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第16話 「陰謀の暴露と、ざまぁの幕開け」
しおりを挟む王都北部での決戦から、わずか一日。
アルストリア王城の謁見の間は、朝から重苦しい空気に満ちていた。
赤い絨毯。
高い天井。
いつもなら威光を誇るはずの王家の紋章も、今日ばかりは煤けて見える。
玉座には、体調を崩して久しく姿を見せなかった国王が、その身を預けるようにして座っていた。
青白い顔色、うつろな目。
それでも、その瞳だけは、かろうじて“状況を見極めようとする王のもの”だった。
その少し下の席に、王太子セルジオ。
その隣にアリシア。
さらに側面には、老侯爵バルドゥールが控えている。
向かい合うようにして立つのは、黒狼王レオンと、その側に立つレイア、リリス。
そして、城の側面の列には、アルストリア騎士団の面々――ロイクたちが居並んでいた。
重臣たちのざわめきが、薄い霧のように広がっている。
「――では、ザルヴェル側からの報告を」
病み上がりの王の声は細いが、確かに響く。
レオンは一歩前に出た。
「北方の魔物群については、先の出陣でひとまず撃退した」
簡潔な報告。
「だが、“終わった”わけじゃない」
その言葉に、場の空気がざわりと揺れた。
「どういう意味だ」
セルジオが、不機嫌そうに眉をひそめる。
「魔物群は、自然に集まったものではない」
レオンの声は低いが、よく通る。
「――誰かの手によって、王都へ“誘導”されていた」
大広間に、ざわめきが走った。
重臣の一人が思わず立ち上がる。
「そ、それは……どういう……!」
「リリス」
レオンは、隣の狐獣人に視線を送った。
「説明を」
「かしこまりました」
リリスが一歩前に出る。
白い指先が、空中に魔術陣を描いた。
淡い光が輪をなし、その中に、戦場の俯瞰図が映し出される。
黒い群れ。
森。
王都。
そのすべてを跨いで、薄い線のような魔力の流れが浮かび上がる。
「これは、先の戦闘時に私が採取した“魔力の残滓”です」
リリスの声は、よく通る。
静かだが、鋭い。
「普通の魔物は、本能のまま動きます。
“餌”や“縄張り”に向かって移動するため、その動きにはある程度の“バラつき”がある」
彼女は指先でひとつの線をなぞる。
「ですが――今回の群れは、違った」
魔力の線が、王都に向かって、一本の川のように流れている。
「“北方から王都へ”という、あまりにも綺麗な一方向的流れ。
これは、“誰かが意思を持って魔物を誘導した”痕跡です」
「誘導……だと?」
老臣の一人が顔を青くする。
「そんなことが――」
「可能です」
リリスは、あっさりと言った。
「古い魔術書にのみ記録されている禁術。
“魔物誘導の儀式”」
ざわめきが大きくなる。
「禁術……!」
「そんなものが、実在して……」
「禁止されているのは、“できないから”じゃありません」
リリスは、冷ややかに笑う。
「“できてしまうから危険”だから禁術なのです」
狐耳がぴん、と立つ。
「この術式を使えば、魔物の群れの“進行方向”をある程度操作できます。
もちろん完全な制御はできませんが――“王都へ向かう流れ”を作るくらいなら、十分可能でしょう」
「ば、馬鹿な……!」
セルジオが思わず声を荒げた。
「そんなことをして、一体何の得が――」
「得?」
リリスの紅い瞳が、すっと細くなる。
「“魔物災害が深刻化し、王都が危機に晒される”。
その状況で、“誰が”得をするか」
視線が、ゆっくりと横に滑った。
――バルドゥール侯爵のほうへ。
老侯爵は、一瞬だけ目を細めたが、すぐにいつもの穏やかな笑みを浮かべた。
「……おやおや」
喉の奥で笑う。
