62 / 94
天使の扱い...
しおりを挟む
帝国の件はこれで全部終わった。
最早誰も住まない廃墟状態、まるでゴーストタウンだ。
此処から先は俺の仕事では無い。
教皇がどうにかするだろう。
俺が願うと大きな2枚の羽が現れ、その羽で砦に向った。
近くの森に行き羽を仕舞い、此処からは歩いて砦へと向かう。
「勇者様、もうお帰りですか」
「ああっ、もうスカルなら倒したし、死霊はもう居なくなった」
「あの大軍をたったの数日で...」
「まぁな」
【謁見の間】
謁見の間に通された。
勿論、空いているのは玉座。
此処に座れという事なのだろう。
「ルディウス様、この度の遠征はどうなりました? 余りに早いと思いますが...」
「スカルなら倒したよ、それより困った事が起きた」
「困った事とは何でしょうか? この教皇が何でも解決して差し上げます」
「勇者でなくなった」
「聞き間違いではないでしょうか?「勇者でなくなった」そう聞こえましたが」
「聞き間違いではないよ、勇者で無くなったんだ、だから勇者支援法から外れるんだろう? どうすれば良いんだろうか」
「ルディウス、勇者でなくなったのなら何故我ら八大司教より上座に座るのだ、下に座らぬか」
「司教よ、そう言うでない、ルデイウスよ、よく今迄勇者として頑張ってくれていました、これからも信者として頑張って」
「無礼者ーーーっ無礼者、無礼者、無礼者ーーーっ」
ペドロフ大司祭が急にルディウスと教皇と他の八大司教の間に入った。
「ペドロフお前は何をしているんだ、いきなり怒鳴りだして、教皇様の前で」
「無礼者に敬意など要らない...偉大なるルディウス様の前では、人など虫けらに等しい...無礼者、無礼者...ルディウス様より尊い方などこの世にいない...無礼者、早く跪くんだ、教皇様も早く」
「勇者様で無い者になぜ我々が跪くんだ、ペドロフ貴様は八大司教では序列は下から2番目いい加減にせんか」
「ペドロフ、ちゃんと説明してくれぬか...これでは教会が可笑しくなる」
「教皇様...私が鑑定した結果が...」
「勇者ではなくなったが、何か貴重なスキルやジョブでもあるのですか」
「これを見て下さい...」
ルディウス(種族:能天使)
LV 3
HP 17000450
MP 114000320
ジョブ:中級天使(運命の転生者)
スキル:闇以外の全ての能力、魔法 レベル6(但しこれは天使のレベルなので人族計算では無い)
神の使いである天使に人族は攻撃不可、天に唾成す者は自分へと帰る
人類にとっては至高の存在。
その存在を感じただけで愛に染まっていく。
ただ願うだけで人類を救う慈悲の光が巻き起こる。
常に光を纏う事が可能、その光に触れた者は幸せを感じるようになる。
魔族と戦う時には能力補正で860倍の能力に跳ね上がる。
「あっああああーーーーっ、私は何て馬鹿な事を、死んでお詫びするしかないーーーーっ」
「教皇、死なれては困るから、冷静になってくれないか」
「はい」
「教皇様、何時までその元勇者に媚を売るつもりですか? もう勇者では無いのです」
教皇は拳を握りしめると、教皇はローアン大司祭を殴りつけた。
しかも、ただ殴るだけじゃなく怪我なんて気にしないで殴っている。
教皇のパンチなんて立場上避けれないからローアンはそのまま殴られている。
「教皇様が乱心されたーーーっ皆取り押さえてくれーっ」
慌てて聖騎士が来たが、どうしてよいか解らない。
「無礼者ーーっ」を連呼して叫ぶペドロフに、手から血を流しながらローアンを殴りつける教皇。
どう動けば良いか全く解らない。
「一体、何を見たと言うのですか? ペドロフ、教皇様ご説明願います」
「ルディウス様は...天使様だ」
「「「「「「「へっ...」」」」」」」
「何を血迷って」
「ペドロフ、見せてあげなさい」
「はいっ」
「...このーーーっローアン、死んでーーーっお詫びします」
「いや、死ななくて良いから落ち着いて下さい」
流石、聖職者、事情が解ると5分も掛からずに落ち着いた。
俺が玉座に座ると、教皇達は床に座った。
なんだか、昔俺がカツアゲした時を思い出した。
「落ち着かないから全員ちゃんと椅子に座って下さい」
「「「「「「「「「はっ」」」」」」」」」
「それで、これから俺はどうしたら良いのかな? 勇者支援法には《天使》の扱いは何も書いて無いからな」
「逆にルディウス様はどの様に扱われたいのですか? 私の知っている限り、天使様がこの世に現れたのは800年前です、この世の為に命がけで戦った勇者様達が死んだ時に迎えに来られたのと900年前に命がけで布教した当時の教皇の迎えに来られた、それしか知りません」
「成程」
どう言えば良いのだろうか?
「私が考えるにもう人では無いので法律も無視して関係なく、好きにして良いのではないかと思います」
「どういう意味だ」
「例えば、今迄は勇者様でしたから、ルディウス様に必要なお金や物などを教会がご用意しました、ですがこれからは欲しい物があればそのまま持ち去って頂いて結構です」
「それはどういう事ですか?」
「簡単に言うならこの世界は女神様が作った世界です、女神様のお世話をし、その力を行使するのが天使様です、この世界にある全ての物が女神様の物なのですから、その眷属たる天使様の物と考えるのが妥当だと思います。 そうですな、例えば気に入った奴隷が居たとします、お金なんて払わずにそのまま持ち帰れば良いのです...だって天使様なのですから、その奴隷の祖先を遡り作ったのは女神様、更に言うならその奴隷商自体も女神様が作ったものの末裔。人その物自体、作ったのは女神様です」
「それは、世界その物を何でも自由にして良いと言う事?」
「そういう事でございます、教義で考えるなら《この世界の全ては女神様が作ったもの》その世界の物を天使様が欲した時に対価を求める等具の極み。元々女神様の恵みで暮らしているのですから、この世の所有権は全て貴方の方が優先です、人だろうとお金だろうと全部欲しい物は自由にすれば良いのです」
「例えば国宝を宝物庫から持って行ったら」
「教会が許します、ただ冤罪は困りますから《寄こせ》と言って下さいね」
「例えば、人妻が欲しいと言ったら...」
「ルディウス様、勘違いなさっていますよ、死ぬまで欲しいと言うなら本人もその夫も喜びます。神に連なる貴方のお世話に家族を献上された最高の栄誉です、ただ抱きたいだけでも《祝福を得られた》と二人して喜びの涙を流すでしょう」
この世界は一神教だ...こんなにも宗教が強いのか。
「本当にそれで良いのか?」
「ルディウス様、貴方は人間ではない...私達が心から敬愛してやまない存在なのです。貴方こそが正義、貴方こそがこの世の心理、天界の住民である貴方を縛る法などこの世にある訳が御座いません、全て好きになさって良いのです。教会は貴方と共にある、天使様が顕現された時代に生きる事ができる、この教皇を始め、宗教者なら誰もが喜ぶ光栄な事なのですよ」
此処まで話が大きくなると怖すぎる。
「あの暫くはこの事は内緒にして貰って《勇者》と言う事にして下さいませんか?」
「「「「「「「「「それが望みなら構いません」」」」」」」」」
「ですが、何時でも教会は触れ書きを出す用意は御座います、ご安心下さい」
一神教の世界は...凄いなこれ。
最早誰も住まない廃墟状態、まるでゴーストタウンだ。
此処から先は俺の仕事では無い。
教皇がどうにかするだろう。
俺が願うと大きな2枚の羽が現れ、その羽で砦に向った。
近くの森に行き羽を仕舞い、此処からは歩いて砦へと向かう。
「勇者様、もうお帰りですか」
「ああっ、もうスカルなら倒したし、死霊はもう居なくなった」
「あの大軍をたったの数日で...」
「まぁな」
【謁見の間】
謁見の間に通された。
勿論、空いているのは玉座。
此処に座れという事なのだろう。
「ルディウス様、この度の遠征はどうなりました? 余りに早いと思いますが...」
「スカルなら倒したよ、それより困った事が起きた」
「困った事とは何でしょうか? この教皇が何でも解決して差し上げます」
「勇者でなくなった」
「聞き間違いではないでしょうか?「勇者でなくなった」そう聞こえましたが」
「聞き間違いではないよ、勇者で無くなったんだ、だから勇者支援法から外れるんだろう? どうすれば良いんだろうか」
「ルディウス、勇者でなくなったのなら何故我ら八大司教より上座に座るのだ、下に座らぬか」
「司教よ、そう言うでない、ルデイウスよ、よく今迄勇者として頑張ってくれていました、これからも信者として頑張って」
「無礼者ーーーっ無礼者、無礼者、無礼者ーーーっ」
ペドロフ大司祭が急にルディウスと教皇と他の八大司教の間に入った。
「ペドロフお前は何をしているんだ、いきなり怒鳴りだして、教皇様の前で」
「無礼者に敬意など要らない...偉大なるルディウス様の前では、人など虫けらに等しい...無礼者、無礼者...ルディウス様より尊い方などこの世にいない...無礼者、早く跪くんだ、教皇様も早く」
「勇者様で無い者になぜ我々が跪くんだ、ペドロフ貴様は八大司教では序列は下から2番目いい加減にせんか」
「ペドロフ、ちゃんと説明してくれぬか...これでは教会が可笑しくなる」
「教皇様...私が鑑定した結果が...」
「勇者ではなくなったが、何か貴重なスキルやジョブでもあるのですか」
「これを見て下さい...」
ルディウス(種族:能天使)
LV 3
HP 17000450
MP 114000320
ジョブ:中級天使(運命の転生者)
スキル:闇以外の全ての能力、魔法 レベル6(但しこれは天使のレベルなので人族計算では無い)
神の使いである天使に人族は攻撃不可、天に唾成す者は自分へと帰る
人類にとっては至高の存在。
その存在を感じただけで愛に染まっていく。
ただ願うだけで人類を救う慈悲の光が巻き起こる。
常に光を纏う事が可能、その光に触れた者は幸せを感じるようになる。
魔族と戦う時には能力補正で860倍の能力に跳ね上がる。
「あっああああーーーーっ、私は何て馬鹿な事を、死んでお詫びするしかないーーーーっ」
「教皇、死なれては困るから、冷静になってくれないか」
「はい」
「教皇様、何時までその元勇者に媚を売るつもりですか? もう勇者では無いのです」
教皇は拳を握りしめると、教皇はローアン大司祭を殴りつけた。
しかも、ただ殴るだけじゃなく怪我なんて気にしないで殴っている。
教皇のパンチなんて立場上避けれないからローアンはそのまま殴られている。
「教皇様が乱心されたーーーっ皆取り押さえてくれーっ」
慌てて聖騎士が来たが、どうしてよいか解らない。
「無礼者ーーっ」を連呼して叫ぶペドロフに、手から血を流しながらローアンを殴りつける教皇。
どう動けば良いか全く解らない。
「一体、何を見たと言うのですか? ペドロフ、教皇様ご説明願います」
「ルディウス様は...天使様だ」
「「「「「「「へっ...」」」」」」」
「何を血迷って」
「ペドロフ、見せてあげなさい」
「はいっ」
「...このーーーっローアン、死んでーーーっお詫びします」
「いや、死ななくて良いから落ち着いて下さい」
流石、聖職者、事情が解ると5分も掛からずに落ち着いた。
俺が玉座に座ると、教皇達は床に座った。
なんだか、昔俺がカツアゲした時を思い出した。
「落ち着かないから全員ちゃんと椅子に座って下さい」
「「「「「「「「「はっ」」」」」」」」」
「それで、これから俺はどうしたら良いのかな? 勇者支援法には《天使》の扱いは何も書いて無いからな」
「逆にルディウス様はどの様に扱われたいのですか? 私の知っている限り、天使様がこの世に現れたのは800年前です、この世の為に命がけで戦った勇者様達が死んだ時に迎えに来られたのと900年前に命がけで布教した当時の教皇の迎えに来られた、それしか知りません」
「成程」
どう言えば良いのだろうか?
「私が考えるにもう人では無いので法律も無視して関係なく、好きにして良いのではないかと思います」
「どういう意味だ」
「例えば、今迄は勇者様でしたから、ルディウス様に必要なお金や物などを教会がご用意しました、ですがこれからは欲しい物があればそのまま持ち去って頂いて結構です」
「それはどういう事ですか?」
「簡単に言うならこの世界は女神様が作った世界です、女神様のお世話をし、その力を行使するのが天使様です、この世界にある全ての物が女神様の物なのですから、その眷属たる天使様の物と考えるのが妥当だと思います。 そうですな、例えば気に入った奴隷が居たとします、お金なんて払わずにそのまま持ち帰れば良いのです...だって天使様なのですから、その奴隷の祖先を遡り作ったのは女神様、更に言うならその奴隷商自体も女神様が作ったものの末裔。人その物自体、作ったのは女神様です」
「それは、世界その物を何でも自由にして良いと言う事?」
「そういう事でございます、教義で考えるなら《この世界の全ては女神様が作ったもの》その世界の物を天使様が欲した時に対価を求める等具の極み。元々女神様の恵みで暮らしているのですから、この世の所有権は全て貴方の方が優先です、人だろうとお金だろうと全部欲しい物は自由にすれば良いのです」
「例えば国宝を宝物庫から持って行ったら」
「教会が許します、ただ冤罪は困りますから《寄こせ》と言って下さいね」
「例えば、人妻が欲しいと言ったら...」
「ルディウス様、勘違いなさっていますよ、死ぬまで欲しいと言うなら本人もその夫も喜びます。神に連なる貴方のお世話に家族を献上された最高の栄誉です、ただ抱きたいだけでも《祝福を得られた》と二人して喜びの涙を流すでしょう」
この世界は一神教だ...こんなにも宗教が強いのか。
「本当にそれで良いのか?」
「ルディウス様、貴方は人間ではない...私達が心から敬愛してやまない存在なのです。貴方こそが正義、貴方こそがこの世の心理、天界の住民である貴方を縛る法などこの世にある訳が御座いません、全て好きになさって良いのです。教会は貴方と共にある、天使様が顕現された時代に生きる事ができる、この教皇を始め、宗教者なら誰もが喜ぶ光栄な事なのですよ」
此処まで話が大きくなると怖すぎる。
「あの暫くはこの事は内緒にして貰って《勇者》と言う事にして下さいませんか?」
「「「「「「「「「それが望みなら構いません」」」」」」」」」
「ですが、何時でも教会は触れ書きを出す用意は御座います、ご安心下さい」
一神教の世界は...凄いなこれ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる