9 / 20
第9話 聖女の顔、魔女の手
しおりを挟む公会堂は光で飾られていた。朝から磨かれた大窓は無駄に澄み、白粉の匂いと羊皮紙の乾いた匂いが混ざって、甘くも苦くもない“正しさの匂い”を作っている。壇は高く、見上げる首の角度までが儀礼に従うよう設計されていた。
私は灰色のドレスの袖口を一度だけつまみ、縫い目の張りを確認する。胸の欠片は薄く温い。鼻はまだ戻り切っていないが、今日は匂いよりも“光の癖”を見る日だ。
列席者のざわめきの中、財務卿補佐レーヴェンが入場した。黒の上衣、控えめな銀糸、完璧に計算された無表情。彼の歩幅は一歩ごとに同じ長さで、靴音は石の脈を乱さない。乱さないことに価値がある、という顔。
私と目が合っても、彼は微笑まない。微笑みは“恩”の配布に使うもので、今は配る気がないのだろう。
「公会を開く」
議長の声は大きいが、誰の胸にも入らない種類の大きさだった。
「辺境第三に関る徴税不正の疑いについて、証言者イザベラ・レーンの陳述を許可する」
私は一歩前へ。壇の端に置いた布を広げ、静かに円環を作る。第一式でも第二式でもない。縁に縫い込んだのは、細い白糸と黒糸を交互に撚った“剥離の縫い”。
——鏡の聖域・第三式、偽光の剥離。
光が貼り付けられた嘘を、人の前で丁寧に剥がす。痛みは、貼った側に返る。
「レーヴェン補佐」
私は彼に視線を向ける。
「“影を盛る皿”の話をしましょう。あなたの周囲で、皿は何枚必要でしたか」
「意味不明だ」
「なら、意味を見せます。ここに立ってください」
彼は失礼だと眉を動かしかけ、すぐに留めた。ここで拒むのは“弱さ”。彼は弱く見えることは何よりも嫌う。
「……よかろう」
レーヴェンが輪に入る。空気がひと呼吸沈み、窓からの光がうっすら濁った。私は喉で音を作らず、指で詠唱を刻む。
“鏡は嘘を愛さない——
嘘は光で飾られる——
飾りを剥げば、影は輪郭を思い出す——”
胸の欠片が“今だ”と脈で合図する。私は縁をひと引き。
レーヴェンの顔に、薄い模様が浮かんだ。最初は汗の塩の跡のように見え、すぐに文字に変わる。
“補填/再配分/上乗せ”
光は美辞麗句の皮で、それがいま、ぺり、ぺり、と音もなく剥がれていく。
群衆の前列がざわめいた。後列は前に寄り、衛兵が腰の手に力を入れる。
模様は増える。
“恩/恩/恩”
額から頬にかけて、同じ字が三度、異なる筆圧で刻まれる。
「恩で舌を押さえる。あなたのやり方」
私は声に出さず、唇だけで言う。彼の目が一つだけ細くなった。
さらに剥ぐ。首筋に滲むのは“鼠”の絵。可愛い線。主計局の若い書記の隠語。
最後に、顎の下——最も見えにくい場所に、ひと文字。
“レ”
会場の空気が粟立った。
「証拠としては不十分だ」
レーヴェンは涼しい声を保とうとしたが、喉の奥で小さな鳴りが混じった。
「一文字で名前を語るとは、手品師の仕事だ」
「手品なら、誰も怒らない」
私は輪の内側に足先だけ踏み込む。“術者混ぜ”——危険だが、第三式は観衆の目を借りる儀。目の数が多いほど、偽光の“糊”が剥がれやすい。
「皆さん」
私は壇ではなく観客席に目を向けた。
「あなた方の皿の音で、決めてください。音は嘘をつかない。軽い皿は軽い音、重い皿は重い音。昨夜の夕食は、どちらの音でしたか」
ざわ、という波が重くなる。
「うちは軽かった」「肉が消えた」「灯りに煤が」「息子の靴が穴だらけだ」
声は次第にまとまり、怒りに変わる。怒りはすぐ刃になるから怖い。刃が向く先を間違えさせないために、私は輪の縁をもうひと引きした。
“偽光の剥離”が進み、レーヴェンの頬の文様が読みやすい文字に整う。
“偽印章”“横流し”“口止め金”
群衆が一斉に立ち上がる。
怒号。椅子の脚が床を引っ掻き、爪の音みたいに耳を刺す。
