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東京事編
第五十八話 銃撃
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ん?これは……
二人と一緒に歩いていると、急に時間がゆっくりと動くように感じた
あれか……危険が迫ってきた、ってことか
しかし、この「危険が迫ってきた時に思考能力が加速される」って便利だな
さてと……今回もちゃんと対応しないと
(抜刀)
今は片手を刀に当てた状態で歩くようにしている
いつでも加速状態に出来るからね
「さて……問題となるのはどこだろうな……」
周囲を見渡すが、特に危険になりそうなものは見つから無い
「えぇ……自分で探さなきゃいけないの……?」
こういうタイプは初めてだ
もしかすると、何か装備の特徴が変わったのかもしれないな
えっと……これか……
少し探すと、銃弾がゆっくりとこちらに向かってきているのが分かった
思ったより早く見つけられたな
じゃあ、これを弾いて……っと
一旦解除して、城崎たちに話しかける
「っ!!何だ!今のは?!」
「攻撃。一応一回目は弾けたけど、次ができるかどうかは分からないよ」
ちゃんと出来ないことは出来ないって言っておく
これ、大事だよ
「そうか……俺も少し周りを探ってみる」
城崎が周りを探り始めたみたいだ
でも、銃で撃ってきた時点であんまり近くには居ないような気がするんだけどな……
そう思っていると、突然須斎が首を傾けた
そこを銃弾が通り抜けて行く
あれ?今のは感知したり出来ないんだな……
じゃあ、対抗策があんまり無いような気もするんだけど……
「凄いね、須斎。今の、躱せるんだ……」
「お前は弾いていただろ」
いやいや、そんなこと言われても
僕が防げてるのはほとんど装備のおかげだって
素で銃弾を避けられるそっちのほうがすごいと思う
具体的には、人間を辞めてると思うくらいには
「……この近辺には他の人間は居ないようだ」
え?じゃあどこから攻撃したの?
何もないところから急に銃弾が現れるわけでもあるまいし
「遠距離、か?いや……それにしては……」
城崎は一人でブツブツ言っている
城崎ってあんまり思ったことを口に出さないから、こういうのは珍しいかも……
「それより!これ、どうやって対応するの?須斎が隠れることができないんなら、まず的になりそうなんだけど」
須斎は、この中で唯一自衛手段を持たない
普段なら自衛が必要になる前に逃げられるから大丈夫なんだろうけど、今は違う
しかし、相手の位置が分からないのは不味いな……
「あ、多分私見つけられるよ」
小松ちゃんがそう言った
「そうか、なら早くしてくれ」
城崎が命令口調でそう言う
その言い方が気に食わなかったのか、小松ちゃんが眉をハの字に曲げている
「まぁまぁ、城崎もちょっと気が立ってるだけだと思うから。今はちょっとだけ我慢して」
この状況で小松ちゃんがへそを曲げたらかなりキツい
何とか気を静めてもらわないと
「う~ん……まあ、分かった」
どうやら、気持ちはおさまったみたいだ
でも、一時的なものに見えるから、アフターケアは必要かな?
「じゃあ、探せばいいんだね」
そう言って、近くにいる草に近づいていった
それから、何か話しだした
「うんうん……それで……あぁ、そうなんだ……へぇ~」
多分、何か話してるんだろうけど、僕には聞き取れない
というか、装備の能力で話しているのかな?
いや、そもそも小松ちゃんの装備って何だ?
見た感じ、頭には何もつけていないみたいだけど
侵攻が終ってから聞くことが増えたなぁ……
「ふんふん……そこかぁ……分かった!ありがとうね!」
「何か分かったの?」
話(?)が終わったみたいだから、僕から少し聞いてみる
「えっとね……結構遠いみたいなんだ。あっちの方にいるみたいなんだけど……」
そう言って、銃弾の飛んできた方向と垂直になる方角を指差した
へぇ……あっちか……
そう言えば、向こうの方には結構高い建物があったな
あそこから攻撃してるのかな?
方向は全然違うけど、装備を使えばそのくらいは何とかなるだろうし
「じゃあ、早速そっちへ向かおうか」
体を向けて、移動する準備を始める
「……城崎?どうしたの?早く向かうよ」
何か気になることでもあるのか、城崎がその場で止まって動かない
「……いや、大丈夫だ。進もう」
う~ん……こういう言葉って放置しておくと後で面倒なことになりそうなんだよな……
「えっと……何か気になることがあるんだったら早く言ってね。変に隠されるとかえって気になるから」
「……ああ、わかってるよ」
城崎は少し黙ってからそう答えた
――――――――――――――――――――
さて……嫌な奴の顔を考えたら落ち着いてきた
おかげでこいつの対応も少しは冷静に出来そうだ
しかし……麻酔弾はまだか……?
一般的な物ではこいつ相手には効果が無いから特別製のものに変更しておいた筈なんんだが……
聞いていなかったのか?あいつは
なら……仕方がないから俺が細かいところまで指示しないといけないようだな
「面倒だが、一旦戻るか」
俺が一から百まで教えないと何も出来ないのか……?あいつらは
「あぁ!お前は暴れるな!」
こいつ相手には俺の普段の戦法が通じない
だから、麻酔弾等で一時的に動きを止める必要が有るんだが
撃ってこいと連絡してから今までまだ撃たれていない
「直接指示を出しに行くか」
二人と一緒に歩いていると、急に時間がゆっくりと動くように感じた
あれか……危険が迫ってきた、ってことか
しかし、この「危険が迫ってきた時に思考能力が加速される」って便利だな
さてと……今回もちゃんと対応しないと
(抜刀)
今は片手を刀に当てた状態で歩くようにしている
いつでも加速状態に出来るからね
「さて……問題となるのはどこだろうな……」
周囲を見渡すが、特に危険になりそうなものは見つから無い
「えぇ……自分で探さなきゃいけないの……?」
こういうタイプは初めてだ
もしかすると、何か装備の特徴が変わったのかもしれないな
えっと……これか……
少し探すと、銃弾がゆっくりとこちらに向かってきているのが分かった
思ったより早く見つけられたな
じゃあ、これを弾いて……っと
一旦解除して、城崎たちに話しかける
「っ!!何だ!今のは?!」
「攻撃。一応一回目は弾けたけど、次ができるかどうかは分からないよ」
ちゃんと出来ないことは出来ないって言っておく
これ、大事だよ
「そうか……俺も少し周りを探ってみる」
城崎が周りを探り始めたみたいだ
でも、銃で撃ってきた時点であんまり近くには居ないような気がするんだけどな……
そう思っていると、突然須斎が首を傾けた
そこを銃弾が通り抜けて行く
あれ?今のは感知したり出来ないんだな……
じゃあ、対抗策があんまり無いような気もするんだけど……
「凄いね、須斎。今の、躱せるんだ……」
「お前は弾いていただろ」
いやいや、そんなこと言われても
僕が防げてるのはほとんど装備のおかげだって
素で銃弾を避けられるそっちのほうがすごいと思う
具体的には、人間を辞めてると思うくらいには
「……この近辺には他の人間は居ないようだ」
え?じゃあどこから攻撃したの?
何もないところから急に銃弾が現れるわけでもあるまいし
「遠距離、か?いや……それにしては……」
城崎は一人でブツブツ言っている
城崎ってあんまり思ったことを口に出さないから、こういうのは珍しいかも……
「それより!これ、どうやって対応するの?須斎が隠れることができないんなら、まず的になりそうなんだけど」
須斎は、この中で唯一自衛手段を持たない
普段なら自衛が必要になる前に逃げられるから大丈夫なんだろうけど、今は違う
しかし、相手の位置が分からないのは不味いな……
「あ、多分私見つけられるよ」
小松ちゃんがそう言った
「そうか、なら早くしてくれ」
城崎が命令口調でそう言う
その言い方が気に食わなかったのか、小松ちゃんが眉をハの字に曲げている
「まぁまぁ、城崎もちょっと気が立ってるだけだと思うから。今はちょっとだけ我慢して」
この状況で小松ちゃんがへそを曲げたらかなりキツい
何とか気を静めてもらわないと
「う~ん……まあ、分かった」
どうやら、気持ちはおさまったみたいだ
でも、一時的なものに見えるから、アフターケアは必要かな?
「じゃあ、探せばいいんだね」
そう言って、近くにいる草に近づいていった
それから、何か話しだした
「うんうん……それで……あぁ、そうなんだ……へぇ~」
多分、何か話してるんだろうけど、僕には聞き取れない
というか、装備の能力で話しているのかな?
いや、そもそも小松ちゃんの装備って何だ?
見た感じ、頭には何もつけていないみたいだけど
侵攻が終ってから聞くことが増えたなぁ……
「ふんふん……そこかぁ……分かった!ありがとうね!」
「何か分かったの?」
話(?)が終わったみたいだから、僕から少し聞いてみる
「えっとね……結構遠いみたいなんだ。あっちの方にいるみたいなんだけど……」
そう言って、銃弾の飛んできた方向と垂直になる方角を指差した
へぇ……あっちか……
そう言えば、向こうの方には結構高い建物があったな
あそこから攻撃してるのかな?
方向は全然違うけど、装備を使えばそのくらいは何とかなるだろうし
「じゃあ、早速そっちへ向かおうか」
体を向けて、移動する準備を始める
「……城崎?どうしたの?早く向かうよ」
何か気になることでもあるのか、城崎がその場で止まって動かない
「……いや、大丈夫だ。進もう」
う~ん……こういう言葉って放置しておくと後で面倒なことになりそうなんだよな……
「えっと……何か気になることがあるんだったら早く言ってね。変に隠されるとかえって気になるから」
「……ああ、わかってるよ」
城崎は少し黙ってからそう答えた
――――――――――――――――――――
さて……嫌な奴の顔を考えたら落ち着いてきた
おかげでこいつの対応も少しは冷静に出来そうだ
しかし……麻酔弾はまだか……?
一般的な物ではこいつ相手には効果が無いから特別製のものに変更しておいた筈なんんだが……
聞いていなかったのか?あいつは
なら……仕方がないから俺が細かいところまで指示しないといけないようだな
「面倒だが、一旦戻るか」
俺が一から百まで教えないと何も出来ないのか……?あいつらは
「あぁ!お前は暴れるな!」
こいつ相手には俺の普段の戦法が通じない
だから、麻酔弾等で一時的に動きを止める必要が有るんだが
撃ってこいと連絡してから今までまだ撃たれていない
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