袋の口を開け、習いたての文句を唱える。
「オルフェス、早く母ちゃんに薬を買ってあげな。『金貨一万枚取り出し!』」
途端に、目の前に黄金色の山があらわれる。
オルフェスをはじめ、オークたちが我先に金貨に群がる。
グスタフ隊長の静止する声も虚しく、金貨の山はたちまち消え失せてしまう。
「新領主様よお、なんてことしてくれるんだ! オレの仲間に金をくすねるやつはいないが、金勘定が苦手なやつばかりなんだぜ。絶対に計算が合わなくなる」
「グスタフ隊長、金が足りなかったら言ってくれ。城に戻ったら渡す」
「なんだと!?」
「いまは緊急事態だ。時間がない。揉めるくらいなら多少多めでも払おう。それよりダゴダネルとの戦いだが……」
戦について尋ねようとした俺を、グスタフ隊長が制する。
まだ何か要求してくるのだろうか?
収納袋は空っぽ。もう金はない。
背中のリュックには、ペットボトルのお茶と菓子パンくらいしか入ってない。
領主なんて偉そうな肩書だが、城を守ってくれるはずのグスタフ隊長は注文ばかりしてくる。
なんだか悲しくなってきた。
「四番隊、来い!」
グスタフ隊長が大声をあげる。
呼応して筋肉質な小鬼たちが洞窟の奥から続々と姿を見せる。
「おめえらはワーグナー城へ行け! 城に守備兵が山ほど詰めているふりをしろ! 音を鳴らせ! 雄たけびをあげろ! ジーナ様にうるさいと叱られても、めげるな! むしろ、褒められたと思え! 何かあったら新領主リューキ殿の名前を出せ! 絶対に城を落とされるなよ!!」
「おお!」「おうっ!」「戦だ!」「いくぞ!」
百人ほどの小鬼が駆けていく。
勇ましいが、たった百人? とも思った。
「リューキ殿、納得してない顔つきだな。安心してくれ。ダゴダネルの奴らは臆病者ぞろいだ、大きな犠牲を出してまで堅固なワーグナー城を攻めない」
「そうか、ならいいが」
「奴らは攻めてこない。だから、こちらから攻める……一番隊、二番隊、三番隊、集まれ! ダゴダネルの奴らをぶっ殺す! 新領主リューキ殿の初陣だ! おめえらの力を見せてやれ!!!」
四番隊同様、気勢を上げながら小鬼たちが集まる。
各部隊いずれも百名程度。ただし、戦慣れした男たち。
なかでも一番隊と呼ばれた小鬼の群れは、グスタフ隊長に負けないくらい屈強な身体つきをしていた。
「二番隊、三番隊は奴らの糧食を奪え! 武器を壊せ! 夜襲をかけろ! 但し無理は禁物。命は粗末にするなよ」
二番隊、三番隊の小鬼たちが駆けていく。
数人、俺のもとで足を止め、食べ物や薬を家族に届けられそうだと感謝の言葉を述べていく。
厳つい顔の小鬼だが、中味は家族思いの父ちゃんたちなのだろう。
そう考えると、ちょっと心が和んだ。
「さっさと行け! 新領主様と話したければ、ダゴダネルの奴らを追い払ってからにしろ! 手柄を立てた奴にはリューキ殿に拝謁する機会を作ってやる! 戦に励め! 敵を殺せ! そして生き残れ!!」
物騒な言葉の最後に仲間を思いやる言葉が入る。
兵を鼓舞する言葉としては必ずしも褒められないかもしれないが、俺の城ではそれでいい。
「新領主リューキ殿、女騎士エリカ殿。では、我らも準備をはじめましょう」
「準備? なんの?」
「決まっておりましょう、ダゴダネル本隊への攻撃です。これからの数日間、二番隊、三番隊、四番隊が敵軍を翻弄します。敵陣の混乱が頂点に達したところで、一番隊で急襲します」
勇ましい話だ。
一番隊の百人で三千の敵に当たるのか。
ホントに? マジで? 俺も一緒に行くの?
