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東京事編
第二話 対話の意思
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大音量でアラームが鳴り響く研究所の中で
「ん……う」
一人の研究員が目を覚ました
(ああ、寝落ちしていたのか)
そして、周りを見渡し
(やけにうるさいな)
「確か、この音は不法侵入と所内の破損……だったか」
それなら関係ないとばかりに何かの作業に取り掛かろうとする
その目線の先にあるパソコンには様々な装備が書かれており、一番上にはこんな文字が書かれていた
【性質不明の落下物についての研究報告】
――――――――――――――――――――
これ、入って良かったのかな?
今更不安になってきた
「おい!止まれ!!」
お、関係者っぽい警備員がってオイオイオイオイ
この人変な薬品持ってんじゃん
「それ以上近付くと投げるぞ」
なんか殴り込みに来たって勘違いされてるの?
「いや、僕は別に殺し合いに来たわけじゃない。ちょっと話がしたいんだけど、いいかな?」
これでちゃんと分かってくれるといいんだけど
すると、相手は投げるポーズを取ったまま指を指した
こっちに来いってことなのかな?
「おい、どうした?」
うわ……もう一人来たよ……
しかも拳銃持ってるし。何で警備員が銃器持ってんだよ……
てかなんか話してるな
これは話が通ると期待してもいいかも
てか、やっぱりこのアラームって僕が原因なんだろうな~~
「来い。ただし武器を捨てて両手を上げたままでだ」
「え、嫌だよ」
相手が驚いた顔をしているが、当たり前だろう
銃器を持った相手が居るのに自分の武器を捨てるのなんて嫌に決まっている
ちょっとそれは妥協できない部分だ
相手からしても妥協ができないのかこちらに銃を向けてくる
城崎に話をつけろって言われてるんだけどな……
でも、勝手に入って来たのは僕の方だし、ちょっとだけ折れたほうがいいのかな
……仕方ないか
「わかった、武器は捨てない。盗られるのが嫌だからね」
その言葉で相手の指に力がかかる
「まあ、話は最後まで聞いてよ。確かに僕は侵入者とみなされても仕方ない。だから妥協案として武器は捨てずに両手を上げて歩いていく。前後は君達が見張る。これでいい?」
そう言って両手を上げる
少しの時間の後、二人の警備員の内一人が頷いた
一人はまだ拳銃をこちらに向けたままだがもう一人が無線らしきもので連絡を取っている
多少は気を許してくれたようだ
ところで、どこに連れて行ってくれるんだろう
何も無い空き部屋に入れられたりするのはやめてほしいんだけど……
あ、話が終わったみたいだ
「よし、来い」
そう言われたのでついていくことにした
どうだろう?施設の責任者には会えるのかな……
――――――――――――――――――――
「所長!警備員の方から連絡があり、不審者を確保し、こちらに来るそうです」
研究員が大きめの声を発している
「了解だ。もう少ししたらキリのいいところまで終わる」
今は丁度いいところなんだ。ここで辞めることはできないの
「所長、あなた、もう少しって言って20分以内に終わったことあります?」
「はぁ……わかったよ」
仕方ない、少しキリは悪いが一旦終わろう
「で、どこに行けばいいんだい?」
「聞いてなかったんですか…………こちらに来るそうです」
ん?そうだったかな
「後7分ほどかかるとのことです」
「なら少しは続けても良かったんじゃないか?」
まあ、私も終われないような気がするが……
それにしても
「出資者と連絡がつかなくなったから他の研究をしているが、金だけは入ってきて良かったな」
「ええ、三ヶ月前にウイルスの培養用の器具を買い替えたばかりですからね」
全く、九月年度にするからこんなことが起こるんだ……当初の予定通り四月年度にしておけば良かったものを
「だがまあ、時間を潰せる研究対象が文字通り降って湧いたのは良かったな。お陰で暇を持て余さずに済む」
未知の物質に惹かれる性質はここにいる全員が持っているから、皆ですぐに取り掛かれたな
「ああ、あの色んな法則を無視し続ける落下物ですか……僕としては今までの研究がいろいろ駄目になりそうで、あれを見ているのも嫌なんですが……」
お、そんなことを話していたらやってきたようだね
外から声が聞こえてくる
「ねぇ、そろそろつかないの?ずっと歩いて来たから大分疲れてるんだけど」
「うるさい、少ししか歩いてないだろう」
相手は疲れているようだな
えっと、椅子はどこだったかな?
「左奥の押入れですよ」
「……私はまだ何も言っていないんだが」
「所長はご自身が思っているよりも単純だっていうことです」
この子は感がいいな
まあ、別に良いが
椅子を用意して相手を迎える準備はできた
「失礼します。不審者を連行させて頂きました」
「いいよ、入ってくれ」
それと同時にドアが開く
「そんなに律儀にしなくてもいいんだけどね」
入って来たのはを見知った警備員と高校生くらいの少年
「あ、どうも~神柱賢明というものです」
「ああ、座ってくれ」
さて、友好的に行くつもりではあるが聞くことはちゃんと聞いておかないとな
「さて、現在の状況を一旦整理しよう」
話を急ぐ気はないことを伝えて、聞きたいことを言っておく
「え~っと、それは……」
「今の所、私達がいつも通り研究を続けていたら君がドアを壊して入ってきたと言うことになるんだが、何か弁明はあるかな?」
「ん……う」
一人の研究員が目を覚ました
(ああ、寝落ちしていたのか)
そして、周りを見渡し
(やけにうるさいな)
「確か、この音は不法侵入と所内の破損……だったか」
それなら関係ないとばかりに何かの作業に取り掛かろうとする
その目線の先にあるパソコンには様々な装備が書かれており、一番上にはこんな文字が書かれていた
【性質不明の落下物についての研究報告】
――――――――――――――――――――
これ、入って良かったのかな?
今更不安になってきた
「おい!止まれ!!」
お、関係者っぽい警備員がってオイオイオイオイ
この人変な薬品持ってんじゃん
「それ以上近付くと投げるぞ」
なんか殴り込みに来たって勘違いされてるの?
「いや、僕は別に殺し合いに来たわけじゃない。ちょっと話がしたいんだけど、いいかな?」
これでちゃんと分かってくれるといいんだけど
すると、相手は投げるポーズを取ったまま指を指した
こっちに来いってことなのかな?
「おい、どうした?」
うわ……もう一人来たよ……
しかも拳銃持ってるし。何で警備員が銃器持ってんだよ……
てかなんか話してるな
これは話が通ると期待してもいいかも
てか、やっぱりこのアラームって僕が原因なんだろうな~~
「来い。ただし武器を捨てて両手を上げたままでだ」
「え、嫌だよ」
相手が驚いた顔をしているが、当たり前だろう
銃器を持った相手が居るのに自分の武器を捨てるのなんて嫌に決まっている
ちょっとそれは妥協できない部分だ
相手からしても妥協ができないのかこちらに銃を向けてくる
城崎に話をつけろって言われてるんだけどな……
でも、勝手に入って来たのは僕の方だし、ちょっとだけ折れたほうがいいのかな
……仕方ないか
「わかった、武器は捨てない。盗られるのが嫌だからね」
その言葉で相手の指に力がかかる
「まあ、話は最後まで聞いてよ。確かに僕は侵入者とみなされても仕方ない。だから妥協案として武器は捨てずに両手を上げて歩いていく。前後は君達が見張る。これでいい?」
そう言って両手を上げる
少しの時間の後、二人の警備員の内一人が頷いた
一人はまだ拳銃をこちらに向けたままだがもう一人が無線らしきもので連絡を取っている
多少は気を許してくれたようだ
ところで、どこに連れて行ってくれるんだろう
何も無い空き部屋に入れられたりするのはやめてほしいんだけど……
あ、話が終わったみたいだ
「よし、来い」
そう言われたのでついていくことにした
どうだろう?施設の責任者には会えるのかな……
――――――――――――――――――――
「所長!警備員の方から連絡があり、不審者を確保し、こちらに来るそうです」
研究員が大きめの声を発している
「了解だ。もう少ししたらキリのいいところまで終わる」
今は丁度いいところなんだ。ここで辞めることはできないの
「所長、あなた、もう少しって言って20分以内に終わったことあります?」
「はぁ……わかったよ」
仕方ない、少しキリは悪いが一旦終わろう
「で、どこに行けばいいんだい?」
「聞いてなかったんですか…………こちらに来るそうです」
ん?そうだったかな
「後7分ほどかかるとのことです」
「なら少しは続けても良かったんじゃないか?」
まあ、私も終われないような気がするが……
それにしても
「出資者と連絡がつかなくなったから他の研究をしているが、金だけは入ってきて良かったな」
「ええ、三ヶ月前にウイルスの培養用の器具を買い替えたばかりですからね」
全く、九月年度にするからこんなことが起こるんだ……当初の予定通り四月年度にしておけば良かったものを
「だがまあ、時間を潰せる研究対象が文字通り降って湧いたのは良かったな。お陰で暇を持て余さずに済む」
未知の物質に惹かれる性質はここにいる全員が持っているから、皆ですぐに取り掛かれたな
「ああ、あの色んな法則を無視し続ける落下物ですか……僕としては今までの研究がいろいろ駄目になりそうで、あれを見ているのも嫌なんですが……」
お、そんなことを話していたらやってきたようだね
外から声が聞こえてくる
「ねぇ、そろそろつかないの?ずっと歩いて来たから大分疲れてるんだけど」
「うるさい、少ししか歩いてないだろう」
相手は疲れているようだな
えっと、椅子はどこだったかな?
「左奥の押入れですよ」
「……私はまだ何も言っていないんだが」
「所長はご自身が思っているよりも単純だっていうことです」
この子は感がいいな
まあ、別に良いが
椅子を用意して相手を迎える準備はできた
「失礼します。不審者を連行させて頂きました」
「いいよ、入ってくれ」
それと同時にドアが開く
「そんなに律儀にしなくてもいいんだけどね」
入って来たのはを見知った警備員と高校生くらいの少年
「あ、どうも~神柱賢明というものです」
「ああ、座ってくれ」
さて、友好的に行くつもりではあるが聞くことはちゃんと聞いておかないとな
「さて、現在の状況を一旦整理しよう」
話を急ぐ気はないことを伝えて、聞きたいことを言っておく
「え~っと、それは……」
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