妹曰く、僕の婚約者は悪役令嬢らしいです

水江 蓮

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翌日朝早くにルイス達を部屋に呼んだ僕は早速シアに渡された書類を二人の前に出した。
その書類に軽く目を通したルイスは深いため息をついた。

「なるほど…。ここに書かれているような行動をとる気はありませんが…王女殿下が気をつけろと言われているのですから念には念を入れておく必要がありますね。新入生歓迎パーティーでは私達6人はある程度纏まって動くようにしましょう。私もセレナを守りたいですからね。」

「あぁ、俺もマリアーナが大切だ!助け合うことに異論はない。」

「二人ともありがとう。早速で悪いが今日の昼食から僕達6人は王族専用の部屋で昼食をとることにしよう。シアから食堂で食事をとるのは危険だと書かれていたからな。その時にでも詳しく話を詰めていこう。」

こうして僕達は軽く朝に話し合いをした後、授業を受ける為に教室へと移動した。

午前の授業が終わると僕が先導し予定通り昼食を王族専用の部屋へと6人へと移動した。

「アドリウス殿下、私達もこの部屋を使わせていただいてよろしいのでしょうか?」

そう尋ねたのはアレクの婚約者のマリアーナ嬢だった。
僕は、彼女に顔を向けると大きく頷いた。

「いいよ。というか、君達の為にもこの部屋で食事をとって欲しいんだ。」

僕がそう伝えると、

「私たちの為?それはどういうことですか?」

そう言ってシシリアが首を傾げた。

うん。
今日も僕の婚約者は可愛い。
ってそうじゃなくて!

「あのユースド男爵令嬢対策だと思ってくれ。食堂であの男爵令嬢に絡まれたりするを避けたいんだ。」

「確かに…彼女は何故かすぐにアドリウス様に声を掛けますよね…。私の婚約者なのに…。」

そう言って俯くシシリア。
これはヤキモチってやつですか!?
本当に可愛い!!
って駄目だ!
不安にさせてはいけない!

「シシリア、ごめんな?不安にさせてしまって…。あの男爵令嬢に惹かれたりすることは絶対にないからな?今度あの男爵令嬢から我々6人の身を守るために少し話し合いしたいんだ。いいかな?」


「「「え?6人の身を守るため!?」」」

シシリア達三人は声を出して驚いた。

そうだよね?
気持ちは分かる。

さて昼食をしっかりとった事だし、ここからは作戦会議と行こうか。
僕は気合いを入れ直すのだった。




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本日より

【悪役令嬢は推し(の声)の為に婚約破棄したい】

という小説を書き始めました。

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