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第1話「江田さんと私」
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山形駅から15分程歩いた人気(ひとけ)の無い路地の中にある『BAR ゴトウ』。今日も客が誰一人来ないまま夜を迎えた。それでもこの店の店長である後藤 清一(ごとう せいいち)は早朝からテーブルを綺麗な台拭きで拭き、床にゴミが落ちていないか入念に見ながら箒をはいたりと、全盛期からずっと続けていた事を淡々とやっていた。そして清一自身も客が一人も来ないというのは承知の上だった。しかしながらも、清一には心にしこりが出来たまま不満気そうにしていた。
「はぁ…今日も誰も来ない…か。」
剃らずに顎を覆い尽くす程の髭を生やした端正な顔つきの清一は手を頭に当てて悩み込んだ。
「あの頃は…良かったんだがなぁ…。」
清一は昔の思い出をフィードバックすると共に目を瞑る。
「清一さん、こんにちは!」
清一が目を瞑った途端に、突然漫画かアニメのワンシーンのように来訪者がやってきたのだ。
「誰ですか?」
清一は客なのかも解らない来訪者に戸惑いを見せた。客が全然来ないのが当たり前に思っていた清一が初めて見せる戸惑いだった。
「私ですよ!江田(えだ)ですよ!」
清一はその『江田』という人物が誰なのかを必死に思い出そうとする。江田は丸い顔つきをした40代ほどの男性だった。すると、清一の頭の中に閃きが起こり、理解する。
「もしかして、あの新人会社員の!?」
「そうです!清一さん…会いたかった…!」
江田はほっこりと笑顔になり、その場で嬉し涙を流し始めた。
------------------------------------------
「まぁ江田さん、酒でも飲んでください。なんせ、客が来ないもんで。」
「悪いな清一さん。それにしても客が来なくても営業し続けるなんて、大したもんだね。」
江田は清一がグラスに注いだ海外産の安い酒をグビグビ飲み始める。
「あぁ…これだ。懐かしいこの感じだ…あの頃を思い出す…。」
------------------------------------------
俺は20年前の1999年に、20歳の時に会社員として勤める事になった。その時は本当に大変だった…
「ったく!何度言ったら解るんだ新人!」
江田の勤める会社の上司が江田に一喝する。それに対し、江田は深々と謝罪を込めて頭を下げる。
「申し訳ありませんでした!」
「お前の対応のお陰で、電話相手の方はカンカンに怒っている!お前は何を習ってきたんだ!そんな甘い姿勢で、この社会で生きていけると思うな!」
「…」
俺は上司の言葉に声も出なかった。いかに自分がこの会社・社会にとって惨めで愚かな存在であるかを知ったからだ。上司だから口に出来なかったというのもあるが、それ以前に言葉の迫力が半端じゃなかったていうのも一理があった。新人でこんなこと言われるなんて思っていなかったからな。そんで、その日の夜はどんよりしながら帰っていたさ。
「はぁ…俺は何を糧にしてこれから生きれば良いんだ…。」
そんな中で俺の目に止まったのはバーだった。それもこの店、『BAR ゴトウ』。当時仲間もあまり出来ず、話し相手が居なかった俺は、勇気を振り絞る間も無くこの店に無意識に入り込んでいた。誰かと相手をしたかったんだろうな。
「いらっしゃいませ。」
その落ち着いた雰囲気が漂う店に、ただ一人だけ店長が居たんだ。でも、当時の俺にはそんなの関係無い。
「ビールを…一杯。」
清一は鼻歌を静かに歌いながら、ビールを注ぐ。
「会社員ですか?」
「ええ。ここに来たのは初めてです。」
「まぁ、ゆっくりしてって下さいよ。」
清一が洗浄したグラスを乾いた布巾で拭いている間、江田はビールをゴクゴク飲み干す。
「あんた…元気がないね。」
「…」
江田はちょっとばかり落ち込む。
「図星ですね。」
「この会社に入ったばかりで…それで上司に怒られて…」
「そうですか…あなたお名前は?」
「江田です。」
「江田さん。この店を見て、ある事に気付きませんか?」
清一はわざとらしく話すも、江田はそれを見抜いていたように話す。
「客が居ない、ですか?」
「そうですね。では何故私は客が来ないのにも関わらず、毎日こうして営業しているか知っていますか?」
「それは…」
江田は答えるのに戸惑った。
「客が来ると信じているからですよ。」
「…!」
「私はたとえ客が来ないとしても、いつかまた大勢の客が来る日を待つために根性を出して営業しているんです…たとえバーが廃れようと、私はこのバーを誇りに思いたい。だから後世に残したい!」
「…」
「江田さん。人から怒られたり、文句を言われるという事は、自分を成長出来るチャンスでもあり、相手から信用されている証拠なんです…江田さんは私とそういった事を話したくてここに来たのでしょう?」
「店長…」
「江田さん、めげずに頑張って下さい。」
江田と清一は握手を交わす。そして、江田が店を出るとき清一もしっかり外に出て見送る。
「またのご利用をお待ちしています。」
「店長さん!」
江田が振り返り大声で言う。
「?」
「名前は!」
「清一です。」
「清一さん!俺また来ますよ!きっと!それまでは、仕事に励むからおさらばです!」
「ええ。いつでも待ってますよ。」
両者は笑顔で見送る。
------------------------------------------
「20年経ってもやってたなんてビックリしたぜ。しかも、しっかり俺のことを覚えていたなんてな。」
「客なんて覚えて当たり前ですよ。それよりも、仕事は上手く行っているんですか?」
「清一さんの励みもあってな。」
「そりゃ良かったです。」
「また、ここに時間も忘れるくらい居たくなったぜ。」
そしてそんなひと時も過ぎ去り、江田はバーを後にする。
「また来るぜ!今度は近々な!」
「待ってますよ。」
------------------------------------------
こうして今度は、新人から課長へと転身し、俺は充実した社会人生活を送っていた。それも自分の実力だけでなくあの清一さんのお陰だと確信している。他にはない偉大なるパワーが秘められているのかもしれない。
「よし、今日も仕事だ!」
続く
「はぁ…今日も誰も来ない…か。」
剃らずに顎を覆い尽くす程の髭を生やした端正な顔つきの清一は手を頭に当てて悩み込んだ。
「あの頃は…良かったんだがなぁ…。」
清一は昔の思い出をフィードバックすると共に目を瞑る。
「清一さん、こんにちは!」
清一が目を瞑った途端に、突然漫画かアニメのワンシーンのように来訪者がやってきたのだ。
「誰ですか?」
清一は客なのかも解らない来訪者に戸惑いを見せた。客が全然来ないのが当たり前に思っていた清一が初めて見せる戸惑いだった。
「私ですよ!江田(えだ)ですよ!」
清一はその『江田』という人物が誰なのかを必死に思い出そうとする。江田は丸い顔つきをした40代ほどの男性だった。すると、清一の頭の中に閃きが起こり、理解する。
「もしかして、あの新人会社員の!?」
「そうです!清一さん…会いたかった…!」
江田はほっこりと笑顔になり、その場で嬉し涙を流し始めた。
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「まぁ江田さん、酒でも飲んでください。なんせ、客が来ないもんで。」
「悪いな清一さん。それにしても客が来なくても営業し続けるなんて、大したもんだね。」
江田は清一がグラスに注いだ海外産の安い酒をグビグビ飲み始める。
「あぁ…これだ。懐かしいこの感じだ…あの頃を思い出す…。」
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俺は20年前の1999年に、20歳の時に会社員として勤める事になった。その時は本当に大変だった…
「ったく!何度言ったら解るんだ新人!」
江田の勤める会社の上司が江田に一喝する。それに対し、江田は深々と謝罪を込めて頭を下げる。
「申し訳ありませんでした!」
「お前の対応のお陰で、電話相手の方はカンカンに怒っている!お前は何を習ってきたんだ!そんな甘い姿勢で、この社会で生きていけると思うな!」
「…」
俺は上司の言葉に声も出なかった。いかに自分がこの会社・社会にとって惨めで愚かな存在であるかを知ったからだ。上司だから口に出来なかったというのもあるが、それ以前に言葉の迫力が半端じゃなかったていうのも一理があった。新人でこんなこと言われるなんて思っていなかったからな。そんで、その日の夜はどんよりしながら帰っていたさ。
「はぁ…俺は何を糧にしてこれから生きれば良いんだ…。」
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「ビールを…一杯。」
清一は鼻歌を静かに歌いながら、ビールを注ぐ。
「会社員ですか?」
「ええ。ここに来たのは初めてです。」
「まぁ、ゆっくりしてって下さいよ。」
清一が洗浄したグラスを乾いた布巾で拭いている間、江田はビールをゴクゴク飲み干す。
「あんた…元気がないね。」
「…」
江田はちょっとばかり落ち込む。
「図星ですね。」
「この会社に入ったばかりで…それで上司に怒られて…」
「そうですか…あなたお名前は?」
「江田です。」
「江田さん。この店を見て、ある事に気付きませんか?」
清一はわざとらしく話すも、江田はそれを見抜いていたように話す。
「客が居ない、ですか?」
「そうですね。では何故私は客が来ないのにも関わらず、毎日こうして営業しているか知っていますか?」
「それは…」
江田は答えるのに戸惑った。
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「私はたとえ客が来ないとしても、いつかまた大勢の客が来る日を待つために根性を出して営業しているんです…たとえバーが廃れようと、私はこのバーを誇りに思いたい。だから後世に残したい!」
「…」
「江田さん。人から怒られたり、文句を言われるという事は、自分を成長出来るチャンスでもあり、相手から信用されている証拠なんです…江田さんは私とそういった事を話したくてここに来たのでしょう?」
「店長…」
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江田と清一は握手を交わす。そして、江田が店を出るとき清一もしっかり外に出て見送る。
「またのご利用をお待ちしています。」
「店長さん!」
江田が振り返り大声で言う。
「?」
「名前は!」
「清一です。」
「清一さん!俺また来ますよ!きっと!それまでは、仕事に励むからおさらばです!」
「ええ。いつでも待ってますよ。」
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「20年経ってもやってたなんてビックリしたぜ。しかも、しっかり俺のことを覚えていたなんてな。」
「客なんて覚えて当たり前ですよ。それよりも、仕事は上手く行っているんですか?」
「清一さんの励みもあってな。」
「そりゃ良かったです。」
「また、ここに時間も忘れるくらい居たくなったぜ。」
そしてそんなひと時も過ぎ去り、江田はバーを後にする。
「また来るぜ!今度は近々な!」
「待ってますよ。」
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こうして今度は、新人から課長へと転身し、俺は充実した社会人生活を送っていた。それも自分の実力だけでなくあの清一さんのお陰だと確信している。他にはない偉大なるパワーが秘められているのかもしれない。
「よし、今日も仕事だ!」
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