グスタフ隊長、女騎士エリカ・ヤンセン、一番隊の面々の意気が上がる。
俺ひとり、顔が強張っていた。
「ああ、そうさせてもらおう」
俺は、グスタフ隊長の挑発じみた言葉にまんまと乗ってしまう……
元領主で、いまは城代のジーナ・ワーグナーに城の留守を託し、女騎士エリカ・ヤンセンと共に城を出る。
城門を出て、我が新居を振り返る。
なんというか、よくこんな場所に城を構えたものだと感心するやら呆れるやら。
城は山の斜面にへばりつくように築かれている。
背後は壁のような急斜面。
傾斜のきつい山肌を覆うのは鋭いナイフのような黒岩ばかり。ろくに緑はない。
斜面の先には山頂があるはずだが、霧のような雲がかかっていてよく見えない。
荒涼とした風景とは、こういうのを指すのかなと他人事のように考えてしまう。
俺が手に入れたワーグナー城は、趣のある西洋の古城にも思えた。
ただし、見た目と実際の奥行きが異なるようにも感じた。
俺が不思議に思っていると「城の大半は山をくりぬいて造られた」と、エリカが教えてくれる。
なるほど……俺が手に入れたのは、城という名前の洞窟だったのか。
いつの間にやら、俺はワケあり物件の底知れなさに驚きを感じなくなっていた。
状況を受け入れたわけでも、ましてや環境に慣れたわけでもない。
ただ、感覚がマヒしただけだ。
グスタフ隊長が山道を駆け下る。
女騎士エリカも、グスタフ隊長に遅れることなく駆けていく。
革鎧のグスタフ隊長はともかく、ゴツい甲冑に身を包み、いかにも重そうな大剣を腰に下げたエリカの身体能力の高さに感心する。
対して、俺の持ち物は通勤用リュックとジーナに貰った収納袋しかない。服はユニ〇ロで買ったシャツとジーパンだ。
一番軽装なはずの俺だったが、たちまちふたりに引き離されてしまう。
「グスタフ隊長、止まって! リューキ殿が遅れてる」
「なに!? まだ城を出たばかりだぞ!」
立ち止まり、俺が追いつくのを待つふたり。
グスタフ隊長は明らかにイラついている。
「新領主様の足にあわせてたら、間にあわねえ。仕方ない、担ぐぜ」
「カツグ」とは? と尋ねる間もなく、グスタフ隊長は俺を背負い、転げ落ちるように坂道を駆け下る。
「ふ、ふおおおおー!!!」
「我が領主、口を閉じた方がよろしいかと。舌を噛みます」
女騎士エリカの言葉に従い、俺は黙る。歯を喰いしばる。胃から苦いものが込み上げてきても、懸命に飲み下す。涙がにじみ、視界がぶれる。「近道するぜ!」とグスタフ隊長が叫ぶ。景色が変わる。崖のようだった道が、明らかに道ではない崖に変わる。俺は坂道を下っているのか? 崖をまっさかさまに落ちているのか? 状況がよく分からない。カモシカのような動物が崖を登っていく。そいつが足を滑らせて落ちていく。落石が起きる。ひときわ大きな岩が落ちてくる。女騎士エリカの大剣が岩を両断する。走馬灯にしては見覚えのない情景ばかり……
「……ロード、我が領主。おお、意識が戻られましたか!」
長身銀髪の若い女性が俺の顔を心配そうにのぞきこんでいる。
端麗だが、天使と呼ぶには勇ましい顔だち。
数秒間見つめあったあと、女騎士エリカに抱きかかえられている自分に気づく。
キレイな女性に触れていても、甲冑越しでは温もりは伝わってこない。
「俺、気を失っちゃったんだ……それと、エリカが俺を落石から助けてくれたんだね。ありがとう」
「いえ。リューキ殿には、いささか刺激が強かったようですね。もう大丈夫です。オークたちの隠れ里に着きました」
女騎士エリカ・ヤンセンに支えてもらいながら、自分の足で立つ。じっくり観察するまでもなく、オークたちの隠れ里が洞窟なのは分かった。
蝋燭の灯りは四、五メートルほどの高さの天井は辛うじて照らしてくれるが、奥がどこまで広がってるかまでは教えてくれない。隠れ里として使っているくらいだから、相当深いのだろう。
誰も話しかけてはこないが、こちらの様子を窺う気配を感じる。
俺は、領主らしく振る舞おうと足を踏ん張る。
まだ頭はくらくらするが、懸命に笑顔を浮かべる。
「この弱そうなのが、新しい領主さまなの?」
幼さの残る声に問われる。
見ると、グスタフ隊長の小型版とでもいえるオークの少年が俺を見上げていた。
「きみは?」
「オイラはオルフェス。ねえ、父ちゃんが担いできたおじちゃんが、新しい領主さまなのかい?」
父ちゃん?
