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第29話 お別れ
しおりを挟む俺は省吾が田向竜二になって死んだ森に来ている。
これで、借りは返したぞ……
弘毅やその周りの奴は、一生目が見えない状態で不自由な体で生きていく。
クラスの奴らは俺に犯され、暴力を振るわれ……最後は麻薬だ。
麻薬で体がボロボロになるか警察に捕まるか、恐らく真面な人生は送れないだろうな。
そして……祥子だ。
まぁ、俺が犯っちまったが、お前の名前を体中に刻んでやった。
もう、結婚も出来ねー……どうだい?
お前はもう死んじまったがこれで『祥子はもうお前の女だ』
これが……お前が俺に払った『命の対価』の復讐だ。
田向竜二をこの世から消すには『死体』が必要だった。
相手は裏社会の人間だ……戸籍を変えようが死体を見るまで納得しない。
だが、泉省吾なら、遺書を作って失踪すればそれで終わり。
それこそ、遺書に海で死ぬとか山で死ぬと書いておけば、ちゃんと死んだ事になる。
省吾……これでお前の命への借りは返した……じゃあな。
俺は花束を放り投げ……いつかの森を去った。
FIN
※これで本編は終わり......次のエピローグで終わります。
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