17 / 20
第17話 “役立たず”の再現か、“世界を救う魔女”か
しおりを挟む地下空洞の空気が、きしきしと悲鳴を上げていた。
石の床に刻まれた巨大な魔法陣――世界を裂くための陣式は、まだ完全には起動していない。 けれど、線のひとつひとつが薄く光を帯び始め、じわじわと魔力が流れ込みつつあった。
水を張った器に、少しずつ毒が混ざっていくみたいに。
「……まずいわね」
ミレーユが、額に指を当てながら呟く。
「制御核が、思ったよりも早く動き出してる」
「止められるか?」
ユリウスが、短く問う。
ミレーユは、魔法陣の中心付近――複雑な紋様が重なり合う“心臓部”を睨みつけた。
「理論上は、ギリギリ。……でも、条件がひとつある」
その視線が、ゆっくりとノワリエに向く。
ノワリエは、喉の奥がひゅっと鳴るのを感じた。
「……条件?」
「この魔法陣に溜まり始めてる魔力の総量」
ミレーユは、指先で空間に簡易術式を描き、魔力の流れを可視化させる。
薄い光の線が、地下のあちこちから魔法陣の中心へと引き寄せられていた。
地脈。 王都の魔導インフラ。 人々の生活を支える魔力の川。
それらが、今、水源から無理矢理引っ張られて、一箇所に溜められようとしている。
「これをそのまま放っておけば、“門”が開くわ」
ミレーユの声が低くなる。
「異界の座標に届くほどの魔力が集まる。そうなったら最後、こっちから止めるのはほぼ不可能」
「じゃあ、どうする」
「“逆流させる”しかない」
ミレーユは、迷いなく言った。
「集まってくる魔力の流れを、逆向きに叩き返す。地脈に、王都に、本来あるべき場所に戻していく。……そうやって、この魔法陣を“空の器”にしてしまうの」
「そんなことが……」
ユリウスの目が見開かれる。
ミレーユは、肩をすくめた。
「理論上はね。実際にやるバカは見たことないけど」
そこまで言ってから、彼女ははっきりとノワリエを指差した。
「必要なのは、“この魔法陣全体と同じくらいの魔力量”を持つ存在」
ノワリエの心臓が、どくんと跳ねる。
「……え、ちょっと待って」
「王都全体の魔導インフラから吸い上げられている魔力は、今の時点で、だいたいこのくらい」
ミレーユは、空中に数字を浮かび上がらせた。
その桁数に、ノワリエは目眩を覚える。
「人間ひとりが扱うには常軌を逸してる量よ。……でも」
ミレーユの瞳が、じわりと笑う。
「アークと測ったときのあなたの『最大値』と、同じくらい」
「……」
「つまり、“ノワリエなら、理屈の上では届く”」
深く、深く。
底なし沼のような穴の縁に立たされた気分だった。
(また、これ)
巨大な魔法陣の中心。
そこに立って、膨大な魔力を扱って、“異界”に関わる術式を起動させる――
前の世界で、自分が最後に立っていた場所と、構図があまりにもよく似ている。
「冗談でしょ……」
ノワリエは、思わず呟いた。
足が、震えている。
視界の端が、じわじわと白く滲んでいく。
焼ける痛み。
世界が白く塗りつぶされる前の光。
『ごめんなさい、また、失敗しました……』
あのときの、自分の声。
(いやだ)
胸が、ぎゅっと掴まれる。
(また、あれをやるの?)
