王宮から逃げた私、隣国で最強魔導士に一途に愛される

タマ マコト

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第1話 息ができない宮廷

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 朝の光がレースのカーテンを透けて、部屋の中に薄い金色の膜を貼っていた。

 リリアは姿見の前で、じっと自分を見つめていた。
 薄茶色の髪をブラシでとかしながら、小さく息を吸う。

「……今日も、失敗できない」

 口に出した瞬間、その言葉が喉に引っかかって、少しだけ苦しくなる。
 失敗できない。
 もう何百回も自分に言い聞かせてきた呪文。

「お嬢様、そんな怖い顔しないでくださいな」

 背後から、明るい声が響いた。
 侍女のミーナが、バタバタと小走りで近づいてきて、リリアの手からブラシをそっと奪う。

「はい、じっとしてください。寝癖がまだ戦ってます」

「……寝癖と戦ってるのはミーナでしょう?」

「なんですかその冷静なツッコミ。お嬢様、たまには自分に甘くしてもいいと思いますよ?」

 ミーナの軽口に、リリアはふっと笑いそうになる。
 けれど、鏡に映る自分の瞳は、やっぱりどこか強張っていた。

 柔らかな栗色の髪。淡い緑が混ざった灰色の瞳。
 公爵家の娘としては、たぶん見た目は悪くない。
 けれど――魔力が弱い。

 それだけで、王宮の評価はほとんどマイナスに振り切れる。

「今日って、午前中に魔導師団の視察でしたっけ?」

 ミーナが器用に髪をまとめながら尋ねる。

「ええ。王太子殿下の婚約者として同席するだけ、のはずなんだけど……」

「“だけ”って顔じゃないですよ、お嬢様。完全に“公開処刑会場に出頭する顔”です」

「言い方」

 思わずツッコミを入れたあと、リリアは自分の胸のあたりをぎゅっと押さえる。
 鼓動が、少し早い。
 王宮で過ごす朝は、いつもこうだ。

 深呼吸。背筋を伸ばす。口角を上げる。
 それから、心に重く沈んだ不安を、とりあえず一番奥に押し込める。

「……ミーナ。私、本当に、ここにいてもいいのかな」

 零れるように出た言葉に、自分でもハッとする。
 聞かれたくなかった本音を、うっかりこぼしたみたいな感覚。

 ミーナの手がぴたりと止まり、鏡越しに目が合う。

「“いていいかどうか”を決めるのは、お嬢様じゃないんですか?」

「でも、私……魔力もたいしたことないし、皆、そう思ってる。
 “なんであの子が王太子妃なのかしら”って。……昨日も廊下で聞こえたわ」

 笑い話みたいに軽く言うつもりだったのに、声が少し震える。
 ミーナは小さくため息をついて、あえて明るい調子を崩さないまま言った。

「いいですか、お嬢様。魔力が強いから偉いとか、弱いからダメとか、
 そんなこと言ってる人たちは――だいたい、性格が弱いです」

「論点のすり替えがすごいわね」

「本音です。あと、お嬢様の魔力量、私からすると普通にすごいですしね?
 王宮の“物差し”がおかしいだけですよ」

 そう言って、ミーナは最後の髪飾りを留める。
 鏡の中のリリアは、ちゃんと「王太子の婚約者」に見えるように整えられていた。

 完璧に、息苦しいほどに。

「……ありがとう、ミーナ」

「どういたしまして。さ、今日も“完璧な人形ごっこ”をやりきって、夜に愚痴りましょう」

「そんなゲームみたいに言わないで」

 小さな笑いがふたりの間に生まれる。
 その一瞬だけ、王宮の空気が少し柔らかくなる気がした。

 けれど、扉を開けた瞬間、その感覚はあっさりと薄れていく。

     ◇

 廊下に出たリリアを迎えたのは、ひんやりした空気と、足音の反響だった。

 深紅の絨毯がまっすぐに伸び、その下を魔力の回路が走っている。
 足元に伝わってくる微かな振動。
 頭上には巨大なシャンデリアが吊られ、魔光石が淡く脈打つように光っていた。

