『俺の代わりに死んでくれないか?』 死んでくれたら復讐してやるからさぁ……

石のやっさん

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第10話 押しかけ祥子

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ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン。

こんな遅くになんだよ……煩いな。

っていうか省吾の親父は帰って来てないのか?

俺が出るしかないのか……ねみぃーよ。

ガチャッ

「なんかようーかよ!」

扉を開くと祥子がカバンを持って立っていた。

「邪魔するわよ!」

「祥子……こんな夜中にどうした?」

此奴、一体なにしに来たんだ?!

「償いの為に今日から同棲しに来たのよ! ほら、入れてくれない?」

「償い?!」

「そうよ! 省吾、貴方私の為に男に抱かれていたのよね? しかも体もそこまでボロボロになって……」

「おう!」

あれを完全に信じたんだな……

「あれから家に帰って両親と話したのよ! それでね……私は貴方にもっと沢山の償いをしなくちゃいけない事に気が付いたわけよ! 私の為に男に体を売ったんでしょう? お父さんに聞いたら、それは凄く苦痛だって聞いたのよ……」

馬鹿と言えばよいのか生真面目と言えば良いのか……

省吾から聞いた話だと、元は相当真面目な奴だったんだよな。

「まぁな……」

「だから、そのね……嫌な記憶がなくなる位迄、私を抱いていいわ……ううん、私が、あっあなたを抱いてあげる」

「そうか……」

「そうよ! だから今日から私、貴方の部屋で暮らすから……」

生真面目すぎるだろう......

「本気か?」

「本気よ!」

随分チョロいな。

「俺の部屋で暮らすのは良いけど? 親が許さないんじゃねーのか?」

「うちの親の許可はとってあるから大丈夫だから! おじさんにも後でうちの親が挨拶しに行くけど電話でOKは貰ったから問題無いわ」

「マジかよ……」

俺は女癖が悪い。

だから、手元にすぐにやれる女が居る事は良い事だ。

だが……誰も省吾の事なんて見て無かったんだな。

幾ら、似ているからって、顔を整形したからって……身内や幼馴染が全然違和感も感じねーし見破れねー。

一体、此奴も妹の洋子も省吾の何を見ていたんだ。

だが、これなら、まぁ安心だ。

「ええっ」

「俺の部屋に住むと言う事は、俺はお前を犯っちまうぞ……毎日な」

「だーかーらー……よいって言っているじゃない? 何度も言わせないでよ!」

まぁ、自分から言って来たんだ、拒む必要はねーな。

俺はそのまま、祥子を部屋に引きずりこんだ。

◆◆◆

部屋にて……

祥子は部屋に入ると祥子は自分から、服を脱ぎ始めた。

ブラウスてを捨てるように脱ぎ、スカートを下ろし、ブラを外し、勢いよくパンティを脱ぎすてた。

随分と脱ぎっぷりが良いな。

お尻に刻んだ『省吾専用』の文字がきわだっている。

「いきなりだな……」

「どうせするんでしょう? 嫌々じゃなくしっかり相手するからね!」

変われば変わる物だ。

この状態で断るわけねーな。

「ああっ……」

「それでね……どうする? 省吾が私の事好きなのはわかったし、やるのは良いんの! だけど、赤ちゃんができたらどうするの? パパになってくれるの? それでね、これ買ってきたの……」

どう見てもコンドームの箱じゃ無いか。

しかも3箱も……

「避妊具か……」

「そうよ!……子供が出来たら責任とってパパになってくれるなら生で良いよ……だけど、その責任をとりたくないなら避妊だけはしっかりして......」

祥子の親は若い頃に『できちゃた婚』をしたんだったな。

だからこう言う考えになるのか。

妊娠させたら、責任をとるなら、生で中出しし放題か……


「そうだな、子供が出来たら責任をとればいいんだろう? それなら生でよい……」

「そうだよね! 省吾は私に刺青を入れる位、私が好きなんだもんね……そう言うと思った」

祥子は俺のズボンをいきなりおろすと俺を押し倒し跨ってきた。

俺の母親は俺を捨てて男と駆け落ちして消えたクズだ。

俺の親父はクズだった。

そして俺もクズだ。

女好きのクズの俺が決めた事が一つだけある。

それは……『俺の遺伝子を残さない事』

だから、俺はパイプカットしている。

だから、幾ら生でしようが妊娠は無い。

尤もこれは誰も知らねー。

『犯されて妊娠させられる』これも一つの脅し、暴力に使えるからだ。

嬉しそうに俺のシャツを脱がし、腰を擦りつけてくる祥子に何故か『省吾に借りを一つ返せた』

そんな気がした……








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