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第8話:初めての友、台所番のミラ
しおりを挟む縁の書庫の朝は、音が柔らかい。
鐘が鳴るわけでもなく、誰かの号令が響くわけでもない。
ただ、本棚の奥からページをめくる音が流れてくる。
紙が擦れる小さな音が、布団の上まで届いて、目覚ましみたいに意識を起こす。
あかりは起き上がって、窓の外を見た。
高い窓の向こう、王都の空は淡い青。
鳥が飛び、遠くで馬車の音がする。
この世界の朝は、昨日の自分を置き去りにしない。
ちゃんと続いている。
「……続いてるんだ」
呟くと、布団の端がもぞっと動いた。
「続いてるよ」
ルゥが顔を出した。
いつの間にか布団の中に潜り込んでいたらしい。
猫だから、寝る場所の確保がうまい。
「おはよ」
「おはよ。匂い、今日は少し白い」
「それ、褒め言葉?」
「褒め言葉」
あかりは笑って、ベッドから降りた。
護符は胸元に貼ったまま。
セレスが昨夜、改良したものだ。
紙片の端に新しい線が足され、触れると少しだけ脈打つ。
棄却の裂け目が、昨日より落ち着いている気がする。
「今日は何するの?」
「まず食べる」
ルゥが即答した。
「猫の優先順位、ブレないな」
「空腹は世界を狭くする」
「哲学っぽいこと言うじゃん」
「猫は哲学者」
ルゥはそう言って、すたすたと部屋を出ていく。
あかりは慌てて追った。
書庫の廊下はひんやりしていて、石の匂いと紙の匂いが混ざる。
歩くたびに足音が吸い込まれて、心も少し静かになる。
階段を降りると、匂いが変わった。
バターと焦げ目の匂い。
甘い湯気。
スープの温度の匂い。
あかりの胃が鳴った。
音が出たことに恥ずかしくなって、咳払いで誤魔化そうとして失敗する。
「誤魔化し、灰色」
ルゥが横目で言った。
「うるさい!」
「今のも灰色」
「ええ……もうやだこの世界……」
でも、口元は緩んでしまう。
こういう小さなやり取りが、日常っぽい。
あかりはその日常が欲しかったのだと思う。
台所は書庫の裏手にあった。
大きな石造りの部屋で、天井が高い。
窓から光が差し込み、鍋の湯気が白く揺れる。
長い木のテーブル。パンの山。ハーブ。干し肉。
そして、火の前で忙しなく動く女の子が一人。
髪は薄い栗色で、肩のあたりで跳ねている。
頬が赤い。
エプロンに粉がついて、顔にも少し白い粉。
目だけは異様に生き生きしているのに、視線の端がいつも揺れている。
誰かを探しているみたいに。
誰かに捨てられるのを警戒しているみたいに。
「おっはよー! ……って、え?」
女の子があかりを見るなり、声が弾んだ。
弾むのに、次の瞬間には警戒の匂いが混じる。
感情が匂いになる世界だと、それが分かりすぎてしまって辛い。
「新顔! え、なに、迷子? っていうかその服、旅の人? いや、書庫に旅の人入れないよね? え、司書見習いの人が連れてきた? セレス様!? ……セレス様が!? え、え、え、なにそれ事件!?」
口が回りすぎて、あかりは追いつけない。
ルゥは、そんな彼女を見て、なぜか嬉しそうに尻尾を揺らした。
「あ、猫もいる! かわ……いや、かわいいって言ったら噛まれる? 噛む? 噛むタイプ? ねえ噛む?」
「噛むよ」
ルゥが即答した。
「即答こわ! でもそれ、かわいい!」
「こわいのにかわいいって何」
あかりが突っ込むと、女の子はぱっと笑った。
「わかる! だって猫ってそうじゃん! ねえ、あなた誰? 名前は?」
名前。
縁の糸。
軽く言うと重い。
あかりは一瞬、口をつぐんだ。
女の子の笑顔が、ほんの少しだけ固まる。
捨てられる恐怖が匂いになって、薄く苦い匂いが混じる。
あかりはそれを嗅いでしまって、胸が痛んだ。
「……あかり」
今回は、言った。
半分だけじゃない。
この子に繋がる縁なら、怖くてもいい気がした。
「おっけー! あかりね! 私はミラ! ミラ=オルテンシア! 十九! 台所番! この書庫の胃袋担当!」
勢いがすごい。
でも、その勢いが、あかりの心臓を少しだけ温めた。
“胃袋担当”って言い方、好きだ。
「胃袋担当って、すごい役職だね」
「でしょ! みんな頭使うからさ、食べないと死ぬんだよね! ……あ、違う、死ぬは言い過ぎか。いや、でもほんとに倒れる人いるし」
ミラは鍋をかき混ぜながら、あかりを横目で見た。
その目が一瞬だけ、胸元に落ちる。
護符で隠しているはずなのに、匂いで何かを感じ取っているのかもしれない。
けれどミラは、そこを突っ込まない。
突っ込まないのに、距離も取らない。
その器用さが優しい。
「とりあえず座って! ごはん! 食べる? 食べるよね? 食べないって言ったら泣く」
「泣くの?」
「泣く。台所番は、食べてもらえないと存在意義揺らぐ」
「重い……」
「重いけど真実!」
ミラはパンを切って皿に乗せ、スープをよそって持ってきた。
湯気があかりの頬を撫でる。
匂いが、優しい。
胃がぎゅっと縮むくらい、嬉しい。
「はい、召し上がれ!」
「……ありがとう」
「礼はいらない! ここ、そういう場所だから。食べるのは義務!」
義務なら、受け取れる。
取引みたいで安心する。
この世界の自分は、優しさに慣れていない。
あかりがスープを口に含むと、熱が喉から胸に落ちた。
ハーブの香り。
塩。
脂。
生きてる味。
「……おいしい」
素直に言うと、ミラの顔がぱっと明るくなる。
その明るさの裏で、捨てられる恐怖が薄く揺れる。
褒められると嬉しい、でも次の瞬間に「いつ捨てられる?」がくっついてくる匂い。
あかりは、その匂いに心が引っかかった。
ミラは笑ってるのに、ずっと崖の端に立ってるみたいだ。
「ミラは……ずっとここにいるの?」
「うん! ……まあ、ずっとって言えるほど長くないけどね。三年くらい?」
「十九で三年って、結構長いよ」
「うん。ここ、居場所になりやすいんだよね」
言いながら、ミラの指がほんの少しだけ震えた。
震えの匂いは、苦い。
あかりはスープを飲む手を止めた。
「居場所になりやすい、って……?」
ミラは笑顔のまま、鍋のほうを見た。
鍋の湯気に紛れるみたいに。
「……私さ、家族いないんだ」
言葉が、ぽとっと落ちる。
軽く言ったふりをして、重い。
「事故で、いっぺんにいなくなった」
ミラの匂いが、青に近い灰色になる。
悲しみと、諦めが混ざった匂い。
あかりの胸の奥がきゅっとなる。
「……ごめん」
「謝んないで。謝られると、こっちが『大丈夫だよ』って言わなきゃいけなくなるじゃん。あれ、疲れる」
ミラがあっけらかんと言って、でも目だけは笑っていなかった。
あかりは口をつぐむ。
正しい。
「大丈夫」って言わなきゃいけない空気は、優しさの顔した檻だ。
「でね、そのあと、縁が怖くなったんだ」
「縁が?」
「うん。だってさ、ある日突然切れるじゃん。しかも、自分の力じゃどうにもできない形で」
ミラはパンの耳をちぎって、指で潰した。
その仕草が、無意識の癖みたいで痛々しい。
「だから、信じないって決めた。信じなければ、失わない。……って、思ったんだけど」
「思ったんだけど?」
「この書庫さ、信じなくても生きられるんだよね」
ミラが笑った。
笑顔が少しだけ柔らかい。
でも、視線の端の恐怖は消えない。
誰かが去る音を、いつも聞いているみたいだ。
「信じなくてもいいって、楽じゃない?」
ミラがあかりに問いかける。
あかりはスープを飲んで、ゆっくり答えた。
「……楽。だけど、寂しい」
言った瞬間、あかりの匂いが白くなる。
正直な匂い。
ミラの目が、少しだけ大きくなった。
「それ、わかる」
小さな声。
ミラはあかりの皿を見て、空になりかけているのを確認すると、すぐにおかわりを注いだ。
動きが早い。
寂しさを言葉にするのが怖くて、手を動かしてしまう人の動きだ。
そのとき、ルゥがミラの足元にすり寄った。
猫が、自分から。
しかもミラのエプロンに鼻先を押し付けて、喉を鳴らす。
「え」
あかりが声を漏らす。
「え、え、え!? ちょ、今、甘えた!? この猫、甘えた!? え、やば、かわ、かわい……」
ミラは興奮しながらも、手を止めない。
鍋を守りつつ、片手でルゥの頭を撫でた。
撫で方がうまい。
手のひらが温かい。
ルゥは目を細め、さらに喉を鳴らす。
完全にリラックスしている。
あかりは信じられない気持ちで見てしまう。
「……ルゥ、君、誰にでもそうなの?」
「しない」
ルゥが目を閉じたまま言った。
「じゃあ、なんでミラには……」
「匂いが正直」
ルゥが言う。
ミラの匂いは、確かに混ざっている。明るさと恐怖。
でも、嘘がない。
明るいふりも、強いふりも、全部“ふり”だと自分で分かっている匂い。
それは逆に、誠実だ。
ミラはルゥを撫でながら、ふっと笑った。
「猫ってさ、信用してくれたら最強だよね」