 窓には重厚なカーテン。壁には金の縁取りがされた絵画。
 柱には細工の施された紋章。
 何もかもが、誰かに見せるために磨き上げられた“完璧な展示物”みたいだ。

 リリアは歩きながら、自然と肩に力が入っていくのを感じた。

(深呼吸。姿勢。微笑み。……視線は少し下)

 王宮で生きるために身体に叩き込まれた、見えない作法。
 それを守れなければ、すぐに噂になる。

 そんなリリアの耳に、遠くから甲高い笑い声が届いた。

「まあ、それ本当にその色にしたの? ちょっと地味じゃなくて?」

 廊下の曲がり角を曲がると、そこに数人の令嬢たちが固まっていた。
 中心にいたのは、薄いピンク色のドレスをまとった女――カトリーナ・ベルネ。
 侯爵家の一人娘で、派手な外見と同じくらい派手な噂を持った令嬢だ。

 彼女は、リリアに気づいた瞬間、作り笑いをさらに深めた。

「あら。これはこれは、リリア様。今日もお上品でいらして」

「おはようございます、カトリーナ様」

 リリアは決められた笑みを浮かべて会釈する。
 心の中では、胃のあたりがきゅっと掴まれたみたいに重くなる。

 カトリーナは、リリアのドレスを上から下まで舐めるように眺めた。

「そのドレス、前の季節のものではなくて? 流行はもう少し明るい色だと存じていましたけれど」

「落ち着いた色のほうが似合うと、母が……」

「まあ、お母様のお好みでしたの。素敵ですわね、“慎ましやかな”感じが」

 慎ましい、ではなく、慎ましやか。
 口調は褒め言葉なのに、そこに滲んだ嘲りは隠そうともしない。

 周りの令嬢たちが、小さくクスクスと笑う声が聞こえた。

「そういえば、聞きまして? 魔導師団の方々、
 “王太子殿下の婚約者様の魔力はどれほどのものか”って楽しみにしていらっしゃるとか」

「やめなさいな、カトリーナ様。リリア様を緊張させてしまいますわ」

 口では止めながら、目は全然止めていない。
 リリアは喉の奥に、からからに乾いた何かが詰まっていくのを感じた。

「私の魔力など、大したものではありませんから。期待されても困ってしまいます」

 自分で自分を下げることで、相手の矛先を鈍らせる。
 それが一番、場を荒立てないやり方だと知っているから。

 けれど、カトリーナは目を細めて、さらに一歩踏み込んでくる。

「まあ、ご謙遜を。
 “弱い魔力でも、王太子殿下の婚約者になれる”という前例は、
 きっと王国中の令嬢たちに希望を与えますもの」

 ミーナの指が、リリアの背中のあたりでぎゅっと服をつまむ。
 振り向かなくても、「怒ってますよ私」という彼女の心の声が聞こえる気がした。

 リリアはそれでも、笑みを崩さなかった。

「そうですね。どんな方にも、可能性はありますから」

 自分で言いながら、その言葉が胸に刺さる。
 “可能性”なんてものを、王宮が本当に信じているとは思えないのに。

 その時――背後から、柔らかな低い声が響いた。

「何の話をしているんだい?」

 振り返ると、そこに立っていたのは、金の髪と青い瞳を持つ青年だった。

 王太子、レオンハルト・アルベール・フォン・グランツ。

 誰が見ても気品と美しさを兼ね備えた、絵画から抜け出たような王子。
 彼が一歩近づくだけで、廊下の空気がぱっと華やいだ気がする。

「レオンハルト殿下!」

 カトリーナが嬉しそうに声を上げ、スカートの裾をつまんで優雅に礼をする。
 周囲の令嬢たちも一斉に頭を下げた。

 レオンハルトの視線が、すっとリリアに向く。

「おはよう、リリア。今日もよく似合っているね」

「おはようございます、殿下」

 リリアも深く礼をし、顔を上げた。
 レオンハルトは完璧な微笑みを浮かべている。
 その表情は、絵に描いた理想の王太子そのものだった。

「今、皆さんと何のお話を?」

「リリア様のドレスがとてもお似合いだという話をしておりましたの。ねえ、皆さま?」

 カトリーナが淀みなく言う。
 他の令嬢たちも、慌てて頷いた。

「そうか。リリアのドレスが話題になるのは、僕としても嬉しいよ」

 レオンハルトは、柔らかく笑う。
 少しだけリリアのほうへ身を傾けて、小声で続けた。

「今日は魔導師団への挨拶がある。君の印象が悪くならないよう、僕も気を配るつもりだ」

「ありがとうございます、殿下」

(……“印象”)

