婚約破棄して泥を投げつけた元婚約者が「無能」と笑う中、光り輝く幼なじみの王子に掠め取られました。
「お前のような無能、我が家には不要だ。今すぐ消えろ!」
婚約者・エドワードのために身を粉にして尽くしてきたフィオナは、卒業パーティーの夜、雨の中に放り出される。
泥にまみれ、絶望に沈む彼女の前に現れたのは、かつての幼なじみであり、今や国中から愛される「黄金の王子」シリルだった。
「やっと見つけた。……ねえ、フィオナ。あんなゴミに君を傷つけさせるなんて、僕の落ち度だね」
汚れを厭わずフィオナを抱き上げたシリルは、彼女を自分の屋敷へと連れ帰る。
「自分には価値がない」と思い込むフィオナを、シリルは異常なまでの執着と甘い言葉で、とろけるように溺愛し始めて――。
一方で、フィオナを捨てたエドワードは気づいていなかった。
自分の手柄だと思っていた仕事も、領地の繁栄も、すべてはフィオナの才能によるものだったということに。
ボロボロになっていく元婚約者。美しく着飾られ、シリルの腕の中で幸せに微笑むフィオナ。
「僕の星を捨てた報い、たっぷりと受けてもらうよ?」
圧倒的な光を放つ幼なじみによる、最高に華やかな逆転劇がいま始まる!
婚約者・エドワードのために身を粉にして尽くしてきたフィオナは、卒業パーティーの夜、雨の中に放り出される。
泥にまみれ、絶望に沈む彼女の前に現れたのは、かつての幼なじみであり、今や国中から愛される「黄金の王子」シリルだった。
「やっと見つけた。……ねえ、フィオナ。あんなゴミに君を傷つけさせるなんて、僕の落ち度だね」
汚れを厭わずフィオナを抱き上げたシリルは、彼女を自分の屋敷へと連れ帰る。
「自分には価値がない」と思い込むフィオナを、シリルは異常なまでの執着と甘い言葉で、とろけるように溺愛し始めて――。
一方で、フィオナを捨てたエドワードは気づいていなかった。
自分の手柄だと思っていた仕事も、領地の繁栄も、すべてはフィオナの才能によるものだったということに。
ボロボロになっていく元婚約者。美しく着飾られ、シリルの腕の中で幸せに微笑むフィオナ。
「僕の星を捨てた報い、たっぷりと受けてもらうよ?」
圧倒的な光を放つ幼なじみによる、最高に華やかな逆転劇がいま始まる!
あなたにおすすめの小説
「嫁は家族ではない」と夫が言い、肖像画の私の場所に従妹が立ったので、離縁します
「嫁は家族ではないのよ。家族の肖像画には、血のつながった者だけが立つものなの」
結婚して三年目の秋。伯爵家の新しい肖像画の最後の通しで、義母はそう言って、夫の隣の私の場所に、夫の従妹ザビーネを立たせた。夫のディートマーは頷き、画家に、私の描かれていた顔を削らせた。
「代金は、いつものように君の持参金の利息から頼むよ。一門の集いの支度もね」
両親を亡くし、家族が欲しくて嫁いだ三年間。私は、家族ではなかったらしい。
その夜、私は一門の本家の公爵閣下へ、離縁の願い書を書いた。
本家に身を預けた私を迎えたのは、一門から「出戻り」と遠ざけられてきた大叔母様と、食卓に置かれた、私の名前の札の付いた椅子。そして、なぜか私の好きなお茶を知っている、本家の当主ユストゥス様だった。
一方、私のいなくなった伯爵家では、月の初めの払いが止まり、仕立屋と画家が残金を求めて門を叩きはじめる。
新しい肖像画が一門の間に掛けられる集いの日まで、あと二十四日。
収穫祭の主催の席を、夫が愛人に譲ったので離縁します。麦束を運ぶ女の子と成り上がり男爵は、まっすぐ私のところへ来ました
収穫祭の初日の夜会。伯爵夫人アンリエットが七年守ってきた主催の席には、夫の愛人が座っていた。町の子が運んできた最初の麦束まで、夫は横から取り上げて愛人に渡す。祭りの費用の穴を埋めてきたのも、パンの粉を原価で回してきたのも妻だとは知らずに。黙って席を譲り、帳簿と印を置いて家を出たアンリエットのもとに、口の悪い成り上がり男爵が現れる。「あんたの言う数は、量らなくていい」。支えを失った伯爵家は、祭りの締めの式で崩れはじめる。元サヤなし。全六話。