衛兵が動きそうになるその瞬間、議長が立ち上がりかけて、腰を下ろした。彼の背後で、王家の代理がほんの少し顎を引いたのが見えた。
——今日は止めない、という顎。
「レーヴェン補佐」
私は最後の“貼り付け”に手を伸ばす。
「“恩”。あなたの額の三つの恩は、誰に配りましたか」
「……国のためだ」
「国は皿を持たない。皿を持つのは人。名を」
沈黙。
輪の縁が“じり”と鳴る。第三式は、名前を奪わない。ただ、名前が“自分で”口から落ちる瞬間を早める。
レーヴェンは笑った。早すぎる笑顔。
「君の鏡は、手品だ。——証拠はどこに」
「ここに」
私は布裏から、油の問屋と塩倉、徴税小屋の焼き跡の写しを出す。
「あなたが“見せ方を任せた”数字の、裏。今日、広場で人が指でなぞった数字」
群衆の前列にそれを回す。手が増えるごとに、紙は証拠の重さを増す。
「君は“噂”に頼るのか」
「ええ。あなたが一番恐れた“噂”に」
どっと笑いが起き、すぐに怒りに戻る。怒りは波、笑いは泡。泡では押し返せない。
衛兵が一歩動く。
私は輪を解く。第三式を長く引っ張るのは危険だ。人は“剥がれる音”に酔い、誰彼かまわずに剥がしたがる。
——だから、終わらせる。
「公会の判断を仰ぎます。補佐職の解任と、帳簿の全面検査、関係者の聴取を」
議長が震えた声で賛同を求める。手が上がる。多数。
レーヴェンの顔から、文様が少しずつ薄れる。剥いだ偽光は戻らない。彼の“体面”はすでに“噂”になった。噂は、戻らない。
——そのとき、端の席で若い声が上ずった。
「わ、私は違います! 私は、命令で印を……! 私は……!」
主計局の小役人。まだ頬に少年の丸みが残っていて、靴紐の結び方も下手。彼の名は、写しの紙に小さくあった“鼠”だ。
群衆の視線が一気にそちらへ向かう。剥いだばかりの怒りが、新しい貼り先を求めるように。
「待って」
私は布の端を掴み、彼の前に“細い輪”を置いた。第一式。最も弱く、最も正確な鏡。
「ここに立って。誰もあなたから名前を奪えないようにする」
彼は縋るように輪に入り、肩を小刻みに震わせた。
「問う。あなたは“印を押した”?」
「押しました」
「誰の指示」
「レ……レーヴェン補佐の、補佐。名前は……」
彼の喉が詰まり、目が泳ぐ。
私は彼の両手を包んだ。
「あなたの指は震えてる。震えてる指は、嘘を押さない。震えは正直だから」
輪の内側で、影がまっすぐになった。
「あなたは“命令”を受けた。受けたことは罪。でも、罪の重さは“押した数”で決まらない。……“止めた数”でも決まる」
彼は涙をこぼし、かすれ声で言った。
「一度、止めました。夜に来た女の人が“やめて”って——帳簿を半分、焼きました」
群衆のざわめきが緩む。怒りの刃が刃のまま、鞘に少し戻る。
「やめないで」
私は彼の手を離し、輪を閉じた。
「罪は、数えられる。だから、あなたは今日から数えなさい。“止めた数”を。公会はあなたを“証人”として保護して」
議長がうろたえ、王家の代理が頷いた。衛兵が二人、小役人の側に立つ。護る側で。
私は胸の内側にひと針、強く縫った。
——線引き。
剥いだ後、どこで縫い止めるか。
魔女の手で剥ぎ、聖女の顔で縫う。どちらか一方では、足りない。
場が整い直す頃、壇の影から、彼が現れた。
アルトゥール・ヴァレン。
光を反射しすぎる白ではなく、影を拒まない深い紺。立ち姿はまっすぐで、目は冷たい。冷たいが、氷ではない。
「……君は、何者だ」
初めて、真正面から。舞踏会の夜の角度ではなく、私だけを狙い定めた角度で。
私は彼を見た。井戸の縁で片足立ちしていた少年と、今の男が、喉の奥で出会っている音がした。
答えは準備していた。準備していない言葉は、刃渡りが不揃いになるから。
「祈りと裁きの糸を持つ者」
短く、静かに。
彼の喉仏が、ほんの少しだけ上下した。
「祈りは、誰のために」
「個のために」
「裁きは、誰のために」
「みんなのために」
「両立するのか」
「結び目の位置次第」
彼は目を伏せ、苦く笑った。
「……便利な答えだ」
「便利でしょう。あなたが嫌いなタイプの便利」
そのとき、彼の目がほんの一瞬、昔の青さに戻った。
「君は変わった」
「あなたも」
「僕は沈黙を選ぶ」
「私は沈黙を剥ぐ」
二人の言葉が、会場の天井の真ん中でかすかにぶつかり、何もこぼさずに消えた。
公会は散会の手順に入る。レーヴェンは護衛に囲まれて退場。彼の顔の文様は見えなくなっても、人々の目に“見えるもの”として残る。噂は今日、正式に“記録”になった。
私は壇から降り、ミラとエーレン(今日は包帯の下で我慢強く笑っていた)と合流する。
「やったね」
ミラが低くハイタッチする。
「やった。けど、まだ半分」
「黒帳簿は偽物。ほんものは別の“高さ”にある」
「目じゃなく、“耳の高さ”かもしれない」
「どういうこと」
「誰かの歌。——喉の詩人を探す。もう一度」
背後で、セレナの足音。
「あなた、線を越えなかったね」
「越えかけた。小役人の目を見たら、戻れた」
「その目を、忘れないで」
「忘れない」
私は胸の欠片に触れ、ゆっくり息を吐いた。
第三式の余波で、手の先が少し痺れている。鼻はまだ匂いを拾わない。代わりに、人の体温と、布の重みと、石の息がよくわかる。
聖女の顔で場を鎮め、魔女の手で嘘を剥ぎ、そのあいだに自分の倫理線を結び直す。
今日の結び目は、きっと強い。
ほどけにくい。
だから、次へ行ける。
会堂の外に出ると、空は薄く金色に傾き、鳩が低く飛んだ。
アルトゥールは階段の中程に立っていた。人の流れの中で、彼だけが止まっている。
「イザベラ」
「なに」
「君の“糸”は、どこまで届く」
「私の指が届くところまで」
「指が折れたら」
「別の指で縫う。誰かの指を借りる。……あなたの指も、いつか」
彼は答えず、ただ視線を逸らし、遠い屋根を見る。
風が一度だけ、正しい方向へ吹いた。
私は階段を降りる。
灰色の裾が、金色の埃を少しだけ拾う。
拾った埃は、今日の証拠の重さと同じくらい、確かだった。
聖女の顔。魔女の手。
両方を持って、歩く。
次の縫い目へ。
次の“剥離”へ。
私の背中で、公会堂の扉が重く閉じる音がした。
その響きは、鐘に似ていた。
鐘は、合図。
私は針を握り直した。
38
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄して泥を投げつけた元婚約者が「無能」と笑う中、光り輝く幼なじみの王子に掠め取られました。
ムラサメ
恋愛
「お前のような無能、我が家には不要だ。今すぐ消えろ!」
婚約者・エドワードのために身を粉にして尽くしてきたフィオナは、卒業パーティーの夜、雨の中に放り出される。
泥にまみれ、絶望に沈む彼女の前に現れたのは、かつての幼なじみであり、今や国中から愛される「黄金の王子」シリルだった。
「やっと見つけた。……ねえ、フィオナ。あんなゴミに君を傷つけさせるなんて、僕の落ち度だね」
汚れを厭わずフィオナを抱き上げたシリルは、彼女を自分の屋敷へと連れ帰る。
「自分には価値がない」と思い込むフィオナを、シリルは異常なまでの執着と甘い言葉で、とろけるように溺愛し始めて――。
一方で、フィオナを捨てたエドワードは気づいていなかった。
自分の手柄だと思っていた仕事も、領地の繁栄も、すべてはフィオナの才能によるものだったということに。
ボロボロになっていく元婚約者。美しく着飾られ、シリルの腕の中で幸せに微笑むフィオナ。
「僕の星を捨てた報い、たっぷりと受けてもらうよ?」
圧倒的な光を放つ幼なじみによる、最高に華やかな逆転劇がいま始まる!
世界の現実は、理不尽で残酷だ――平等など存在しない
鷹 綾
恋愛
「学園内は、身分に関係なく平等であるべきです」
その“正義”が、王国を崩しかけた。
王太子ルイスは、貴族学院で平民出身の聖女マリアがいじめられたと信じ、
婚約者である公爵令嬢アリエノール・ダキテーヌを断罪し、婚約破棄を宣言する。
だが――
たとえそれが事実であったとしても、
それは婚約破棄の正当な理由にはならなかった。
貴族社会において、婚約とは恋愛ではない。
それは契約であり、権力であり、国家の均衡そのものだ。
「世界は、残酷で不平等なのです」
その現実を理解しないまま振るわれた“善意の正義”は、
王太子の廃嫡、聖女の幽閉、王家と公爵家の決定的な断絶を招く。
婚約破棄は恋愛劇では終わらない。
それは、国家が牙を剥く瞬間だ。
本作は、
「いじめられたという事実があっても、それは免罪符にはならない」
「平等を信じた者が、最も残酷な結末に辿り着く」
そんな現実を、徹底して描く。
――これは、ざまぁではない。
誰も救われない、残酷な現実の物語である。
※本作は中世ヨーロッパをモデルにしたフィクションです。
学園制度・男女共学などは史実とは異なりますが、
権力構造と政治的判断の冷酷さを重視して描いています。
---
虐げられた聖女が魔力を引き揚げて隣国へ渡った結果、祖国が完全に詰んだ件について~冷徹皇帝陛下は私を甘やかすのに忙しいそうです~
日々埋没。
恋愛
「お前は無能な欠陥品」と婚約破棄された聖女エルゼ。
彼女が国中の魔力を手繰り寄せて出国した瞬間、祖国の繁栄は終わった。
一方、隣国の皇帝に保護されたエルゼは、至れり尽くせりの溺愛生活の中で真の力を開花させていく。
出来損ないと言われて、国を追い出されました。魔物避けの効果も失われるので、魔物が押し寄せてきますが、頑張って倒してくださいね
猿喰 森繁
恋愛
「婚約破棄だ!」
広間に高らかに響く声。
私の婚約者であり、この国の王子である。
「そうですか」
「貴様は、魔法の一つもろくに使えないと聞く。そんな出来損ないは、俺にふさわしくない」
「… … …」
「よって、婚約は破棄だ!」
私は、周りを見渡す。
私を見下し、気持ち悪そうに見ているもの、冷ややかな笑いを浮かべているもの、私を守ってくれそうな人は、いないようだ。
「王様も同じ意見ということで、よろしいでしょうか?」
私のその言葉に王は言葉を返すでもなく、ただ一つ頷いた。それを確認して、私はため息をついた。たしかに私は魔法を使えない。魔力というものを持っていないからだ。
なにやら勘違いしているようだが、聖女は魔法なんて使えませんよ。
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
妹に婚約者を奪われた上に断罪されていたのですが、それが公爵様からの溺愛と逆転劇の始まりでした
水上
恋愛
濡れ衣を着せられ婚約破棄を宣言された裁縫好きの地味令嬢ソフィア。
絶望する彼女を救ったのは、偏屈で有名な公爵のアレックスだった。
「君の嘘は、安物のレースのように穴だらけだね」
彼は圧倒的な知識と論理で、ソフィアを陥れた悪役たちの嘘を次々と暴いていく。
これが、彼からの溺愛と逆転劇の始まりだった……。
お飾りの婚約者で結構です! 殿下のことは興味ありませんので、お構いなく!
にのまえ
恋愛
すでに寵愛する人がいる、殿下の婚約候補決めの舞踏会を開くと、王家の勅命がドーリング公爵家に届くも、姉のミミリアは嫌がった。
公爵家から一人娘という言葉に、舞踏会に参加することになった、ドーリング公爵家の次女・ミーシャ。
家族の中で“役立たず”と蔑まれ、姉の身代わりとして差し出された彼女の唯一の望みは――「舞踏会で、美味しい料理を食べること」。
だが、そんな慎ましい願いとは裏腹に、
舞踏会の夜、思いもよらぬ出来事が起こりミーシャは前世、読んでいた小説の世界だと気付く。
婚約破棄された聖女は、愛する恋人との思い出を消すことにした。
石河 翠
恋愛
婚約者である王太子に興味がないと評判の聖女ダナは、冷たい女との結婚は無理だと婚約破棄されてしまう。国外追放となった彼女を助けたのは、美貌の魔術師サリバンだった。
やがて恋人同士になった二人。ある夜、改まったサリバンに呼び出され求婚かと期待したが、彼はダナに自分の願いを叶えてほしいと言ってきた。彼は、ダナが大事な思い出と引き換えに願いを叶えることができる聖女だと知っていたのだ。
失望したダナは思い出を捨てるためにサリバンの願いを叶えることにする。ところがサリバンの願いの内容を知った彼女は彼を幸せにするため賭けに出る。
愛するひとの幸せを願ったヒロインと、世界の平和を願ったヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(写真のID:4463267)をお借りしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる