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第3話 安いアパート
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東京に引っ越してきて数日…まだ僕はクラスに馴染めていなかった。
夏休み前に引っ越してくるなんて本当についてないな…
自己紹介して3日間で夏休み。
これじゃ誰かと仲良くなる時間なんてないよね。
「暇だなぁ~」
僕はアパートの手摺に寄りかかり外を眺めていた。
お父さんは資格を持っていたからか直ぐに仕事は決まり仕事に行っている。
お母さんは近くのスーパーでバイトしている。
何で急に引っ越す事になったのかは解らないけど、多分大人の事情だから聞いちゃいけない気がする。
しかし、この部屋凄く広くていいなぁ…
東京都内にあってスーパーが近くて買い物も便利なのにかなり安く借りられたってお母さんが喜んでいた。
学校までも歩いて15分。
そして何よりも広い。
田舎とは比べられないけど…部屋が4部屋もあり、リビングも広い。
東京に来てからまさか自分の部屋が貰えるなんて思わなかった。
だけど、この部屋…古いのが偶に傷だな。
畳には茶色い人間みたいなシミもあるし…天井にもなんだが人間の手形みたいなシミが沢山あった。
ついお母さんに言ってしまった。
「お母さん、結構古いね、シミも多いよ」
「何言っているの!理人 シミや古い位何よ? ここ凄く安いのよ、4LDKで家賃が3万円、しかも敷金礼金が0なのよ!」
まぁ田舎に比べればまだ新しいし…学校まで歩いてすぐだし、うん文句つけちゃいけないよね。
「うん、凄く良いアパートだよね」
「そうよ、お父さん新しい会社に入ったばかりで稼ぎよく無いんだからね、こんな良い部屋に住んで不満なんか言ったら罰があたるわ」
「そうだね、僕も部屋が貰えたし満足だよ」
◆◆◆
しかし、友達もまだ居ないし、漫画は読んでない本は無い。
ゲームはあるけど、ソフトは1本しかないし、もう飽きた。
「暇だなぁ~ 目の前の大きなお屋敷を見ていても仕方ない、その向こうは墓地だしな、見ていてもつまらないよ」
ミーン、ミーンミーン セミが煩い。
暫く、外を見ていたが急に眠くなってきた。
眠いな。
暇だし昼寝でもするかな。
ついうとうとし始めた。
眠い…
なんだこれ、夢なのかな?
天井に沢山の変な者が張り付いている気がする。
それに畳のシミからは変な者が這い上がってくるように思えた。
何よりも沢山の霊の様な者が部屋を通過していくように歩いていた。
まぁこれは気のせいだな…うん夢だ。
夢の中で寝るのも可笑しいが、僕は怖くなり目をつむり更に眠った。
声が聞こえる。
『ここから出て行きなさい…さもないと』
これは大昔にあったあの綺麗な『ナニカ』の声に聞こえる。
その後は何が起きたのか解らないが、沢山の悲鳴の様な声と沢山の足音が遠ざかっていった。
何だ夢か…
エアコンもつけないで寝ていたから汗だらけだ。
あれっ…可笑しいな、天井のシミも畳のシミも無くなっている。
まぁ、良いや。
綺麗になって悪いことはない。
夕方になり、セミの声がしなくなっていた。
◆◆◆
「ただいまぁ~」
「おかえりなさい」
「しかし、酷いことする人もいるものよね~」
「お母さん、どうかしたの?」
「いえ、帰り道にパトカーが止まっていたんだけど、沢山のお墓が壊されたんだって」
そんな物壊してどうするんだろう?
「誰がやったのか」
「そんなの知らないわよ…だけど僅かな時間で30近いお墓が壊されたんだって、きっと不良の仕業よ! 理人も気をつけなさいね」
「はぁ~い」
だけど墓地でお墓を壊したらかなり大きな音がするはずだけど…なんで気が付かなかったのかな?