「最強?」
「うん。だって、嘘つかないじゃん。嫌なら逃げるし、好きなら寄ってくるし。人間みたいに『大丈夫』って言いながら無理したりしない」
あかりはその言葉に、胸がきゅっと締まった。
自分だ。
「大丈夫」って言いながら無理してきた自分。
「……ミラ、強いね」
あかりが言うと、ミラは肩をすくめた。
「強くないよ。強いふりが上手いだけ」
「それでも、ふりできるのすごい」
「ふりしないと捨てられるから」
さらっと言ったのに、匂いが苦くなる。
捨てられる恐怖。
視線の端にいつもあるもの。
あかりはスープを飲み干し、深く息を吐いた。
この子は明るい。
でも、明るさは鎧だ。
鎧を脱いだら壊れるのが分かってるから、ずっと着ている。
あかりは思った。
自分もそうだった。
相沢に捨てられないように、“あかりらしさ”という鎧を着ていた。
だから、ミラの鎧が痛いほど分かる。
「……ねえ、ミラ」
「ん?」
「ここ、日常なんだね」
ミラは一瞬きょとんとして、それから笑った。
「そうだよ。ここ、世界一地味な日常の塊。朝はスープ、昼はパン、夜はまたスープ。たまに肉。司書たちは本。本。本。で、たまに誰か倒れる」
「倒れるのは日常なの」
「日常。人体って意外と弱い」
あかりは笑った。
笑うと、匂いが少し白くなる。
ミラの匂いも、ほんの少しだけ柔らかくなる。
「でもさ、あかり」
ミラがふいに真面目な声になった。
視線があかりの胸元に落ちる。
護符の位置。
でもミラは、そこを直接言葉にしない。
「ここに来たってことは、事情あるでしょ。聞かないけど」
「……うん」
「聞かないけど、ひとつだけ言う」
ミラはスープの鍋の蓋を閉めて、あかりに正面から向き直った。
目がまっすぐ。
でも、その奥に恐怖がちらっと揺れる。
それでも言う。
言うことを選ぶ。
「ここ、捨てないよ。いきなりは」
あかりの喉が詰まった。
“いきなりは”。
完璧な保証じゃない。
でも、ミラが言える精一杯の言葉だ。
縁を信じられない子が、信じないまま差し出せる優しさ。
「……ありがとう」
「謝らないでって言ったのに! まあ、ありがとうはいい!」
ミラはすぐに笑顔に戻って、わざとらしく手を振った。
その不器用さが、また優しい。
ルゥがミラの膝に前足を乗せ、さらに甘える。
ミラは「ちょ、かわい、ずるい!」と言いながら撫で続ける。
あかりはその光景を見て、胸がじんと熱くなる。
この世界にも日常がある。
朝ごはんがあって、台所番がいて、猫が甘える。
それだけのことが、今のあかりには奇跡みたいだった。
あかりはスープの温度を感じながら、静かに思う。
昨日まで、自分は世界から追放される側だった。
値札を貼られて、奪われて、檻に入れられて。
でも今、この台所で、名前を呼ばれた。
「新顔」と笑われた。
日常の中に、少しだけ座らせてもらえた。
ミラがパンの籠をあかりの前に押し出す。
「はい、これ持ってって。間食。司書は腹減ると機嫌悪くなるから」
「私、司書じゃないよ」
「でもセレス様が連れてきた。つまり半分司書。知らんけど!」
「知らんけどって言うんだ、この世界でも」
「言うよ! だって便利だもん!」
ミラが笑って、ルゥが喉を鳴らし、あかりが小さく笑う。
その三つの音が混ざって、台所の空気が少しだけ明るくなる。
あかりはパン籠を抱えて立ち上がった。
匂いは、白い。
怖い匂いも混ざっている。
でも、寂しさだけじゃない。
「ミラ、また来ていい?」
あかりが聞くと、ミラは即答した。
「もちろん! 来なかったら捜索する!」
「重い!」
「重いのが私!」
ミラは胸を張って言い、すぐに照れ隠しみたいに鍋を叩いた。
その仕草の端に、捨てられる恐怖が小さく揺れる。
でも、それでも笑っている。
あかりは扉を出て、廊下を歩きながら思った。
友だちって、こういう始まり方をするのかもしれない。
大げさな誓いじゃなく、スープとパンと、猫の喉鳴り。
日常の中の、ちいさな縁。
背中で、ミラの声が聞こえた。
「猫連れてまた来てねー!」
ルゥが、振り返りもせずに言った。
「またくる。猫、ここ好き」
あかりは笑って、胸元の護符にそっと触れた。
棄却の裂け目はまだ消えない。
でも、日常の匂いが、その裂け目の縁を少しだけ柔らかくしてくれる気がした。
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