 リリアはその言葉を、心の中で反芻する。
 彼が気にしているのは、自分の緊張でも、不安でも、苦しさでもない。
 王太子としての体面と、婚約者という“付属品”の見え方だ。

 それが間違っているわけじゃないことは分かっている。
 彼は王太子で、この国の未来を背負う人なのだから。
 個人の感情より、国の利益を優先するのは当然だ。

 それでも、胸の奥がきゅっと痛んだ。

「リリア」

「はい」

「今日の魔導師団との場で、あまり発言する必要はない。
 にこやかにしていてくれれば、それで十分だ」

「……承知しました」

 にこやかに、そこにいるだけ。
 それが、リリアに期待されている役割。

 横でカトリーナが、ほとんど聞こえないくらいの声で呟いた。

「“そこにいるだけで十分”って、素敵な言葉ですわね。
 ……中身を問われないなら、楽でいいですもの」

 ミーナが一瞬、本気で飛びかかりそうな気配を見せたので、
 リリアはそっと彼女の腕を押さえた。

「ミーナ、大丈夫よ」

「大丈夫じゃないです」

 小声で返ってきた言葉に、少しだけ救われる。

 レオンハルトはその小さな火花に気づいていないのか、気づかないふりをしているのか、
 相変わらず完璧な笑みのままだ。

「では、のちほど会場で」

 そう言って、彼は背を向ける。
 金の髪が光を受けてきらりと揺れ、そのまま人々の視線をさらっていった。

 彼が去ったあと、カトリーナたちも「失礼いたしますわ」と礼だけして、散っていく。

 残されたリリアは、深く息を吐いた。
 吐いたそばから、胸のあたりがまた苦しくなる。

「……お嬢様、私、本格的にあの女苦手です」

「知ってるわ」

「今日の夜、悪口大会しましょうね」

「ミーナのそういうところ、ちょっとだけ救われる」

 ふたりで小さく笑い合う。
 それでも、喉の奥にはまだ、重い塊が残ったままだった。

     ◇

 午前の予定がひと段落したあと、リリアはひとり、王宮のバルコニーに出た。

 高い位置から見下ろす庭園は、完璧に整えられている。
 刈り込まれた木々、規則正しく並ぶ花壇、噴水の水が描く美しい弧。
 すべてが計算され尽くした美しさだった。

 風が、ドレスの裾を揺らす。
 レースのカーテンが後ろで揺れ、室内の香水と、外の草の匂いが混ざり合う。

 ここから見る風景は、王宮に来たばかりの頃、リリアの憧れだった。
 “いつか、この場所に自然に立てる人になりたい”と、本気で思っていた。

 今は――違う。

(……息、しづらい)

 胸に手を当てると、鼓動が早くなっているのが分かる。
 美しいはずの庭が、ガラス越しの世界みたいに、遠く感じられた。

「逃げたい」

 思わず、声に出ていた。
 自分でも驚いて、慌てて唇を噛む。

「……ダメ。逃げたら、全部、終わっちゃう」

 王宮から逃げたら、公爵家の立場も、婚約も、家族も、何もかもが壊れる。
 そう教え込まれてきた。

 だから、逃げてはいけない。
 ここに、いなくちゃいけない。
 “王太子の婚約者”として、役割を果たさなきゃいけない。

 分かっているのに。

 風が吹き抜けるたびに、胸の奥で小さな声が、何度も繰り返す。

――逃げたい。
――ここから、どこか遠くへ。

 リリアは、その声を必死に押し潰す。
 爪が掌に食い込むほど握りしめて、それでも、震えは止まらなかった。

「大丈夫。私は大丈夫。……失敗できないから」

 そう呟いて、無理やり笑みを作る。

 その笑みが、この王宮で一番上手になった表情だということが、
 何よりも悲しいのだと気づかないふりをしながら。

 青く晴れた空の下で、リリアはただ、静かに息を殺して立ち尽くしていた。
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