22 / 51
第22話 性欲と食欲
しおりを挟む「リヒト様ぁ~本当に、本当に……ごめんなさい……アリスはアリスは……」
アリスは顔を赤くしてあたふたしている。
「まぁ良いよ! 気にしないで良いからね、俺も気持ち良かったし……」
「流石のリヒト様も丸一日大変でしたわね」
「あはは……まぁね」
火のついたアリスは騎乗位でガンガン腰を振りつけて丸一日犯りっぱなしだった。
今はもう次の日の夜だ……
若いから勃ち続けた俺も凄いが……ただ騎乗位で腰を振り続けられるだけのSEXを続けるのは本当に凄いな。
流石......獣人。
まぁ手の届く範囲の胸やらお尻は触ったが、ほぼずうっとアリスが馬乗りで腰を振り続けていた。
俺がいこうがお構いなしにだ。
「リヒト様ぁ……アリスは……アリスは本当にごめんなさい!」
「本当に気にしてないから、だけど次する時はしっかりと、落ち着いてゆっくりしような」
色気もへったくれも無い。
俺は前の世界で経験者だから余裕はあるが、ある意味意思を無視されたレイプみたいな物だから……人によってはトラウマになるかも知れない。
男女入れ替えたら……うん犯罪みたいな絵面だな。
「……気をつけます」
耳をペタンと垂らして尻尾も元気無さそうに垂らしている。
「別に良いよ! 本当に気持ち良かったから……ただ凄く疲れたから今日は外食に行こう!」
「はい! それじゃ今夜もアリスは頑張りますね!」
「いや、今夜は流石にな……」
「えーーーっ! 気持ち良かったなら良いじゃないですかぁ」
夜ってもう既に夜でいつもなら、あと3時間で寝る時間だ。
確かに気持ちも良かったけど、少し、竿がヒリヒリする……
「えーと……」
「それじゃ、アリスさん、今夜は私が色々と教えて差し上げますわ」
「メリッサさんが!?」
「はい、アリスさん、ガンガン腰を振れば良い訳じゃないのですわ。 愛の営みには色々としないといけない事がありますわ……それを私が教えて差し上げますわ」
確かにその方がいいな。
あれは荒々しくて続けたらきっと俺は倒れてしまう。
そういえば、昔犬や猫の交尾を見た事があったが……あれと同じでただ腰を振るだけだった。
しかも荒々しい。
「そうだな、悪いけどメリッサ、色々と教えてあげてくれる?」
「心得ましたわ! お任せ下さいまし!」
そう言えばメリッサって愛人だったんだよな。
だったらあっちの方は……流石になれているよな。
「リヒト様ぁ、アリス頑張ります!」
「それじゃ、頑張って……だけど出来たら今夜は休ませて……それじゃ行こうか?」
「はい」
思った以上に足に来ていたようだ。
フラフラした足取りで外食をする為、家を出た。
◆◆◆
「いらっしゃい……今日はちゃんと綺麗だな、何処でも好きな場所に座ってくれ」
アリスと一緒に初めて入った食堂、黒猫亭。
前に文句を言われなかったから此処に来た。
王国は奴隷であっても『獣人お断り』のお店が多くあるので安心して食べられる此処が良いだろう。
「ありがとう、アリスこの席で良いか?」
「アリスは食事が食べられるなら何処でも構いません」
俺は敢えてテラス席を選んだ。
恐らく中でも問題は無いが、店主がOKを出していても周りの客が嫌な目でこちらを見ている。
俺はEランク冒険者。
チート無しの俺はリスクは回避しなくちゃ危なすぎる。
「アリスは何が食べたい? 好きな物を食べて良いぞ! それとメリッサも食べたい物があったら言ってくれ!」
「アリスはお肉なら何でも構いません!」
『私は……食べられませんよ?』
「まぁ、メリッサは気持ちの問題だな。 実際には食べられなくても目の前に食事位置かしてくれ。一人だけ無いのは寂しいだろう?」
笑顔で俺はメリッサに伝えた。
『リヒト様……』
幽霊だとしても一人だけ無いのは寂しい。
アリスは大食いだから、メリッサの分はアリスにあげれば良いさ。
「それでメリッサは何が食べたい?」
『お任せで構いませんわ』
此処暫くは稼ぎが良い。
偶には豪華な物を食べても良いだろう。
「すみませーん! ミノタウロスのステーキを3つ下さい! パンとスープをつけて」
「あいよ……なかなか豪勢だな、腕により掛けて作ってやる」
メニューの中で一番高いのはミノタウルスのステーキだ。
偶には良いだろう。
暫くしてミノタウルスのステーキが出て来た。
「リヒト様ぁ~これ食べていんですか?」
『随分と豪勢ですわね……大丈夫なのですか?』
「偶にはね」
『そういう意味じゃありませんわ』
アリスはあっと言う間にステーキを平らげて……
「リヒト様、お代わりしても良いですか?」
お代わりをねだってきた。
メリッサの方を見ると頷いたので……
「メリッサのを食べて良いぞ」
「そうですか……いただきます」
あっ……いただきますって言い忘れた。
まぁ良いや……
アリスはまたもやステーキをパクつきはじめてすぐに完食した。
「リヒト様……お代わりしても良いですか?」
メリッサの言っていた事はこの事か?
気のせいか、いつも以上にアリスの食欲が凄い気がする。
「良いけど、悪いけど、オークにして貰って良いか?」
「アリスはお肉なら何でも構いませんよ!」
「すみませーん、オークステーキ一つ」
「あいよ」
アリスは結局お代わりを繰り返し、気が付くとミノタウルス2枚にオーク5枚を平らげていた。
もしかして今迄遠慮していたのか……
帰ってから聞いてみるか。
30
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
【リクエスト作品】邪神のしもべ 異世界での守護神に邪神を選びました…だって俺には凄く気高く綺麗に見えたから!
石のやっさん
ファンタジー
主人公の黒木瞳(男)は小さい頃に事故に遭い精神障害をおこす。
その障害は『美醜逆転』ではなく『美恐逆転』という物。
一般人から見て恐怖するものや、悍ましいものが美しく見え、美しいものが醜く見えるという物だった。
幼い頃には通院をしていたが、結局それは治らず…今では周りに言わずに、1人で抱えて生活していた。
そんな辛い日々の中教室が光り輝き、クラス全員が異世界転移に巻き込まれた。
白い空間に声が流れる。
『我が名はティオス…別世界に置いて創造神と呼ばれる存在である。お前達は、異世界ブリエールの者の召喚呪文によって呼ばれた者である』
話を聞けば、異世界に召喚された俺達に神々が祝福をくれると言う。
幾つもの神を見ていくなか、黒木は、誰もが近寄りさえしない女神に目がいった。
金髪の美しくまるで誰も彼女の魅力には敵わない。
そう言い切れるほど美しい存在…
彼女こそが邪神エグソーダス。
災いと不幸をもたらす女神だった。
今回の作品は『邪神』『美醜逆転』その二つのリクエストから書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる