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6 美緒の場合
7 体の相性?
しおりを挟む「ス、スミマセン美緒サン、俺、ウ、動ケナ、――アアアッ!?」
しばらくガンマン同士みたいな時間が過ぎたあと、唐突に耳元に囁かれてビクッとした。してしまった。
「あああああっっっ! ダメっ! イく!? イってるぅぅぅあああああっっ!!」
「美緒さん! 美緒さん! 美緒さん!!!」
わずかでも動いてしまったらお互い止まれなかった。二人で体をぶつけ合い、二人でぎゅうぎゅうに抱きしめあってイった。たった数度の抽送でだ。
惟弦さんのモノがドクドク波打っているのか、私のアソコがウニウニ波打っているのか良くわからない。
それがだんだんゆっくりになってピタリと止まった瞬間、また二人で腰をぶつけ合う。
「あっあっあっあっイイッ! イイッ!!」
「はっはっはっはっうっくっ! あっあっあっあっ!!」
全身ビリビリする。快感の鳥肌が止まらないみたいだ。
どこもかしこも敏感になってて、もうナニをどうされても気持ちがいい。
「アアアッまたイクッ! イクッ! イクッ!!」
「あっあっあっあっあっ! イクッ! イクッ!!」
二人ともバカみたいな喘ぎ声しか出てこず、延々と全力疾走させられてるみたいだ。イってもイってもなぜか止められない。快楽で頭のネジが飛んで、ストッパーが壊れたのかもしれない。
イった瞬間思い切り押し付けられ、奥の奥まで突き込まれてグリグリされる。
こんなの普通なら絶対痛いだけだ。現に今まではそうだった。
なのにもっともっとって自分でも押しつけちゃう始末。こんな巨根なのに!!
なんで!? なんでナニされても全部悦いところなの。
おかしい。これが体の相性ってやつなの!?
グリンッと惟弦さんが私を抱え込んで横に回転した。
二人で特大の広クッションから転げ落ち、ビタンッと惟弦さんの背中とフローリングが鳴った。
それに構わず惟弦さんは、馬乗りになった私の胸を下から両手で鷲掴みにする。
「んあああああッッッ!」
おっぱいに全指がめり込み、親指で乳首を押し込まれグリグリされる。さっき私が惟弦さんの鈴口をいじめたみたいにだ。
これだめっ、だめぇっ! 惟弦さんの上で体が跳ねる。アソコ同士がぶちゅぶちゅいう。
それがまた気持ちよくて、私は膝を思い切り開いて腰をグリングリン動かした。全体重が惟弦さんの腰に一点集中してるわけだけど、惟弦さんはむしろ下から突き上げてくる。
「あっあっあっあっ! きもちっ! きもちいいよぉっ! イク! イクッ! イク~~~ッ!!」
「俺もっ! あっあああっっ! イクッ! 出るっ! 美緒さん! 美緒さんっ! ぐううっっ!!」
おっぱいを掴まれたまま、私は大きく仰け反って果てた。
惟弦さんは私を乗せたまま、背中と足で軽いブリッジ状態で果てた。
デカイブツがドクドクと波打ちながら更にデカくなり、また熱いモノが放出される。
その勢いで私の中もますます波打って収縮する。
二人でゆるゆると腰を動かし続けている。
もうよくわからない。だって止まらない。
「あああああ……っ! もう、だめなのにぃ……っ。もうおっきくしないでぇ」
「ああああ……っ! 美緒さんも、そんなこと言って、締め付けてきます……ッ!」
「んあああああっっっ!!」
グンッと下から突き上げられて、それがスイッチだったみたいにまたバチュンバチュン肌をぶつけ合った。
体を保っていられなくなり惟弦さんに上体が倒れ込めば、惟弦さんはおっぱいを両手で掬い上げて両乳首をいっぺんに吸い上げる。
この人の筋肉どうなってんの!? 腰を突き上げると同時に猫背になって乳しゃぶるとか!
「あああああっっ、両方はだめぇっっ!!」
両腕を惟弦さんの顔横で突っ張ってもちっとも逃げられない。私の貧弱な腕じゃそんな腕立てみたいなことしてられなくて、結局惟弦さんに全体重掛けに逆戻りだ。
両乳首をこねられ甘噛みされ、下から突き上げられまたすぐイかされる。
「んああああああああっっっ!!!」
でもそんなの悔しすぎる!!
だから私はイかされながらも腰を前後し続けた。
「あああああっっ!! 美緒さんっ! 美緒さんっっ!!」
イってる最中に更に動くとか諸刃の剣もいいとこで、頭が真っ白になってお腹がぎゅうぎゅう収縮して自分でも痛いほどだ。明日は絶対筋肉痛。特に腹筋がヤバイと思う。
さすがの惟弦さんでも、何度も出したお陰かなかなか保っている。
男ズルイ! イったらふにゃればまだ理解できるのにぃっ。
また一山越えさせられて、私は気力を振り絞り上体を惟弦さんから持ち上げた。
そして手綱代わりに惟弦さんのタンガを握る!
「み! 美緒さん!?」
後ろ手にタンガを握り、ロデオさながら腰を振る。
「んんんんんんんんっっっ!!」
「あああああっ! 駄目ですッ食い込んでッ! あああああっっっ!!」
「んんんんんああああああああっっっ!!」
唇を引き結んで耐えるも、やっぱり凶悪なブツにやられて喘いでしまう。
人一人跨られてるのにビチビチ突き上げてくる暴れ馬に、負けずに手綱を引き絞り腰を跳ねさせる。
ほんとなんなのもう。完敗じゃないですか。気持ちよすぎてこんなの勝てないわ。
イかされ続けるくやしさまでどっかいく。もういいよ次回にご期待で。
「あ~~~~~~またイクまたイク、イクイクイクイク」
「イクッ! イクッ! イクイクイクイクッ! 出る出る出る出るッッ!!」
イっても出されてもグラインドが止められない。
もう全部垂れ流し状態だ。快感の袋は破られてイキっぱなし状態だ。
「もうだめきもちいいきもちいいよぉ」
「美緒さん美緒さん美緒さん美緒さん」
ぶちゅぶちゅと唇どころか顔下半分くらい舐め合いながら突き合う。
「好き、好きです美緒さん、気持ちいいッ」
「私もきもちいい、好き、好き」
「美緒さん! 美緒さん! 好き! 好きです! またイク!」
「うんいいよ、もっと出して、いっぱい」
上から自分でも押し付けて押し付けてグラインドする。
快感の痺れが止まらない。うねりが止まらない。
こんなの知っちゃったら、もうただのブツじゃ満足できないかもしれない。
体の相性があるのは知ってたけど、本当に相性が良いっていうのは、こういう事だったんだ。
本当は、動かなくても気持ちいいっていう。
……あまりの快感に抗えず動いちゃってるけど。
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