「まるで、わたくしが疑われているような視線ですな」
「疑っているのではありません」
リリスは淡々と答える。
「“証拠を並べている最中”です」
その一言で、空気がまた変わる。
「北方の森と、その周辺の管理権限が、いつから誰に移ったか」
リリスは、手元の書類をひらりと広げた。
「――“三年前”」
魔物の被害が、本格的に増え始める少し前。
「アルストリア王国議事録、第百十二条。
“北の森一帯の開拓と治安維持を、バルドゥール侯爵家に一任する”」
読み上げられた条文に、重臣たちの視線がバルドゥールに集まる。
老侯爵は、相変わらず薄く笑っていた。
「王太子殿下や重臣の皆さま方が、その決定に署名したのですよ」
穏やかな声。
「わたくしは、仰せのままに動いただけです」
「“仰せのまま”にしては、ずいぶんとおかしなことが起きている」
レオンが、そこで口を挟んだ。
「お前の領地の方向から、禁術の痕跡が流れてきている」
金の瞳が、鋭く光る。
「説明してもらおうか、“老侯爵”」
「失礼な物言いですな、黒狼王殿」
バルドゥールは、口元だけで笑った。
「禁術などというもの、わたくしには縁のない話。
“魔術の痕跡”とやらが、本当にわたくしの領地から来ているのかどうかも――」
「本当に、来ているわよ」
リリスは、遮るように言った。
「ここにいる、我がザルヴェルの“鼠”たちが、現地で確認してるから」
その言葉と同時に、謁見の間の扉が再び開いた。
緊張した空気の中、一人の男が入ってくる。
茶色の縮れた髪。
灰色の瞳。
商人風の服装。
――カイン。
レイアの心臓が、きゅっと縮まった。
「カイン……!」
思わず名前が漏れる。
彼は、レイアのほうをちらりと見た。
それから、すぐに視線を前に戻し、膝をついた。
「黒狼王陛下の命により、調査に当たっておりました」
その言葉に、重臣たちがざわめく。
「何者だ」
「人間か?」
「ザルヴェルの密偵か……?」
カインは、苦い笑みを浮かべた。
「元々は――アルストリア王城付きの情報屋、でした」
一瞬で空気が凍る。
セルジオの顔色が変わった。
「お、お前……!」
「お久しぶりです、殿下」
カインは、顔を上げずに言った。
「幼い頃より、殿下の周囲で“便利屋”として働かせていただいておりました、カイン・ルドベックです」
王の側仕えの一人が、慌てて何か書類をめくる。
「記録にもあります……王都の情報収集係として、長年……」
「そんな男が、なぜ今ここに――」
セルジオの声が震える。
「なぜ、ザルヴェル側に――」
「“捨てられた”からですよ」
カインは、淡々と言った。
その声音には、特に恨みが滲んでいるわけでもない。
「獣人の国と繋がっている疑いをかけられ、自分の保身に忙しい方々にとって、
“都合の悪い駒”になったので」
視線を上げる。
灰色の瞳が、セルジオと、バルドゥールを見据えた。
「殿下。
俺は――全部、聞いていましたよ」
静かな一言。
「“レイアの追放”を決めた、あの日の会議のことを」
レイアの胸の奥で、何かがざくりと音を立てた気がした。
(あの日の……)
大広間で処分を告げられる前。
きっと、密室で交わされていたであろうやり取り。
「ちょっと待て」
セルジオが、顔を歪める。
「お前、あのとき――」
「ええ」
カインは頷いた。
「“中に入るな”と言われていた書斎の前で、
たまたま壁の向こうの声が全部聞こえる場所にいたんです」
わざとらしくない、自然な“偶然”。
情報屋として生きてきた男の、当たり前の立ち位置。
「……何を聞いたというんだ」
王の声は弱いが、その瞳は真剣だ。
カインは一度息を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。
「――“王太子の面子を守るために、レイアを切り捨てる”という話です」
大広間に、ざわめきが爆発した。
「まさか……!」
「そんな……!」
セルジオが立ち上がる。
「違う、それは――!」
「“違わない”ですよ、殿下」
カインの声は、静かだった。
「“王太子妃殿下に、傷が残ってしまった”」
少し抑揚を変えて、セルジオの声色を真似る。
「“誰かが責任を取らねばならない”」
アリシアの甲高い声色を真似る。
「“庶民の女聖騎士など、切り捨てても大したことはない”」
最後の一文は、バルドゥールの口調そのままだった。
アリシアの顔から、さっと血の気が引く。
「そ、そんな……!」
セルジオは、必死に言葉を取り繕おうとした。
「それは、状況がまだ――魔物の被害がここまで深刻になる前で、
レイアの行動も、婚約者を危険に晒したと――」
「殿下」
カインは、淀みなく続ける。
「“国民には、美しい物語が必要なのだ”」
バルドゥールの声色で、静かに言った。
「“婚約者を庇うために、自ら罪をかぶって追放される聖騎士”という物語は、美しい。
だが、レイアはそういう殊勝な性格ではない。
だから、“不敬と失態”の罪を被せて追い出すほうがいい”」
老侯爵の指が、ぎゅっと杖を握りしめる。
王の瞳が、大きく見開かれる。
「バルドゥール……!」
低い怒気が、王の喉から漏れた。
セルジオが、青ざめて老侯爵を見る。
「侯爵、本当にそんな――」
「殿下?」
バルドゥールは、相変わらず穏やかな声で笑った。
「わたくしは、ただ“殿下の決断を支える”と言っただけです。
“庶民の女聖騎士一人を切り捨てることで、王家の威光が保たれるなら、それも致し方ない”と」
言いながら、彼の目は濁っていた。
「“庶民のくせに聖騎士になった女”に、そこまでの価値があると思われましたか?」
その言葉が、レイアの中の何かを冷たく凍らせた。
アリシアが、狂ったように笑い出す。
「そうよ!」
扇子を握りしめ、前のめりになる。
「庶民のくせに、聖騎士なんてなるから悪いのよ!」
悲鳴みたいな叫び。
「私の護衛なんて、本来なら貴族の血を継いだ立派な騎士がするべきだったのに!
“唯一の女聖騎士”だなんて持ち上げられて調子に乗るから、
私を危険に晒して、傷を残したのよ!」
扇子の先が、レイアを刺すように向く。
「あなたみたいな下賤な出の女が、“王太子妃を守る立場”にいたこと自体が、間違いだったのよ!」
その瞬間――
謁見の間の空気が、ぴき、と音を立てて割れた気がした。
貴族たちの中にも、露骨に顔をしかめる者がいる。
騎士たちの視線が、冷たくアリシアに向けられる。
ロイクの手が、柄を握りしめて震えていた。
レイアは、まっすぐアリシアを見返した。
不思議と、もう怒りは湧いてこなかった。
代わりにあったのは、深い虚しさだけだ。
(ああ)
――この人は、変わらなかったんだ。
森で命令を無視して突っ込んだときも、
自分の足に傷が残ったときも、
国が崩れかけている今でさえも。
“自分のこと”しか見えていない。
「アリシア」
セルジオが、小さく呼びかける。
「黙れ」
その声は、震えていた。
アリシアは、びくりと肩を震わせる。
「で、殿下……?」
「黙れと言っている!」
セルジオが、初めて感情をあらわにして声を荒げた。
「今、誰が見ている場所だと思っている!」
それは、自分たちの本音を晒してしまった婚約者への怒り――というより、
“失点を重ねたことへの苛立ち”に見えた。
王が、深く息を吐いた。
「バルドゥール」
その声には、怒りと失望が混じっていた。
「我が国の宝を――」
王の視線が、レイアの方へと一瞬だけ向く。
「自らの権力のために捨て、その上、禁術を用いて王都を危機に晒した疑いがある」
