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「助けるとは?何を希望されているのですか?」
「裁判長様、私は婚約者に浮気をされて婚約破棄になりましたよね?その上あらぬ罪まで作り上げられて…。なので、婚約破棄ならびに私の名誉棄損として、元婚約者様に慰謝料を頂きたいと思います。」
「なるほど…慰謝料は勿論受け取れると思いますが、希望額などあるのでしょうか?」
「この国のトップが腐っており、財政難なのは分かっております。なので元婚約者様からは今元婚約者様の部屋にあるものを全て売り払って頂きその金額の全てを頂きたいと思います。あ、相手の男爵令嬢も「婚約者がいると分かっていながら」手を出したわけですから、彼女からも勿論頂きますよ?確かこの国では、婚約者がいるを知った上で手を出した場合、金貨50枚だったはずです。一応男爵令嬢なので、何か売り払えば払えるでしょう。元婚約者様と男爵令嬢からの慰謝料は私の口座に入れて置いてください。お金がないよりある方が助かりますからね。」
「勿論その点はしっかりとさせて頂きます。口座にと言うことは直ぐに出ていかれると言うことですか?」
「えぇ。この国にいても「私を何とかしてものにしよう」「自分の利益のために私を利用しよう」とするものが現れるのは分かっております。私の力は、この国のトップもそして裁判所も欲しがるのは分かっております。今まで黙っていた私の力をここでバラした事については後悔しておりません。しかし、私の力は私のものです。この国での生活は、私にとって苦痛でしかありませんでした。その国の為に、いえ冤罪で裁判所に立たされた私はこの国にこれ以上居たくありません。元婚約者様との縁が切れたと同時にこの国と…そして向こうはもう切っておりますがここで両親との縁も完全に切れたと宣言させて頂きます。私は隣国と密かにやり取りしておりました。隣国は、ユーナ様つまり側妃様が処刑された日からずっとこの国へ戦争を仕掛けようと計画されておりました。ユーナ様は無実なのに貴方方いえ、国王陛下がさっさと処刑の判決を下したのですから。可愛い娘を無実の罪で殺された…普通の親なら怒りますよね。その戦争誰が止めていたと思いますか?私一人で止めていたのですよ?勿論ユーナ様にもお力をお借りしましたが…。戦争で亡くなるのはまず国民です。彼らが本当に討ちたい国王陛下や宰相様なんて傷1つつきません。なので私は隣国と契約したのです。戦争を辞めていただけるなら、ユーナ様の名誉を回復させると。この裁判は、ユーナ様の名誉を回復させる場でもあったのです。側妃様が毒を自国から仕入れたのは確かな事実ですが、彼女自身は使っておられません。彼女は毒を仕入れる手助けをしただけなのです。その行為自体確かに、罪ではありますが…愛する人から頼まれたら…否は言えなかったのでしょう。愛を知らない私にはその辺よく分かりませんが…。私が隣国から頼まれたのは、「彼女が自分で考え毒薬を仕入れ、それを彼女自身がつかった」このストーリーを壊すことでした。だって彼女はもう処刑されて十分に罰を受けてますからね。逆に過剰な程ですよ。本当に。」
私が憤っていると、
「隣国と言ったが、隣国でどうされるおつもりですか?」
今度は王太子殿下から質問が飛んできました。
私は一刻も早くここからでたいのですが、私の身分証ならびに私が信用できると判断したもの達の身分証を得るためにここは大人しく答えます。
「私は、私の信用できると思う使用人と共に隣国にて自由な生活をしてみたいと思います。今まで王家に嫁ぐのだからと嫌々受けさせられてた授業もその際に受けていた体罰も私にはもう関係ありません。私への体罰の件についてはまた別資料をご提出させて頂きますので、そちらをご覧ください。手っ取り早く言うと、私と私の信用できる使用人の身分証を作成さっさとしてください。身分証が出来次第この国からでていきます。この国の将来?これっぽっちも興味がありません。もう王が牢にいるのですから、王太子殿下が王になればいいんじゃないですか?王太子殿下は既に計画されていたでしょう?どうすれば自分が王になれるかを…。大丈夫です、貴方達の手を汚さなくてもこの裁判の結果を見れば貴方が王座につくことになります。この国は今変われるのです。新王よ、どうかご懸命な判断をし国民をお守りください。」
私がここまで一気に話すと、王太子殿下はため息をつかれました。
あら?