今度、失敗したらどうなる。
王都が吹き飛ぶ。
人々の生活が壊れる。
ルキアンも、ミレーユも、ユリウスも、アークも――大切なもの全部を、今度こそ自分の手で壊すかもしれない。
膝が、からんと笑った。
魔力が、ざわざわと暴れ始める。
「ノワリエ」
名を呼ぶ声が、震えを止める唯一の鎖だった。
アークが、すぐ近くにいた。
いつの間にか距離を詰めていた彼は、ノワリエの肩にそっと手を置く。
その手は、熱いのに冷静だった。
「……やらなくていい」
低く、静かな声。
「アーク……」
「ミレーユ」
アークは、視線をミレーユに向ける。
「他の案は」
「“世界を救う案”なら、今のところそれが最善」
ミレーユは、躊躇なく答えた。
「“王都だけ守る案”なら、いくつかあるわ」
過負荷になりそうな区域だけを切り離し、災害を局所化する。
切り捨てる人間は、数百から数千。
地脈を意図的にぶっ壊して、魔法陣全体を“死んだ器”にする。
その場合、王都の魔導文明は数十年単位で後退する。
「どっちにしろ、被害ゼロってわけにはいかない」
ミレーユは、ノワリエに視線を戻した。
「でも、“君がやれば被害を限りなくゼロに近づけられる”って事実は、変わらない」
「……そんな言い方、ずるいよ」
ノワリエは、かすかに笑った。
ずるい。
でも、間違ってはいない。
そのとき、アークがひとつ息を吸った。
ノワリエの肩に置かれた手に、少し力がこもる。
「やらなくていい」
さっきと同じ言葉。
でも、今度は彼女だけに向けられた、真っ直ぐな視線。
「世界がどうなっても、君だけは、僕が守る」
鼓動が、一瞬止まった。
世界がどうなっても。
王都が壊れても。
国が崩れても。
それでも君だけは。
その言葉は、ノワリエの心の一番柔らかいところに、ざくりと突き刺さった。
嬉しい。 嬉しくて、涙が出そうなほどの言葉。
でも同時に――ひどく、酷な言葉だった。
「……アーク」
声が震えた。
「あなたはいつもそう」
ノワリエは、顔を上げた。
涙で滲んだ視界の向こうで、アークの金の瞳がわずかに揺れる。
「いつも、“私が何もしなくてもいい理由”を探す」
「……」
「前もそうだった。王都の襲撃のときも、王宮の仕事のときも。私が何かしようとするたびに、“危ないからやめろ”“守られてろ”って」
喉の奥が熱い。
「あなたはきっと、善意で言ってる」
それは分かる。
分かるからこそ、余計に苦しい。
「でも、そう言われるたびに、私の中の“役立たずだった私”が喜ぶんだよ」
ノワリエは、唇を噛んだ。
前の世界。
小さな森の集落。
何をやっても失敗で、何もさせてもらえなくて、“何もできない子”のまま終わった自分。
『いないほうがいい』 『手を出すと全部壊れる』
そのラベルにしがみついていれば、何も選ばなくていい。
責任を持たなくていい。
誰かのせいにして、何もせずに済む。
「“世界がどうなっても、君だけは守る”?」
ノワリエは、笑った。
笑いながら、涙がぽろぽろ零れた。
「そんなの、私には優しすぎて、残酷すぎる」
アークの指先が、僅かに震える。
「私は――」
ノワリエは、肩に置かれた手を、そっとほどいた。
自分から、一歩、離れる。
「私は、もう“何もできない子”のままでいたくない」
膝は震えている。 心臓はうるさい。 魔力はざわざわと不安定。
それでも、言葉だけはまっすぐだった。
「前の世界で、私は役に立たなくて、最後まで謝ることしかできなかった」
『ごめんなさい』 『また、失敗しました』
「でも、今度は違う」
ノワリエは、自分の胸に手を当てた。
フェルネウスの塔。
エリアナの笑顔。
マルタの怒鳴り声。
ミレーユとユリウス。
ルキアンの疲れた笑い。
そして――アークの、ぶっきらぼうで優しい声。
全部が、この世界にある。
「この世界で、私を拾ってくれたのは、アークだよ」
ノワリエの喉が詰まる。
「あなたが、私に“魔法は怖いものじゃない”って教えてくれた。失敗してもいいって言ってくれた。隣に立ちたいって言ったとき、“いいだろう”って言ってくれた」
あの日の、バルコニー。
“隣に立たせるために、今は守っているだけだ”と、彼は言った。
その言葉に、どれだけ救われたか。
「じゃあ、今ここで何もしないでいたら、あのときの言葉、全部嘘になる」
ノワリエは、ぎゅっと拳を握った。
「私、自分で選びたい」
涙で濡れた瞳で、アークをまっすぐ見上げる。
