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その後特に他のクラスと関わることなく、のほほんとBクラスで楽しく過ごしていた。
平凡な毎日っていいよね~。
一応テストも頑張ったけど順位は大体真ん中らへんをキープ。
男爵令嬢としては頑張っているほうだ。
私の目標は無事に卒業するって事だけだからね?
卒業後王宮務めをするとかそんな願いもない。
卒業後はアレックスと結婚し、アレックスの領地を一緒に盛り立てて行く予定だ。
アレックスはかなりの剣の使い手だけどそれは領地を守るために鍛えたものであり、王宮に仕える等は考えていないらしい。
まぁ、アレックスより爵位が高くて同じぐらい強い人他にいるだろうし問題ないだろう。
…アレックスがモテてるのがちょっと気になるけどね…。
アレックスのタイちゃんと見て欲しいものだよ。
婚約者いるんだよ?
アレックスに手を出すな!!
そんなモヤモヤした気持ちで過ごすこと数ヶ月、何故か私は悪役令嬢に呼び出されていた。
なんで?
私何もしてないよ?
アレックスに粉を賭けようとする令嬢にイラッとしているけど、アレックスが気にも止めていないようだから特になにもしてないよ?
なのに何故?
私が疑問に思っていると悪役令嬢が大声で私に訴えてきた。
「貴女なぜ婚約者がいるの!?いないはずでしょ?そんなリボンで誤魔化さないで!?貴女…転生者でしょ?だから私にざまあされたくなくて婚約者がいるって嘘ついているんでしょ?バレバレよ!さっさとリボンを元に戻しなさい!大体こんなシステムなかったはずなのに…貴女何かしたんじゃないでしょうね!?」
あ…悪役令嬢さんも転生者でしたか…って事はこの人は私の読者さん!?
読者さんとこんな形で対面することになるとは…人生何が起こるか分からないね。
とりあえずここはすっとぼけるしかない!
「すみません。仰っている意味が分かりません。それに私には本当に婚約者がいます。私に婚約者がいて何か問題があるのですか?」
「はぁ?あるに決まっているじゃない!貴女は自分の役どころを理解しているの?貴女は私の婚約者を含む他の高位貴族を弄んで私を断罪しようとしなきゃいけないのよ!?」
いやいや。
そんなの嫌だよ。
しませんよ。
「すみませんが意味が分かりません。私は自身の婚約者と仲良く老後を過ごせたらいいので…すみませんがお力にはなれないと思います。」
そう言って立ち去ろうとした瞬間私は手首を掴まれた。
「何を言っているの?役は真っ当しなければ作者に悪いと思わないの?」
いえ、その作者が回避したいって思っているんですよ!
作者自ら問題から逃げてるの!
だからこれが正解なの!
「作者ってなんですか?すみませんが急いでますので!」
そう言って何とか手を振り払って私は逃げ出した。
悪役令嬢は結構チートなキャラなんだから自分で何とかしてください!
巻き込まないで!
こうして私は異世界で読者さんと対面するという貴重な体験をしたのだった。
平凡な毎日っていいよね~。
一応テストも頑張ったけど順位は大体真ん中らへんをキープ。
男爵令嬢としては頑張っているほうだ。
私の目標は無事に卒業するって事だけだからね?
卒業後王宮務めをするとかそんな願いもない。
卒業後はアレックスと結婚し、アレックスの領地を一緒に盛り立てて行く予定だ。
アレックスはかなりの剣の使い手だけどそれは領地を守るために鍛えたものであり、王宮に仕える等は考えていないらしい。
まぁ、アレックスより爵位が高くて同じぐらい強い人他にいるだろうし問題ないだろう。
…アレックスがモテてるのがちょっと気になるけどね…。
アレックスのタイちゃんと見て欲しいものだよ。
婚約者いるんだよ?
アレックスに手を出すな!!
そんなモヤモヤした気持ちで過ごすこと数ヶ月、何故か私は悪役令嬢に呼び出されていた。
なんで?
私何もしてないよ?
アレックスに粉を賭けようとする令嬢にイラッとしているけど、アレックスが気にも止めていないようだから特になにもしてないよ?
なのに何故?
私が疑問に思っていると悪役令嬢が大声で私に訴えてきた。
「貴女なぜ婚約者がいるの!?いないはずでしょ?そんなリボンで誤魔化さないで!?貴女…転生者でしょ?だから私にざまあされたくなくて婚約者がいるって嘘ついているんでしょ?バレバレよ!さっさとリボンを元に戻しなさい!大体こんなシステムなかったはずなのに…貴女何かしたんじゃないでしょうね!?」
あ…悪役令嬢さんも転生者でしたか…って事はこの人は私の読者さん!?
読者さんとこんな形で対面することになるとは…人生何が起こるか分からないね。
とりあえずここはすっとぼけるしかない!
「すみません。仰っている意味が分かりません。それに私には本当に婚約者がいます。私に婚約者がいて何か問題があるのですか?」
「はぁ?あるに決まっているじゃない!貴女は自分の役どころを理解しているの?貴女は私の婚約者を含む他の高位貴族を弄んで私を断罪しようとしなきゃいけないのよ!?」
いやいや。
そんなの嫌だよ。
しませんよ。
「すみませんが意味が分かりません。私は自身の婚約者と仲良く老後を過ごせたらいいので…すみませんがお力にはなれないと思います。」
そう言って立ち去ろうとした瞬間私は手首を掴まれた。
「何を言っているの?役は真っ当しなければ作者に悪いと思わないの?」
いえ、その作者が回避したいって思っているんですよ!
作者自ら問題から逃げてるの!
だからこれが正解なの!
「作者ってなんですか?すみませんが急いでますので!」
そう言って何とか手を振り払って私は逃げ出した。
悪役令嬢は結構チートなキャラなんだから自分で何とかしてください!
巻き込まないで!
こうして私は異世界で読者さんと対面するという貴重な体験をしたのだった。
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