私何かやらかしましたか?
「裁判長様、私は婚約者に浮気をされて婚約破棄になりましたよね?その上あらぬ罪まで作り上げられて…。なので、婚約破棄ならびに私の名誉棄損として、元婚約者様に慰謝料を頂きたいと思います。」
「なるほど…慰謝料は勿論受け取れると思いますが、希望額などあるのでしょうか?」
「この国のトップが腐っており、財政難なのは分かっております。なので元婚約者様からは今元婚約者様の部屋にあるものを全て売り払って頂きその金額の全てを頂きたいと思います。あ、相手の男爵令嬢も「婚約者がいると分かっていながら」手を出したわけですから、彼女からも勿論頂きますよ?確かこの国では、婚約者がいるを知った上で手を出した場合、金貨50枚だったはずです。一応男爵令嬢なので、何か売り払えば払えるでしょう。元婚約者様と男爵令嬢からの慰謝料は私の口座に入れて置いてください。お金がないよりある方が助かりますからね。」
「勿論その点はしっかりとさせて頂きます。口座にと言うことは直ぐに出ていかれると言うことですか?」
「えぇ。この国にいても「私を何とかしてものにしよう」「自分の利益のために私を利用しよう」とするものが現れるのは分かっております。私の力は、この国のトップもそして裁判所も欲しがるのは分かっております。今まで黙っていた私の力をここでバラした事については後悔しておりません。しかし、私の力は私のものです。この国での生活は、私にとって苦痛でしかありませんでした。その国の為に、いえ冤罪で裁判所に立たされた私はこの国にこれ以上居たくありません。元婚約者様との縁が切れたと同時にこの国と…そして向こうはもう切っておりますがここで両親との縁も完全に切れたと宣言させて頂きます。私は隣国と密かにやり取りしておりました。隣国は、ユーナ様つまり側妃様が処刑された日からずっとこの国へ戦争を仕掛けようと計画されておりました。ユーナ様は無実なのに貴方方いえ、国王陛下がさっさと処刑の判決を下したのですから。可愛い娘を無実の罪で殺された…普通の親なら怒りますよね。その戦争誰が止めていたと思いますか?私一人で止めていたのですよ?勿論ユーナ様にもお力をお借りしましたが…。戦争で亡くなるのはまず国民です。彼らが本当に討ちたい国王陛下や宰相様なんて傷1つつきません。なので私は隣国と契約したのです。戦争を辞めていただけるなら、ユーナ様の名誉を回復させると。この裁判は、ユーナ様の名誉を回復させる場でもあったのです。側妃様が毒を自国から仕入れたのは確かな事実ですが、彼女自身は使っておられません。彼女は毒を仕入れる手助けをしただけなのです。その行為自体確かに、罪ではありますが…愛する人から頼まれたら…否は言えなかったのでしょう。愛を知らない私にはその辺よく分かりませんが…。私が隣国から頼まれたのは、「彼女が自分で考え毒薬を仕入れ、それを彼女自身がつかった」このストーリーを壊すことでした。だって彼女はもう処刑されて十分に罰を受けてますからね。逆に過剰な程ですよ。本当に。」
私が憤っていると、
「隣国と言ったが、隣国でどうされるおつもりですか?」
今度は王太子殿下から質問が飛んできました。
私は一刻も早くここからでたいのですが、私の身分証ならびに私が信用できると判断したもの達の身分証を得るためにここは大人しく答えます。
「私は、私の信用できると思う使用人と共に隣国にて自由な生活をしてみたいと思います。今まで王家に嫁ぐのだからと嫌々受けさせられてた授業もその際に受けていた体罰も私にはもう関係ありません。私への体罰の件についてはまた別資料をご提出させて頂きますので、そちらをご覧ください。手っ取り早く言うと、私と私の信用できる使用人の身分証を作成さっさとしてください。身分証が出来次第この国からでていきます。この国の将来?これっぽっちも興味がありません。もう王が牢にいるのですから、王太子殿下が王になればいいんじゃないですか?王太子殿下は既に計画されていたでしょう?どうすれば自分が王になれるかを…。大丈夫です、貴方達の手を汚さなくてもこの裁判の結果を見れば貴方が王座につくことになります。この国は今変われるのです。新王よ、どうかご懸命な判断をし国民をお守りください。」
私がここまで一気に話すと、王太子殿下はため息をつかれました。
あら?
私何かやらかしましたか?
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