「前みたいに、誰かに“やれ”って言われてやるんじゃなくて。誰かの期待に縛られて動くんじゃなくて」
自分の意志で。
「“世界を救う魔女”になれるかどうかなんて、分かんない」
そんな大層なものになれる自信はない。
「でも、“役立たずの再現”で終わりたくない」
前の世界で終わった場所から、一歩でも前に進みたい。
その一歩が、今、この足元にある。
ノワリエは、ぐっと息を吸った。
震える足を前に出す。
魔法陣の中心へ――
「待て」
アークの声が、鋭く飛ぶ。
ノワリエは足を止めなかった。
「ノワリエ!」
肩を掴まれる。
強い力。
知らない顔のアークが、すぐそこにいた。
怒りとも、恐怖とも、愛ともつかない感情がごちゃ混ぜになった、ひどく不器用な表情。
「お前は、また自分を犠牲にするつもりか!」
「犠牲になりたいわけじゃない!」
ノワリエも叫び返した。
「“選択肢のひとつ”として、ここに立つって決めたいの!」
喉が裂けそうだ。
「前の私みたいに、“あんたしかいないからやれ”って押し付けられて、失敗したら全部私のせいにされて、そうやって終わるのは嫌!」
アークの手が、少しだけ緩む。
「今度は、“私がやりたいからやる”って言いたい」
涙を拭う。
鼻をすすって、笑う。
「アークが“世界がどうなっても、君だけは守る”って言ってくれるの、すごく嬉しかったよ」
それは、本心だ。
「でも、私――」
胸が苦しくて、息が詰まりそうで。
それでも、最後の一歩を踏み出すための言葉を、どうにか掻き集める。
「私、あなたの隣に立ちたいって言ったよね」
アークの瞳が、大きく揺れた。
「守られてるだけじゃなくて、一緒に戦える私になりたいって、何度も言ったよね」
「……ああ」
「今ここで、何もしないで背中向けたら」
ノワリエは、そっとアークの手を外した。
「一生、自分を許せない」
その一言が、決定打だった。
アークの指先が、力を失う。
掴みかけた袖から、すべり落ちるように手が離れる。
金の瞳が、悲しそうに、苦しそうに歪んだ。
「……君は、本当に」
アークは、額を押さえた。
深く、深く息を吐く。
「どうしようもなく、俺と似ている」
「それ、褒めてる?」
「褒めている」
苦笑に近いものが浮かぶ。
次の瞬間、アークはノワリエの肩を両手で掴んだ。
しっかりと、真正面から。
「――行きたいなら、行け」
ノワリエの目が見開かれる。
「お前が自分で選んだ道を、俺は止めない」
喉が焼ける。
涙がまた溢れる。
「ただし」
アークの指先に、再び力がこもる。
「世界がどうなっても君を守る、という言葉は撤回しない」
「え」
「世界も君も、どっちも守る」
あり得ないことを、真顔で言う人だ。
「無茶言ってるの、自覚してる?」
「している」
でも、その目は本気だった。
「俺は最強の魔導士だからな」
さらっと、とんでもないことを口にする。
「世界くらい、守ってみせる」
「自分で言うんだ……」
笑いながら、涙が止まらない。
こんな人のことを、好きになってしまった。
どうしようもなく、不器用で、無茶で、真っ直ぐで。
ノワリエは、涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、笑った。
「……じゃあ、“世界を救う魔女”目指すから」
「目標が大きいな」
「アークが世界守るなら、私もそれくらいじゃないと釣り合わないでしょ」
「釣り合いなど気にするな」
「気にするよ」
アークの口元が、少しだけ和らぐ。
その表情を、胸に刻みつけるように見つめて――ノワリエは、くるりと背を向けた。
魔法陣の中心へ。
一歩。
二歩。
足元の線が、薄く光を帯びる。
近づくほどに、魔力の圧力が強くなる。
皮膚がひりひりする。 骨が軋む。 心臓が、ドクドクとうるさい。
(怖い)
正直な感情が、胸の中で叫ぶ。
(怖い。怖い。怖い)
でも――
(大丈夫)
別の声が、重なる。
アークの声。
エリアナの声。
マルタの声。
ルキアンの声。
ミレーユとユリウスの声。
『失敗してもいい』『隣に立たせるために』『帰っておいで』『君の優しさが欲しい』
全部が、今の自分の背中を押してくれる。
ノワリエは、震える手を伸ばした。
魔法陣の中心――術式の核に、そっと指先を触れさせる。
焼けるような痛み。
前世の記憶が、脳裏をかすめる。
『ごめんなさい』 『また、失敗しました』
その声を、ぐっと押し込めた。