僕も聞いた気がしないけど…まぁ良いか。
夏休み前に引っ越してくるなんて本当についてないな…
自己紹介して3日間で夏休み。
これじゃ誰かと仲良くなる時間なんてないよね。
「暇だなぁ~」
僕はアパートの手摺に寄りかかり外を眺めていた。
お父さんは資格を持っていたからか直ぐに仕事は決まり仕事に行っている。
お母さんは近くのスーパーでバイトしている。
何で急に引っ越す事になったのかは解らないけど、多分大人の事情だから聞いちゃいけない気がする。
しかし、この部屋凄く広くていいなぁ…
東京都内にあってスーパーが近くて買い物も便利なのにかなり安く借りられたってお母さんが喜んでいた。
学校までも歩いて15分。
そして何よりも広い。
田舎とは比べられないけど…部屋が4部屋もあり、リビングも広い。
東京に来てからまさか自分の部屋が貰えるなんて思わなかった。
だけど、この部屋…古いのが偶に傷だな。
畳には茶色い人間みたいなシミもあるし…天井にもなんだが人間の手形みたいなシミが沢山あった。
ついお母さんに言ってしまった。
「お母さん、結構古いね、シミも多いよ」
「何言っているの!理人 シミや古い位何よ? ここ凄く安いのよ、4LDKで家賃が3万円、しかも敷金礼金が0なのよ!」
まぁ田舎に比べればまだ新しいし…学校まで歩いてすぐだし、うん文句つけちゃいけないよね。
「うん、凄く良いアパートだよね」
「そうよ、お父さん新しい会社に入ったばかりで稼ぎよく無いんだからね、こんな良い部屋に住んで不満なんか言ったら罰があたるわ」
「そうだね、僕も部屋が貰えたし満足だよ」
◆◆◆
しかし、友達もまだ居ないし、漫画は読んでない本は無い。
ゲームはあるけど、ソフトは1本しかないし、もう飽きた。
「暇だなぁ~ 目の前の大きなお屋敷を見ていても仕方ない、その向こうは墓地だしな、見ていてもつまらないよ」
ミーン、ミーンミーン セミが煩い。
暫く、外を見ていたが急に眠くなってきた。
眠いな。
暇だし昼寝でもするかな。
ついうとうとし始めた。
眠い…
なんだこれ、夢なのかな?
天井に沢山の変な者が張り付いている気がする。
それに畳のシミからは変な者が這い上がってくるように思えた。
何よりも沢山の霊の様な者が部屋を通過していくように歩いていた。
まぁこれは気のせいだな…うん夢だ。
夢の中で寝るのも可笑しいが、僕は怖くなり目をつむり更に眠った。
声が聞こえる。
『ここから出て行きなさい…さもないと』
これは大昔にあったあの綺麗な『ナニカ』の声に聞こえる。
その後は何が起きたのか解らないが、沢山の悲鳴の様な声と沢山の足音が遠ざかっていった。
何だ夢か…
エアコンもつけないで寝ていたから汗だらけだ。
あれっ…可笑しいな、天井のシミも畳のシミも無くなっている。
まぁ、良いや。
綺麗になって悪いことはない。
夕方になり、セミの声がしなくなっていた。
◆◆◆
「ただいまぁ~」
「おかえりなさい」
「しかし、酷いことする人もいるものよね~」
「お母さん、どうかしたの?」
「いえ、帰り道にパトカーが止まっていたんだけど、沢山のお墓が壊されたんだって」
そんな物壊してどうするんだろう?
「誰がやったのか」
「そんなの知らないわよ…だけど僅かな時間で30近いお墓が壊されたんだって、きっと不良の仕業よ! 理人も気をつけなさいね」
「はぁ~い」
だけど墓地でお墓を壊したらかなり大きな音がするはずだけど…なんで気が付かなかったのかな?
僕も聞いた気がしないけど…まぁ良いか。
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