【完結】婚約破棄ですか…残念ながら貴方に私の婚約を破棄させる権利はありません

水江 蓮

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閑話

バレスへの報告

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「バレス様、我々は貴方とこの国を盛り立てていきたいと思っております。しかし・・・どうやら我々の足を引っ張りたい輩がでてきたようです。どうぞバレス様、自身の身を固めておいて下さい。交友関係にも・・・「あ~、分かった分かった。もうお前達は休んで良い」」

本当ならば、今の内に遊びの相手全てを排除して欲しかった。

この時点で排除できれば・・・まだ未来があると思ったのだ。
しかし相手はバレス。
自分達が自分達の為に使おうとしていたお人形だ。
頭のできは正直よくない。
それが良かったのだが・・・今は外面だけでも取り繕い王子でいてもらう必要があった。

第1王子の暗殺を何度も計画、実行しているにも関わらず・・・。
第1王子がいなくなれば、おこぼれがあるかもしれないと思い何度も繰り返してきたが、そろそろ自身の身の安全を考えなければならない。

これだけ我々が頑張っているのに・・・

何だ?

この第2王子は・・・。

まだ廃嫡決定まで時間がある。
それまでに・・・。

「バレス様、実は現在貴方を廃嫡にしようという動きが「あり得ない!この国の王太子は俺だぞ?俺以外に国を継げるやつはいいない!」あ・・・いえ・・・貴方は王太子では・・・「うるさい!俺は今日運命の出会いをしたのだ!この幸せに浸らせろ!もう皆下がれ!!」

運命の出会い・・・。

また新しい女性と知り合いになられたのであろう。
自分の立場が危なくなっているのにも関わらず・・・。


第一、貴方は王太子ではないと何度も伝えたのに・・・未だに通じないのか・・・。



あぁぁぁぁぁぁ!!!

もう面倒だ!!
私はこの派閥から逃げ出そう。


だからと言って、今すぐに第1王子の派閥には入れないだろう。
まず中立派に所属が懸命な判断だろう。



これ以上こんな碌でなしの後始末なんてしたくない。

例え、万が一にもこの碌でなしが国王陛下になったら・・・その時は国外に逃亡しよう。

こんな碌でなしがトップの国になんて居たくないからな。
国が潰れるのは見えているからな・・・。


こうしてこの日、第2王子派から多数の貴族が抜けた。


それを知らぬは、バレスのみ。

引き返すところは多々あったのだ。
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