「陛下」
バルドゥールは、まだ笑っている。
「すべては、王家のため、国のため……」
「黙れ」
王は、震える手で玉座の肘掛けを掴んだ。
「この目で見た。
王都が焼かれ、民が怯えて逃げ惑う姿を」
声は弱いが、その言葉の芯はぶれていなかった。
「それを、“必要な犠牲”だと?」
大広間が静まり返る。
レオンは、そのやりとりを黙って見ていた。
瞳には、冷たい光が宿っている。
やがて――
「滑稽だな」
ぽつり、と呟いた。
その声は小さいのに、やけに響いた。
全員の視線が、一気にレオンへ向く。
「何がだと?」
セルジオが、苛立ちを隠せずに問う。
「自分の国の宝を捨てておいて」
レオンは、ゆっくりと視線を巡らせた。
「このざまか」
冷ややかな一言。
その瞬間、“ざまぁ”という言葉の刃が、王太子とバルドゥール、アリシア――そしてこの王宮全体に突き刺さった。
「宝……?」
誰かがかすれた声で繰り返す。
「お前たちが追放した“庶民の女聖騎士”は」
レオンは、横に立つレイアをちらりと見る。
「俺の国では、“国を覆う盾”だ」
黒いマントの裾が、静かに揺れる。
「神聖盾の力は、あの規模の魔物の群れを“ひとつのドーム”で抑え込めるほどに成長している。
剣の腕も、指揮能力も、一騎士として申し分ない」
淡々と事実を並べるその声には、誇りが滲んでいた。
「そんな人間を、“庶民だから”“女だから”“面子を守るための生贄にしやすいから”という理由で捨てた」
金の瞳が、セルジオとバルドゥールを射抜く。
「その結果、魔物の被害は拡大し、王都は崩壊寸前になり、
禁術まで使われることを許した」
言葉に、一つ一つ釘が打ち込まれていく。
「――自業自得だろう」
静かな断罪。
それは、レイアが心のどこかでずっと言ってほしかった言葉だった。
「“庶民のくせに聖騎士になった女が悪い”?」
レオンは、アリシアに視線を向ける。
「違うな。
“宝の価値を理解できない愚かな王族と貴族が、悪い”」
アリシアの顔が、完全に引きつる。
セルジオは、何も言えない。
バルドゥールだけが、うっすらと笑ったままだ。
「自分の国の宝を捨て、腐敗と陰謀を放置した結果が、今のアルストリアだ」
レオンは、静かに総括する。
「それを、“ザルヴェルが裏で糸を引いている”と疑い、
“捨てた宝を返せ”と泣きついてきた」
冷笑が、口元に浮かぶ。
「――笑わせるな」
その一言に、大広間の空気がぴしりと凍った。
レイアは、胸の奥に溜まっていた黒い塊が、ぱきぱきと音を立てて崩れていくのを感じていた。
(ああ)
やっと。
やっと、言ってくれる人が現れた。
“国がおかしい”と。
“捨てられたのは私の価値がないからじゃない”と。
“間違っていたのは向こうのほうだ”と。
心の中で静かに響く。
それは、大声で笑い飛ばすような痛快さではなくて――
じわじわと、凍っていた部分を溶かしていくような、静かな逆転の始まりだった。
「ここから先は、アルストリアの問題だ」
レオンは、王を見た。
「俺は、自分の国と、自分の民と――拾った宝のために動く」
その言葉に、レイアは思わずレオンを見上げる。
金の瞳が一瞬だけこちらを見て、すぐにまた前を向いた。
「アルストリアが、本当に“生き残る”気があるのか。
腐敗と陰謀を断ち切る覚悟があるのか」
レオンの声は、最後まで冷静だった。
「ここからが――お前たちの、“ざまぁ”の本番だ」
そう告げた瞬間。
長く続いた“レイア一人の物語のざまぁ”は、静かに終わり、
アルストリアという一つの国そのものに対する“ざまぁ”の幕が、ゆっくりと上がり始めたのだった。
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