「もう、謝らないから」
小さく、呟く。
今度は、「やらせたくせに」責めるだけの人はいない。
今度は、「やりたい」と言った自分がいる。
そして、「それでも守る」と言ってくれた人がいる。
魔力が、胸の奥で渦を巻く。
――その頃。
王宮の執務室では、ルキアンが地図と報告書に囲まれていた。
「第三区の避難は?」
「ほぼ完了しました。ただし、地下の振動が……」
「地上の被害は、最大限抑える」
ルキアンは、冷静に指示を飛ばす。
頭の中は、常に複数の情報で埋め尽くされていた。
王都の住民。 軍の配置。 地脈の状態。 結界の強度。
(そして――地下)
報告書の端に、小さく書かれた名前。
アーク・フェルネウス。 ノワリエ。
「殿下?」
側近が、不安そうに様子を伺う。
ルキアンは、ペンを置き、窓の外を見た。
空はまだ、静かだ。
でも、足元の世界がどれだけ揺れているかを、彼は理解している。
「……彼女は戻るよ」
ぽつりと、呟いた。
「アークのもとへ」
それは、祈りではない。
確信でもない。
ただ、“そうであってほしい”という願いと、“そうなるだろう”という予感が、ぎりぎりで混ざり合った言葉。
「そのとき、この国がまだ立っているようにするのが、僕の仕事だ」
王太子としての顔に戻る。
ノワリエが“世界を救う魔女”になるかどうかは、彼にも分からない。
ただひとつ分かるのは――
彼女はもう、自分で選ぶしかない場所に立っている、ということだった。
10
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
悪徳領主の息子に転生しました
アルト
ファンタジー
悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。
領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。
そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。
「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」
こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。
一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。
これなんて無理ゲー??
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
元救急医クラリスの異世界診療録 ―今度こそ、自分本位に生き抜きます―
やまだ
ファンタジー
朝、昼、夜を超えてまた朝と昼を働いたあの日、救急医高梨は死んでしまった。比喩ではなく、死んだのだ。
次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界・パストリア王国。
クラリスという少女として、救急医は“二度目の人生”を始めることになった。
この世界では、一人ひとりに魔法がひとつだけ授けられる。
クラリスが与えられたのは、《消去》の力――なんだそれ。
「今度こそ、過労死しない!」
そう決意したのに、見過ごせない。困っている人がいると、放っておけない。
街の診療所から始まった小さな行動は、やがて王城へ届き、王族までも巻き込む騒動に。
そして、ちょっと推してる王子にまで、なぜか気に入られてしまい……?
命を救う覚悟と、前世からの後悔を胸に――
クラリス、二度目の人生は“自分のために”生き抜きます。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!
水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。
ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。
しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。
★ファンタジー小説大賞エントリー中です。
※完結しました!
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる