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東京事編
第二十五話 襲撃者
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結構うどんってボリュームあるな……
サラダも食べたからお腹がかなり満タンになってる
食器も返したことだし、ちょっとの間だけ休憩しよう
ベンチでゆっくりしていると、スマホに連絡が入った
「招集……三十分後に会議室か」
普通、招集かけたり会議を開いたりするときって前日とか前々日に予め予定を伝えておくよね?
何かあったのかな?
もしかして、僕が所長と一緒に連れてきてしまったであろう人とかが関係してたりするのかな?
まあ、あれは僕だけじゃなくて所長も一緒に居たから僕のせいじゃないかもしれないけど
というか、多分所長の関係者だろう、あの時に撃ってきたのは
ごく普通の高校生を急に銃撃するような人とかそうそう居ない
居たとしても、日本にそんな人が居たらとっくに捕まってる
……あ、そういえば交番から警棒を貰ってきたんだった
もしかしたら、あれの持ち主が取り返しに来たのかな?
そうだとしたら、あの警棒多分研究所の方に置いてきてるから今は返せないんだよな……
その辺のこと、説明したらちゃんと分かってくれるかな……
いや、先に誰か先生に相談したほうがいいかもしれないな……
ま、どちらにせよ、今日の会議か取り返しに来た人についてじゃなければもうちょっと考えてから対処するか
その取り返しに来た人についてだったら……
ま、なるようになるか
――――――――――――――――――――
「よし、それじゃあ今回起こったことについての説明から行くぞ」
会議室には僕、城崎、千尋所長、伏原さん、弘岡の五人が集まっている
「あれ?弘岡は?」
部屋のどこを見回しても見つからないので、少し城崎に聞いてみた
「あいつは今は医務室に居る。そのことについても今から話すからちょっと待ってろ」
医務室!?
何だよ……?怪我しててすぐには戻ってこれない位って何があったんだよ
しかも、弘岡ってよりによって今分かってるここの戦闘員の中で多分一番硬いやつじゃん
「それでは、今日起こった事について説明する。まず、敵らしき人間がやって来た」
敵?どこの人なんだろう
これ、もしかしたら僕が人を連れてきた人について責任問われるかもしれないな……
「そいつらについては今尋問中のため、まだ襲撃に関しての細かい情報は出ていない。ここまでで何か質問の有るやつは居るか?」
すると、伏原さんが手を上げた
「あのさ……その人達についての情報、本当に何も無いの?尋問中とは言っても何も情報が出てないなんてことは無いでしょ?」
ああ、そのことか
でも、それに関しては僕でもなんで情報を出さないままなのか予測がつくんだけど……
「簡単なことだ。少し無理やり聞き出しているから情報が間違っている可能性もある。不確定な情報を知っているとそれが間違っていたとしても無意識にその情報が正しいと思いこんでしまう」
そこまで言って、城崎は改めて伏原の方に向いた
「これはどれほど精神を強く持っても誰もが受ける効果だ。正確な情報が出るまでは出来るだけ人に伝えるのは避けたい」
そう、名前は知らないけど、前にどこかで見たことがある
もしかすると、戦争時とかに明らかに誤情報とわかる内容のものを相手国のネット上に広げるのもそういった理由からかもしれない
捕えた相手が自身の所属している組織にどのくらいの忠誠心を持っているかにもよるけど、もうダメだと諦められて最後に情報操作だけすることだってあるかもしれない
ってことは、ここから情報が分かっても一々その裏取りをしないといけないのか……
逆に手間が増えてないか?これ
「なるほど、分かったよ。じゃあ、この会議が終わった後に僕の持っている情報と摺り合せておきたいからその二人に会っていいかな?」
ん?何か情報持ってるのかな?
「おい、俺は二人とはまだ言っていないぞ。いつそれを知った?」
それを聞かれると、伏原さんは急に黙った
え?ちょっと待って?この人言われてない情報を知ってたって……どこから仕入れたの?
あ、襲撃されてるのをただ見かけただけなかもしれないな
というか、襲撃来てたのに僕は全く気付いて無かったな
もうちょっと周りの様子に気を配った方が良いのかな?
「まあ、その辺りの話はまた後で聞くとしよう。他に何か報告や質問の有るやつは居るか?」
うん、この場を借りてあのことを言ったら話がややこしくなりそうだな
会議が終わってから個人的に伝えに行こう
――――――――――――――――――――
その後、城崎が他の人達それぞれの質問に答えて行く形で会議が進んで行った
(というか、今思ったんだけどこの学校の勢力、城崎中心に回り過ぎじゃない?)
このまま指揮系統の優先順位とかを付けなければ、城崎が倒れてそのままバラバラとかありえる
個人的には、城崎が倒れてしまったらもうこの学校にいる意味は無くなってしまうからその後のことはどうでもいいけど
もともとこの学校に入ったのもおじちゃんから薦められたのと城崎の後を追ったのが理由だし
でも、他の皆の中にはそうじゃない人も居るだろうし、そもそも僕は集団に属さずに生きていけるような超人じゃ無いから一人放逐されたらそれはそれで困る
この【蜃気楼高校】っていう集団が空中分解しないように城崎以外の指揮役も用意しておかないといけないかもしれないね
サラダも食べたからお腹がかなり満タンになってる
食器も返したことだし、ちょっとの間だけ休憩しよう
ベンチでゆっくりしていると、スマホに連絡が入った
「招集……三十分後に会議室か」
普通、招集かけたり会議を開いたりするときって前日とか前々日に予め予定を伝えておくよね?
何かあったのかな?
もしかして、僕が所長と一緒に連れてきてしまったであろう人とかが関係してたりするのかな?
まあ、あれは僕だけじゃなくて所長も一緒に居たから僕のせいじゃないかもしれないけど
というか、多分所長の関係者だろう、あの時に撃ってきたのは
ごく普通の高校生を急に銃撃するような人とかそうそう居ない
居たとしても、日本にそんな人が居たらとっくに捕まってる
……あ、そういえば交番から警棒を貰ってきたんだった
もしかしたら、あれの持ち主が取り返しに来たのかな?
そうだとしたら、あの警棒多分研究所の方に置いてきてるから今は返せないんだよな……
その辺のこと、説明したらちゃんと分かってくれるかな……
いや、先に誰か先生に相談したほうがいいかもしれないな……
ま、どちらにせよ、今日の会議か取り返しに来た人についてじゃなければもうちょっと考えてから対処するか
その取り返しに来た人についてだったら……
ま、なるようになるか
――――――――――――――――――――
「よし、それじゃあ今回起こったことについての説明から行くぞ」
会議室には僕、城崎、千尋所長、伏原さん、弘岡の五人が集まっている
「あれ?弘岡は?」
部屋のどこを見回しても見つからないので、少し城崎に聞いてみた
「あいつは今は医務室に居る。そのことについても今から話すからちょっと待ってろ」
医務室!?
何だよ……?怪我しててすぐには戻ってこれない位って何があったんだよ
しかも、弘岡ってよりによって今分かってるここの戦闘員の中で多分一番硬いやつじゃん
「それでは、今日起こった事について説明する。まず、敵らしき人間がやって来た」
敵?どこの人なんだろう
これ、もしかしたら僕が人を連れてきた人について責任問われるかもしれないな……
「そいつらについては今尋問中のため、まだ襲撃に関しての細かい情報は出ていない。ここまでで何か質問の有るやつは居るか?」
すると、伏原さんが手を上げた
「あのさ……その人達についての情報、本当に何も無いの?尋問中とは言っても何も情報が出てないなんてことは無いでしょ?」
ああ、そのことか
でも、それに関しては僕でもなんで情報を出さないままなのか予測がつくんだけど……
「簡単なことだ。少し無理やり聞き出しているから情報が間違っている可能性もある。不確定な情報を知っているとそれが間違っていたとしても無意識にその情報が正しいと思いこんでしまう」
そこまで言って、城崎は改めて伏原の方に向いた
「これはどれほど精神を強く持っても誰もが受ける効果だ。正確な情報が出るまでは出来るだけ人に伝えるのは避けたい」
そう、名前は知らないけど、前にどこかで見たことがある
もしかすると、戦争時とかに明らかに誤情報とわかる内容のものを相手国のネット上に広げるのもそういった理由からかもしれない
捕えた相手が自身の所属している組織にどのくらいの忠誠心を持っているかにもよるけど、もうダメだと諦められて最後に情報操作だけすることだってあるかもしれない
ってことは、ここから情報が分かっても一々その裏取りをしないといけないのか……
逆に手間が増えてないか?これ
「なるほど、分かったよ。じゃあ、この会議が終わった後に僕の持っている情報と摺り合せておきたいからその二人に会っていいかな?」
ん?何か情報持ってるのかな?
「おい、俺は二人とはまだ言っていないぞ。いつそれを知った?」
それを聞かれると、伏原さんは急に黙った
え?ちょっと待って?この人言われてない情報を知ってたって……どこから仕入れたの?
あ、襲撃されてるのをただ見かけただけなかもしれないな
というか、襲撃来てたのに僕は全く気付いて無かったな
もうちょっと周りの様子に気を配った方が良いのかな?
「まあ、その辺りの話はまた後で聞くとしよう。他に何か報告や質問の有るやつは居るか?」
うん、この場を借りてあのことを言ったら話がややこしくなりそうだな
会議が終わってから個人的に伝えに行こう
――――――――――――――――――――
その後、城崎が他の人達それぞれの質問に答えて行く形で会議が進んで行った
(というか、今思ったんだけどこの学校の勢力、城崎中心に回り過ぎじゃない?)
このまま指揮系統の優先順位とかを付けなければ、城崎が倒れてそのままバラバラとかありえる
個人的には、城崎が倒れてしまったらもうこの学校にいる意味は無くなってしまうからその後のことはどうでもいいけど
もともとこの学校に入ったのもおじちゃんから薦められたのと城崎の後を追ったのが理由だし
でも、他の皆の中にはそうじゃない人も居るだろうし、そもそも僕は集団に属さずに生きていけるような超人じゃ無いから一人放逐されたらそれはそれで困る
この【蜃気楼高校】っていう集団が空中分解しないように城崎以外の指揮役も用意しておかないといけないかもしれないね
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