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東京事編
第四話 襲撃者
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う~ん……
パッと調べてみたところ、特に血痕も無ければ怪しい人もいない
まあ、理由もわからずに失踪したんだから
痕跡は残ってはいないかもだけど
「えっと、失踪したのは次の曲がり角を曲がって5m位進んだところだっけ……」
こんだけ何にも無いとかえって不安になるな……
(何にも無い?)
あれ、今までここに来ようと結構な距離を歩いたけど
一度も他の人に合わなかったな
……ちょっと不味いかもしれない
一応抜刀して様子を見
――――――――――――――――――――
一人目をやってからそれなりに時間が経ったしな
そろそろ警戒が解けてきた頃だろう
もう一人くらい殺ってから帰ろう
そうだな……
丁度向こうから良さそうな敵が来た
こいつを殺ったらすぐに帰ろう
あんまり長居するなって言われてるからな
相手が俺の効果範囲に来るまで八、七、六、五、四、三、ニ、一
ゼロ
その瞬間、神柱賢明を中心に透明なドームが展開された
その空間では使用者であるこの男以外は誰も動けない
当然、神柱賢明も時が止まったまま惨殺されて終わらない一生を続ける
はずだった
(いない?いや!躱された!?)
実際に、すぐ近く、それもドームから2mも離れていない場所に神柱賢明はいた
(どういうことだ……躱した素振りも見えなかった)
これは少しターゲットを間違えたかもしれないとその男は思った
ほとんど同じ事を神柱も思っているとは知らずに
――――――――――――――――――――
ん?
なんか抜刀して無いのに世界がすごくゆっくりに見える
ついに刀を使わなくても色々と加速できるようになったのか
あれ?でも、おかしいな
周りと同じように自分もゆっくり動いてる
でも、これじゃあんまり意味が無いような……
ん?てかよく見ればなんかドームみたいなのがゆっくり出来ていってないか?
……これ、もしかしなくてもマズい?
このままだと僕がドームの中に閉じ込められそうだな
てことは十六年九ヶ月の人生もここで終わりか~
あら、何だ?この光
変なところが光って線みたいになってる……
取りあえず、この線に沿って手を動かして見ることにするか
この線、刀に続いてるのか
(抜刀)
線に沿って手を動かすと、刀まで手が届き抜刀できるようになった
(よし、ここまで来たら後はもう僕のもんだ)
あれ?まだ光の線が見える
これに沿って行くと確かにドームの外に出れそうだけど……
まぁ、あんまり悩んでる時間もないし行くか
それにしても、このドームも多分装備の能力なんだろうけど
使用者っぽい人影が一切見当たらないのはちょっと、いや、かなり嫌だな
普段僕がしてた事ってこういうことだったのかな
だとしたら今度からはちゃんと相手に気付かれる前に殺さないと
そうしないと今の僕みたいに切り抜けられるからね
「それにしても、何かした素振りも一切無かったな。本当にこういうステルス系は怖い」
もう少し様子を見たいけど、そうしてる内に倒されそうなんだよな……
でも時間かけてるとややこしい事になりそうな予感がするし……
ちょっと危険だけど一旦解除して誘い出すか……
(解除)
その瞬間、ゆっくりと閉じかけていたドームが急に閉じた
さて
「どう戦うかね」
これ、もうちょい考えてから解除した方が良かったかも……
――――――――――――――――――――
何が起こってるんだ……
正直に言うと、理解が追いついて無いって言う状態だ
確実に捉えたと思った相手が状況を切り抜けることは稀にある
だが、瞬間移動したかのように相手の場所が急に変わるのは聞いていない
ただ、今は普通に動いてるのを見るとあの瞬間移動はそんなに簡単に使えるものではないようだ
もちろん、それがブラフである可能性も十分にあるが
(どのタイミングで【閉じれ】ば確実に隔離できる?そもそも瞬間移動の出来る相手に隔離が効くのか?)
隔離だって無制限にできる訳じゃない
初撃を外したのはあまりにも痛すぎる
(死角からの攻撃が避けられたってことは、俺の居場所は割れてると思っていいだろう)
こちらも早めに相手の居場所を割り出さないと
なら……回数制限は厳しくなるがこれしか無いな
(閉じろ)
そう念じた瞬間、ランダムに選ばれた付近の数ヶ所にそれぞれ一つずつ殻が展開された
(さぁ、頼むからこれで尻尾を出してくれよ)
――――――――――――――――――――
隠れつつ様子を見てたらなんか急にドームがたくさん出てきた
(これ、もしかして相手さん焦ってる?)
しかも加速状態を解除したときに音がした所があって、その場所は大体わかる
さっきの場所の上に見えるダクトの形が変だから
恐らくそこにいる
ドームをどんどん出されると動きにくくなるから早めに決めないと
(抜刀)
急にゆっくりと見えるようになったドームを避けながら、素早くダクトに近付く
そして、その中の一つの部品を慎重に外して内部に入る
これ以上壊したら本当に怒られちゃうからな……
見ると、相手の人はこっちを見ておりゆっくりとだけどドームを作ろうとしている
こんなに反応が早いって加速みたいな特殊な装備でもなけりゃ殺されてたかも……
ま、いっか
今は僕の勝ちだし
そう思って、まだドームの作られていない所に刀を滑り込ませた
いい感じに首に刺さったので相手はすぐに動きを止めた
「さて、色々と状況が分からないからちょっと整理しよう」
パッと調べてみたところ、特に血痕も無ければ怪しい人もいない
まあ、理由もわからずに失踪したんだから
痕跡は残ってはいないかもだけど
「えっと、失踪したのは次の曲がり角を曲がって5m位進んだところだっけ……」
こんだけ何にも無いとかえって不安になるな……
(何にも無い?)
あれ、今までここに来ようと結構な距離を歩いたけど
一度も他の人に合わなかったな
……ちょっと不味いかもしれない
一応抜刀して様子を見
――――――――――――――――――――
一人目をやってからそれなりに時間が経ったしな
そろそろ警戒が解けてきた頃だろう
もう一人くらい殺ってから帰ろう
そうだな……
丁度向こうから良さそうな敵が来た
こいつを殺ったらすぐに帰ろう
あんまり長居するなって言われてるからな
相手が俺の効果範囲に来るまで八、七、六、五、四、三、ニ、一
ゼロ
その瞬間、神柱賢明を中心に透明なドームが展開された
その空間では使用者であるこの男以外は誰も動けない
当然、神柱賢明も時が止まったまま惨殺されて終わらない一生を続ける
はずだった
(いない?いや!躱された!?)
実際に、すぐ近く、それもドームから2mも離れていない場所に神柱賢明はいた
(どういうことだ……躱した素振りも見えなかった)
これは少しターゲットを間違えたかもしれないとその男は思った
ほとんど同じ事を神柱も思っているとは知らずに
――――――――――――――――――――
ん?
なんか抜刀して無いのに世界がすごくゆっくりに見える
ついに刀を使わなくても色々と加速できるようになったのか
あれ?でも、おかしいな
周りと同じように自分もゆっくり動いてる
でも、これじゃあんまり意味が無いような……
ん?てかよく見ればなんかドームみたいなのがゆっくり出来ていってないか?
……これ、もしかしなくてもマズい?
このままだと僕がドームの中に閉じ込められそうだな
てことは十六年九ヶ月の人生もここで終わりか~
あら、何だ?この光
変なところが光って線みたいになってる……
取りあえず、この線に沿って手を動かして見ることにするか
この線、刀に続いてるのか
(抜刀)
線に沿って手を動かすと、刀まで手が届き抜刀できるようになった
(よし、ここまで来たら後はもう僕のもんだ)
あれ?まだ光の線が見える
これに沿って行くと確かにドームの外に出れそうだけど……
まぁ、あんまり悩んでる時間もないし行くか
それにしても、このドームも多分装備の能力なんだろうけど
使用者っぽい人影が一切見当たらないのはちょっと、いや、かなり嫌だな
普段僕がしてた事ってこういうことだったのかな
だとしたら今度からはちゃんと相手に気付かれる前に殺さないと
そうしないと今の僕みたいに切り抜けられるからね
「それにしても、何かした素振りも一切無かったな。本当にこういうステルス系は怖い」
もう少し様子を見たいけど、そうしてる内に倒されそうなんだよな……
でも時間かけてるとややこしい事になりそうな予感がするし……
ちょっと危険だけど一旦解除して誘い出すか……
(解除)
その瞬間、ゆっくりと閉じかけていたドームが急に閉じた
さて
「どう戦うかね」
これ、もうちょい考えてから解除した方が良かったかも……
――――――――――――――――――――
何が起こってるんだ……
正直に言うと、理解が追いついて無いって言う状態だ
確実に捉えたと思った相手が状況を切り抜けることは稀にある
だが、瞬間移動したかのように相手の場所が急に変わるのは聞いていない
ただ、今は普通に動いてるのを見るとあの瞬間移動はそんなに簡単に使えるものではないようだ
もちろん、それがブラフである可能性も十分にあるが
(どのタイミングで【閉じれ】ば確実に隔離できる?そもそも瞬間移動の出来る相手に隔離が効くのか?)
隔離だって無制限にできる訳じゃない
初撃を外したのはあまりにも痛すぎる
(死角からの攻撃が避けられたってことは、俺の居場所は割れてると思っていいだろう)
こちらも早めに相手の居場所を割り出さないと
なら……回数制限は厳しくなるがこれしか無いな
(閉じろ)
そう念じた瞬間、ランダムに選ばれた付近の数ヶ所にそれぞれ一つずつ殻が展開された
(さぁ、頼むからこれで尻尾を出してくれよ)
――――――――――――――――――――
隠れつつ様子を見てたらなんか急にドームがたくさん出てきた
(これ、もしかして相手さん焦ってる?)
しかも加速状態を解除したときに音がした所があって、その場所は大体わかる
さっきの場所の上に見えるダクトの形が変だから
恐らくそこにいる
ドームをどんどん出されると動きにくくなるから早めに決めないと
(抜刀)
急にゆっくりと見えるようになったドームを避けながら、素早くダクトに近付く
そして、その中の一つの部品を慎重に外して内部に入る
これ以上壊したら本当に怒られちゃうからな……
見ると、相手の人はこっちを見ておりゆっくりとだけどドームを作ろうとしている
こんなに反応が早いって加速みたいな特殊な装備でもなけりゃ殺されてたかも……
ま、いっか
今は僕の勝ちだし
そう思って、まだドームの作られていない所に刀を滑り込ませた
いい感じに首に刺さったので相手はすぐに動きを止めた
「さて、色々と状況が分からないからちょっと整理しよう」
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