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第70話 綺麗な受付嬢
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「すまぬが、我れとララアは故郷で問題が起きたのでちょっと帰ってくる」
「すみません、理人さん2週間程出かけてきます」
コーネリアちゃんはお嬢様みたいだし、ララアさんは凄腕冒険者みたいだ…きっと大変な事が起きているんじゃないかな。
今迄随分、お世話になったしな。
「もし、俺で手助けになるなら行こうか?」
「大丈夫です、理人様、コーネリア様のご実家に報告に行くだけですから」
「そうなんだ…それじゃ行く必要ないかな」
「はい…それじゃ、コーネリア様、ララア様行ってらっしゃい!」
「待て!メアリー、お前は何故そっちに居るのじゃ!」
「だってコーネリア様、さっき『我れとララア』とおっしゃいましたじゃないですか? それにララア様がいないなら、その補助が必要じゃなういですか?」
「うぐぐっメアリー貴様! 我れだって行きたくないのじゃ、おのれ…」
《死霊が居るんですから、私が残った方が誤魔化せますよ? ほら、ほらどうするんですか? お兄ちゃんに嫌われたくないでしょう?》
「うぬぬっ…仕方ないのじゃ、メアリー貴様は残って良いのじゃ」
「はい」
メアリーさんってコーネリアちゃんのお付きの筈なのに偶に主従が逆転しているのは何でだろう。
俺とメアリーさん、ミランダさん、月子と塔子で見送った。
「「「「「行ってらっしゃい」」」」」
「「行ってきます」」
イシュタルさんが居ないのが気になるが、何処かに出掛けているのかも知れない。
◆◆◆
今日はメアリーさんと二人きりで薬草採取にきていた。
「二人きりですね…」
「そうですね」
何だか意識してしまうと気まずい。
何時も皆でいるから意識しないが、年上の綺麗なお姉さんと二人きり。
思春期の俺からしたら、凄いシュチエーションだ。
「あの一つ聞いても宜しいでしょうか?」
「別に良いけど? どうかしたの?」
何時ものふざけている様子は無い、どうしたのだろうか?
「理人様は恋をしないのですか?」
「あははっ、俺はモテないからな」
「そんな事ありませんよ…月子さんだって如何に心細くても好きでもない人と一緒に暮らしませんよ? 塔子さんだって好きでも無ければ危ない思いをしながら女の子たった一人で態々理人様を訪ねてきません…」
そうだよな…解っていた。
「そうだよ…うん解ってはいるんだ」
「もしかして好きな方がいらっしゃるのですか?」
「うん…今迄、幻だと思っていたんだけど…小さい頃、死に掛けた事があってね、その時『女神様』に助けて貰ったんだ、凄く寂しそうで儚げな人だったんだ…だけど凄く綺麗。今まであれは夢で実在しないそう思っていたんだけど…いたんだよ、イシュタルさんが眷属になった姿が本当にそっくりで驚いたんだ…まぁ相手は女神様だからこれは失恋で終わるのは確定だけどね」
《その恋はもう実ってしまっているんですけどね…それにあんな恐怖の象徴、愛する男は理人様しかいませんよ》
「そうですか」
「まぁね…それにこんな沢山の人に好かれたら、誰かを傷つけるのが怖くて、毎日が楽しい、居心地の良い今の状態を崩すのが怖いんだ…だから選べない」
「そうですか…私としては…ハーレム生活をお勧めします。全員娶ってしまえば良いんです。あっ当然、私が正妻ですよ!」
「あはははっ、それ凄いな…でもありがとう」
「冗談じゃないんですけどね」
「そう…うん考えて置く」
《絶対、冗談だと思われていますね》
◆◆◆
いつものように採取した薬草をギルドに届けようとしたら途中で止められた。
「今…街の中…戦争…きけん」
「危ない…から…入っちゃ駄目」
困ったな、折角採取したのに薬草が売れない。
「薬草が売れないと困るな、どうするかな?」
暫く考え込んだ様な素振りをすると顔色の悪いお姉さんは走っていき、暫くすると戻ってきた。
「買取…してくれ…そうな人、連れてきた…よ」
ギルドの受付嬢っぽいけど…こんな綺麗な人は見たことが無い。
「買い取り…致します…どうぞ…」
此処に出せば良いのか?
俺はストレージから薬草を出した。
「査定…致します…金貨100枚です…どうぞ」
革袋入りの金貨を差し出してきた。
今日はそこ迄採取していないのに…
「良いんですか、こんなに多く」
「理人様…カッコ良いし…素敵なので…おまけしました…いい」
「ありがとうございます、お姉さんも綺麗ですよ」
「そう…うれ…しい…もうすぐ…3日間位で、終わる…そうしたらまた普通に…なる」
「それじゃ3日間したら、街に入れて普通に買い物できるんですか?」
「だい…丈夫」
「そうしたら、2日間休んで3日後に来ますね」
「それが…いい」
何が起きているか解らないが…戦争しているなら近づかない方が良いだろう。
◆◆◆
コーネリア様の思っていた以上に深刻そうですね。
まぁ、面白そうだから、放置で良いでしょう。
コーネリア様がきっと、泣きながらどうにかするでしょうから。
「すみません、理人さん2週間程出かけてきます」
コーネリアちゃんはお嬢様みたいだし、ララアさんは凄腕冒険者みたいだ…きっと大変な事が起きているんじゃないかな。
今迄随分、お世話になったしな。
「もし、俺で手助けになるなら行こうか?」
「大丈夫です、理人様、コーネリア様のご実家に報告に行くだけですから」
「そうなんだ…それじゃ行く必要ないかな」
「はい…それじゃ、コーネリア様、ララア様行ってらっしゃい!」
「待て!メアリー、お前は何故そっちに居るのじゃ!」
「だってコーネリア様、さっき『我れとララア』とおっしゃいましたじゃないですか? それにララア様がいないなら、その補助が必要じゃなういですか?」
「うぐぐっメアリー貴様! 我れだって行きたくないのじゃ、おのれ…」
《死霊が居るんですから、私が残った方が誤魔化せますよ? ほら、ほらどうするんですか? お兄ちゃんに嫌われたくないでしょう?》
「うぬぬっ…仕方ないのじゃ、メアリー貴様は残って良いのじゃ」
「はい」
メアリーさんってコーネリアちゃんのお付きの筈なのに偶に主従が逆転しているのは何でだろう。
俺とメアリーさん、ミランダさん、月子と塔子で見送った。
「「「「「行ってらっしゃい」」」」」
「「行ってきます」」
イシュタルさんが居ないのが気になるが、何処かに出掛けているのかも知れない。
◆◆◆
今日はメアリーさんと二人きりで薬草採取にきていた。
「二人きりですね…」
「そうですね」
何だか意識してしまうと気まずい。
何時も皆でいるから意識しないが、年上の綺麗なお姉さんと二人きり。
思春期の俺からしたら、凄いシュチエーションだ。
「あの一つ聞いても宜しいでしょうか?」
「別に良いけど? どうかしたの?」
何時ものふざけている様子は無い、どうしたのだろうか?
「理人様は恋をしないのですか?」
「あははっ、俺はモテないからな」
「そんな事ありませんよ…月子さんだって如何に心細くても好きでもない人と一緒に暮らしませんよ? 塔子さんだって好きでも無ければ危ない思いをしながら女の子たった一人で態々理人様を訪ねてきません…」
そうだよな…解っていた。
「そうだよ…うん解ってはいるんだ」
「もしかして好きな方がいらっしゃるのですか?」
「うん…今迄、幻だと思っていたんだけど…小さい頃、死に掛けた事があってね、その時『女神様』に助けて貰ったんだ、凄く寂しそうで儚げな人だったんだ…だけど凄く綺麗。今まであれは夢で実在しないそう思っていたんだけど…いたんだよ、イシュタルさんが眷属になった姿が本当にそっくりで驚いたんだ…まぁ相手は女神様だからこれは失恋で終わるのは確定だけどね」
《その恋はもう実ってしまっているんですけどね…それにあんな恐怖の象徴、愛する男は理人様しかいませんよ》
「そうですか」
「まぁね…それにこんな沢山の人に好かれたら、誰かを傷つけるのが怖くて、毎日が楽しい、居心地の良い今の状態を崩すのが怖いんだ…だから選べない」
「そうですか…私としては…ハーレム生活をお勧めします。全員娶ってしまえば良いんです。あっ当然、私が正妻ですよ!」
「あはははっ、それ凄いな…でもありがとう」
「冗談じゃないんですけどね」
「そう…うん考えて置く」
《絶対、冗談だと思われていますね》
◆◆◆
いつものように採取した薬草をギルドに届けようとしたら途中で止められた。
「今…街の中…戦争…きけん」
「危ない…から…入っちゃ駄目」
困ったな、折角採取したのに薬草が売れない。
「薬草が売れないと困るな、どうするかな?」
暫く考え込んだ様な素振りをすると顔色の悪いお姉さんは走っていき、暫くすると戻ってきた。
「買取…してくれ…そうな人、連れてきた…よ」
ギルドの受付嬢っぽいけど…こんな綺麗な人は見たことが無い。
「買い取り…致します…どうぞ…」
此処に出せば良いのか?
俺はストレージから薬草を出した。
「査定…致します…金貨100枚です…どうぞ」
革袋入りの金貨を差し出してきた。
今日はそこ迄採取していないのに…
「良いんですか、こんなに多く」
「理人様…カッコ良いし…素敵なので…おまけしました…いい」
「ありがとうございます、お姉さんも綺麗ですよ」
「そう…うれ…しい…もうすぐ…3日間位で、終わる…そうしたらまた普通に…なる」
「それじゃ3日間したら、街に入れて普通に買い物できるんですか?」
「だい…丈夫」
「そうしたら、2日間休んで3日後に来ますね」
「それが…いい」
何が起きているか解らないが…戦争しているなら近づかない方が良いだろう。
◆◆◆
コーネリア様の思っていた以上に深刻そうですね。
まぁ、面白そうだから、放置で良いでしょう。
コーネリア様がきっと、泣きながらどうにかするでしょうから。
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