すると少年はグスタフ隊長の息子か。
うん、よく似ているはずだ。
「そうだよ。俺が新しい領主だ」
「じゃあ、お金くれよ。父ちゃんが貰うはずだった『手当』ってやつだよ。母ちゃんの薬を買いたいんだ。領主のおじちゃん、頼むよ」
オルフェスの声を皮切りに、周囲の岩陰に隠れて様子をうかがっていたオークたちが出てきて、口々にお金を要求する。
「オルフェス! みっともねえ真似はやめろ! 他の奴らもだ!」
「でもよお、父ちゃん。早く母ちゃんに薬を飲ませたいんだよ!」
オルフェスが泣き出しそうな声で訴える。
父親のグスタフ隊長は言葉を詰まらせる。
俺は、金貨を収めた収納袋の口を開け、習いたての文句を唱える。
「オルフェス、早く母ちゃんに薬を買ってあげな。『金貨一万枚取り出し!』」
途端に、目の前に黄金色の山があらわれる。
オルフェスをはじめ、オークたちが我先に金貨に群がる。
グスタフ隊長の静止する声も虚しく、金貨の山はたちまち消え失せてしまう。
「新領主様よお、なんてことしてくれるんだ! オレの仲間に金をくすねるやつはいないが、金勘定が苦手なやつばかりなんだぜ。絶対に計算が合わなくなる」
「グスタフ隊長、金が足りなかったら言ってくれ。城に戻ったら渡す」
「なんだと!?」
「いまは緊急事態だ。時間がない。揉めるくらいなら多少多めでも払おう。それよりダゴダネルとの戦いだが……」
戦について尋ねようとした俺を、グスタフ隊長が制する。
まだ何か要求してくるのだろうか?
収納袋は空っぽ。もう金はない。
背中のリュックには、ペットボトルのお茶と菓子パンくらいしか入ってない。
領主なんて偉そうな肩書だが、城を守ってくれるはずのグスタフ隊長は注文ばかりしてくる。
なんだか悲しくなってきた。
「四番隊、来い!」
グスタフ隊長が大声をあげる。
呼応して筋肉質な小鬼たちが洞窟の奥から続々と姿を見せる。
「おめえらはワーグナー城へ行け! 城に守備兵が山ほど詰めているふりをしろ! 音を鳴らせ! 雄たけびをあげろ! ジーナ様にうるさいと叱られても、めげるな! むしろ、褒められたと思え! 何かあったら新領主リューキ殿の名前を出せ! 絶対に城を落とされるなよ!!」
「おお!」「おうっ!」「戦だ!」「いくぞ!」
百人ほどの小鬼が駆けていく。
勇ましいが、たった百人? とも思った。
「リューキ殿、納得してない顔つきだな。安心してくれ。ダゴダネルの奴らは臆病者ぞろいだ、大きな犠牲を出してまで堅固なワーグナー城を攻めない」
「そうか、ならいいが」
「奴らは攻めてこない。だから、こちらから攻める……一番隊、二番隊、三番隊、集まれ! ダゴダネルの奴らをぶっ殺す! 新領主リューキ殿の初陣だ! おめえらの力を見せてやれ!!!」
四番隊同様、気勢を上げながら小鬼たちが集まる。
各部隊いずれも百名程度。ただし、戦慣れした男たち。
なかでも一番隊と呼ばれた小鬼の群れは、グスタフ隊長に負けないくらい屈強な身体つきをしていた。
「二番隊、三番隊は奴らの糧食を奪え! 武器を壊せ! 夜襲をかけろ! 但し無理は禁物。命は粗末にするなよ」
二番隊、三番隊の小鬼たちが駆けていく。
数人、俺のもとで足を止め、食べ物や薬を家族に届けられそうだと感謝の言葉を述べていく。
厳つい顔の小鬼だが、中味は家族思いの父ちゃんたちなのだろう。
そう考えると、ちょっと心が和んだ。
「さっさと行け! 新領主様と話したければ、ダゴダネルの奴らを追い払ってからにしろ! 手柄を立てた奴にはリューキ殿に拝謁する機会を作ってやる! 戦に励め! 敵を殺せ! そして生き残れ!!」
物騒な言葉の最後に仲間を思いやる言葉が入る。
兵を鼓舞する言葉としては必ずしも褒められないかもしれないが、俺の城ではそれでいい。
「新領主リューキ殿、女騎士エリカ殿。では、我らも準備をはじめましょう」
「準備? なんの?」
「決まっておりましょう、ダゴダネル本隊への攻撃です。これからの数日間、二番隊、三番隊、四番隊が敵軍を翻弄します。敵陣の混乱が頂点に達したところで、一番隊で急襲します」
勇ましい話だ。
一番隊の百人で三千の敵に当たるのか。
ホントに? マジで? 俺も一緒に行くの?
グスタフ隊長、女騎士エリカ・ヤンセン、一番隊の面々の意気が上がる。
俺ひとり、顔が強張っていた。
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