【完結】私が死んだ日、家族はようやく真実を知った
父にも母にも、実の兄にも、婚約者にも信じてもらえなかった公爵令嬢エリシュカ。
すべては、愛らしい妹ズザナの嘘と策略によるものだった。
身に覚えのない罪で家族から勘当され、婚約まで破棄されたエリシュカは、絶望の末に国を去る。そして、死んだものとして扱われることになった。だが、彼女を失った家族は、やがて自分たちがどれほど愚かだったかを知ることになる。
一方、エリシュカは北の公爵ラドミールに救われ、初めて自分を信じ、愛してくれる人と出会っていた。
今さら謝られても、もう遅い。
これは、愛を失った令嬢が本当の幸せを手に入れ、彼女を裏切った者たちが後悔する物語。
沈没船で、あなたは私を助けるより先に幼馴染の手をとった
国際的なピアニストにして若き侯爵夫人のルルアーラ。 愛する夫と船上パーティーを楽しんでいた矢先、船が事故で沈没を始める。混乱の中、一緒に逃げようと夫を探すルルアーラだったが、隣にいたはずの夫の姿がどこにもない。第二王子に救出され岸へ降り立ったルルアーラが目にしたのは、なんと見知らぬ令嬢を優しく抱き寄せる夫の姿だった。
「ただの幼馴染だよ。すぐに君も助けに行くつもりだったんだ」
言い訳を口にしながら、次第にその幼馴染にのめり込んでいく夫を、ついにルルアーラは捨てる決意をする。
──あの日、沈む船の上で、あなたは私より先に幼馴染の手をとった
一途に愛してきたあなたとは、もうお別れいたしますわ。
患っているのは貴方達では?
第三王女が“不治の病”にかかり、その症状を緩和出来るのは近衛騎士のヴァルランだけ──。
そのヴァルランの婚約者であるミザリーは、“王女と騎士の叶わぬ恋”に酔う周囲と婚約者にウンザリしていた。
そんな中、ミザリーにも“不治の病”に似た症状が現れ──?
王女と病弱幼馴染みテンプレを混ぜて仮病じゃないパターンで練ってみました。
新年の挨拶に、夫が私ではなく妹を連れて行ったので離縁します。お義母さまは「わたくしは嫁の味方です」と息子を見限りました
嫁いで六年、侯爵夫人のロザムンドは、毎年の新年の挨拶に夫と並んで王宮へ上がってきた。けれど今年、夫が腕を貸したのは妹のクラリッサ。妹が着ているのは、ロザムンドが仕立てさせたドレスだった。「公爵家の娘なら、どちらでも同じだろう」夫はそう言うが、名簿の七番目に書かれていたのは、ロザムンド自身の名前。静かに支えを引き上げて離縁すると、侯爵家の席次も招待状も崩れはじめる。息子を見限った義母と、夜明け前に門の前で足を止める王都警備総監の伯爵とともに、甘い一年を取り戻すまで。元サヤはありません。全六話。
自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのはあなたですよね?
庶民聖女の私をいじめてくる、貴族聖女のニコレット。
王子の婚約者を決める舞踏会に出ると、
「卑しい庶民聖女ね。王子妃になりたいがためにそのドレスも盗んできたそうじゃないの」
あることないこと言われて、我慢の限界!
絶対にあなたなんかに王子様は渡さない!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*旧タイトルは『灰かぶり聖女は冷徹王子のお気に入り 〜自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのは公爵令嬢、あなたですよ〜』です。
*小説家になろうでも掲載しています。
婚約破棄は喜んで
「お前はもう美しくない。婚約破棄だ」
他の女を愛するあなたは私にそう言い放った。あなたの国を守るため、聖なる力を搾り取られ、みじめに痩せ細った私に。
え!いいんですか?喜んで私は去ります。子爵令嬢さん、厄災の件、あとはよろしく。